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芸能 2018年09月29日 12時20分
キングオブコント、平均視聴率が前年上回った理由は? 優勝者が売れないジンクス覆せるか
22日、コント日本一を決める大会『キングオブコント2018』(TBS系)でお笑いトリオ、ハナコが優勝を果たした。平均視聴率は前年度を上回る11.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。3年ぶりに番組の視聴率が上昇した。 同番組のここ3年間の平均視聴率は、「2015年(第8回) 15.0%→2016年(第9回) 12.1%→2017年(第10回)9.7%」(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と右肩下がりだった。ところが今年は10%以上に持ち直している。これには何か理由があったのだろうか。 今回、番組側でも右肩下がりを食い止めるべく戦略を立てていたようだ。まず今年は、決勝に残ったファイナリストの芸人10組を大会当日まで明かさず、SNS上で的中させるクイズ形式を採用。ゲーム感覚で楽しめるシステムを取っていた。また、朝の連続テレビ小説『わろてんか』(NHK総合)で寄席を経営する女性を演じた女優・葵わかなを番組MCに起用し、お笑い好き以外の視聴者の獲得を図っていた。 また、バナナマン・日村勇紀の報道が注目されていた側面もあるだろう。番組放送の直前である今月20日、フライデーが日村の淫行疑惑を報じた。これを受けて、“ダウンタウンの2人にどうイジられるのか?”に注目が集まっていた。実際、番組序盤から松本人志は「今年は違う緊張感があるのは、もしかしたら日村さんがいるからかもしれません」と洗礼を浴びせ、浜田雅功からは日村が番組の審査員にもかかわらず「あの…(どなた)?」とトボけてスタジオの笑いを誘っていた。 3つ目に、結果的にファイナリスト10組の若手とベテランのバランスが絶妙となったことも要因だろう。若手芸人のやさしいズは同大会の準決勝に4年連続進出するなどあと一歩というところでチャンスを逃していたコンビだ。またハナコは今年、日本音楽事業者協会が主催する「お笑いハーベスト大賞」で優勝しており、もともと実力は折り紙付きだった。その他の芸人たちも、ほとんどが同大会の出場経験者であるか、M-1など知名度の高い大会で顔が知られている。いずれもコントの実力派として期待される芸人が残っていた。 放映された時間帯を見ると、裏番組に『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間スペシャル』(テレビ朝日系・18時56分から)、『世界一受けたい授業 今日から変われる2時間SP』(日本テレビ系・19時から)、『ブラタモリ』(NHK総合・19時半から)など教養バラエティ番組が重なったことも要因として考えられる。視聴者は、いつも放映されている特番ではなく、“お祭り”の方を取ったのだろう。 では実際の視聴者はどう番組を見ていたのだろうか。「ハナコは2本とも斬新だったよ! 林先生も言ってたけど、構成とか切り口が他とぜんぜん違った。舞台見に行きたいって思ったよ」「平均的にどの芸人も面白かったけどインパクトもなかったかなー」「去年はにゃんこスターに真剣勝負の緊張感みたいなのをジャマされたが、今年はジャマするヤツがいないから見やすかった」「さらば(青春の光)の東ブクロが大会のせいで弟の結婚式出れなかったとか、何かと話題が多くて面白い大会だった」などそれぞれに番組を楽しんだようだ。今回は賛否が真っ二つに分かれており、ネット上では大いに物議をかもした模様。それぞれのネタを含め、旬な話題や裏番組事情など、複合的な要素から視聴率が上昇したのだろう。 その一方で、今年は番組の視聴率こそ上がったが、「タレントとしては誰も売れなさそう」「キングオブコントで売れた芸人いないよね?」と指摘する厳しい声もあった。特にハナコは新しいコントの可能性を感じさせてくれたが、その活動の中心は舞台になっていくと予想しての意見だろう。 ネタの大会のため見過ごされがちだが、同番組の中で、ハナコの菊田竜大はネタを作らず、コント内での出番も少なく、それでいて優勝が決定した瞬間に号泣するというキャラクターが笑いを誘っていた。ハナコがテレビでブレイクするとすれば、菊田のキャラ立ちにかかってくるのかもしれない。
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芸能 2018年09月29日 12時00分
さんまの後継者?くりぃむ上田も激怒したタレントとは?
