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NON STYLE 石田明「好きな人が観に来てくれることになっています」

 5月31日、『スピリチュアルな1日』の囲み取材・公開舞台稽古が東京都内で行われた。

 前回は震災の影響で、期間が短縮されての公演だったが、再演希望の声が多く寄せられたことから、再演が実現。主役の石田明(NON STYLE)は、初演の千秋楽のカーテンコールで感極まり、『再演という形で、東北の人たちに元気になってもらいたい』と約束し、今回は東京・大阪・仙台の3都市で上演する。

 本格的な演劇での初主演、そして、座長である石田は「井上がいないのでやりやすいです。伸び伸びとやらせてもらってます。楽しいです」と前置きしつつ、「前回は昼公演と夜公演の間に余震があって、本番中に余震が起こったら公演中止というような状態で、公演が終わるたびに感謝の気持ちで一杯でした。すごく素敵な作品なのでこれで終わらすのはもったいないなと思っていました。「いつかもう一回やろうよ」ってみんなで言っていました」とコメント。
 ヒロインの須藤理彩は、「短縮だったけどやるってきまった時に感謝できたことは生まれて初めてのことでした」とコメント。新キャストとして加わるラーメンズの片桐仁は、「初日から僕以外の全員が台本を置いて稽古をはじめるという…。地獄でしたよ(笑)。でもそういうのも許してくださって、のびのびとやらせてもらっています。本当に仲のよいカンパニーですね」とコメント。

 また、最近の恋愛について聞かれた石田は「好きな人が観に来てくれることになっています。でも好きな人が観てると思うとテンションが上がっちゃってダメになるんです。だから内緒で来てと言ってあります。この舞台でいいところをみせて好いてもらおうと思ってます」そんな石田に片桐は「じゃあ、舞台上から好きだーって叫べばいいじゃん」と冷やかした。

 最後はカメラに向かって舞台のアピールをしたかと思えば、「今度デートしてください!! お店以外で会ってください!!」と未来の彼女? にアピールした。

 霊をも交えた男女が織りなすファンタジックコメディは、笑って泣ける物語。旅立つ者、生きていく者の気持ちをしっかりと描く、明日からの活力になるような前向きな作品である。共演者には、演劇界で活躍する吉本菜穂子、諏訪雅(ヨーロッパ企画)、アミューズの若手俳優の猪塚健太、今井隆文、柳澤貴彦。

 公演は6月13日(水)から6月24日(日)まで、東池袋あうるすぽっと、6月29日(金)から7月1日(日)大阪ABCホール、7月7日(土)、8日(日)仙台市青年文化センターシアターホールにて上演予定。

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