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現代風に風船が進化!! おもちゃショーで今夏発売する“ぴたっとくっつく”新感覚ぷにぷに風船「ウーニーズ」ブースが大盛況

 1日から、東京ビックサイトで国内最大の玩具見本市「東京おもちゃショー」が開幕した。

 毎年最新のおもちゃが公開される同イベントだが、そのなかでも大きな人だかりが毎年できるのが、タカラトミーのブースだ。今回は、プラレールやトランスフォーマー関連の定番商品に混じり、風船のような物を膨らませているコーナーがあった。

 「ウーニーズ」なるこの商品は、風船の元となる「ペレット」を、専用の本体を使って膨らませることができるそうだ。担当者によると、独自の配合で作られた合成ゴムとのことで、膨らんでいる持続期間は3日ほど。膨らませた風船を触ると“ぷにぷに”して多少の粘着力がある。しかし、手や衣服が触ってベタつく訳でもないからなんとも不思議だ。

 そしてスタッフさんの指導を受けて、実際に膨らませる工程を体験させてもらった。操作はかなり簡単でペレットを本体のドームにセットし、レバーを押すと針が出てきて、そこから空気を注入する形だ。針が出てくるということで、子供が扱うには危険ではないのかと思う人もいるかも知れないが、担当者の話によると「ドームをセットしないと(内部の)針が出ない仕組みになっているので安全です」とのこと。

 空気を青い空気入れを押して入れると数秒もたたずに膨らんでいく。しかも風船を作る際に面倒な吸い口を縛るなどの作業は一切ない。針が抜けると自然と穴もふさがる仕組みになっている。確かにドームから取り出しても空気が抜けている様子はなかった。これなら不器用で風船を作るのに苦戦する子供のみならず、不器用な大人にもちょうどいい。

 さらに、この商品は膨らませた後が魅力。付属のデコパーツと組み合わせて、イヌやネコといったバルーンアートを手軽に作れることができるのだ。また粘着力を利用して複数の風船を繋げて遊ぶこともでき、カバや花といった、普通の風船でチャレンジするにはかなり複雑なデザインのバルーンも手軽に作ることも可能。しかも自由度が高いのがポイント高◎。

 同商品のコンセプトは「お子様の初めての手作りホビー」で、作り易さにはかなりこだわっているようだ。デコる作業は専用のパーツを貼り付けるだけで形になるから、大人でも楽しめるし、親子一緒に遊ぶものとしてちょうどいいかもしれない。また、粘着力を利用して壁にくっつける遊びなども楽しいかも。ちなみに、専用のパーツが汚れた場合は水洗いして乾かせば粘着力が復活するそうだ。

 この「ウーニーズ」では、「ペレットの独特な手触りへの驚き」「本体を使って風船を作ることの驚き」さらに「風船がくっつくという驚き」最後に「デコレーションできる驚き」と、ユーザーに4つの驚きを提供したいとのこと。メインのターゲットは5歳以上の子供だが、担当者は「風船とは思えない手触りなので、風船のイメージが強い大人の方が驚きが大きいかもしれません」と語った。

 シリーズ第1弾として発売するのは、風船の元となるペレットと、膨らませるための機械本体がセットになった「ウーニーズ スタンダードセット」(2.800円/税抜き)や「ウーニーズ専用ペレット」(1.200円/税抜き)で、今年の夏発売予定。風船とは思えない手触りはとにかく新鮮、気になった人は、ぜひ一度試して簡単なのでバルーンアートなどに挑戦して欲しい。なお、「東京おもちゃショー2017」は3、4日が一般公開日だ。

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