24日放送された『深イイXしゃべくり007謎解き本人気イケメン東大生SP』(日本テレビ系)にいとうあさこと大久保佳代子が登場。いとうが夢の中で斎藤工や北村一輝にベロチューされた話や、大久保が「ここ最近はごぶさたーん」というボケに、くりぃむしちゅー上田晋也が「ここ居酒屋じゃねーんだから!」とブチきれていた。明石家さんまの後継者とも目される仕切り上手・上田もホトホトあきれ果て、果ては怒ってしまうようなタレントは過去にもいたようで…。 「2015年6月放送の『深イイ話×しゃべくり007女性の憧れ合体SP』(同)で、藤田ニコルが高校のクラスメートをスタジオに呼び、上田らを無視して前髪を直し始めるなど暴走。上田は『お前らアメリカより自由か!』とキレていました。さらには、藤田らの間で流行っているという遊びがプロレスであることが発覚。ネプチューン原田泰造とくりぃむ有田哲平を相手にプロレスごっこをし始めると、さすがの上田も対応しきれなかったのか『オンエアすんなよ、もう今日!』と激高していました」(同) そんな藤田も20歳になり、見た目から性格まで激変。かつてのような“惨劇”はおそらくないだろう。続いて上田が“キレた”のは、あのカメレオン俳優。 「今年5月、俳優の滝藤賢一が『しゃべくり』に初登場。今ではドラマ・映画に引っ張りだこの彼ですが、32歳まで親に仕送りしてもらっていたことや、元舞台女優の妻に一目ぼれした理由が、『いいカラダしてんな』というものだったなど、硬派なイメージが崩れる衝撃エピソードが連続。さすがの上田も『俳優さんに初めて言いますけど、このクズ!』と言い放っていました」(同) また、2014 年8月、能年玲奈、現在の“のん”が『しゃべくり』に出たときも、喋り出すまで時間がかかっていることから、「竜王戦やってるんじゃないんだから」とツッコミ。さらに、あまりの小声に「ここ図書館じゃないから、もうちょっと声張ってくれ!」と叱っていた。 もちろん、このように上田が声を荒げるのはレアケース。今後、どんな猛者が彼を怒らせてくれるのだろうか?
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その他 2018年09月29日 11時00分
【戦国武将】解雇された重臣はホームレスとなり野垂れ死に
どんなにダメ社員でも、定年まで会社が面倒を見てくれる終身雇用制なんてのは、もはや昔話。低成長時代の昨今、企業は生き残るために派遣社員に雇用形態をシフト。苛酷なサービス残業やノルマを課し、重労働で身も心もズタズタにされた揚げ句、会社の都合次第で切り捨てられる。「ブラック企業」という言葉が流行語大賞にもノミネートされる時代である。しかし、戦国時代にも現代のブラック企業に勝るとも劣らず、家臣を苛酷にいじめ抜く悪徳大名家が多々存在した。 その筆頭といえば、やはり織田家だろうか。出自や家柄にこだわらず、実力次第で大出世が可能。と、実力主義はいいのだが…逆に無能の烙印を押されたら即クビ。それも織田信長によるかなり独創的な価値判断なのだから、家臣にとってはただの「難癖」としか思えない。 例えば、織田家代々の重臣だった佐久間信盛も天正8年(1580年)に、「お前、使えないからクビ!」と突如として信長から追放を言い渡され、所領もすべて没収。高野山などを流浪した末に野垂れ死んだ。石山本願寺を攻めあぐんで「工夫がない」というのが理由だが、石山本願寺は誰が攻めても攻略の難しい要害。信長の非情な判断に「明日は我が身」と家臣は背筋が凍ったという。信長の意味不明の怒りの犠牲者となったのは、信盛だけではない。クビにはならないまでも、明智光秀や豊臣秀吉などは、信長の虫の居所が悪いときにはボコボコに殴られている。暴力は日常茶飯事だった。 また、現代でいうところの残業や休日出勤などの労働過多も、織田家中では顕著だった。他の大名家では、兵士の多くを農民の臨時雇用に頼っているために合戦は農閑期に限られる。そのため長期休暇も多いのだが、信長は早い時期から兵農分離を完成させ、専業の足軽を多く雇用していた。24時間年中無休で戦えることが織田軍団の強みなのだが、家臣にとってはたまったものではない。休む間もなく戦いに明け暮れ疲労困憊していた。「お前、明日からまた出陣な」 信長の気まぐれでつかの間の休暇を取り消され、慌てて出陣することも多かった。明智光秀などは心身疲労のノイローゼ状態に陥り、ついにキレて「敵は本能寺!」となってしまった。
