スポーツ
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スポーツ 2020年03月18日 17時35分
オリックスが練習試合の日程を発表!21日仙台から来月5日京セラまで開催
開幕の延期が決定したプロ野球は18日、本来開催される予定だった公式戦の日程に合わせた練習試合の日程を発表した。最短で4月10日の開幕を目指していることから、今回は3月20日から4月5日までのカードが発表されている。 オリックスは20日に仙台に入ると、21、22日と楽天と2連戦(楽天生命パーク宮城)、24日には大阪に戻ってソフトバンクと3連戦(京セラドーム大阪)、28、29日は西武と2連戦(ほっともっとフィールド神戸)を行う。31日、4月1日は日本ハムと2連戦(札幌ドーム)、4月3日からロッテと3連戦(京セラドーム大阪)を開催。デーゲームが中心になっており、一部の試合ではナイターも開催する予定だ。 パ・リーグのチームと開幕直前に練習試合ができるというのは、オープン戦で課題を残したオリックスに対しては好材料と言ってもいいだろう。西村徳文監督は「4.10開幕を目指す」としており、「それまでにやるべきことが多いし、見てみたい選手もいる」とコメントした。ルーキーの村西良太、育成から支配下に登録された漆原大晟の先発としての適性の見極めや、再チャンスとなる荒西祐大、ファームで好投を続けてきた鈴木優などもチェックしておきたいようだ。また新外国人選手のヒギンスが連投可能なのかも実戦で見ていく方針。野手の間でもポジション争いがまだまだ繰り広げられることだろう。 オリックスにとっては、貴重な練習試合にしなければいけない。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月18日 17時00分
高橋由伸氏、現役巨人選手にチクリ? 中居の番組出演で毒舌連発、「監督時代と違って楽しそう」の声も
前巨人監督・高橋由伸氏が17日放送の『中居正広の4番勝負』(日本テレビ系)に出演。そこでのコメントが話題となっている。 番組内ではソフトボール、バドミントン、バスケットボール、フェンシングの4種目で、中居を中心とした「チーム中居」が各競技のプロアスリートたちと勝負。高橋氏はチーム中居VS女子ソフトボール日本代表のソフトボール対決に解説として出演し、自身が現役時代に使用していたグローブを事前に中居に貸し出してもいた。 話題を集めているのは、試合中に飛び出した解説コメント。高橋氏は1回表、今シーズンから自身の現役時代と同じ背番号「24」を着用するチーム中居の巨人・大城卓三に対し、「今のところまだ想像つかないですけどね」と辛口のコメント。 続けて2回表、バットを短く持って打席に入ったチーム中居の巨人・小林誠司に「シーズン中はあまり見ないんですけどねえ」と発言。その直後、小林が外角の球を空振りすると「今のスイングはシーズン中もよく見ますね」と口にし選手たちの笑いを誘った。 また、6回表2死満塁でライト前に落ちる打球を放った中居が、走路を誤りまさかのライトゴロに終わった場面では「(今のプレーは)罰金ですね」と辛らつな一言。 さらに、6回裏に中居がゴロの打球をエラーし相手打者の出塁を許した際には、「グローブは一流ですからね。技術の問題かもしれないですね」とバッサリ切り捨てた。 今回の放送を受け、ネット上には「あくまでバラエティ番組の試合なのに、実際の試合みたいにちゃんと解説してて面白い」、「由伸のコメント毒舌すぎるだろ(笑)」、「解説席から爽やかに毒を吐く由伸さん最高」、「小林のスイングへのコメントは元監督ならではのリアルなコメントだな」、「由伸が中居や巨人選手をウキウキでいじってるのはなんか和む」、「監督時代と違ってすごく楽しそう」といった視聴者からの反応が多数寄せられている。 「高橋氏は2016年から2018年にかけて巨人の監督を務めていますが、当時は無表情でメモを取るばかりで積極的に采配を振るわなかったため、一部ファンからは“地蔵”などとやゆされていました。今回、解説席で生き生きと発言する姿を見て、在任当時とのテンションの違いに驚いたファンも多いようですね」(野球ライター) 3年間のチーム順位が「2位→4位→3位」ということも相まって、監督時代は批判を浴びることも多かった高橋氏。2018年10月3日の退任発表からは約1年半が経つが、在任当時には見られなかった素の部分にこれからも話題が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月18日 11時45分
