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芸能 2019年01月15日 12時40分
トラブル続きの『いだてん』 ロゴパクリ疑惑の次は東京五輪贈賄疑惑…2話の視聴率が激減
NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』が、開始早々、苦難に見舞われている。 まずはタイトルロゴ。『いだてん』の文字に重ねるように3本の足がクルクルと回る印象的なものだが、これに対し、SNS上で『怖い』『気持ち悪い』という声が続出したのだ。 デザインを担当したのは、日本を代表するデザイナー・横尾忠則氏。だが、巨匠に巻き起った物議はこれだけではなかった。このロゴが、イギリス王室属領のマン島の旗のパクリではという声があがったのだ。マン島といえば、世界的なバイクレース「マン島TTレース」で有名だが、そのロゴもまたレースファンには広く知られている。 「ただ、この疑惑に関してはすぐに晴れました。というのも、この3本足は古代ギリシャの時代から世界各地で見られる『三脚巴』(さんきゃくともえ)という伝統的なデザインなのです。横尾氏も各インタビューで、『三脚巴の形の絵柄をいだてんという言葉に乗せてデザインした』と語っています」(同) だが、それ以上に深刻なのが視聴率だ。6日放送の初回視聴率は15.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と昨年の『西郷どん』をかろうじて0.1ポイント上回ったが、なんと13日オンエアの2話目で、いきなり12,0%と大幅激減。『西郷どん』でも2話目は15.4%だっただけに、この先が思いやられる。 また『いだてん』では、特に後半パートで1964年の東京五輪招致について描かれるが、その制作動機にもなっているのが2020年の東京五輪だ。ところがその招致をめぐり、フランス司法当局が日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長を贈賄容疑で正式に捜査を開始。事件の展開次第では『いだてん』に暗い影を及ぼしかねない。今後に注視していきたい。
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芸能 2019年01月15日 12時35分
偶然のタイミング? ドラマの内容がNGT騒動、SMAP騒動と酷似して話題に 結末まで似てしまうのか
ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)の第1話が10日に放送され、平均視聴率が9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。 竹内結子主演の本作。スキャンダルを専門に取り扱う女性弁護士・氷見があらゆる手段を用いてトラブルを解決していくというストーリー。第1話では生放送の音楽番組の途中、国民的人気アイドルグループのメンバーが別のメンバーを突き飛ばし、ネット炎上に発展した騒動が描かれていた。 しかし、放送中からネット上では「タイムリー過ぎるでしょ」「NGTと重なる」といった声が殺到。8日にNGT48のメンバー・山口真帆がツイッターなどで「メンバーにそそのかされた男に自宅で襲われた」といった告発をした騒動と重なるという指摘が相次いで聞かれていた。 「ドラマ内では、始めメンバーの確執が描かれ、その後は所属事務所がアイドルタレントに対して一方的に支配するような関係性が明らかになってきました。NGT騒動でも一番の争点となっているのが、メンバー間のトラブルと運営の対応の悪さ。このことから現実のNGT騒動と結びつける視聴者が続出しました」(芸能ライター) また、ドラマ内ではアイドルグループが番組内の生放送で謝罪するというシーンもあったが、これについては同じフジテレビということもあり、16年1月18日に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で行われたSMAP解散騒動に対する生放送の謝罪を彷彿させるという指摘もあった。 「ドラマ内では、実はメンバー間の不仲はメンバー間で仕組んだことというのが判明し、生放送では事務所に黙って解散宣言をするという結末に。アイドルが“商品”ではなく“人間”として扱われるという展開が描かれ、NGT騒動にやきもきしているネットユーザーからは『ドラマではすっきりしてよかったけど、現実では…』という声も聴かれました」(同) いまだ余波の収まらない現実のNGT騒動。果たしてドラマのように真相が明らかになることはあるのだろうか――。