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スポーツ 2018年09月29日 06時45分
「福良さんみたいな人になりたい」“松坂世代”オリックス小谷野栄一引退会見で涙
オリックスバファローズの小谷野栄一内野手(37)が、今シーズン限りでの引退を決意した。27日の試合前に記者会見を行った。 小谷野は2002年にドラフト5位で創価大学から北海道日本ハムファイターズに入団。つなぎの4番として主軸を任されるなど、主力として3度のリーグ優勝に貢献。2010年には打点王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞するなど輝かしい実績を持つ小谷野だが、パニック障害に悩まされたこともあった。2004年の秋に行われたフェニックスリーグ(秋季教育リーグ)で当時日本ハムの二軍監督代行だった福良淳一監督に「何分でもいいから」と打席に送られるなど親身に接したことが、のちに活躍するキッカケになったのはテレビ番組でも紹介されたほど有名な話。 「福良さんがいなかったら僕は今、ここにいないですから。福良監督を男にするためにオリックスを選びました」 2014年のオフにFA宣言し、西武との争奪戦になったが、小谷野の気持ちは当初から決まっていたという。2015年からオリックスに移籍した小谷野だが、死球によるアクシデントなどけがの影響で、1年目は56試合、2年目は50試合の出場にとどまった。本人も「何もできなかった」と悔やんでいたが、昨年は130試合に出場。打率.277、47打点と“頼れる男”として他球団から嫌がられる本来の小谷野が復活した。 会見前に恩師・福良監督からは「よくやった」と声をかけてもらったそうで、会見では「福良さんを男にできなかったのが心残り。僕も福良さんのような人になりない。僕が大変なときには近くにいてくれた。僕も人に対してああいう存在になりたいですね」と口にした。 また小谷野はファンに対してもアツイ気持ちを持つ。ヒーローインタビューでは「皆さんも一緒に戦いましょう」とたびたび呼びかけ、ファンもチームメイト同様、小谷野の言葉を信じて応援していた。昨年、東京ドームで行われた巨人との交流戦で3連勝を飾ったのだが、関東にもかかわらずファンの声援がすごかったことを本人に話すと「すごかったね。やっぱりああいう声援が、こういう結果になったと思うし、うれしいよね」と語っていた。後に本拠地でヒーローインタビューを受けた際も「みなさんの声は聞こえています。みなさんの声援が僕たちの力になって、きょうのような結果につながるので、これからもご声援よろしくお願いします」と話している。 会見では「移籍したときに素晴らしい応援歌を作っていただいた。でもオリックスファンには感謝より申し訳ない気持ちが強い。何もできなかったので。もっと体が動けたら…いつか必ず恩返しをするので、少し時間をください」と話している。 春季キャンプは2軍スタートだったが、これは福良監督と話し合って決めたこと。「いつ上がるかは栄一に任せてある」と指揮官は話していた。その言葉通りキャンプ終盤に一軍に合流すると、シーズン序盤は昨年のような活躍を見せていた。しかし、打撃不振に陥ると珍しく死球に激高する場面もあった。8月7日に打撃不振により登録抹消。今シーズンで契約が切れることもあって、去就が注目されていたが、「1回目に抹消される前あたりから心と体のバランスにズレが感じて、最後に登録されたときは(右ひじのけがで)投げられなかったから、打ってやろうと思ったけど打てなかった。ファームでも動けなくて限界を感じた」という。 現役通算成績は出場1393試合、打率.264、1260安打、71本塁打、566打点。松坂世代の小谷野だが、今年は中日との交流戦で松坂との対戦も実現している。巨人の杉内俊哉、DeNAのG 後藤武敏、独立リーグの村田修一と松坂世代の引退が続いており、小谷野も加わることになったのは残念。