このT氏、元黒服出身だけあってバーのお客様の大半がキャバ嬢です。さて、これを読まれている皆さん、これまでお気に入りのキャバ嬢に同伴やアフターでバーに誘われて、何気なく行った経験はありませんか? また何度も同じお店に連れて行かれていませんか?
キャバ嬢が同じお店に行きたがる場合、こんな事情が隠されている場合があります。
■キャバ嬢のスケジュールを管理するバーテンダー
T氏のお店に通うキャバ嬢のMちゃんは、自分のお客様の全員をT氏のお店へ連れてきていました。いろいろなお店に出かけてしまうとお客様同士が鉢合わせてしまうリスクが高まるからです。
T氏はMちゃんのお客様の顔や名前だけでなく、同じお店の女の子が来店していない時を見計らって、何時頃ならお店に入れるかを細かく連絡していました。
T氏の様な気遣いをされると、同伴やアフターに使い易いお店という評判がつき、T氏のお店は益々繁盛していくのです。
■キャバ嬢とバーテンダーは男女関係!? それともビジネス関係!?
細かなところまで気が利くT氏は、キャバ嬢からの人気人物。彼のお店の売り上げに貢献出来るならと、必死に彼のお店で同伴するキャバ嬢も後を絶ちません。
また、彼に恋をしてしまい、仕事の終わる時間まで待機しているキャバ嬢までいるのだとか。気に入った子だったらしばらく付き合ってしまうこともあるみたいです。
あなたが頑張って使ったお金で、いい思いをしているのは実はバーテンダーだったりして…。
■あなたの個人情報も漏れている!
プライベートでキャバ嬢がバーへ行くとき、それは情報交換の時間。なるべく早く情報を掴むことで、今後の戦略を練るのです。
水商売の人間にとって、お客様の経済状況はある程度把握しておきたいのが本音です。ホステスの間では、各有名会社の経営状況や人事異動、昇進や降格などの情報はあっという間に広がります。
相手は会話のプロです。仕事帰りに気軽に寄れるバーでは、むやみに相談を持ちかけたり、愚痴を言うべきではないでしょう。それがあなたの身を守る事にもつながります。
全てのバー、ないしはバーテンダーに当てはまるわけではありませんが、ホステスの入店率の高いバーではこういった現象も起きています。