東京11R「安田記念」芝1600㍍
◎15イスラボニータ
○16ロゴタイプ
▲8エアスピネル
△4アンビシャス、17ヤングマンパワー、18ステファノス
前哨戦のマイラーズカップ優勝をステップに、盤石といえる状態に仕上がったGI馬のイスラボニータに期待する。そのマイラーズCはセントライト記念以来、実に2年7か月ぶりの劇的な勝利だった。辛抱の木に花を咲かせた指揮官の栗田博調教師は、「ようやく、完成の域に達した」と、手ごたえを感じている。栗田博調教師と安田記念と言えば、ヤマニンゼファー(92、93年)に象徴される。昨年はロゴタイプの前に5着と後塵を拝しているが、ついに借りを返す時が来た。東京コースもここまで4勝(2着2回、3着3回)を挙げている、最高の舞台。好位から力強く抜け出して来た、マイラーズCの再現だ。相手は、2連覇を目指すロゴタイプと、マイラーズC2着のエアスピネル。
東京10R「由比ヶ浜特別」芝1400㍍
◎10ロワアブソリュー
○7ジャストフォーユー
▲11モアナ
△2タケデンタイガー、3バウトナカヤマ、8ダノンハイパワー
降級組のロワアブソリューで大体いける。その湘南Sは0秒1差2着とチャンスを逸しているが、休み明け(約9か月間)、昇級初戦のハンデが重なっていたことを考えれば、勝ちに等しい内容だ。1度使われて上積みは大きい。トップハンデ57.5㌔は許容範囲だし、期待して大丈夫。当面の相手は、ジャストフォーユー。東京1400はベスト条件で、ハンデ54㌔なら好勝負に持ち込める。
東京12R「三浦特別」ダ1600㍍
◎14シュナウザー
○5ジェイケイライアン
▲16ゴールドリーガル
△9ロゼッタストーン、10アメリカンストーム、12ラバニーユ
勝って同条件のシュナウザーでもう一丁。その前走もスタートからワンサイドで逃げ切る(0秒5差)圧巻の内容。ここではスピードが違う。<3210>と、まだ底が割れていない分、プラスアルファは測り知れないし、<2200>と、十八番の東京1600㍍なら大船に乗った気分だ。相手は、上り馬のジェイケイライアン。
阪神11R「グリーンS」芝2400㍍
◎2リッチーリッチー
○4ザトゥルーエアー
▲9ウインスペクトル
△3レイズアスピリット、5スズカルパン、8シホウ
特別2連勝中と、飛ぶ鳥を落とす勢いのリッチーリッチーには逆らえない。2連勝は得意の道悪馬場とはいえ、緑風Sはメンバー最速の上り(34秒8)を爆発させ0秒4差突き放したのだから驚きだ。しかも、勝って同条件なのはアドバンテージ。阪神コースも<2210>と、自分の庭同然だし本領発揮は間違いない。相手は、休み明け2戦目で走り頃のザトゥルーエアー。
※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。