幼なじみである松坂には会見前日に電話で伝えたそう。「まだヒット打ってないじゃん」と笑いながら言われたそうだが、「もう限界なんだよ」と伝えると、労いの言葉をかけてくれたという。小谷野は「自分みたいな選手が松坂世代と言われたことが嬉しい。松坂世代と呼ばれることに誇りを持っているし、彼にはまだ頑張ってほしい」と松坂について語っている。 会見前には律儀にオリックスベンチと古巣の日本ハムベンチを訪ねて、監督、コーチ、スタッフ、そしてマスコミ陣にまであいさつ回りをしていた。日本ハムの栗山英樹監督からは「これからは普通の先輩、後輩に戻るわけだから、飯に行こう」と言われたという。会見では日本ハムファンにも感謝の言葉を口にしていた。 テレビカメラが10台も入り、報道陣も約60人詰めかけるなど、会場となった京セラドーム大阪のインタビュールームは人が入り切れない状態。小谷野栄一という選手がいかに愛されていたのかが分かる会見は30分を超えた。最後にサプライズで中島宏之が登場。彼は小谷野と同じ2015年にオリックスに移籍。小谷野を「栄ちゃん」と呼んで、ビジター試合ではホテルで一緒に素振りを見てチェックするなど仲良しだった。花束を持って登場する中島を見ると、「えっ?ナカジ?ズルイよー」と言いながら再び泣き顔に。報道陣からは盛大な拍手が送られ小谷野の引退会見は終了した。 球団は来月5日に京セラドームで行われる本拠地最終戦のソフトバンク戦でセレモニーを行うと発表。もちろん小谷野もベンチ入りする。小谷野は「明日から舞洲で練習はしますと田口二軍監督に頼んできた」とやる気満々。「当日はお祭りなんで楽しみたい」と意気込んでいる。当日は福良監督の最後の挨拶も予定されている。ファンには温かく見送ってもらいたい。 今後については「まだ白紙なんですけど、野球に携わる仕事をしたい」という小谷野。シーズンオフには園部聡ら若い選手に声をかけて合同自主トレを行っている。日本ハム時代から後輩の面倒見がいいことには定評がある。大谷翔平がメジャーで活躍していることに関しても「彼は人間的にも素晴らしいから成功するでしょう。翔平なら娘を嫁に出してもいいな(笑)。それぐらいいいヤツですよ」と笑顔で語っていた。 小谷野は年下の選手に対する姿勢も口にしていた。「若い選手には教えるんじゃなく、見せることを考えて一緒にやってました。教えると押しつけるになっちゃうから」という持論を聞くと、指導者として選手の育成も期待したいところ。それに関しては「もちろん!そこを目指してやっていきたいです」と話しており、いずれまた違う形でオリックスのユニフォームを着る日が来るかもしれない。 まずは10月5日の最後の打席を楽しみたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年09月29日 06時15分
優勝直前の西武から聞こえるセカンドライフの在り方
埼玉西武ライオンズが11連勝で優勝マジックナンバーを「3」に縮めた(9月27日)。先駆けて会見を開いたベテラン・松井稼頭央(42)の引退表明も、チームの士気を高めたようだ。「優勝で先輩の花道を飾る」と――。今季の勝因だが、第一に挙げられるのは強力打線だろう。チーム打率、得点、総安打数、本塁打数はリーグトップ(同時点)。総三振数もトップと聞くと、大味な感じもする。犠打と右方向への進塁打を重ね、コツコツと1点を積み上げた80年代の黄金期とは異なるが、盗塁数もリーグトップである。「貪欲に次の塁を狙う姿勢」は変わっていない。 新記録も樹立される可能性も高い。秋山翔吾・23本、浅村栄斗・30本、外崎修汰・18本、森友哉・16本、山川穂高・45本、中村剛也27本。外崎と森の本塁打数が20本に到達すれば、1シーズンで6人が20本以上の本塁打を放ったことになり、実現すれば、パ・リーグ史上初。「5人」は過去に例があるが、そういう観点からも今年の西武打線が優れているかが分かる。「中村も35歳、故障が重なって苦しんだ時期もありましたが、見事に復活しました。その中村が下位打線にいるのが恐怖です」(プロ野球解説者) 中村は開幕こそ一軍で迎えたが、打撃不振と左肩の故障で二軍降格も経験した。