スポーツ
-
スポーツ 2020年07月30日 17時00分
2連敗の巨人・戸郷に「錯覚をしちゃいかん」 堀内元監督が“慢心”に喝、原監督も「本人がどう考えているか」とバッサリ
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、29日に自身の公式ブログに投稿。プロ2年目で20歳の巨人・戸郷翔征について言及した。 戸郷は同日のDeNA戦に先発するも、3回表にDeNA・梶谷隆幸にソロ、5回表には高城俊人に2ランを浴びるなどし「5回3失点・被安打4・1四球」で降板。その後チームは「2-3」で敗れ、戸郷には今シーズン2敗目がついている。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 開幕3連勝と出だしは良かったものの、その後同戦を含め2連敗となった戸郷。その戸郷に対し、堀内氏は「最初に続けてポン、ポン、ポーンと3つ勝たせてもらった。自分のピッチングに自信を持つことは大事だけど それで錯覚をしちゃいかん」とコメント。開幕3連勝をマークしたことで、自分の実力を過信しているのではないかと苦言を呈した。 開幕3連勝で生じた慢心が制球を甘くし、2連敗につながっているのではという堀内氏は、続けて「どんなにいいピッチングをしたって プロは甘いボールを逃さないバッターが多い」と、要所での失投や制球ミスは命取りになると指摘。「今日のホームランだって梶谷くんにストレート 高城くんにはスライダー 甘く入ってきたところを打たれている」と、同戦も2つの失投が敗戦につながったとの見解を示した。 相手打線の慣れや研究が進む中で、どうやって試合を組み立てていくかが今後を左右するという堀内氏。「今日みたいに一発打たれたら終わり。さぁ、どうする?」と、自分で考えて対策を講じることを求めていた。 今回の投稿を受け、ネット上には「確かに開幕直後と比べて結果残せなくなってきてる感じがする」、「得点圏にランナー許す場面はほとんどなかったから、なおさらあの2被弾がもったいない」、「前の試合も球が高めに抜けて本塁打食らってたし、ちょっと考えなきゃいけないんじゃないか?」、「開幕3連勝はマグレだったと言われないためにも、ここが踏ん張りどころだな」といった反応が多数寄せられている。 「戸郷は前回登板となった22日の中日戦でも2本塁打を被弾していますが、29日の試合と同じくストレート、スライダーが高めに浮いたところを狙い打たれています。予期せぬ失投で無駄な失点をしないためには、ブルペンで様々なシチュエーションを想定した投げ込みを重ねるなどの工夫が必要でしょう。また、今シーズンはここまで7回以降まで投げた試合がないなどスタミナ不足も目立っています。スタミナがなければその分疲労による制球ミスは増えますし、首脳陣も早い回での継投を余儀なくされます。そのため、投げ込みだけでなく走り込みなどでスタミナを養うことも必要だといえそうです」(野球ライター) 試合後の報道では、チームを率いる原辰徳監督が「(2被弾は)防げる本塁打だったのか、防げない本塁打だったのか、本人がどういうふうに考えているか」と反省を促したことも伝えられている戸郷。新旧監督の叱咤激励を受け、ここからもう一皮むけて勝ち星を重ねることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
-
スポーツ 2020年07月30日 11時40分
楽天・浅村「ボクでいいのかどうか」 弱気な西武時代から変貌したワケ 新たな“4番打者像”を体現する?