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芸能 2019年01月15日 12時30分
水原希子、なぜ海外の大物グループにモテる? 1Dメンバーとの交際の真相は
モデルで女優の水原希子(28)が14日、自身のツイッターを更新し、英人気グループ「ワン・ダイレクション」メンバーのハリー・スタイルズとの熱愛を報じられた件に言及した。 交際は一部スポーツ紙が報道。記事によると、英の大衆紙・サン紙が報じているというが、ハリーはここ数か月、水原に会うために東京を数度にわたり訪れており、2人の関係は深まっているのだとか。また、互いにインスタグラムをフォローし合ってもいるというのだ。 水原は2010年から韓国の人気グループ・BIGBANGのG-DRAGONとの交際が続いていたが、15年夏に破局。その後、ファッション誌の撮影で意気投合した俳優の野村周平と急接近し、交際がスタートしていたが、昨年10月、野村がほかの女性と交際していることが報じられ、破局が発覚していた。 「水原といえば、大手事務所との業務提携を終了し、昨年10月から個人事務所で活動。もともと、海外志向が強かったこともあり、進出を目指している各国のエージェントと個別に契約を結ぶ仕事のスタイルに切り替えた。そんな事情もあり、彼氏の方も“海外志向”に切り替えたと思われるが、交際報道によって、英での知名度が格段にアップしそう」(芸能記者) 水原は現在放送中のTBS系ドラマ「グッドワイフ」に出演中。ドラマの撮影で多忙に違いないだけに、ハリーがわざわざ来日していると思われるが…。 水原は、「私とハリー・スタイルズさんが交際しているとの報道が出ておりますが、彼との交際の事実もありませんし、1度もお会いした事もありません!皆さま、、この世はフェイクニュースだらけ。くれぐれもマスコミには踊らされないように、、ね!」と、熱愛をキッパリ否定した。 なぜ、交際報道が出たかが気になるところだ。
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芸能 2019年01月15日 12時20分
「NGT山口真帆暴行騒動」で謝罪した取締役に、ネット沸く 人気番組のコント出演を思い出す人多数?
NGT48の山口真帆がファンの男性から暴行された事件で、14日、同グループを運営する『AKS』の運営責任者・取締役の松村匠氏、劇場新支配人に就任した早川麻依子氏、新副支配人に就任した岡田剛氏が、報道陣の前で一連の騒動について謝罪。SNSでは、松村氏について言及するコメントが相次いだ。 松村氏はもともとフジテレビの社員で、事業局企画部長、編成制作局バラエティー制作センター副部長などを歴任したテレビマン。入社した頃から『とんねるずのみなさんのおかげです』に出演し、石橋貴明、木梨憲武からも気に入られていた人物だ。 「『みなさん〜』の初期といえば、いわゆる“パロディー”を得意として、様々なドラマや映画をモチーフとしたコントを放送していました。とんねるず以外には固定メンバーを置かず、当時のアイドルや新人女優を積極的に起用。メイン以外は番組スタッフを積極的に活用していましたね。そこで、当時ADだった松村氏に白羽の矢が立ったのです」(エンタメライター) 松村氏は番組の中で数々の伝説を残している。とんねるずの2人を人力車に乗せてコントをした際、後ろに倒してしまったり、人力車で坂道で止まることができず、壁に激突するなど、ハプニングを起こし、名場面特集で何度も放送された。 『とんねるずのみなさんのおかげでした』では、のちに伝説のグループとなった野猿オーディションにも参加。落選こそしたものの、そのファニーなキャラクターで多くの番組ファンから知られることとなった。 こうした経緯もあり、今回の一件で、昔から松村氏を知っているネットユーザーからは様々なツッコミが飛び交っている。 「『おかげでした』内のコーナー“ほんとのうたばん”で、木梨が電気グルーヴ『Shangri-La』のPVのパロディーをしたのですが、そちらに松村氏も出演。そこで、彼が水着姿の女性に顔をうずめる件がありました。その姿が鮮明に残っているのか、SNSでは、“昔、とんねるずの番組に出てた人?”、“(謝罪していても)つい笑ってしまう”、“チュパチュパしてた人やん”などと反応されていましたね」(同上) とんねるず世代にとっては、今回の記者会見で松村氏の姿を見て驚く人も多かっただろう。今後、どんな対応を見せたとしても、彼が登場するたびにネットからはツッコミが増えそうだ。
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芸能 2019年01月15日 12時15分
木村拓哉、『帰れま10』出演で“不自然なカット” ネットで話題となった「悪癖」対策か?