昨季も不振が長引き、4番を外されたこともある。復活は腐らずに二軍でしっかりと調整したおかげだが、考えてみれば、投打の主力選手のほとんどが昨季まで振るわず、二軍での調整を余儀なくされている。 西武の二軍監督は潮崎哲也氏(49)だ。引退した翌05年以降、フロント業にまわり、07年に二軍投手コーチに就任。二軍監督に就任したのは13年。以後、一軍コーチやフロント編成部、一軍ヘッド兼投手コーチなどへの配置換えもあったが、長く二軍指揮官を任されてきた。「渡辺久信氏が一軍監督を退いたのが13年のシーズン後でした。球団は潮崎を『ポスト渡辺』と位置づけ、勉強させるために二軍監督に配置換えしたんです」(関係者) だが、13年オフ、潮崎二軍監督は一軍指揮官への昇格を頑なに拒んだ。その後、伊原春樹、田辺徳雄、今日の辻発彦と一軍監督が変わったが、その度に潮崎二軍監督は「昇格」を辞退してきたという。「長く二軍監督をやっているので、成績不振で降格してきた選手を扱うのはお手のもの。伸び悩んでいる若手投手をおだてたり、慰めたり、育成のサポートに徹してきました」(前出・同) そんな話を聞かされると、08年以降の優勝は潮崎二軍監督のおかげとも言えなくはない。人柄も温厚だという。強いチームにはそんな参謀役がいるものである。「潮崎二軍監督が一軍指揮官を拒む理由は、黒子役に徹したいからではありません。一軍監督は結果が出なければ解雇、二軍は負けてもクビにならないという独自の哲学があるからです。一軍指揮官を打診されたとき、監督解任後のフロント入りを確約してほしいと言ったこともあります」(球界関係者) 渡辺元監督は現場を退いた後、シニアディレクターとなり、現在は編成部長も兼任している。伊原春樹氏はシーズン途中での退任だったが、球団本部付アドバイザーの肩書を得た(現在は解説者)。田辺前監督もチームアドバイザーに就任している。 現場を退いた後、フロント業に転じられるプロ野球選手は極めて少ない。勝負の世界である以上、「退路を断って」の気概も必要かもしれない。しかし、潮崎二軍監督のような人生プランも間違っていない。引退する松井稼頭央はどうなるのだろうか。今年の西武の優勝は、プロ野球選手のセカンドライフも考えさせられてしまう。(スポーツライター・飯山満)
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社会 2018年09月29日 06時10分
コードで83歳母親の首を絞めて殺害 59歳ギャンブル狂の男の呆れた言い訳
27日、さいたま地裁で裁判員裁判の初公判が行われ、殺人の罪に問われていた59歳・無職の男が起訴内容を認めた。 起訴状などによると、男は昨年9月12日の午後1時20分頃から30分頃の間に、当時自宅マンションで同居していた母親(当時83歳)の首をコードで絞めて殺害したとされている。親族との関係が悪かった母親に対してストレスを感じており、その影響から男はギャンブルに走り生活苦に陥ったため犯行に至ったという。 検察側は、前述した母親によるストレスや、そのストレスを解消するためのギャンブルで借金が増え生活が立ち行かなくなり「男は母親を道連れに自殺を考えるようになった」と指摘。弁護側は「母との折り合いがつかなかった妻や子どもが心配で、男は母を残して死ねないと無理心中を決意した」と主張した。 この事件にネット上では、男に対する批判の声が集中している。「ギャンブルして借金して、しまいに『母親を残して死ねない』ってお母さんを殺害…これのどこに情状酌量の余地があるの?」「ギャンブルなんかに金つぎ込んでないで、施設入れるなり他の方法があったのに」「いかにもギャンブル狂な思考回路。本当に妻子を思っているなら無職はあり得ない。まず働くでしょ」といった意見があった。 男が無職なった経緯は不明だが、現在、介護のために仕事を辞める“介護離職”や高齢者同士が介護する“老老介護”、両親を含めた複数人を介護する“多重介護”という状況下でのトラブルは多くなっているそうだ。