スポーツ
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スポーツ 2020年08月10日 06時30分
ロッテが8.22ソフトバンク戦で1974年日本一ユニホーム配布
千葉ロッテマリーンズは、22日に開催される福岡ソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム、17:00試合開始)で、『70周年チャンピオンシリーズ』第2弾として、1974年に日本一に輝いたロッテオリオンズのユニホームを、来場者全員に配布することが決まったと発表した(ビジター外野応援指定席を除く)。 『70周年チャンピオンシリーズ』は、球団設立70周年を記念して、日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当てるイベント。第1弾は7月10日の埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム)で、1950年に日本一となった毎日オリオンズのユニホームを来場者全員に配布し、レトロファンを喜ばせた。なお、配布はLゲートを除く全ゲートにて開場時間と同時に開始するという(開場時間未定)。 千葉ロッテマリーンズ広報室は「今なお人気も高く、ファンの間で愛されているロッテオリオンズ時代のホームユニホームを来場者の方に配布させていただきます。チームもまた70周年チャンピオンシリーズにあやかり、リーグ優勝、そして日本一に向けて邁進していきますので熱い応援宜しくお願いします。突ッパ!」と、日本一ユニホームにあやかりたい様子。 1974年は故・金田正一監督のもと、前後期制で行われ、前期は2位、後期は優勝し、前期優勝の阪急ブレーブスとのプレーオフを制して日本シリーズへ。日本シリーズでは、中日ドラゴンズを4勝2敗で破り日本一となっている。当時のロッテは県営宮城球場(現在の楽天生命パーク宮城)を準フランチャイズとして使用していたが、日本シリーズは東京・後楽園球場を本拠地として使用した。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月09日 18時00分
渋野日向子が全英オープン連覇に試練…“つやつや作戦”空振りで落胆
全英女子オープン(AIG女子オープン)の連覇に向け、“シブコ”こと渋野日向子が動き始めた。 目下、その前哨戦と位置付ける『ASIスコットランド女子オープン』(8月13日〜)への参戦準備中だが、彼女がクリアしなければならないのは、新型コロナウイルスの感染防止策だけではないようだ。「今季、シブコはスイングの軌道をマイナーチェンジして臨んでいます。そのための筋トレも行いましたが、新しいスイングが合わなかったらしく、ここまで微調整を続けてきました。全英の雰囲気に近いスコットランドオープンに出て、現地でいろいろと試してみるつもりなんでしょう」(スポーツ紙記者) スイングの調整だけではない。“秘密の作戦”も空振りに終わっているという。「7月の国内ツアー『資生堂アネッサレディス』も中止になりました。昨年、同ツアーを制したシブコは、優勝の副賞として同社の化粧品100万円分を贈られました。それをお母さんや妹にも分けて、大変喜ばれたそうなんです」(同) 今年も“つやつや作戦”と称し、副賞のゲットを狙っていたというのだが、残念ながら大会が中止となってしまったのだ。「主催者側も、日程を変えるなどギリギリまで調整していましたが、結局は断念せざるを得ませんでした。このことは、前年覇者のシブコにとって“スケジュールだけ押さえられて身動きが取れず、思うような練習ができなかった”ことを意味しています」(専門誌記者) 一方、副賞を分けてもらった妹の暉璃子(アマチュア)も、日本女子オープン出場をかけた地区予選で惜しくも敗退。「シブコの妹」ということで注目され、余計なプレッシャーがかかっていたことは想像がつく。「世界トップクラスの選手たちが、コロナ禍で今季の主要大会への出場を見送っている。全英でシブコは、前年覇者の上に“数少ないスター”なので、世界中のメディアが注目する。二度目の全英は自分との戦いになりそうです」(同・記者) 妹の二の舞いにならなければいいが…。