WWE殿堂入りのライガー氏、セレモニー中止も「胸を張っていく」
世界最大のプロレス団体WWEが、4月6日にアメリカ・フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催する予定だった世界最大のプロレスイベント『レッスルマニア36』を、フロリダ州オーランドにあるWWEのトレーニング施設に会場を変えて無観客試合で開催し、レッスルマニア関連イベントの全て中止にすると発表したことで、WWE殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2020』も中止になってしまった。 アントニオ猪木氏、藤波辰爾に続いて日本人レスラーとして、3人目(レガシー部門も含めれば日本人6人目)の快挙を成し遂げた、新日本プロレスの元レスラーの獣神サンダー・ライガー氏が17日、自身のツイッターを更新。「WWEでの殿堂入りの表彰式が中止になりました。無観客試合となるみたいです。今の世界情勢からすると仕方ないと思います。ただ受賞したのは事実なので胸を張って行きたいと思います。これからもライガーを応援して下さい」と、ファンに対してメッセージを発信した。『WWEホール・オブ・フェーム2020』では、アカデミー賞やグラミー賞のように受賞のスピーチを行うのが慣例となっており、ライガー氏も「英語で…」と意気込んでいただけに、新型コロナウイルス感染拡大が世界的な問題になっている現状、仕方がないとはいえ悔やまれるところ。 2020年度の殿堂者としてはバティスタ、nWo、ベラ・ツインズ、JBL、デイビーボーイ・スミス、そしてライガー氏が発表されており、ライガー氏は1991年にWCWに参戦すると、ブライアン・ピルマンとWCWライトヘビー級王座(後のクルーザー級王座)を競い合い、その後もWCWに何度となく遠征して、レイ・ミステリオやディーン・マレンコとしのぎを削った。日本ではIWGPジュニアヘビー級王座を11度戴冠するなど、ジュニアヘビー級を代表する選手として活躍。2015年8月には「NXTテイクオーバー:ブルックリン」で、WWEのリングに初めて上がると、タイラー・ブリーズを破ってファンを熱狂させた。世界で高い知名度と人気を獲得しているライガー氏は、今年2020年1月に惜しまれながらも引退し、そのキャリアと長きに渡る功績を讃え、今回の殿堂入りが決定した。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月18日 11時35分
巨人、OP戦最下位でも優勝が期待できるワケ 阪神をまくった12年前、今シーズンは状況が酷似?
データには「表」と「裏」がある。原巨人のオープン戦最下位が決定し、過去のデータから「2連覇ナシ」との声が出始めたが、果たしてそうだろうか。「連覇ナシ」の予想には、データに加えるべく、重要な要素が欠落している。※ ※ 2015年 広島 4位2016年 中日 6位2017年 巨人 4位2018年 阪神 6位2019年 日本ハム 5位※ ※ 過去5年を遡ってみると、オープン戦最下位のチームは、ペナントレース本番でも下位に低迷している。2000年まで遡って調べてみたが、オープン戦最下位のチームがペナントレース本番でも最下位となる確率は50%。Bクラスとなる確率は90%。しかし、例外が2例だけあった。この10%の確率で例外となったのは、01年の近鉄と08年の巨人。両チームとも、「オープン戦最下位」から、ペナントレース優勝に躍進していた。 「オープン戦は、調整の場。本来、代打を送る場面なのに送らず、若手にチャンスを与えたりしています。投手も決め球を隠したりするので」(スポーツ紙記者) 若手にチャンスを与え、キャンプ中に学んだことをテストする場。それでもオープン戦で勝てないということは、「そのチームにプラス材料がない」とも判断できる。それが、「オープン戦最下位=90%の確率でBクラス低迷」の理由だろう。 しかし、10%の例外もある。今季は、この例外中の例外が起こりうる可能性のほうが高いのだ。 08年、巨人が10月8日についに首位に立ち、同時に「マジック2」が点灯。大逆転でペナントレースを制覇した。 この年、何が起きたのか。