東北楽天ゴールデンイーグルスが千葉ロッテに快勝した(7月29日)。先発・涌井秀章の好投も大きいが、勝因は“新4番”浅村栄斗の打撃が好調なことだろう。初回、浅村の先制アーチで試合主導権を握った。リーグ最速での「打点40」の突破、さらに付け加えれば、3戦連続の打点である。 そんな浅村を見て、こんな声も聞かれた。「4番バッターのイメージも変わりつつある」と――。 「昨季の浅村は33本の本塁打を放っていますが、彼の長所はバットコントロールと出塁率の高さです。昨季は打率2割6分台でしたが、四球を『93』も選んでおり、数字には表れないところでもチームに貢献しています」 打撃コーチの経験も持つプロ野球解説者がそう評していた。出塁率が高いということは、3番バッターのタイプである。 「ソフトバンクも打率を稼ぐタイプの中村晃を4番に置いています。こちらは故障者が続出し、工藤公康監督が考え抜いた末に編み出した打順ではありますが」(前出・同) しかし、楽天は主力選手から故障者を出したわけではない。三木肇監督があえて決めた新打順である。 「浅村は西武時代にも4番を務めた経験がありますが、その時はやはり主力選手の故障があっての代役でした。当時、浅村は『ボクでいいのかどうか…』と戸惑っていました」(ベテラン記者) 昨季までの楽天の4番は島内、ウィーラー(現・巨人)、ブラッシュなど、言わば本塁打の期待できる長距離タイプだった。主に3番に入っていた浅村を4番に固定した理由は「チャンスに強いこと」にあるようだ。 三木監督が「4番・浅村」を示唆したのは、6月4日の練習試合後だった。春先のオープン戦からさまざまな打順をテストしていたが、「3番はスピード感があって、出塁率が高い選手。4番はチームの顔。そういうことを考えると今日の試合は…」と言って、同日の4番だった浅村を称賛した。 浅村はスピード感、出塁率という3番バッターの要素を全て持っている。しかし、「浅村は状況に応じて、右方向に打って走者を進める打撃もできます。三木監督が最も求めていたのは、走者を溜めた場面での適時打。たとえホームランでなくても、得点を挙げる可能性の高いバッターを4番に置き、打線のつながりを重視しました」(球界関係者) 「打線のつながり」という意味では、ソフトバンクの中村も同様だ。 巨人・岡本、西武・山川、日本ハム・中田のように、ホームランバッターを4番に置くチームも多い。だが、長打ではなく、ヒットで得点を挙げることに長けた4番バッターも脅威だ。浅村はリーグトップの41打点について、「前の打者のおかげ」と語っていた。そう言えば、得点には欠かせない犠打のリーグトップも楽天の鈴木大地だ(注・オリックス大城と同数の1位)。 切れ目のない打線、“総力戦”で得点を積み重ねていく三木野球はまさに脅威である。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年07月30日 11時00分
ロッテの大逆転劇は特製クーリッシュ効果?選手ロッカーに常備
千葉ロッテマリーンズは、28日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われた東北楽天ゴールデンイーグルスとの試合で、4時間27分の激闘を繰り広げ、8回裏に井上晴哉がこの日、3本目となる8号2ランで同点に追いつくと、9回裏、中村奨吾の死球で押し出しとなり、13-12でサヨナラ勝ちを収めている。 「28日から選手たちも食べていますが大好評となっており、クーリッシュパワーで劇的勝利をすることが出来たのではと思っています」 広報担当者が声を弾ませながら、「選手も食べている」と語ったのは、ロッテの人気アイス『COOLish』だ。 暑いシーズン、アイスでマリーンズ選手をサポートすることを目的にした『Marines × COOLish』を選手ロッカー等(ホーム試合のみ)に常備開始したという。このアイスはロッテ中央研究所が製造し、アミノ酸入りのレモン味で、9種のアミノ酸配合アミノ酸スムージーとなっている。 広報担当者によると、「パッケージは『COOLish』とマリーンズ選手たちの戦うイメージをコラボレーションさせたオリジナルデザインとなっています。レモン果汁の甘酸っぱさがカラダに染み渡り、クーリッシュならではの微細氷で冷たくリフレッシュできます。試合前後などボディーメンテナンスをサポートしてもらいます」と、選手のために開発された『COOLish』による効果をアピールした。 ロッテ球団では、ファンサービスの一環として『COOLish』を来場者に配布したことはあったが、このように、商品開発部門とコラボすることで、チームにメリットをもたらせることが出来るのは、ロッテだからこそ可能なサポートなのかもしれない。この夏は特製『COOLish』の力を借りて、団子状態のパ・リーグから抜け出したい。 『COOLish』を手にした井口資仁監督も満足気な表情を見せており、ファンからも商品化のリクエストが殺到してもおかしくないだろう。(どら増田)
-
-
スポーツ 2020年07月29日 22時30分
PURE-J女子プロレス8.10後楽園大会にジャガー横田参戦「負けたらただじゃおかない」
