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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(青葉賞編)

 当コラムで紹介した馬たちが絶好調!先週のフローラSでは、デビュー時に当コラムでピックアップしたデニムアンドルビーが後方一気の競馬で優勝。しかし、先週のコラムで2着付けで面白いかもなんて書いてしまった自分に喝。デニムアンドルビーさんごめんなさい。さあ、今週も流れに乗ってピックアップした馬を…と思ったのだが、残念ながら青葉賞には出走予定馬がおらず、変わりといってはなんだが、スイートピーSにディープサウスとディアデラマドレの2頭が出走を予定している。両馬とも出走すれば面白い存在だけに注目してほしい。それでは今週も青葉賞過去10年のデータから勝ち馬を一刀両断する。

(1)実績
・連対馬20頭のうち、19頭が芝2000m以上で勝利しているか、1800m以上の重賞で5着以内であること。
・勝ち馬に限ると08年アドマイヤコマンドを除く9頭が2勝以上を挙げている。

○残った馬・アドマイヤスピカ、アポロソニック、アルヴェロン、ダービーフィズ、トウシンモンステラ、ヒラボクディープ、マイネルマエストロ、ラストインパクト、レッドレイブン。

(2)出走間隔
・勝ち馬10頭中8頭が3月に使われている。
・中9週以上空くと勝ち馬なし。

残った馬・アドマイヤスピカ、アポロソニック、アルヴェロン、ダービーフィズ、トウシンモンステラ、ラストインパクト。

(3)前走
・勝ち馬は03年ゼンノロブロイを除く9頭が前走OPで1着か、弥生賞か毎日杯に出走。
・弥生賞、毎日杯組のどちらかが10年以外必ず連対している。

○残った馬・ダービーフィズ。

【結論】
 勝ち馬のみに絞っていくと、意外とあっさり本命馬が挙がった。本命は文句なしにすべての項目をクリアした◎ダービーフィズ。ジャングルポケット産駒は、父同様東京2400mでの成績が良く、血統的にも◎。対抗は減点1項目のラストインパクト。掲示板を外したのは出負けしたきさらぎ賞のみで、それでも勝ち馬から0秒4差と大きく負けていない。▲は条件戦としては好相性の前哨戦・山吹賞を勝ったアポロソニック。以上がデータから導き出された推奨馬である。最終的にデータからは1頭しか残らず不動の本命といったところであるが、今年は中心となる弥生賞、毎日杯組からの出走がわずか1頭と、データとしては弱いところであるが参考にしていただければ。ハッシーの最終決断は、調教、馬 体を総合的に判断し、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」にて公開する。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜日掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している

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