阪神ファンにとっては忘れることのできない“黒歴史”があった。阪神は開幕5連勝の好スタートを切り、7月9日時点では2位チームに「最大」となる13ゲーム差を付け、同22日にマジックナンバーも点滅した。だが、その後は失速し、9月下旬からは巨人と僅差での首位争いとなり、チームを建て直すことができず、そのまま逆転優勝を許してしまったのだ。 阪神がチームを建て直すことのできなかった理由、それは、「北京五輪・野球競技」だ。 阪神は藤川球児、矢野輝弘(現・燿大)、新井貴浩の3選手を五輪に送ったが、故障を抱えていた新井が五輪で無理をして悪化。そのまま戦線を離脱してしまった。「4番抜き」の打線は当然、得点力がダウン。それに対し、当時の巨人は五輪に影響を受けない布陣だった。阿部慎之助、上原浩治の2枚看板を派遣していたが、チームの4番はラミレス、エースはグライシンガーで、クローザーはクルーン。チームの中核を外国人選手に託していた。各チームとも、五輪に主力選手を派遣したことで多少の戦力ダウンがあったが、同年の巨人は影響を受けなかったのである。ちなみに、この年の監督も同じ原監督だった。 2020年の東京五輪は、08年北京大会以降、野球競技(追加種目)が復活する。今年の巨人を見てみると、4番は岡本和真、エースは菅野智之だが、クローザーを予定しているのはデラロサで、先発陣の鍵を握るのはサンチェスとメルセデスだ。打線のキーマンも新加入のパーラと目されている。08年とチーム状況は“酷似”している。「データの裏」、つまり、五輪という外部影響によって、勝負事は大きく変貌するのだ。 原巨人が08年の五輪イヤーを再現させる可能性は高い。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月17日 22時30分
「ホントは客席で見るつもりだった」彩羽匠、スターダム岩谷麻優戦の秘話を披露!
レジェンドレスラー長与千種が旗揚げした、女子プロレス団体マーベラスの代表を務める彩羽匠が、リアルジャパン『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.5』(19日 東京・後楽園ホール)に参戦するにあたり、取材に応えた。彩羽は崖のふちプロレスの松本都とのタッグで、朱里&安納サオリと対戦する。 タッグながら、朱里との絡みは女子プロレス界においても注目されるが、「最近はけっこう他団体でも絡みがありますね。お互いに蹴りを使うし。朱里選手は格闘技の経験からも、相手を一発で動けなくする蹴りを持ってる。実は、長与さんから蹴りを教わった時にも、佐山さんの名前が出てきてたんですよ。長与さんも教わっていたみたいで、腰をこう使うんだとか指導を受けていたみたいです。そういった部分で自分にも意地があるので、絶対にその蹴りでは倒れたくないですね。自分も逆に一発で倒せちゃうよっていうところを見せたいですね」と語り、佐山から教わった千種の弟子として、佐山の団体であるリアルジャパンのリングでは、朱里に負けられないという気持ちを明らかにした。 彩羽と言えば、2月8日に古巣であるスターダムに電撃参戦し、Sareeeが直前に欠場したことから、空いてしまった岩谷麻優の相手をメインイベントで務め、スターダムのアイコンと好勝負を展開した上で、勝利を収めている。「前日の夜ですよ、決まったのが(苦笑)。スターダムを見ようと、当日のチケット取ってましたからね、自分。客席で見るつもりだったんですよ!Sareeeさんと麻優さんの試合が見たくて、チケット取ってもらっていたんですよね。でも、急に参戦が決まって、自分からキャンセルしてもらいましたよ(笑)。客席から見るつもりが、まさかリングに立つとは思わなかったです(笑)」と裏話を披露。しかし、そんなハプニングも、「おいしいと思いました!おいしいっすね、もう、ごちそうさまでしたって感じでした(笑)」と楽しんだようだ。 「女子の試合を初めて見るお客さんを意識しながら、ストロングスタイルはもちろん見せつつも、女子ならではの華やかさ、男子にはない柔軟さだったり、技の美しさとかもトータルで含めて、女子にしかできない闘いをしたいと思います。そこで強さも表現しつつ、勝負にもガツガツこだわりたいですし。そして、リアルジャパンのお客さんをマーベラスに引っ張っていくつもりで、リングに上がります!」 キツイ練習を続けている彩羽だからこそ、急なオファーに対しても、対応出来るのが強みなのだろう。男子のファンに対しても、説得力十分なプロレスを見せてくれるに違いない。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月17日 20時00分