女子プロレス団体PURE-Jは28日、8月10日に開催する旗揚げ3周年&LEONデビュー20周年記念興行が開催される東京・後楽園ホール大会に、ディアナ女子プロレスのレジェンドレスラー、ジャガー横田が参戦すると発表。これで全カードが出揃った。『PURE-DREAM2020~ PURE-J3th & Leon20th Anniversary』2020年8月10日(11時30分開始)<全対戦カード>1.大空ちえデビュー戦 シングルマッチ(15分1本勝負)久令愛 対 大空ちえ2.迷勝負数え歌 スペシャル8人タッグマッチ (20分1本勝負)KAZUKI&ライディーン鋼&谷もも&ジャガー横田 対 AKARI&米山香織&小林香萌&倉垣翼3.スペシャルタッグマッチ(15分1本勝負)勝愛実&マリ卍 対 松本浩代&優宇4.Leon20周年記念試合 タッグマッチ(20分1本勝負)Leon&アジャ・コング 対 AKINO&高瀬みゆき(Beginning)5.デイリースポーツ認定女子タッグ選手権(30分1本勝負)<王者組>春日萌花&真琴 対 中森華子&山下りな<挑戦者組> 急遽参戦が決まったジャガーは「倉垣に断られて私に来るなんて、順番が違うでしょ!可愛い後輩のお願いだから引き受けるけど私は自由にやらせてもらうよ。私を助っ人にするからには、負けたらただじゃおかないから!」と、Jd'時代の教え子であり、クライシスとして共に活動をしているKAZUKIのオファーであることを明らかにした上で、出場するからには、勝利することが絶対条件だと後輩にプレッシャーをかけた。 PURE-J女子プロレスは25年も続いた老舗団体だったJWP女子プロレスの流れを汲む団体で、2017年4月にJWPを活動休止させると、選手はそのままPURE-J設立に参加。同年8月に旗揚げ戦を行っている。(どら増田)
-
スポーツ 2020年07月29日 19時30分
マエケン、今季初登板の裏で恥ずかしいハプニング?「久しぶりに緊張感を味わった」試合前の裏話を明かす
ツインズ・前田健太が28日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。ツインズ移籍後初登板となった27日(現地時間26日)の対ホワイトソックス戦について心境や裏話を語った。 >>マエケン、試合前からノーヒットノーランを予感していた? 大記録の裏話を告白、試合後にはまさかのサプライズも<< 昨オフドジャースからツインズに移籍した前田は、敵地での同戦が移籍後初、そして今シーズン初の登板。「10-0」とツインズ10点リードの5回に2ランホームランを許したものの、それ以外に失点はなく「5回2失点・6奪三振」で降板。その後チームが「14-2」で勝利したことで移籍後初、今シーズン初の白星をつかんでいる。 登板直後の夜に動画を撮影したという前田は、同戦について「ツインズに来て初登板、2020年初登板なので、僕的にはすごく大事で意識した試合だった」とコメント。開幕が当初予定の3月27日(同26日)から約4カ月遅れたこともあり、「緊張しない日々が長すぎて、(逆に)久しぶりに緊張感を味わった。いつも(例年)の初登板より緊張した」という。 また、前田は緊張のし過ぎからか、登板前から「ちょっとお腹の調子が悪くて痛かった」と腹痛を抱えていたとのこと。さらに、試合前にマッサージを受ける時まで、ユニフォームのチャックを締め忘れていることにも気付かなかったと笑いながら告白した。 こうした緊張状態の中で試合に臨んだ前田は、初回にいきなり4点の援護をもらった状態でマウンドへ。ただ、「新天地での最初の登板での印象は、チームメイトの中でもすごく大事になってくる」、「大量援護をもらった中で、だらだらした試合(投球)になると印象も悪くなる」と考え、初回から全力で飛ばして投げることを選択したという。 強気の投球の結果、前述の通り白星を手にした前田。「暑かったし湿気もすごくて大変だったけど、何とか勝つことができて良かった」と、初登板でチームを勝利に導けたことにホッとしたような様子を見せていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「メジャーリーガーが登板直後にユーチューブで色々喋るのは貴重だな」、「腹痛抱えてたまま投げてたなんて知らなかった」、「お腹痛くても5回2失点はびっくり、普通の体調なら2ランも打たれてなかったかも」、「チャック全開に気付かないって相当な緊張ぶりだな」、「晴れの初登板がチャック全開、なんて恥ずかしいことにならなくて良かったね(笑)」、「こういうシーズン中の裏側語る動画はもっと見たい」といった反応が多数寄せられている。 動画内で前田は「勝ち負け関係なく、今後登板が終わった後は(ユーチューブ上で)話していこうと思う」と、今後も登板後の心境を語る動画をアップしていく意向を口にしている。次戦以降も動画がアップされれば、その都度ファンの注目が集まることになりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について前田健太の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCJlavxr4G9OFkymtkbKZmOw
-
-
スポーツ 2020年07月29日 18時00分
甲子園“夏のセンバツ”1試合のみの交流試合は鬱憤爆発の大乱打戦必至!