1月14日、テレビ朝日の特別番組『帰れま10』に木村拓哉が出演した。 木村は『帰れま10』には、ここのところ年1回のペースで出演しており、今回はファミリー中華チェーン店「バーミヤン」での人気メニュートップ10を当てる企画に参加した。 そんな『帰れま10』の出演に意欲的な木村だが、視聴者からはこんな声もあったという。木村は2018年1月に出演した『帰れま10』にて、テーブルに肘をついて食べる姿や、舌を出して食べ物を受ける所謂「迎え舌」など食事マナーがあまり良くない側面があり、これらの癖はSMAP時代から多くの視聴者から指摘されており、時には新聞紙面へクレームの声が投書されるなどしていた。 ところが、今回は流石の木村もようやく自身の食事マナーの悪さに気がついたのか、「迎え舌」を披露するシーンはあまりなく、餃子やラーメンを食べる時は自ら手や器で口元を隠す、または編集段階で食べる瞬間の口元がカットされるなどの配慮が見られた。 事実、この日放送された『帰れま10』では、同じくゲストとして企画に挑戦した三四郎の小宮浩信から「木村拓哉はインターネットに上がっている批判や悪口をチェックしているのか」との質問が飛び出した際に、木村は「(SNS上の批判)は上がっているものに関してはチェックしている」、「そういう捉え方もあるのか、と参考にすることはある」と、インターネットに上がっている意見は、全てではないが参考にしていることを明かしていた。 恐らく、今回の『帰れま10』での食事マナーの改善は、行儀の悪さを指摘された木村および周囲のスタッフが視聴者から批判されないよう配慮した結果と思われる。 今年で47歳になる木村拓哉。アラフィフながら悪癖を更生するよう心がける意外な側面を見せた夜であった。
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社会 2019年01月15日 12時10分
成人式の女性の晴れ着にソースをかけ汚し、逮捕 23歳無職男の呆れた動機に怒りの声殺到
14日、東京・杉並区で成人式に向かう晴れ着姿の女性にソースをかけて汚したとして、埼玉県在住の男が逮捕されたことが判明。その卑劣な犯罪に怒りの声が殺到している。 逮捕されたのは埼玉県内に住む無職の男(23)。14日午前7時頃、杉並区荻窪の路上を歩いていた19歳女性の振り袖に、予め持参していた小袋に入ったソースを引っ掛け汚したとして暴行の疑いで逮捕された。 調べによると、男は美容室から出てきた女性に声をかけ、犯行に及んだ模様。女性はその場では気が付かず、家に帰り事態が発覚し、交番に届け出る。その後、別の振り袖に着替えた被害者女性が荻窪駅を訪れると、偶然にも犯人の男を発見。警戒中の警察官が取り押さえ、御用となった。なお、付近では同様の事件が3件発生しており、いずれもこの男の犯罪と見られている。 男は取り調べに対し容疑を認め、「将来への不安やストレスから逃れるためにやった。晴れ着を汚すことで気持ちが晴れると思った」などと話しているという。晴れ着を汚して「気持ちを晴らそうとする」とは、なんとも許せない。一生に一度の成人式を文字通り汚された女性には、しっかりと謝罪したうえで罪を償うべきだろう。 逮捕された男も、3年前はその門出を祝ってもらった立場のはず。まだ23歳と若く、いくらでもやり直しがきく年齢。深く反省したうえで、更生することを願いたい。
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芸能 2019年01月15日 12時00分
張本勲氏、長野流出は“良いこと”と断言 「巨人に“喝”してほしかった」の声も
13日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が丸佳浩選手のFAによる巨人移籍に伴う人的補償となった長野久義選手について持論を展開。その内容が物議を醸している。 番組では、まず関口宏が「長野も流出。よくわかりませんが?」と質問。すると張本氏は、 「良いですよこれは。原監督も緒方監督もしたたかですよ。丸が抜けたでしょ。長野も三拍子揃った良い選手なんですよ。怪我でちょっと出遅れたけどね」 と巨人広島双方が良い選択をしたと主張する。 関口は「丸が抜けてジャイアンツに入ることによって余っちゃったんですか?」と張本氏に再質問。すると張本氏は、 「余るというよりも、来年FAでまた巨人連れて帰ることもできますからね。