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スポーツ 2020年08月09日 11時00分
ソフトB・サファテ、股関節痛で引退危機?「一生続くものだと思いたかった」同じ故障から復活できなかった杉内の無念
NPBでは広島、西武、ソフトバンクの3球団でプレーし、「27勝20敗・234セーブ・防御率1.55」といった数字を残しているソフトバンク・サファテ。6日、そのサファテが翌7日に母国アメリカに一時帰国することを複数メディアが報じた。 2018年4月にアメリカの病院で右股関節を手術して以降一軍登板はないが、3月のオープン戦で1年ぶりの対外試合登板を果たすなど復活に向け進んでいたサファテ。ただ、報道によると7月中旬に右股関節の痛みが再発し、日常生活にも支障が出ていることから一時帰国を決断したとのこと。帰国後は手術を受けた病院で検査を受ける予定というが、場合によっては再手術に踏み切る可能性もあるという。 >>ソフトバンク・サファテ、「もう限界」? 復帰登板“最速144キロ”が波紋、工藤監督は「投げられたことが収穫」と評価<< 名球会入りまで残り16セーブに迫っている元守護神の帰国報道を受け、ネット上には「日常生活に支障とか相当状態悪そう」、「再手術になったら最悪来年も復帰できないかも」といった心配の声が多数寄せられた。一部では「この調子だと杉内の二の舞になりそう」、「杉内のようにこのまま復活できず引退してしまうのか…」といったコメントも見受けられた。 コメントで挙がっている「杉内」は、ダイエー・ソフトバンク、巨人で活躍した杉内俊哉(現巨人二軍投手コーチ)。現役時代に「142勝77敗・防御率2.95」といった成績を残した投手だが、サファテと同じ股関節の故障で引退に追い込まれている。 杉内が股関節の故障に苦しみ始めたのは2015年シーズンからのこと。当時巨人移籍4年目で34歳の杉内は、前年まで3年連続で2ケタ勝利をクリア。計算の立つ先発として、この年も活躍に期待が寄せられていた。 しかし、ソフトバンク時代から抱えていたという右股関節痛が同年に入ってから悪化し、「6勝6敗・防御率3.95」という成績を残していた同年7月23日に一軍登録から抹消。勤続疲労が原因ともいわれるアクシデントにより、その後再昇格はできないままオフに手術を受けた。当時の報道では手術は球界では前例がほとんどないほど大規模なもので、復帰時期も不明の見通しであると伝えられている。 その見通しの通り杉内の離脱期間は長期にわたり、2016年7月に三軍戦でようやく実戦復帰。ただ、同年の一軍登板はなかったものの、翌2017年はオープン戦での登板も果たすなど着実に復活への歩みを進めていた。 ところが、手術以降の登板で股関節をかばいながら投げていたことが災いし、杉内は2017年4月に左肩痛にも見舞われてしまう。2つ目の故障を抱えてしまった杉内は同年、そして翌2018年も一軍に復帰できないまま、9月12日に同年限りでの引退を表明。会見では「プロ野球選手が一生続くものだと思いたかった」と、37歳での引退に無念さを吐露している。 杉内は引退後の翌2019年から巨人で指導者に転身したが、現在自身の体には人工股関節が埋め込まれているとのこと。また、今年初めの報道では「人工股関節を20年間入れ続ける。ダメになったらまた入れ替える」と、人工股関節の使用は長期にわたると口にしたことも伝えられている。 球界ではひじや肩に比べ股関節の故障の事例は少ないが、満足に投げられないまま引退という致命傷になるリスクは高い上、杉内のようにフォームの乱れから他の故障を抱えるケースも少なくない。実際、2011年オフに右股関節の手術を受けた巨人・久保裕也(現楽天)も、翌2012年4月に右ひじ痛を発症。翌5月にはトミー・ジョン手術を余儀なくされている。 サファテは7日、自身のFadebookに「私にとって最後の試合は既に終えた」と現役引退を示唆するような内容を投稿している。球団からはまだ何も発表されてはいないが、杉内と同じくこのまま無念の引退となってしまうのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月08日 17時30分
巨人・増田の中継ぎ登板で話題になった“投手・新庄” ノムさん肝いりの起用も、まさかの理由で立ち消えに?