筒香に「活躍できない」発言の元巨人・笠原氏に「手のひら返し早すぎ」の声 OP戦好調を評価もファンは疑問
元巨人・笠原将生氏が16日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。今シーズンからメジャーでプレーするレイズ・筒香嘉智について言及した。 笠原氏は先月9日にアップしたユーチューブ動画の中で、筒香を「活躍できない」「レギュラーも獲れない」などと酷評。これを受けて視聴者からは「自分も筒香の活躍は厳しいと思う」「まだ始まってもない段階で何決めつけてるんだ」と賛否の声が集まっていた。 ただその後、考えに変化が生じたのか笠原氏は16日に「前言撤回!?メジャーオープン戦での筒香選手の活躍について」というタイトルの動画をアップ。前述の動画では筒香だけでなくレッズ・秋山翔吾、ブルージェイズ・山口俊といった他の日本人メジャーリーガーについても言及していたが、今回の動画では筒香1人に絞ってトークを展開している。 動画内で笠原氏は、筒香について「オープン戦ですごい成績を残してます。3月2日時点で筒香選手の打率は12打数4安打・.333。外野もして三塁にも挑戦して、首脳陣にアピールしているところ」と評価。 続けて、「もっと体を絞って、体の軸、回転のキレを上げた方が活躍できるんじゃないかと思います」と指摘した。 また、笠原氏は「中距離バッターになってしまうと微妙な選手になってしまうと思うので、結果を恐れずに『自分は世界のホームランバッターなんだ』と自覚を持ってもっとフルスイングで、体のキレを増してどんどん打ってほしいと思います。(本塁打を)30本は打ってほしいですね」と期待をかけてもいた。 今回の動画を受け、視聴者からは「筒香は打撃はもちろん守備も成長している気がする」、「ホームランバッターに体絞れは意味分からん」、「手のひら返し早すぎ、ちょっと好調なくらいで評価変えるなよ」、「いや初めは打ってたけど今は打率2割切ってるよ」、「そもそも動画出すタイミング遅すぎだろ」といった反応が多数寄せられている。 2日時点で.333だった筒香の打率は、5日の試合で.357に上昇。しかし、そこから12日のオープン戦終了まで1本もヒットを打つことができなかったため、最終成績は「.179・1本・3打点・5安打」と3割はおろか2割以下の打率に。視聴者からは「逆方向を意識しすぎて、内角の直球に詰まらされている」、「速い球にかなり苦しんでる感じがする、三振の数もかさんでるし」とのコメントも複数寄せられている。 オープン戦の最終成績を見ると、当初の見立ては間違ってなかったようにも思える笠原氏。筒香の評価を改めた今回の動画は3月2日のオープン戦直後に撮影したものと思われるが、もう少し早く公開した方がよかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ
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スポーツ 2020年03月17日 18時00分
プロ野球球団「経営破たん」選手感染なら公式戦中止へ
新型コロナウイルスの感染拡大で、プロ野球の開幕が国難の岐路に立たされている。開幕を4月に延期しても感染者が出たら即ペナントレースは中止となり、経済も停滞。終息を待てば、球場使用料で経営破綻の球団が出る可能性も…。 セ・パ12球団の中で最も深刻なのが、「緊急事態宣言」が出ている北海道を本拠地とする日本ハムだ。最初に新型コロナウイルスの感染が確認されたのは1月28日、武漢からの中国人旅行者だった。それが1、2月に開かれ、202万人が訪れた『さっぽろ雪まつり』で道内に広がり、函館、苫小牧、根室、旭川、中富良野、北見など、日本最大の101人(3月8日現在)の感染者が確認されている。「症状が出ていない感染者が気付かないまま観戦に来て、1人でも新たな感染が確認されれば、政府はその後の全試合を取りやめ、札幌ドームの使用も禁止にする方針という。そうなれば、球界全体にパニックが及ぶのは必至。東京オリンピックへの影響を考えて、シーズン終了の可能性すらある。