本人が望めばできますからね。私はこれはいい選択だと思いますよ」 と持論を展開。関口はそれでも「本人はジャイアンツ一筋の人でしょ。」と食い下がる。張本氏はそれに対し「そうですよ2回も断ってるんだから。入団する時には」と返す。関口は「ムっとしていませんか?」と質問するが、 「いや、それがね、談話が本心ならね立派なもんですよ。やっぱり自分を買ってくれた強いチームに指名されたから行って頑張ると。本心ならね」 と移籍決定時のコメントを評価。しかし、またも関口が「本心じゃなかったらどう思ってるんですかね」と水を向ける。 張本氏はこれに対し、 「腹わた煮えくり返るでしょ。その球団によるんですよ。これ広島だから良かったんじゃないですか。下位球団に指名されると面白くないですよ」 と発言。これに関口は「面白くないよね」と同意する。どうやら関口はこの言葉を待っていたようだ。 張本氏の発言にネットユーザーの反応は賛否両論。「たしかに良い選択だと思う」「長野はどの道控えに回されていた」という声もあったが、「功労者の長野を取られることが良い選択とは思えない」「巨人ファンは長野を取られてがっかりしている」と反対意見も出る。また、カープファンからも「丸が残ることがベストだった」「カープとしては『良い選択』とはいえない」との声が上がる。 また、「張本さんに長野を放出した巨人を一喝してもらいたかった」「張さんでも原監督の意向を批判することはできないのか」と嘆くネットユーザーも。そして、「また戻ればいいなんて言わないでほしい」と批判するカープファンもいた。 巨人としては丸選手を獲得し自軍の戦力を増強するとともに、広島の戦力を削ぐ目的もあったであろう。それにもかかわらず、力が衰え気味とはいえ首位打者を取ったこともある長野選手を取られたことは、痛手のようにも思える。 しかし、張本氏は「巨人・広島双方に良い判断」と感じている様子。この結論は、シーズンで明らかになるものと思われる。
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社会 2019年01月15日 12時00分
専門家が警鐘! 日本列島を襲う巨大地震8連発
平成最後、新元号元年である2019年は迫りくる巨大地震発生のシグナルで溢れている。南海トラフや首都直下などが立て続けに起きた幕末期と似ているのだ。1月3日には熊本地方で震度6弱の地震が起きた。地震・災害の専門家が最大級の警鐘を鳴らす。「インド洋から太平洋にかけての地域では火山が活発に活動し、地震が発生している。インドネシアでは西部のスンダ海峡でアナク・クラカタウ島が噴火し、火山灰や煙が噴出して津波を起こした。地球には地震が起こり、火山が活発に活動する時期が周期的に起きている。今はその時期にあたり、そういう目で自然現象を捉える必要があると思いますね」 こう語るのは、琉球大学理学部名誉教授の木村政昭氏である。 何しろ、アナク・クラカタウ島の存在するところは古くはクラカタウ島といい、1883年のカルデラ大爆発では島の大部分が消えてなくなった。そのため約3万6000人の死者を出し、火山灰は成層圏(11㎞〜50㎞)に達して全地球を覆い、数年間世界の気温が1度以上も下がったのである。 そういえば、日本にも今、活発な活動が確認されたカルデラ火山がある。鬼界カルデラである。神戸大学海洋底探査センターは、近年、鹿児島県・薩摩半島の南約50キロにある海底火山「鬼界カルデラ」に、マグマの活動が活発な場所を発見したと発表した。海底から100隆起したドーム状の火山体で、熱水が噴出し、煙のようにたなびく「熱水プルーム」を少なくとも5カ所確認したというのだ。 防災ジャーナリストの渡辺実氏が言う。「火山、地震、気候変動、どれをとっても、地球はこれまで遭遇していないような事態に突入しています。日本が天地動乱の時代に入ったのは間違いないと思いますね」 今から160年前の江戸時代末期、実は当時、日本ばかりでなく、環太平洋造山帯も活性化していた。太平洋の東側、中米のエルサルバドルで、巨大地震のため首都が壊滅する被害があった。歴史は繰り返すというが、昨年5月、エルサルバドル地震が再来した。「135年前に起きたインドネシアのカルデラ大噴火といい、現在、その火山で起きている活発な活動や地滑りによる津波、そして、日本の鬼界カルデラの活動、これが無関係であるとはとうてい思えない。