6日に甲子園で行われた巨人対阪神の一戦。試合は「11-0」で阪神が大勝したが、試合結果以上に話題となったのが巨人の野手・増田大輝の中継ぎ登板だった。 増田がマウンドに送られたのは、「0-4」と巨人4点ビハインドで迎えた8回裏。この回巨人は5番手の堀岡隼人が1死しか取れないまま7失点を喫し降板したが、巨人・原辰徳監督は6番手に投手ではなく控え野手の増田を起用。高校時代に投手の経験があったという増田は、「0.2回無失点・被安打0・1四球」と本職顔負けの投球を披露した。 控え投手の消費を防ぐための采配だったことが試合後に伝えられた増田の登板だが、ネット上には「今後の戦いを見据えたいいリスクマネジメントだ」、「お金を払って観に来ているファンに失礼では」と賛否の声が多数寄せられた。一方、一部では「阪神は昔新庄も投手したことあるよね」、「新庄も登板してなかったっけって調べたらもう20年以上も前になるのか」といったコメントも見られた。 >>新庄剛志が巨人の目論見を粉砕! 常識外れの打撃に長嶋監督もあぜん? 計算づくめで呼び込んだ敬遠球サヨナラ打<< コメントで挙げられた「新庄」は、阪神(1990-2000)、ニューヨーク・メッツ(2001,2003)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2002)、日本ハム(2004-2006)で活躍した新庄剛志。昨年11月に現役復帰を宣言したことも記憶に新しいが、阪神時代の1999年に増田と同じく野手ながらマウンドに上がったことがある。 新庄がマウンドに上がったのは、1999年3月5日に熊本・藤崎台球場(現リブワーク藤崎台球場)で行われた阪神対巨人のオープン戦。当時27歳の新庄は前年の秋季キャンプから当時の野村克也監督の意向により外野と投手の“二刀流”に取り組んでいたが、春季キャンプの紅白戦では2試合で計2イニングを投げ5失点。同戦で結果を残せなければ二刀流構想は白紙という見方もあった。 だが、同戦の4回裏に2番手としてマウンドに上がった新庄は、巨人先頭の元木大介を139キロのストレートで詰まらせセカンドフライに。さらに、続く二岡智宏も142キロのストレートでショートゴロに打ち取ると、最後は後藤孝志を121キロのスライダーでセンターフライに仕留め、三者凡退で1イニングを投げ切った。 試合後、新庄は「相手が打ち損じてくれただけ」と謙遜したが、野村監督は「マウンド慣れしてきたみたいだな」と評価。また、新庄に打ち取られた元木が「シーズン中に会いたくないピッチャー」と語ったことも伝えられた。 しかし、5回以降は本職のセンターに回り出場を続けた新庄は、9回にヒットを放った際に左大腿筋を故障。その影響もあってか、次回登板となった同月21日のダイエー戦では本塁打を浴びるなど結果を残せず、これ以降二刀流構想は白紙に。結局、オープン戦で2試合、シーズンでは登板なしという結果で新庄の挑戦は終わってしまった。 ところが、新庄は後年に左大腿筋の故障が嘘であったことを、2018年9月23日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)の中で暴露している。新庄いわく、投手起用は「面白くないな」と感じたことから、同戦後に故障したと嘘をついたとのこと。また、面白くないと感じた理由については、「簡単に抑えられるから」とも。紅白戦を含めるとそこまで抑えているというわけではないのだが、新庄としては投手は今一つしっくりこなかったようだ。 今回中継ぎとして投げた増田は新庄とは違い、「すごくいい経験をさせてもらった」と笑顔で語ったことが試合後に伝えられている。あくまで試合展開次第だが、もしかすると2度目の登板もあり得るのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月08日 11時00分
式秀部屋の9名が脱走! 過去には現役横綱が脱走し廃業も その後、横綱昇進のハードルが高くなった?