仮に再開したとしても、無観客試合は避けられない。経営破綻に追い込まれる球団や関連会社も出てくるだろう」(スポーツ紙デスク) 日本野球機構(NPB)はすでにオープン戦72試合を無観客試合にして新型コロナの感染拡大に備えている。オープン戦は選手の調整の場であるため、公式戦より入場料が安く設定されており、基本的に採算を度外視している。しかし、公式戦での無観客試合となると、話は別。球団維持に直結するため実施は難しい。 昨季、各球団の1試合の平均入場者は1万6000人(千葉ロッテ)から4万3000人(阪神)ほど。ホーム球場で開催するのが71試合か72試合。 球団によって事情は異なるが、半数以上のチームは高額な使用料を支払っており、店子であるがゆえ、売店の売り上げ収益が入らないケースもある。「毎年黒字を計上している巨人にしても、年間約30億円を東京ドームに支払っていると言われています。つまり、1試合につき4万2000人余りの入場料収入が入らなければ、巨額の赤字は避けられないのです。その点、球場の改修工事を全額負担することで年間使用料5000万円の賃貸契約を結んだ楽天、年間20億円あった使用料の横浜スタジアムの運営会社を株式公開買い付け(TOB)で買収し、子会社にしたDeNAのオーナーは経営センスがあったということでしょう」(広告代理店幹部) 開幕へ向け、NPBは日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と「新型コロナウイルス対策連絡会議」を設置。感染症に詳しい専門家を招き、新型コロナの感染拡大防止策が示されている。 応援時の大きな声と呼吸が最も感染につながるとして、試合を開催する場合は、(1)応援歌や鳴り物の禁止(2)濃厚接触を避けるために席を前後1列おき、左右1席おきに“間引き”する案が提示され、通常スタイルでの開催は困難となった。「プロ野球開幕戦のチケット販売は既に始まっており、前後左右とも1列おきへの変更は、全席払い戻し以上に混乱が起きるでしょう。とりわけ、外野席の私設応援団は“本気”のファンが多い。応援歌や鳴り物禁止には応じても、濃厚接触を避けるためとはいえ2メートル以上の間隔を開けるとなると…。いかに実施するか、運営・営業担当者とも相当頭を痛めているのが現状です」(在京球団職員) 混乱に拍車をかけているのが、2月15、16日に大阪市都島区の「大阪京橋ライブハウスArc」で開催されたライブイベントだ。2日間で関係者や客が約250人参加し、約2週間後の29日に新型コロナの初感染者が発覚。3月6日までに大阪ばかりでなく京都、兵庫、奈良、熊本、高知、東京、栃木など13都道府県で39人と連鎖的に増え、家庭内感染など二次的感染も確認されている。ライブイベント参加者の1人が大阪市北区の別のライブハウスにも訪問していたことから感染が広がり、クラスター(集団感染)が連鎖したと見られている。 このライブハウスからの感染拡大は、入場者の追跡調査で陽性を確認したものだが、これが3万人から4万人をも収容する野球場となった場合、観客の追跡は難しい。複数の球場で観戦するファンも多く、全員検査は事実上、不可能だ。「NPBは入場前に観客全員の体温検査を検討しているが、政府はそれに加えて来場者の連絡先をチェックし、すべて記録に残すことも求めているらしい。チケット販売を身元が分かるクレジットカード決済のネット販売に限定する案も浮上しているが、プロ野球のオールドファンには馴染まない。東日本大震災時とは違い、誘客のプロモーションができないのも痛い。3・11以上の球界危機と言っていい」(巨人OBの野球解説者) 新型コロナが拡大する3月3、4日、巨人は札幌ドームで日本ハムとオープン戦を戦った。滞在中、選手は外出禁止となり、ススキノに繰り出すのを自粛したものの、そのまま大阪、福岡へと長期遠征は続く。 新型コロナウイルスの潜伏期間は2週間とされ、選手も含め、感染の可能性は今なお残っている。「誰もが疑心暗鬼に陥っており、3月20日の開幕は絶望的」(同) NPBも「4月3日、または10日開幕」に目標を切り替えたが、選手に感染者が出たら相撲同様、公式戦は中止の運びになるだろう。
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スポーツ 2020年03月17日 17時30分
WWEレッスルマニア、史上初の無観客試合で開催へ!殿堂セレモニーは?
