竹内結子主演の本作。スキャンダルを専門に取り扱う女性弁護士・氷見があらゆる手段を用いてトラブルを解決していくというストーリー。第1話では生放送の音楽番組の途中、国民的人気アイドルグループのメンバーが別のメンバーを突き飛ばし、ネット炎上に発展した騒動が描かれていた。
しかし、放送中からネット上では「タイムリー過ぎるでしょ」「NGTと重なる」といった声が殺到。8日にNGT48のメンバー・山口真帆がツイッターなどで「メンバーにそそのかされた男に自宅で襲われた」といった告発をした騒動と重なるという指摘が相次いで聞かれていた。
「ドラマ内では、始めメンバーの確執が描かれ、その後は所属事務所がアイドルタレントに対して一方的に支配するような関係性が明らかになってきました。NGT騒動でも一番の争点となっているのが、メンバー間のトラブルと運営の対応の悪さ。このことから現実のNGT騒動と結びつける視聴者が続出しました」(芸能ライター)
また、ドラマ内ではアイドルグループが番組内の生放送で謝罪するというシーンもあったが、これについては同じフジテレビということもあり、16年1月18日に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で行われたSMAP解散騒動に対する生放送の謝罪を彷彿させるという指摘もあった。
「ドラマ内では、実はメンバー間の不仲はメンバー間で仕組んだことというのが判明し、生放送では事務所に黙って解散宣言をするという結末に。アイドルが“商品”ではなく“人間”として扱われるという展開が描かれ、NGT騒動にやきもきしているネットユーザーからは『ドラマではすっきりしてよかったけど、現実では…』という声も聴かれました」(同)
いまだ余波の収まらない現実のNGT騒動。果たしてドラマのように真相が明らかになることはあるのだろうか――。