2016年7月に放送されたNHKスペシャル『私は家族を殺した〜“介護殺人”当事者たちの告白〜』をベースに書き下ろされた書籍『「母親に、死んで欲しい」――介護殺人・当事者たちの告白』(NHKスペシャル取材班著、新潮社)によると、取材当時までの発生件数や各種資料から読み取れる事実を拾い上げていった結果、今の日本では「2週間に1度のペースで“介護殺人”が起きている」という。 2015年11月には、埼玉県で80代の認知症の母親を介護していた娘が、母親と病気の父親を車に乗せたまま利根川に飛び込んで心中を図った。両親が死亡し、生き残った娘は殺人容疑で逮捕されている。また、2016年2月には、同じく埼玉県で認知症の妻の首を刃物で刺し殺害したとして80代の夫が逮捕された。その夫は「認知症の妻の介護に疲れた」と口にして以降、留置場で2週間にわたり食事をほとんど摂ろうとせず衰弱して亡くなるという痛ましい最期となった。 高齢化社会の中で介護殺人が増えている事実は他人事ではなくなってきている。冷静に状況を考えて対応していく必要がありそうだ。
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スポーツ 2018年09月29日 06時00分
引退の貴乃花親方、過去のトラブルも“一本木な性格”が原因?
元横綱の貴乃花親方が、日本相撲協会に退職届を提出し話題となっている。貴乃花親方は会見を行い、3月に提出した弟子の貴ノ岩の傷害事件に関する告発状の内容を「事実無根とするよう」圧力があったと説明。だが、貴乃花親方はそれを認めることはできず、降格処分を受けたため、どこの一門にも所属できない状態となっていた。そのため、弟子が相撲を続けるために自身は親方を引退し、弟子たちは他の部屋の世話になる意向を説明した。 今回の行動は貴乃花親方の一本気な性格ゆえともいえるが、悪い意味で頑固な部分があり、過去には複数のトラブルも起こしているためだ。 よく知られているところでは、現役時代に話題になった洗脳騒動だろう。1990年代の後半にケガや体調不良が続き、これまでの相撲が取れなくなってしまう。その時に、出会った整体師から洗脳されたとするものである。はじめは体の整体を頼むくらいであったが、のちに相撲の取り組みまで相談するようになっていったといわれる。さらに、兄である若乃花の批判まではじめ、のちの兄弟確執へとつながる。 兄弟の確執は、前出の洗脳騒動から兄弟に距離が生まれ、2005年に実父で師匠の二子山親方が亡くなると、どちらが喪主を務めるかによって激しく対立したとされる。貴乃花親方はワイドショーに出演し、実兄を「花田虎上氏」と呼ぶなど他人行儀な姿も話題となった。この関係は現在も回復していない。 貴乃花親方は知名度もあるだけに、今回の騒動は「相撲協会の古い体質に失望した」といった声が聞かれる一方で、「貴乃花も人の話聞かないからな」といった声もある。今後の動きにも引き続き注目して行きたい。
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社会 2018年09月29日 06時00分
キャノン本格参入 カメラ業界で勃発した高級ミラーレス戦争
一眼レフカメラの業界シェアにおいてナンバーワンのキヤノンが今年9月、同社初の高級ミラーレスカメラの発売を発表したことが業界で話題になっている。 この分野で先行していたのはソニー。そこに一眼レフカメラ2強の一つ、ニコンも今夏、高級ミラーレスカメラの販売を公表し本格参入の意思表明をした。そして、今回のキヤノンだ。上級者向けの一眼レフカメラで競い合ってきたカメラ界の巨人たちが、なぜ、高級ミラーレスカメラに力を入れ始めたのか。 「業界をけん引してきたコンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジ)の売り上げがここ5年に限って低迷し続け、各社頭を抱えていました。そんな中、ミラーレスカメラの売り上げが、急ピッチで伸びてきたため一気に勝負に出たのでしょう」(業界関係者) 業界団体のカメラ映像機器工業会の統計によると、ここ数年の業界全体の苦境が浮かび上がる。 同統計によればデジタルカメラの国内メーカーの総出荷台数は、ピーク時の2010年には1億2146万台だった。