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間17日、同4月6日にアメリカ・フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催する予定だった、世界最大のプロレスイベント『レッスルマニア36』を、フロリダ州オーランドにあるWWEのトレーニング施設に会場を変えて開催すると発表した。 新型コロナウイルス感染拡大予防のため、アメリカではWWEにも出場し、殿堂入りをしているトランプ大統領が非常事態宣言をしたことにより、WWEはロウやスマックダウンなど、各大会を無観客で開催し、世界配信している。毎年8万人規模の観衆を動員するレッスルマニアは、トランプ大統領が「8週間」と定めたアメリカでの感染ピーク期間にあたることから、開催を危惧する声が上がっていたが、中止ではなく無観客による開催により、世界配信することで、レッスルマニアの歴史は継続される。 また、日本時間16日に獣神サンダー・ライガーの殿堂入りが発表された、殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2020』も、アカデミー賞のようなスタイルで開催することはなくなった。今後、違う形でセレモニーが行われる可能性はあるが、WWEではレッスルマニアウィーク期間中に予定されていた関連イベントを全て中止にすると発表しており、今後のアナウンスに注目したい。 今年のレッスルマニアでは、エッジ対ランディ・オートン、AJスタイルズ対ジ・アンダーテイカー、ジョン・シナ対ブレイ・ワイアット、ゴールドバーグ対ローマン・レインズなど、タイトルマッチを中心に豪華カードが組まれている。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月17日 11時40分
中日、ドラ4郡司が開幕入り決定か “甲子園のスター“を好リード、かつてのライバルが最強バッテリーへ
「97回大会」がキーワードとなりそうだ。 今季、中日ドラゴンズがペナントレースの「台風の目」になると見る関係者は少なくない。昨季は5位と低迷したが、若い投手が多い。“未知数”の投手と故障組の復活が重なれば、「投手王国」に一変するからだ。 「与田剛監督は大野、柳の先発ローテーション入りは明言していますが、3番手以降はまだ競争の段階。とは言っても、人材難ではなく、絞り切れていないだけ」(スポーツ紙記者) 注目は“甲子園の優勝投手”だ。一連の新型コロナウイルスの影響でセンバツ大会が中止になったからか、決勝戦バッテリーにも関心が集まっている。 「小笠原慎之介のピッチング内容が変わったような印象を受けました。シーズンを通じて、こんな強気なピッチングをされたら、他球団は手が出ないでしょうね」(プロ野球解説者) その強気なピッチングを演出したのが、ドラフト4位の新人捕手・郡司裕也(慶大)だ。郡司は「開幕マスクも!?」と伝えられるほど、チーム内外から高い評価も受けている。 「肩の強さとディフェンス面なら、加藤匠馬(27)でしょう。打撃面を含めた総合的な能力なら、郡司」(前出・同) 昨季、正捕手を決め切れなかっただけに、与田監督が思い切って郡司を使ってくる可能性も高い。しかし、郡司がリード面でも並の新人ではないことを証明したのは、小笠原との2度目のバッテリーを組んだ千葉ロッテ戦だった(3月15日)。 「内角を強気に攻めさせていました。走者を出しながらも、強気の姿勢を崩さなかったと言うか、要所でしっかりと抑え込んでいました」(ベテラン記者) 8安打を浴びながら、6回2失点。先発ローテーション入りをほぼ確実にしたと言っていいだろう。そもそも、郡司が小笠原に強気の内角攻めをさせた背景に、2015年の夏の甲子園大会があった。当時、小笠原は優勝校・東海大相模の出身で、決勝戦の先発マウンドを任されている。郡司はその対戦校・仙台育英の4番バッターだった。 4年の歳月を経て、決勝戦でぶつかったピッチャーと4番バッターが、プロで同じユニフォームを着てバッテリーを組むのも不思議な縁である。郡司の記憶の中には、小笠原のストレートのキレ味がインプットされていたのだろう。また、高校卒で中日入りした小笠原は“プロの洗礼”を浴び、「ストレートだけでは通用しない現実」を突き付けられ、知らないうちに変化球でかわすピッチングになっていたのかもしれない。 「バッテリーを組むのは2度目なので、試合前、2人で色々と話し合っていました。2ストライク後に変化球ではなく、直球で押すスタイルでも通用することを小笠原は認識したと思います」(前出・同) 甲子園で対決した経験がプラスに転じたのであれば、与田監督にとっても有り難い話だ。試合後、小笠原、郡司ともに甲子園時代の質問を受けたが、多くは語らなかった。視線はこれからのプロ野球人生に向いていたが、こういう質問が出るのも、センバツ大会が中止になった影響だろう。“甲子園スター”がペナントレース序盤戦のカギを握りそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月17日 06時30分
デイビーボーイ・スミスがWWE殿堂入り!新日本、全日本で活躍
世界最大のプロレス団体WWEは、今年の殿堂者第5号として、“ブリティッシュ・ブルドッグ”ことデイビーボーイ・スミスが、2020年WWE名誉殿堂「ホール・オブ・フェーム」入りすると発表した。2020年度の殿堂者としては既に、バティスタ、nWo、ベラ・ツインズ、JBLが発表されている。 デイビーボーイ・スミスは、1983年に新日本プロレスへ、ザ・バンピードなる覆面レスラーで来日し、当時新日本ジュニアのエースだったザ・コブラのライバルとして期待されたが、デビュー戦でいきなり自らマスクを脱ぎ、「俺はデイビーボーイ・スミスだ」と正体を明かしてしまう。その後、従兄弟であるダイナマイト・キッドとのタッグで新日本ジュニアを制圧すると、1984年の年末に新日本のシリーズ参戦が発表されていたにもかかわらず、キッドとともに全日本プロレスへ移籍。世界最強タッグ決定リーグ戦に参戦した。 1985年にWWEと契約。キッドとのタッグチームはブリティッシュ・ブルドッグスと命名され、カナダ時代から旧知の仲であるハート・ファウンデーションらと熾烈な抗争を繰り広げ、1986年のレッスルマニア2ではドリーム・チームを破って、WWEタッグ王座を戴冠した。1988年にはWWEを離脱すると、全日本に復帰。