1992年4月に創設され、2013年1月から現在の式秀親方(元幕内・北桜)が力士たちを指導している大相撲・式秀部屋(茨城・龍ケ崎市)。その式秀部屋に所属する力士19名中9名が、集団で部屋を脱走していたことを5日、複数メディアが報じた。 報道によると、式秀部屋では今年に入ってから式秀親方が体調を崩したため、代わりにおかみが力士たちの面倒を見ていたとのこと。しかし、おかみは「大部屋のコンセント使用は許可制」、「個人宛ての荷物は写真を撮りグループラインに投稿」、「個人ロッカーの抜き打ちチェック」といったルールを力士たちに義務付け、反発する者には「クビにするぞ」などと脅していたという。 こうした指導に不満を募らせた力士のうち9名が、4日夕方に部屋を脱走し千葉県内のカラオケボックスに逃走。そこで日本相撲協会に連絡したことから今回の一件が発覚したという。 >>貴乃花氏に「ロクなこと言わない」有吉が強力ツッコミ 「どうしたら幸せに…」自虐ネタも<< 7月19日~8月2日まで開催されていた7月場所が終わった直後の騒動に、ネット上には「約半分の力士が脱走というのは異常事態じゃないか?」、「報道内容が本当なら、ちょっと行き過ぎた指導って感じがする」といった反応が多数寄せられている。一部では「力士の脱走っていうと双羽黒の騒動を思い出すな」、「双羽黒の時みたいな大事に発展しなければいいが…」といったコメントも散見された。 コメントで挙がっている「双羽黒」は、第60代横綱・双羽黒(本名・北尾光司)。2019年2月10日に慢性腎不全のため55歳で亡くなった元力士だが、現役中に所属する部屋を脱走する騒動を起こしている。 騒動が起こったのは、今から33年前の1987年末のこと。当時24歳の横綱・双羽黒は、直前の11月場所で「13勝2敗」と好調。横綱・千代の富士(前九重親方)が「15勝0敗」だったため優勝とはならなかったが、翌1988年は複数回の優勝を果たすのではとの見方も強かった。 ところが、双羽黒は同年12月27日に立浪親方(元関脇・安念山)に生活態度を注意されたことを理由に、所属していた立浪部屋を脱走。当時の報道では部屋で出されたちゃんこの味付けを巡り親方との言い争いに発展したとされているが、本人はちゃんこも満足に作れない若い衆を指導するよう親方に求めたところ、逆に若い衆への謝罪を求められたことが発端と後年に主張している。 双羽黒は脱走後に都内のマンションの一室に潜伏したが、周囲が部屋に戻るように説得しても応じず。一方、双羽黒の行動に激怒した立浪親方は、協会へ双羽黒の廃業届を提出。この事態を受けた協会は同月31日に緊急理事会を開き、双羽黒の廃業届を受理することを決定。双羽黒も同日に記者会見を開き、「横綱としては失格だったかもしれないが、自分を貫いた」と廃業を受け入れている。 ここまでが双羽黒が起こした騒動の経緯だが、協会はこの騒動をきっかけに“双羽黒を優勝なしで横綱に昇進させた判断が結果的には甘過ぎた”と反省し、以降は「大関の地位で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績」という昇進基準を厳格にするようになったといわれている。実際、これ以降は「2場所連続優勝に準ずる成績」を挙げた大関が、「2場所連続優勝」を満たしていないとして昇進を見送られるケースが続出。2014年3月場所後に大関・鶴竜(前場所優勝同点・当場所優勝)が昇進するまで、厳格な適用は続いたとされている。 一方、双羽黒は力士引退後にプロレスラーや格闘家として活動したが、いずれも成功せずに1998年に引退。その後、2003年に代替わりした立浪部屋のアドバイザーを一時務めていたがこれも長続きせず、2013年に腎臓を患って以降は亡くなるまで闘病生活を送っている。 今回の騒動を受け協会は式秀親方とおかみを注意し、脱走した力士9名は全員部屋に戻ったことが報じられている。ただ、脱走した9名以外にも不満を募らせている力士がいるとも伝えられているため、事態の収拾にはもう少し時間がかかりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月07日 19時30分