“夏のセンバツ”は好カードが目白押しだ。7月8日、2020年甲子園高校野球交流試合の組み合わせ抽選会が行われた。この大会は、新型コロナウイルスの影響で中止となった今春センバツ大会の代替試合だが、1試合のみとはいえ高校生活最後の1年を奪われた球児の戦いに、日本中が注目することになりそうだ。「大会4日目に、昨年夏の甲子園で決勝を戦った履正社(大阪)と星稜(石川)が対戦。6日目は大阪桐蔭と東海大相模(神奈川)の東西横綱同士の激突が控えています」(アマチュア野球担当記者) プロ注目の好投手としては明石商(兵庫)の中森俊介や、昨秋の神宮大会を制した中京大中京(愛知)の高橋宏斗が挙げられる。見どころ満載の一方で、これまでの経緯から特異な大会になることは避けられない。「昨夏の甲子園にも出場した強豪校の練習を取材しましたが、内野ノックでの送球が全体的に高いという印象を受けました。6-4-3の併殺プレーで、最後の一塁送球が胸の高さに来るんです。ベルトの高さでないと、一塁手は体を伸ばして捕球できません。活動休止による練習不足は明らかで、記録に残らないミスが多く出るかもしれません」(スポーツライター・美山和也氏) 練習不足は監督も承知の上。夏の甲子園大会が中止となった時点で、3年生はジ・エンドだった。それが都道府県のみの大会、交流試合の開催が決まり、3年生はグラウンドに再招集されたのが実情だ。勝ち上がるのではなく、思い出づくりが主眼となるだろう。「指導者も3年生全員を出場させたいはず。細かいチームプレーを捨てた選手がフルスイングし、投手は得意なボールだけを投げるのですから、ノーガードの打ち合いが必至です」(同) 大学、社会人、プロに進む者もいるが、高校で完全燃焼と決めている球児が大多数。彼らがこれまでの努力と鬱憤を爆発させれば、例年以上に面白い大会になるだろう。
-
スポーツ 2020年07月29日 17時30分
江幡塁、“親友”三浦春馬さんの思いを胸に8.9RIZIN出陣!高田延彦キャプテン就任へ
総合格闘技イベントRIZINは28日、『RIZIN22』8.9神奈川・ぴあアリーナMM大会の追加カード発表会見を行い、昨年大晦日にRIZINに初参戦し、那須川天心と対戦したWKBA世界スーパーバンタム級王者、初代KING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級王者の江幡塁(伊原道場)が、シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者の植山征紀(龍生塾ファントム道場)と対戦すると発表した。 植山は先日、天心と対戦した笠原友希には勝利を収めているが、塁が昨年勝利を収めている小笠原瑛作には敗れており、肘なしのRIZINキックボクシングルール(3分3R)で行われる今回の大戦がどんな結末を迎えるのかは未知である。 「春馬にいい報告をしたい」 天心戦では双子の兄、睦とともに花道を歩いた幼なじみで親友の三浦春馬さんが急逝。塁にとっては、「リングで輝いていることがいちばん喜んでくれると思う」と春馬さんの思いを胸に当日リングに上がる。「大晦日は僕たちも3人で入場させていただき、本当に夢の舞台だった。3人で見た景色は絶対に忘れません。残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくという約束、親友と兄との3人の夢が残っている。今回のRIZINは僕の復帰戦。まだまだ見せられなかった自分がたくさんあるが、それは試合で語ろうと思っている」と語った塁。今回も3人でRIZINのリングに立つ。 また、会見では榊原信行CEOが、高田延彦統括本部長と話し合いを重ねた結果、高田氏が今後はRIZINのキャプテンに就任し、RIZINの象徴として再び前面に出ていくと発表。「挨拶は短めにすると言ってましたが(笑)。今後はまたリングに上がってもらいます」と最近は榊原CEOが行ってきたリング上での挨拶を高田キャプテンが行うことになりそうだ。(どら増田)
-