日本もその真っ只中にあるということです」(サイエンスライター) 木村氏によれば、そうした地球の営みは周期的に訪れるのだから、今の日本と160年前の江戸末期の日本はまさに地震の活動期と言える。 では、幕末の日本を襲った巨大地震の数々を見ていくことにしよう。 古文書を紐解いてみると、江戸末期には10近い巨大地震が襲来し、人々の暮らしを蹂躙した。 武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏が語る。「大正時代に発生した関東大地震以降、日本は比較的静かでしたが、江戸時代には頻繁に大きな地震が日本を襲った。M5〜6が40回、6.1〜7.9が103回、8〜9が6回、規模不明なものは38回もあるほど。日本は静かなおかげで高度経済成長を成し遂げることができたが、東日本大震災のため、基盤岩が動き、それをきっかけに地震が起きやすくなった。これまでのように、地震はないものだと思っていると痛い目に遭う」 1855年11月11日(安政2年10月2日)には、直下地震に当たる安政江戸地震が東京を襲い、約1万の人が命を落とした。「地震が発生したのは21時30分頃、規模はM7.0〜7.2と見られますが、震度6以上の揺れは江戸の中心とその付近にとどまったようです。震源地は東京湾北部の荒川河口あたりというのが有力です。実は、前年の1854年には、伊賀上野地震のほか、安政東海地震、安政南海地震、豊予海峡地震という安政江戸地震を上回る規模の3つの巨大地震が、わずか4日間で起こっていたのです」(前出・サイエンスライター) これらの巨大地震が発生した当時は、ペリー(米国)の黒船来航によって日本が開国を迫られ、尊王攘夷で揺れていた時代。世界中がトランプ大統領に翻弄され、IS(イスラム国)などのテロに怯えている現代と似ていなくもない。 当時は地震の活動期に当たり、4日間で3つの巨大地震が起きたことを含めれば、巨大地震はなんと8連発! その背景には中央構造線が活性化していたことが挙げられる。★中央構造線が活性化 まず、1854年7月9日(嘉永7年6月15日)に伊賀上野でM7・25の直下型地震が発生した。当時の古文書には、上野城の東西大手門の石垣が崩れ、番人4名が死亡し、地滑りなどの被害も大きかったことが記されている。死者は995名。うち伊賀上野付近の死者は625名、負傷者994名、家屋倒壊2270戸、蔵倒壊306件に上った。 そして、1854年12月23日(嘉永7年11月4日)に南海トラフであるM8.4の安政東海地震が発生した。 ロシア海軍士官のモジャイスキーはプチャーチンによる開国交渉のロシア艦隊の旗艦ディアナ号に同乗していた。ところが、安政東海地震による津波で同船は大破、修理のため向かった戸田村(現沼津市)への回航中に嵐に遭い、宮島村(現富士市)沖で沈没してしまったのだ。 南海トラフ地震で現在、心配されているのは巨大地震の連鎖で、当時も同じ現象は起きていた。安政東海地震の翌日には、四国の高知沖で安政南海地震(1854年12月24日)が発生し、その2日後に豊予海峡地震が起きたのである。「豊予海峡地震はM7.4、安政南海地震はM8.4の巨大地震です。近畿から四国、九州東岸に至る広い地域に甚大な被害を与えました。津波の被害も多く、土佐地域では、推定6から7の大津波が押し寄せ、372人が溺死した」(同) 安政南海地震による全国的な被害状況は全壊家屋2万余戸、半壊家屋4万余戸、焼失家屋2500余戸、流失家屋1万5000余戸、死者約3万人と推定されている。 中央構造線が活性化していたため、内陸でも直下型地震が起きた。 1855年3月18日(安政2年2月1日)には飛騨地震が発生している。白川郷を震源に発生したM6.8地震だ。死者12人だったため、あまり記録も残っていないが、その8カ月後には、前述した安政江戸地震が発生しているのだ。「中央構造線は現時点で活性化しています。関東ローム層の厚い堆積物で覆われているため、東京近辺はどこを通っているか不明だが、北は茨城から南は都内まで諸説ある」(前出・島村氏) もし、都内を通過して太平洋に抜けているとすれば、安政江戸地震の襲来もよく理解できるところだが、昨年の大阪北部地震を経験している我々にとっては、非常に気になる点がある。