オープンした「のんある足湯」は、湯河原の温泉水を使用し、32席が用意された空間。ノンアルコール飲料の試飲もできる。また、若い世代からシニア世代まで、楽しむためにノンアルコール飲料を利用する傾向が目立ち、飲用量も増加。「カロリーゼロ」「糖類ゼロ」という機能面の魅力も、愛好家を増やしている理由のひとつという。
幼少期をタイとアメリカで過ごした下垣は、黄色の浴衣に淡いブルーの帯で登場。浴衣を着たのは初めてという。さっそく両足を足湯に入れた。「すっきりして、足に浸透して、さすが温泉水!」とにっこり。「のんある気分」を味わうと、テイストがしっかりとしているため、「お酒を飲んでる気分になれる!」とすっかりご機嫌の様子。ただ、「カロリーゼロということで、ミスユニバースの合宿の時に飲めばよかった」と、ちょっぴり悔しそう。
また、岡田は、足湯に浸かると「漫才のネタも、いいものが浮かぶのでは」と気持ちよさそうに語った。しかし、「よく考えたら、ネタは100%、相方が考えています」と、十八番の自虐ネタを披露。SAにちなんで、いっしょにドライブに行きたい女性は? と尋ねられると、いったんは「嫁です」と答えるも、慌てて、「実夏子です」と下垣をご指名。その様子が笑いを誘っていた。
式典が終わると、岡田が、最初の来場者に「のんある気分」を手渡した。足湯を使用していた東京・豊島区から来た20代後半のカップルの女性は、「めちゃくちゃ気持ちいい!」「温度も最適!」と解放感に浸っている様子。SAやPA(パーキングエリア)を巡るデートもあるというが、「食べ物だけだと物足らないので足湯はいいのでは」とうれしそう。男性も、「ドライブで渋滞に巻き込まれたときなど、SAに足湯があるのはありがたい」と笑顔を見せた。埼玉県川口市から母親と来ていた20代前半の女性は、「SAに足湯があったらドライブのルートにそのSAを必ず入れます。といいますか、各SAに足湯がほしい」と語った。40代後半の母親も「足だけでも温泉に入った気分になれます。そのうえ、飲み物も楽しめるので、温泉に来た気分。足湯とノンアルコール飲料の組み合わせは、普段とは違った時間を過ごすことができ、いいのでは」と笑顔を見せた。(竹内みちまろ)