スポーツ 2020年07月29日 17時00分
エモやん、中日広島戦の判定に苦言「野球じゃなくなっちゃう」 アウト取消のクロスプレー、「會澤のタッチが甘すぎた」と反発も
元阪神で野球解説者の江本孟紀氏が、28日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に電話で生出演。同日に行われた中日対広島戦での審判の判定に苦言を呈した。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 江本氏が問題としたのは、「2-1」と広島が1点リードした8回表1死一塁での判定。この場面では打席の中日・ビシエドがツーベースを放ったが、一塁ランナーの大島洋平は一気に本塁に突入しクロスプレーに。一度はアウトの判定が下されたが、中日・与田剛監督が要望したリクエスト検証の結果セーフに。広島・佐々岡真司監督は抗議こそしなかったものの、ベンチ内であ然とした表情を浮かべていた。 このプレーについて江本氏は「(コリジョン)以前だったら完全にアウトのタイミング」と、捕手と走者の衝突を防ぐための規則である「コリジョンルール」(2016年から適用)が広島捕手・會澤翼のタッチを鈍らせたのではと推測。実際、試合後の報道では會澤が「コリジョンを考えながら(のプレー)だった」と語ったことが伝えられている。 だが、江本氏はこの点を踏まえても今回のプレーはアウトだったとした上で、「(審判の判定が)こういうことになってくると、二塁(上)のダブルプレーなんか全部セーフになる」くらい理解できない判定だとコメント。さらに、「(広島の守備陣が)素晴らしいカットプレーを見せて本塁で完全なアウトのタイミングで、(審判が)アウトにしなかったら野球じゃなくなっちゃう」と、野球の根幹を揺るがしかねないとまで指摘していた。 江本氏の発言を受け、ネット上には「ビデオ判定を見ても完全にアウトの誤審だった、エモやんはよくぞ言ってくれた」、「ルールを守った結果取れたはずのアウトが取れないってなったら捕手はどうしようもないよなあ」、「會澤はランナーより明らかに早く捕球してたんだから、みなしアウトにするべきだったのではないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「會澤のタッチが甘すぎたのが悪い、なんでランナーを迎えるような形でタッチにいったんだ」、「コリジョンの適用範囲は捕球前が対象だから、先に捕球した會澤は前に出て走路上でタッチすれば良かったのでは?」といった、會澤に非があったとするコメントも複数見受けられた。 「江本氏や會澤が言及しているコリジョンルールについて、公認野球規則には『捕手が、ボールを持たずに本塁をブロックするか(または実際に送球を守備しようとしていないとき)、および得点しようとしている走者の走塁を邪魔するか、阻害した場合を除いて、捕手は本項に違反したとはみなされない』と、捕球後のプレーは適用範囲外である旨が記載されています。今回のプレーでは會澤は捕球後に本塁上で大島を待ち構えるようにタッチに行っていますが、走路上に出てタッチに行ってもコリジョンが適用されることはなかったのではと考えているファンは一定数見受けられます」(野球ライター) 試合後の報道では、佐々岡監督が「あのタイミングでセーフになると難しいところがある」と會澤をかばったことも伝えられている今回のプレー。際どい判定にモヤモヤを抱えたファンやOBは多かったようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年07月29日 12時45分
宇佐美貴史に「欧州サッカーで通用せず日本に帰った選手」? UEFA日本人関係者の投稿にファン激怒