「昨年は長野県内で震度5強、群馬・渋川で5弱の地震がありましたが、いずれも中央構造線絡みと考える研究者もいます」(同) つまり、中央構造線上で大阪北部、長野、群馬の大地震…と震源が北上しつつあるのだ。このままいくと、今年中かオリンピックの行われる2020年頃に東京直下地震が発生しても何ら不思議ではないのである。 話を江戸時代に戻す。1856年8月23日(安政3年7月23日)には、安政八戸沖地震が発生した。八戸藩史稿には、「最希有なる強震で八戸城が所々破損し、湊村は海嘯によって浸水し流家があった」と記されているが、被害は少なかったという。 8連弾の最後は、1858年4月9日(安政5年2月26日)の飛越地震である。越中・飛騨国境(現在の富山・岐阜県境)の跡津川断層を震源に発生したM7.0と推定される地震。 北陸地方や飛騨国を中心に大きな被害をもたらし、死者426人、負傷646人、家屋の全半壊・流失2190戸とされている。富山藩士の体験記には「地面が階段状に隆起した」「水が一時に湧き出、白砂がまじってふき出し」などの被害状況が描かれている。 東日本大震災が起こったのは2011年。それをきっかけに地震活動期に入り、「今や10年前とは全く違う。日本には貞観の時代、幕末など地震の活動期とされる時代がありましたが、今まさにそういう時代ですよ。巨大地震が起きないよう、世界中から人が集まってくる2020年のオリンピックの年を何とか避けてほしいと祈りたい気持ちです」(前出・渡辺氏)★新元号元年に起きた大地震 木村氏は「巨大地震がいつ発生しても不思議ではない状況」と指摘する1人である。同氏が考える震源は伊豆・小笠原沖だ。「昨年3月には、新燃岳が噴火しています。これは、日向灘あるいは伊豆・小笠原沖に想定される、大地震の前兆の一つと考えられます。一昨年4月には、西之島でおよそ1年半ぶりに噴火が起こりました。2013年以降“西之島噴火”の溶岩流出により、同島は大きく成長し続けています。これは、西之島のすぐ東側に想定されている地震の目が成長し、そのプレッシャーにより、西之島火山の地下に巨大な圧力がかかってマグマの上昇を促進させた可能性があります。もしそうなら、地震についてもさらなる注意が必要です」 西之島は東京から約1000キロあるので、地震動はさして大きいとは思われない。その代わり、10を超える巨大津波が太平洋沿岸を襲うと考えられている。「津波は当然、東京湾にも入ってくる。東京湾は入口に当たる観音崎のあたりが狭いのでエネルギーが奪われるだろうが、5、6の高さは覚悟しておいた方がいい」(関係者) 首都圏を襲う可能性のある巨大地震は、2018年から2020年の間にほぼ100%の確率で発生すると予想するのは、内閣官房参与でもある京都大学の藤井聡教授だ。そのため藤井教授は、空港などの主要施設の耐震性強化の徹底と、震災が起きた場合の迅速な回復力が重要であることを訴えてきた。 東日本大震災によって総額16兆9000億円もの被害を被った日本。もし、首都直下地震のため、オリンピックが中止になる事態になれば、その経済的損失は計り知れないものになるだろう。もっと怖いのは前述の鬼界カルデラである。「調査に当たった神戸大の研究グループは、カルデラ噴火のことにも言及していました。確かに、鬼界カルデラは直近の活動が7300年前。そろそろ動き出しても不思議ではありません。もし、カルデラ噴火したら? 日本が消滅してしまうことも考えないといけませんね」(前出・島村氏) 安政東海地震が起きた1854年は元号が変わった安政元年。今年は新元号の元年である。
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社会 2019年01月15日 11時00分
『特殊詐欺』に追い付けない「金融界」「警察」「司法」の現状
一般市民が自分や家族が預金したお金を引き出そうとしても、銀行が過度な情報を顧客に求めたり、機械的なマニュアル対応で顧客が窮地に陥ったり、感情を傷つけられたという事例が発生しており、これは「銀行ハラスメント」ではないかいう指摘が、昨年12月7日の衆議院金融財務委員会であった。 質問に立った末松義規議員(立憲民主党)は、以下のハラスメントの事例を挙げている。①、母親が急病になり、入院費を工面するために母親の定期預金を息子が解約しようとして拒否された。②、自分の高額預金を引き出そうとしたら、振り込め詐欺被害を疑われ警察を呼ばれた。③、海外送金を拒否された。 