広島中継ぎ陣に「もう何やっても無理」諦めの声 リーグ最低の防御率、「ゲームが壊れてしまう」金村氏・高木氏らも苦言
元阪神で野球解説者の金村義明氏と元横浜で野球解説者の高木豊氏が、共に6日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。広島の中継ぎ陣について言及した。 広島は2日の対巨人戦から前日の対ヤクルト戦まで3連勝をマークしていたが、6日の試合は「5-9」で敗れ連勝がストップ。同戦は7回表に「5-5」の同点に追いついたものの、7回裏に5番手・薮田和樹が3失点、8回裏に6番手のDJ.ジョンソンが1失点を喫するなど中継ぎ陣が崩れたことが敗因となっている。 番組内で同戦について解説した金村、高木の両氏だが、高木氏は「中継ぎ陣(の立て直し)が急務ですよ」と、今の広島の中継ぎ陣は崩壊していると指摘。続けて、「やっぱりね金村さん、ちょっと手薄ですよね」と金村氏にも意見を求めた。 高木氏の言葉を受けて金村氏も「(中継ぎ陣が)打たれてるVTRを見ても、ど真ん中高めぐらいの(ボールばかり)。もうどんどん打ってくださいというようなボールに見えてしょうがない」とコメント。出てくる中継ぎ投手が軒並み甘いコースにボールを投げていると指摘した。 今シーズンの広島はここまで勝ちパターンを固定できていないが、金村氏は「しょっちゅう中継ぎ、抑えがコロコロ変わってる感じがする。僕はフランスアがいいと思うんですけどね」と、助っ人中継ぎのフランスアを軸に勝ちパターンを考えてみてはと提案。高木氏も「ちゃんと組み立てないとゲームが壊れてしまう」と、早急に勝ちパターンを確立しないと今後も同じような展開が起きかねないと危惧していた。 >>広島・長野、佐々岡監督の“冷遇”で奮起?「ベテランと呼ばれないように」殊勲の一発は復活の兆しか<< 今回の放送を受け、ネット上には「先発が5点取られたのがそもそもダメだけど、同点直後に簡単に逆転された中継ぎはもっとダメ」、「今シーズンはもう10試合くらい中継ぎのせいで負けてるし、いいかげんに勝ちパターンを確立してほしい」、「とりあえず今日炎上した薮田は二軍に落として、代わりに二軍で好投してる田中(法彦)あたりを昇格させるべきだ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「中継ぎ陣は入れ替わり立ち代わりみんな打たれてるからもう何やっても無理だよ」、「金村が挙げたフランスアも言うほど成績良くないから勝ちパターンに入れても効果はないと思う」、「救世主になりそうな選手も見当たらないし、いっそのこと西武みたいに打ち勝つ方向にシフトした方がいいのでは」といった諦めの声も複数見受けられた。 「今シーズンの広島は6日終了時点の救援防御率が『5.03』とセ・リーグ最下位な上、個人別で見ても中継ぎ登板した投手14名のうち、防御率3点以下は菊池保則(2.93)、DJ.ジョンソン(2.53)の2名のみとほとんどが打ち込まれている状況。金村氏が期待したフランスアも『3.45』と、抑えにするには不安が残る数字です。それならば二軍から誰か昇格させればいいという話になりますが、二軍で一定の成績を残している一軍未登板の中継ぎは岡田明丈(2.25)や田中(2.00)ぐらいのもの。彼らが一軍でも好投すれば話は早いですが、もし打ち込まれるようなことになればいよいよ打つ手がなくなりそうです」(野球ライター) 中継ぎ陣が不安定な一方でチーム打率はリーグ1位(.281)、得点数は同2位(180得点)と打線は機能している広島。中継ぎが強固になれば現在5位の順位も上がっていくことが予想されるが、佐々岡真司監督をはじめとした首脳陣はうまくテコ入れをすることができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月07日 18時00分