UEFA(欧州サッカー連盟)チャンピオンズリーグマーケティング代理店のアジア・パシフィック地域統括責任者・岡部恭英氏のツイートが、物議を醸している。 問題となっているのは、岡部氏が27日に投稿したツイート。その中で岡部氏は、ガンバ大阪の宇佐美貴史を「天才」と評するニュースを引用しつつ、「メディアもファンも、すぐに『天才』とか呼んで、必要以上に持ち上げて選手を勘違いさせるの、いい加減やめてほしいです…」と苦言。「現代サッカーのメッカである欧州サッカーで通用せずに、日本に帰りざるを得なかった選手です(原文ママ)」と断じ、「厳しくかつ温かく見守りましょう!」とつづった。 >>「もっと私をもてなせよ」夫・宇佐美貴史の愚痴噴出の妻に、視聴者ドン引き<< しかし、これに対しサポーターなどを中心に、「必要以上に天才と持ち上げることへの苦言は同意できるけど、通用せずとか評する必要ある?」「宇佐美がいつ勘違いしたっていうんだろう?」といった批判が殺到する事態に。岡部氏はこれらの批判を受け、28日に再びツイッターを更新し、「たまたま彼の記事だっただけで、宇佐美云々の話ではないので、ファンの方ご安心ください!」と弁解。「ポイントは、『すぐに“天才”と呼んで必要以上に持ち上げるのやめましょう』です。日本の成長には、メディアとファンの成熟が欠かせません!」と呼びかけ、「世界のサッカー現状を踏まえて、俯瞰して日本サッカーを見ています。厳しい世界のサッカー界ですら、『天才』と呼ばれるのは、マラドーナやメッシなど、ごく一握りです。もし、日本サッカーに『天才』がいたとすると、大けがする前の小野伸二だけかと…」とつづった。 しかし、このツイートにも、「宇佐美のことだったら『欧州サッカーで通用せずに』とかいらないでしょ」「いや、書き方が選手やサポーターに対する礼節を欠いてるてことだと思います」「どう見てもバカにしてるこんな表現したことをまず謝ろうよ」といったバッシングが殺到。さらに、「天才」とする日本人選手に「大けがする前の小野伸二」という名前を出したことにも、「徹底して上から目線」「大けがをする前なんて冠失礼すぎる」という声が集まっていた。 日本のサッカーファンを刺激し続けた岡部氏。多くの不信感が集まってしまっていた。
-
-
スポーツ 2020年07月29日 11時50分
日本ハム・中田、先制アーチ後に意味深な表情?「全然援護してあげられなかった」試合後コメントに表れた“らしさ”とは
セ・パ合わせて22本のホームランが乱れ飛んだ7月28日、北海道日本ハムファイターズ・中田翔は「個性」の強い一撃を放ってみせた。先制の11号2ラン、試合を決定づけるダメ押しの12号3ラン…。試合主導権を握った一撃であったことはもちろんだが、試合後の中田のコメントが、彼の性格を明確に表していた。 「全然援護してあげられなかった。だから…」 これは、同日先発の上沢が左膝骨折からの復活勝利を目指すものの、過去2試合、勝てなかったことを指している。チームメイトを思いやる言葉が自然と出るかどうか、それが中田の好不調を表すバロメーターでもあるようだ。 中田は「ヤンチャ」、野球小僧がそのままオトナになったようなイメージだが、繊細な一面も秘めている。打撃不振に陥ると長引くのがその一例で、色々なこと、それもマイナスなことばかりを考えてしまうのだ。 そういう時の中田は周囲が見えなくなる。かつて、栗山英樹監督が打撃不振から抜け出すための荒療治で「1番」の打順に置いたこともあった。中田は「1番バッターのタイプではない」とぶんむくれたが、「1打席でも多く」の栗山監督の親心は分かっていたはず。思っていたことを素直に表現できなくなるのか、不振を思い詰めて周りが見えなくなってしまう“弱さ”も窺えた。 さらに遡れば、こんなエピソードもあった。 「新人時代、借りてきた猫のように大人しくなっていました。聞いたら、『ノックで誰もエラーしないから』と緊張している理由を話していました」(ベテラン記者) レギュラー選手の平均年齢が若い日本ハムにおいて、中田はベテランの域に達した。11号先制アーチを放った後、一部後輩たちがちゃかしたような出迎えをした。その時の中田は妙に嬉しそうな表情を返していた。 「後輩たちを連れて食事に出掛けたりもしています。