それが2017年には約2498万台と、6年間で約5分1に激減している。 売り上げ低迷の背景をカメラメーカー関係者が教えてくれた。「不振の背景には、性能が年々向上するスマートフォン(以下、スマホ)のカメラにデジタルカメラが食われている実態があります。2010年頃からは、スマホカメラに手振れ補正、ハイビジョン、顔認識など、さまざまな機能が搭載され、一般人がスナップ写真を撮るなら十分な性能です。その上、スマホは撮った写真を即座にSNSに投稿できる便利さもあるので需要が大幅に伸びたのです」 スマホがカメラ業界を直撃した例では、今年5月、カシオ計算機が業界から撤退を決めたことでも象徴されている。 カシオは、世界初の液晶付きデジタルカメラを発売するなど、コンデジの草分け的存在でブームをけん引してきた。しかし、カシオのカメラ事業はコンデジに特化していたため急速に業績が悪化。2016年度は5億円の赤字で、2017年度は49億円と、大幅にマイナスを拡大し、撤退を余儀なくされたのだ。 業界全体が低迷する中、ミラーレスカメラの売り上げだけが好調だ。今年1〜6月の日本国内出荷台数は、29万2269台(前年同期比9.1%増)と増加傾向。同じレンズ交換タイプの一眼レフカメラが24万6150台(前年同期比24・9%減)と、出荷台数でも5万台弱も上回っている。 そもそもコンデジ、そしてミラーレスカメラと一眼レフカメラは、何が異なるのか。メーカー関係者が解説する。「コンデジはレンズとボディーが一体化しているカメラ。コンパクトで安価なため、スマホカメラの性能に最も近いと言えるでしょう。それに対し一眼レフとミラーレスはレンズ交換式で、性能はスマホよりも断然高い。仕組みとしては、一眼レフはミラーに反射させた光を利用して映像化させる構造。一方ミラーレスは、その名の通りミラーが存在しないカメラで、画像センサーで光を電気信号に変えて映像化させます。その分、一眼レフよりも小型で軽量です。画質に関しては、ほぼ大差ありません」 つまり、スマホのカメラで物足りない人たちは一眼レフカメラかミラーレスカメラの購入を検討することになる。 ハイスペックカメラとしては一眼レフが昔から人気だった。ただ、重くて大きいため、持ち運びが大変。ミラーレスは一眼レフより小さく、カバンに入れて持ち運びもできる。そのためミラーレス人気が高まり、業界全体が低迷する中、1人気を吐いているのだ。 とはいえ、プロカメラマンやハイアマチュアからはミラーレスの人気は今ひとつだという。その理由をプロ写真家が解説する。 「ミラーレスは構造的に一眼レフと比べてタイムラグがあるため、シャッターチャンスを逃してしまうんですよ。特にスポーツは刹那の瞬間を捉えなければいけないので、スポーツカメラマンは、一眼レフを使い続けると思います。ただ、最近は技術が進化し、ミラーレスもタイムラグが小さくなってはいます。動かないものを専門に撮るカメラマンの中には、ミラーレスに流れはじめる人も現れ、そこを先行していたソニーが根こそぎ取っていったのです」 それを見た、キヤノンとニコンが高級ミラーレスに本格参入したのだ。一眼レフとのカニバリゼーションの恐れもあるが、両社とも大きな転換期と見ている節もある。 今後は高級ミラーレスカメラを軸に競争が激化していくだろう。同時にスマホとのサバイバル戦も壮絶になりそうだ。
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アイドル 2018年09月28日 23時00分
元AKB48・板野友美、熱愛で話題作り? 7月には主演映画も公開していたが…