女子カーリング“新旧対決”勃発! 本橋麻里が藤澤五月に宣戦布告
女子カーリングを代表する新旧アスリートの直接対決が実現しそうだ。 2018年の平昌冬季五輪で、見事に銅メダルを獲得したロコ・ソラーレが、7月19日に新シーズンへ向けた意気込みを語った。しかし、その会見場にはチームの創設者である本橋麻里の姿はなかった。本橋はロコ・ソラーレの下部組織ともいうべき育成チームの一員として、今シーズンを戦うという。「新型コロナの影響で、昨季は国内外の大会がほとんど中止。本来なら北京冬季五輪(2022年)の代表チームも絞られていたはずで、選手の実戦感覚が心配です」(スポーツ協会担当記者) 本橋は日本の女子カーリング界をけん引してきたが、前回の平昌五輪では後輩に道を譲り、キャプテン兼リザーブとして臨んでいた。以降、ロコ・ソラーレが拠点とする北海道北見市で、地域おこしや地方創世など“スーツを着ての活動”に比重を置き、今年1月には第2子を出産している。 育成チームの創設もカーリング界の発展のため。このまま裏方業に徹すると思われたが、当の本橋は「10年前と同じ目標に戻って頑張ります」とキッパリ。この時期の復帰をかなり前から予定していたようだ。「育成チームは実績がないため、地方予選から戦わなければなりませんが、やはり“世界の本橋”ですよ。いくら第一線から遠のいたといっても、無名選手では彼女に太刀打ちできないでしょう」(同・記者) 来年2月の日本選手権では、新旧対決が実現する可能性もある。というのも、本橋のポジションはスキップ。ロコ・ソラーレの同ポジションは藤澤五月なのだ。若い藤澤は“もぐもぐタイム”で人気を博したが、本橋には経験と大人の色気がある。「ソラーレが北京五輪の出場権を得たら、どうなるのか…。本橋は単なるリザーブではなく、藤澤とレギュラー争いをすることになるかもしれません」(カーリング関係者)“カーリングの顔”と女の意地を懸けた、熱い戦いになりそうだ。
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スポーツ 2020年08月07日 17時00分
ダルビッシュ、伊原元監督の“矛盾”を指摘 原監督の“野手登板”を批判も、同じ采配を止めなかった過去が?
カブス・ダルビッシュ有が7日、自身の公式ツイッターに投稿。元西武監督・伊原春樹氏に苦言を呈した。 今回の一件の発端は、6日に行われた巨人対阪神戦。「0-11」と巨人11点ビハインドの8回裏1死、巨人・原辰徳監督は控え投手を温存するため、この回7失点の堀内隼人に代わり野手の増田大輝を6番手としてマウンドへ。増田は「0.2回無失点・被安打0・1四球」と投手顔負けの投球を見せたが、伊原氏は同日の『東京スポーツ』(東京スポーツ新聞社/電子版)の記事内で「考えられない。私がベンチにいたら、原監督とケンカをしてでも絶対にやらせなかった」と原監督の采配を批判した。 7日に自身のツイッターに投稿したダルビッシュは、伊原氏の発言を伝える『東京スポーツ』の記事リンクを添え、「自分が監督の時にやらなければいいだけの話」とバッサリ。 また、ダルビッシュは同日に再度ツイッターに投稿し、「1995年、東尾監督の時にデストラーデさんがピッチャーされているんですが当時コーチだった伊原さんはなぜ東尾さんと喧嘩して辞めさせなかったんですかね?」とツイート。1995年5月9日の西武対オリックス戦で西武の助っ人野手・デストラーデが登板したことを引き合いに、当時一軍守備走塁コーチの伊原氏はなぜ止めなかったのかと疑問を呈している。 >>ダル「アメリカの人は絶対切るな」アフロヘアーが海外では好評 「ジャムおじさんにしか見えない」日本ファンとは真逆で驚きの声<< 伊原氏の発言を受け、ツイッター上のファンは「他の投手を休ませることができたし、そんな目くじら立てるほどの采配じゃないと思う」、「今年は過密日程な上にコロナで急に投手が離脱する可能性もあるから、リスクマネジメントとしてはむしろ理に適っているのでは」、「8回で試合を諦めて野手登板っていうのは、お金を払った観客に対してちょっと失礼ではないか?」、「阪神側を馬鹿にしてると捉えられてもおかしくない、投手を全員使い切ったわけでもなかったのに」などと反応している。 一方、ダルビッシュの投稿に返信する形で、「これはダルの言う通り、自分の考えを他の監督に押し付けるのは間違ってる」、「伊原さんは昔と今でやってることが違うと説得力が無いよ」、「自分も昔同じことやってたのに、今になって『それはダメだ』って言うのは筋が通ってない」、「伊原は当時守備走塁コーチだから投手起用に権限は無かったのかもしれんが、本当に許せないならミーティングとかで言って止めてないとおかしいよな」と伊原氏に指摘し、苦言を呈するファンも複数見受けられた。 元巨人監督・堀内恒夫氏が6日に自身のブログで「これはやっちゃいけない」、「増田がマウンドに立った瞬間 俺はテレビを消した」と批判する一方、元巨人・上原浩治氏が同日に自身のツイッターで「限られた人数で、どう使うかは監督の判断だと思います」と擁護するなど、他のOBの間でも物議をかもしている原監督の采配。本人は試合後に「あれでストライクが入るというのはまさにユーティリティー。見事だと思う」と増田を称賛したことが伝えられているが、“野手登板”の波紋はもうしばらくの間広がりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2020年08月07日 11時55分
巨人・高梨、活躍の原動力は“雑用”? 練習中の意味深な動作、不遇のアマチュア時代から這い上がれたワケは
移籍の高梨雄平が勝ちパターンの継投策の一人として、定着した。対戦したセ球団の各バッターたちは首を傾げながらベンチに下がっていく。変則フォームから取り出されるキレのあるストレート、スライダー、落差のあるカーブは、初見ではまず打てないだろう。 「高梨の放出を決めた楽天側も『絶対に巨人で活躍する』と太鼓判を押していました。楽天は先発ローテーションの一角を任せられそうな高田萌生を獲得できたので、“ウィンウィンのトレード”だったと話していました」(プロ野球解説者) 午後2時過ぎ、東京ドームでの試合前練習が始められる。移籍の高梨を遠くから見ていると、練習方法も“変則”だ。階段ダッシュをする時、他の巨人投手たちは黙々と駆け上がるのに対し、高梨は身長と同じくらいのバーを持ち、バンザイをした状態で駆け上がっていく。 「その状態で走ると、脇腹の周辺筋肉が意識できるんだそうです。その筋肉をピッチングの時に使っていると話していました」(球界関係者) 無名から這い上がって来た選手、あるいは、長期の不振から脱出した選手は、常に考えながら練習をしている。 >>元巨人・上原氏「絶好調やね」、巨人・高梨も「えげつない!」 楽天・涌井の“ノーノー未遂”に選手・OBから称賛相次ぐ<< 高梨は早稲田大時代、東京六大学史上3人目となる完全試合を達成している。同期には日本ハムのエース・有原航平もいたが、ドラフト上位での指名が有力視されていた左腕だった。 当時を知る在阪球団スカウトがこう言う。 「体の大きな有原と比べてしまうと(189センチ)、高梨は明らかに見劣りしていました(175センチ)。どの球団も左投手は貴重なので、好意的に見ようとしましたが、3年秋から3季連続で勝ち星ナシ。卒業後も野球を続けると聞いていたので、社会人野球で様子を見よう、と」 その社会人・JX-ENEOSでさらに「壁」にぶち当たった。2年目にスリークオーターの投球フォームを捨て、サイドスローに活路を見出そうとしたが、目立った成績は収めていない。ドラフト9位とは言え、高梨の才能を見抜いた楽天スカウトを褒めるしかない。 「ストレートはプロ入りしてから別人のようにキレ味が出てきました。