振り込め詐欺やそれ以外の特殊詐欺(オレオレ詐欺など)を含めた被害総額は、565億5000万円をピークに17年には394億7000万円と漸減傾向にある。だが、警察側が確認できている認知件数は、逆に増加傾向にあるのだ。「出し子」や「受け子」を警察が挙げても無罪になるケースまである。事例を挙げよう。(1)鹿児島地裁のケース:被告男性は「荷物が送られた経緯や中身は知らない。詐欺の認識はない」と無罪を主張したが、一審の同地裁は、男性が月に20回ほど複数のマンションの空き部屋で、住人に成り済まして荷物を受け取って高額の報酬を得ていることや「何らかの犯罪行為に加わっている認識はあった」と供述している点を重視して、詐欺罪の成立を認めた。 これに対し、二審・福岡高裁宮崎支部は、空き部屋を現金の受け渡し場所として悪用する手口が広く認知されておらず、「誰もが特殊詐欺と関連付けて考えられるとはいえない」と判断。箱の中身が詐取金と知らなかった可能性を認めて、詐欺罪は無罪とした。(2)千葉地裁のケース:被告女性もやはり一審・千葉地裁で詐欺罪が認定されたが、二審・東京高裁は「宅配便を受け取った行為が、何らかの犯罪に関係する可能性が高いと認識していた程度にとどまる」とひっくり返した。「受け子」レベルを有罪にできない。加えて被害者に電話をかけて騙す「かけ子」やその上の「指示役」は特定できない。しょせん受け子は、高額報酬を持ち掛けられた若者が「アルバイト感覚」で引き受けるケースが多く、組織の上層部が最低限の情報しか与えていないので、捕まえても特殊詐欺の撲滅には至らないが、それにしても酷い。「指示役の情報統制が『箱の中身は知らない』という受け子の弁解にもつながっている。今回の2人の被告は、箱の中身について『覚醒剤か、拳銃だと思った』と説明しています。そのような認識にとどまると、金銭を騙し取る詐欺罪は成立しません」(法曹関係者) 一方、ようやく「受け子」の刑事責任に踏み込む司法判断も出てきた。警察が「受け子」をおびき出す「騙されたふり作戦」についても無罪判決が散見されたが、最高裁は昨年、「騙された作戦の開始を認識せずに現金を受け取っている」と判断し、詐欺未遂罪の成立を認めた。 上記の事件でも「受け子」の責任を認めれば、「中身は知らなかった」という弁解は難しくなる。 いずれにしても、これだけオレオレ詐欺など特殊詐欺が蔓延に警鐘を鳴らしても騙される人が後を絶たない。まさに「浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ」(石川五右衛門の辞世の句)だ。
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社会 2019年01月15日 06時30分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 ★第303回 ヨーロッパの奇妙な死
’18年12月14日、東洋経済新報社からダグラス・マレーの『西洋の自死』が刊行になった。評論家の中野剛志氏が解説を書いている本書は、原題が「The Strange Death of Europe」である。つまりは「ヨーロッパの奇妙な死」だ。 本書はイギリスのジャーナリストのマレー氏が、移民流入により死につつある「ヨーロッパ文明」についてまとめた1冊になっている。本書は、冒頭からして衝撃的だ。『(引用)欧州は自死を遂げつつある。少なくとも欧州の指導者たちは、自死することを決意した』 本書を読めば、マレー氏の嘆きが単なる煽りではなく、現実であることが理解できる。特に近年、膨大なイスラム教徒の移民が流入した結果、ヨーロッパは文明として死に向かいつつある。少なくとも、我々が認識する「欧州文明」の根幹や文化、伝統、ライフスタイル、さらに価値観は、明らかに喪失への道を歩んでいる。 元々、ヨーロッパ、特に西欧諸国は、第二次世界大戦後の高度成長期に、人手不足を補うために外国人労働者、つまりは移民を受け入れ始めた。 例えば、ドイツ(当時は西ドイツ)は1955年以降に極端な人手不足に陥り、労働力が必要になった。当初は南欧(イタリア、ギリシャ、スペインなど)から労働者を呼び寄せたのだが、1961年からはトルコ人労働者の流入も始まる。 トルコ人の労働者は男性単身で来独し、簡易宿舎や寮に寝泊まりし、工場や建設現場で働いた。彼らはゲストアルバイター(出稼ぎ労働者)と呼ばれ、1、2年間で入れ替わる「ローテーション制」とされていた。 