元「AKB48」の板野友美が、人気ブランド「GOD SELECTION XXX」のデザイナー兼オーナーの宮崎泰成氏と交際中であることを、発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。 同誌は、2人が2016年9月から都内で食事する模様を伝え、最近も食事デートの後に、宮崎氏の愛車で板野のマンションに向かい“お泊まり”したことを報じた。 板野といえば、かつてEXILEのボーカル・TAKAHIROとの交際が報じられたが、同誌によると、宮崎氏はもともとTAKAHIROが自分の友人として板野に紹介していたというのだ。 後追いした一部スポーツ紙に対し、板野の所属事務所は、「親しい友人の1人です」とコメントしている。 「TAKAHIROの時もそうだったが、板野は彼氏ができるとすっかりハマってしまい、あまり仕事に身が入らなくなってしまうようだ。宮崎氏はかなり金を持っているようなので、交際を続けていれば板野は遊んで暮らせそうだが、芸能人としては厳しい状況に追い込まれてしまいそうだ」(芸能記者) AKB時代は人気メンバーの1人だった板野。 13年8月にAKBを卒業後、歌手・女優として活動。卒業後、シングル6枚、アルバム2枚を発売しているが、ヒット曲には恵まれていない。 女優としては7月に公開された映画「イマジネーションゲーム」に久本雅美とW主演したが、作品自体はほとんど話題にならなかった。 「事務所としてもどうやって売ったらいいか、今後の方向性に悩んでいるようだ。そんな中に出てしまった熱愛報道。周囲のスタッフも、仕事よりもプライベートを充実させたい板野を本気で再ブレークさせようとは思わないだろう」(芸能プロ関係者) 同じ元AKBの前田敦子はデキ婚しただけに、板野の心も少なからず揺れ動いているに違いない。
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芸能 2018年09月28日 22時45分
早過ぎる死…山本“KID” 徳郁に乱れ飛ぶ「タトゥーが原因」の憶測
がん闘病を公表していた元レスリング選手の山本KID徳郁が死去したのは9月18日のこと。ファンの間では、いまだ悲しみは収まる気配を見せない。 山本は去る8月26日、自身のインスタグラムで「私事で急なご報告となりますが、私山本KID徳郁はガン治療のために頑張っています」とがん闘病中であることを公表。がんの種類など詳細は明かさなかったが「絶対元気になって、帰ってきたいと強く思っていますので温かいサポートをよろしくお願いします!」と誓っていた。 関係者の話では、2年前に病気が発覚し、グアムで治療中だったという。そのときの様子が写真週刊誌『FRASH』に掲載されたが、車椅子に乗るやせ細った姿を見たファンからは、驚きと心配の声が上がった。 「消化器系のガン治療のためグアムで闘病生活を送っていたといわれていますが、最先端の医療を受けるなら日本にいた方がよかったのかもしれません。また、山本は全身に多数のタトゥーを入れていることから、それが原因で肝炎から肝臓がんになってしまったんじゃないかと憶測する声もあります」(芸能記者) 実際にタトゥーの顔料には磁性体を含むものがあるため、MRI検査をしたときに過電流が発生し、ヤケドの恐れがあることから“不可”とする病院もあるという。山本が頑張っていたガン治療に関しては、病気の進行具合なども含めて詳しいことが発表されていないため、推測の域を出ないが、タトゥーが何らかの形で関係している可能性も少なくないだろう。 「タトゥーに関しては、針の使い回しやきちんとした消毒が行われないなどの原因で、エイズや肝炎に感染してしまうケースがあります。最近はタレントのりゅうちぇるが両肩に奥さんと子どもの名前を入れたことを告白し、炎上騒ぎになりました」(同・記者) ネット上では山本のタトウーに関して、さまざまな声が投稿されていた。「ヤクザも言ってるけど、刺青の針から肝炎に感染。さらに刺青で代謝が悪くなるから肝機能悪化。結果、肝硬変から肝がん」「ドイツの医療機関で、タトゥー入れてる人の血液から尋常でない量の重金属って研究出てたね。大量のしかも和彫だったら影響ないわけないよなぁ」「ほとんどのタトゥーインクは、有機顔料だけでなく、クロム、ニッケル、マンガン、コバルトなどの防腐剤や汚染物質も含んでいるらしいからね」“神の子”と呼ばれ、リングで縦横無尽の活躍を見せた山本。一見、近寄りがたい風貌だが、格闘ファンの間では、気さくで親切なファイターとしても有名だった。 再び元気な姿で戦う姿を見たいとファンは願っていたが、かなわぬ夢となってしまった。合掌。
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