キッドとのタッグを解消したスミスに、ジャイアント馬場は外国人エースとしてのポジションを与えようとしていたとされるが、大味な試合スタイルは日本のファンの心を掴むことが出来なかったため、期待には応えられず。1990年にはシングルプレーヤーのブリティッシュ・ブルドッグとして、WWEに復帰。ブレット・ハートを破ってインターコンチネンタル王座を奪取するなど、人気を獲得している。WCWと行き来しながら、アメリカの二大メジャー団体で活躍していたが、2002年に39歳の若さで急逝。 新日本で活躍し、全日本への参戦が発表されているデイビーボーイ・スミスJr.は実の息子である。殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2020』は、米国現地時間4月2日にフロリダ州タンパベイのアマリー・アリーナで開催される予定だ。※敬称略(どら増田 / 写真・©2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
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ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(東京ヤクルト編)
2014年10月21日 11時45分
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千葉ロッテが手本のドラフト戦略
2014年10月20日 15時00分
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ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(福岡ソフトバンク編)
2014年10月20日 14時00分
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俺達のプロレスTHEレジェンド 第42R 昭和プロレスを創った“神様”〈カール・ゴッチ〉
2014年10月19日 15時00分
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小塚桃子ゴルフ連載(7) 第二部・100を切るゴルフ 「4つの『C』」
2014年10月19日 10時00分
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広島カープがヤンキース・黒田に提示した「帰還条件」
2014年10月18日 15時00分
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ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(千葉ロッテ編)
2014年10月18日 14時45分
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ストーブリーグすっぱ抜き! 電光石火! 中日・落合GMがイチロー&川宗則16億円W獲得
2014年10月17日 15時00分
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CS直前に巨人が広島と阪神にコーチ人事で先制攻撃
2014年10月16日 15時00分
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ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(中日編)
2014年10月16日 11時45分
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NPB復帰かなわず ラミちゃんがひっそり引退
2014年10月15日 16時00分
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名采配か迷采配か 原監督が優勝のために費やした功罪
2014年10月15日 15時00分
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大きかった関西と広島の温度差 プロ野球セCS視聴率で明暗
2014年10月14日 15時30分
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不景気ですが… プロ野球・広島、オリックスの観客動員は激増!
2014年10月13日 15時30分
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俺達のプロレスTHEレジェンド 第41R リング外からプロレスを支えた“鬼軍曹”〈山本小鉄〉
2014年10月13日 15時00分
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ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(東北楽天編)
2014年10月13日 11時45分
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ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(埼玉西武編)
2014年10月12日 11時45分
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小塚桃子ゴルフ連載(6) 第二部・100を切るゴルフ 「コースマネジメント」
2014年10月12日 10時00分
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ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(阪神編)
2014年10月11日 16時51分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
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2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分