最近は新型コロナウイルスの影響で控えているようですが、面倒見の良い先輩です」(前出・同) チームは目下、5位。チーム打率2割2分4厘は12球団ワーストだが、防御率はリーグ2位と奮闘している。「中田が決める」、彼の前に走者を溜めるという意識がさらに高まれば、上位浮上は難しくないのだが…。 「今季はカード初戦を落とすことが多々あります。エースの有原が1勝4敗、上沢がようやく勝ったという状態です。カード初戦に先発するピッチャーは『エース対決』になるので、打線で援護していこうとしています。チームの明暗は中田次第と言えそうです」(プロ野球解説者) 自身の打撃の好不調に関係なく、チームを牽引できるリーダーもいる。しかし、流されやすい中田の弱さも魅力的に思える。中田自身も真のリーダーに成長するための課題は多いが、勝敗の行方は中田次第という現状だ。今後、栗山監督は中田を奮起させる環境をさらに整えていくはずだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
清宮家分裂! 幸太郎「プロ入り」「早大進学」板挟み
2017年07月18日 16時00分
-
スポーツ
ヨシノブがコーチ刷新 広島戦11敗の責任を押しつけられた某コーチ
2017年07月17日 17時00分
-
スポーツ
プロレス解体新書 ROUND58 〈プロレスと格闘技の狭間〉 混迷を象徴する“藤田vs永田”
2017年07月17日 16時00分
-
スポーツ
怪物・清宮「最後の夏」を阻む意外な盲点
2017年07月16日 19時45分
-
スポーツ
球宴の裏で金本監督が決断! 秋山に藤浪の代役はさせない…
2017年07月15日 16時30分
-
スポーツ
吉田沙保里と伊調馨が“場外タックル” 東京五輪レスリング出場枠減で大揉め必至
2017年07月14日 16時00分
-
スポーツ
名古屋場所で4横綱時代終焉か? 「鶴竜」「稀勢の里」満身創痍の土俵際
2017年07月14日 13時00分
-
スポーツ
熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times 岩隈久志に残された4つのシナリオ
2017年07月13日 16時00分
-
スポーツ
オリックス伊藤光 意地のタイムリーでエース金子千尋に5月30日以来の7勝目をプレゼント!
2017年07月13日 11時00分
-
スポーツ
稲葉氏で一本化 侍ジャパンが「スター監督」を捨てて実務タイプを選んだワケ
2017年07月12日 17時00分
-
スポーツ
失速阪神 金本監督にやっぱり出てきた「今季退団」(2)
2017年07月12日 16時00分
-
スポーツ
福良監督「今日は駿太!」オリ、駿太が3安打4打点の大活躍で3連勝!【7.11 Bs vs F 詳報】
2017年07月12日 12時35分
-
スポーツ
失速阪神 金本監督にやっぱり出てきた「今季退団」(1)
2017年07月11日 16時00分
-
スポーツ
福良監督「無理やろ?」の言葉を覆した! オリ山崎福也、138球の大熱投でプロ初完封【7.10 Bs vs F 詳報】
2017年07月11日 12時00分
-
スポーツ
ドロ沼連敗の真中ヤクルト 「辞めろコール」の裏で囁かれる意外なピンチヒッター
2017年07月10日 17時00分
-
スポーツ
シーズン途中トレード第一号! FA取得選手を抱える日本ハムの裏技
2017年07月08日 18時00分
-
スポーツ
プロレス解体新書 ROUND57 〈第2回 IWGP暴動事件〉 猪木vsホーガンに長州が乱入
2017年07月08日 15時00分
-
スポーツ
大相撲名古屋場所の見どころはここだ! 貴景勝・阿武咲の若鮎2匹が土俵で躍り跳ねる
2017年07月08日 14時00分
-
スポーツ
石川遼 サングラスだけは100点満点だがスランプ脱出の暗中模索
2017年07月07日 16時00分
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分