ところが、外国人労働者を受け入れた企業側は、仕事を覚えた労働者を手放したくはなかった。さらに、外国人労働者側は、人間として当たり前の感覚として「家族」を呼び寄せようとする。 結果的に、外国人労働者がドイツに居残り、家族を呼び寄せ、集住化し、「国の中の国」が次々に作られていく。第二次世界大戦後にドイツが受け入れた外国移民の数は、5000万人を数え、現在は住民の8人に1人は外国生まれとなっている。ドイツは「経済界」の要望により、移民国家化したのだ。 特に、アラブの春以降、ヨーロッパではシリアなど中東からのイスラム移民が激増。イスラム移民の増加を懸念、批判する人は、即座に「レイシスト」「人種差別主義者」といったレッテル貼りにより沈黙を強いられ、政治力を失っていった。 興味深いのは、ヨーロッパにおいて移民推進派が使ったレトリックである。「大規模な移民は我々の国々の経済を利する」「移民は国民の雇用の見通しに何ら影響を与えないだろう」「高齢化する社会では移民を増やすことが必要だ」「高齢化は歴史的に前例のないものだ。労働者の数は急激に減少し、今世紀半ばまでにほぼ3分の2になりかねない。この試練への最良の回答は国外から次の世代を迎え入れることだ」「いずれにせよ移民は我々の社会をより文化的で、興味深いものにする」「たとえ上記がすべて誤りでも、グローバル化が進む限り、大量移民は止められない」 これらは、移民受け入れに際し、日本でもお馴染みのレトリックばかりだが、実は本書でマレー氏が紹介した「欧州」における移民受け入れ派の大合唱なのである。欧州の移民受け入れ論は、日本と同じだったのだ。というより、現在の日本の移民受け入れ派は明らかに欧州のレトリックを模倣している。 しかも、レトリックがすべて出鱈目であるにも関わらず、社会に蔓延しようとする連中が跋扈し、加えて、「一つの移民受け入れのレトリックが完全論破されても、次なる異なるレトリックが登場し、移民が推進される」 という点も同じだ。さらには、各種のレトリックを論破されると、最後は宿命論となる。 ちなみに、欧州で展開された「高齢化で人手不足になるため、移民が必要」というレトリックに対し、マレー氏は、『(引用)出生率が人口を維持できるレベルを下回っているのは、国民が子どもを欲しがっていないからではない。事実はその反対だ』 と、筆者と同様に「データ」に基づき否定している。 イギリスで人口問題の調査を行ったところ、子供を欲しがっていない女性はわずか8%だった。子供は1人でいいという女性が4%。最も多くのイギリス人女性(55%)は、子供を2人持つことを望み、14%は3人の子供を欲しがり、さらに別の14%は4人を欲しがっていた。5人以上の子供を望む女性も5%いたとのことである。 それにも関わらず、ヨーロッパでも少子化が進み、人手不足が続く。理由は何だろうか。 これまたマレー氏が書いているわけだが、『(引用)欧州の大半の国々に住む中間的あるいは平均的な所得の夫婦は、1人の子どもを持つことにさえ不安を抱えているのだ』 要するに、出産適齢期の夫婦の所得が子供を持つには低すぎるのである。筆者は、日本の少子化の主因は「実質賃金の低下(及び東京一極集中)」であることを、データに基づき主張してきたが、ヨーロッパも同じなのだ。 恐ろしいことに、移民受け入れは国民の実質賃金引き下げ要因となる。となると、若い世代はさらに子供を持つことに踏み切れなくなってしまい、少子化は終わらない。少子化が続くと、人手不足が深刻化し、「だから、移民受け入れが必要なのだ」と、外国人労働者が流入してくる。移民が増えると、国民の実質賃金が抑制され、と悪循環がどこまでも続くことになる。 実際に、こうした悪循環を続けたのがヨーロッパである。特に、近年のイスラム移民大規模流入により、西洋は文明として「死」に向かいつつある。 翻って、現代日本。安倍政権の移民受け入れ策は、最終的には日本文明に「死」をもたらす。ヨーロッパの「事例」に基づき、移民受け入れを何としても食い止めなければならない。日本文明の死を回避したいならば。********************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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