趣味の一つに料理もあり、頭の良い人なんだと思います。スコアラーが上げてくるデータもすぐに覚えています」(前出・球界関係者) 社会人時代は試合登録からも外された。その悶々としていたころ、チームはバット引きなどの雑用や、ビデオ撮影などスコラアーのような仕事もさせていたという。そこで腐ってしまうのが大半だが、それを「勉強の機会」に変えた。学生野球でもそうだが、バット引きやボール拾いはタイミング良くベンチを出ていかないと、試合進行の妨げにもなってしまう。つまり、試合中、ボールから目を離さない集中力と、試合展開を読む力も必要だ。 「巨人は開幕前から他11球団に接触し、放出可能な選手を確認していました。同じく楽天から獲得したウィーラーもそうですが、補強リストのようなものが出来上がっています」(前出・プロ野球解説者) 腐らずに雑用も頑張り、その作業の中から「プラスになる要素」を探し、自分の成長に繋げる。巨人がこのまま独走態勢を構築するとすれば、高梨のトレードが分岐点の一つとされるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月07日 11時00分
新日本オカダ・カズチカ1対3ハンデ戦を高橋裕二郎に要求!裕二郎もルールを提案
新日本プロレスは6日、『SUMMER STRUGGLE 2020』東京・後楽園ホール大会を開催。この日よりEVILが返上した第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント1回戦が始まった。 セミファイナルでは、第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント1回戦、オカダ・カズチカ&矢野通&SHOのCHAOSと高橋裕二郎&邪道&外道のバレットクラブが激突。試合前、裕二郎はオカダに「KOPW、やろうぜ!」とアピール。試合は、CHAOSがバレットクラブのダーティーファイトをはねのけ、最後は、最近絶好調のSHOがチキンウィングアームロックで邪道にギブアップ勝ち。SHOがこだわっているギブアップ勝ちでのリベンジに成功している。 試合後、マイクを持ったオカダは「NEVERのトーナメント中に申し訳ないけど、裕二郎さん!KOPW、出るんですよね?出るんだったらさ、1回戦、ここでいいじゃん!」とKOPW2020決定トーナメント1回戦の対戦相手として裕二郎を逆指名。裕二郎がエプロンに上がると、「そして!俺からのルールもここで言わせてもらっていいですかね?俺のルールは1対3!ハンディキャップマッチでいいですよ!」と挑発。裕二郎はオカダを睨みながらリングを後にした。 バックステージでオカダは「まあ俺がね、新タイトルのこと、言ったわけですから。1 発目のルールっていうのは俺が言わないとダメでしょう。1 対 3、ハンディキャップマッチ。まあ邪道、外道、裕二郎。ま、正直、1 対 1 よりも楽かもしれないよ。まあ上手く使ってやればいいんじゃない。でもね、そこでも超えられない差っていうのは一緒だなと思います。そして、NEVERトーナメント1回戦、こちらもしっかりとやっていかないといけないわけですから。1回挑戦して、負けてますし。こうやって気合い入れろと言っていた SHO君が1本獲ってくれたわけですから。僕もしっかり気合入れて、また面白い3人じゃないかなって思います。矢野さん、SHO 君、そして俺。凄い化学反応が起きる 3 人だと思うんで、そこでまた、ベルト獲って。それはそれで盛り上げたら面白いんじゃないかなって思います」とコメント。 裕二郎は「おうオカダおい!は?3対1だと?どんだけよ、俺のこと舐めてんだよ。それよりもよ、俺がもっと面白いルールを準備してやる。その名も『ランバージャックwithベルトマッチ』だ!場外に落ちたやつは、このベルトでボッコボコにされる。なぁ、そのルールでよ、この高橋裕二郎があの、オカダ・カズチカに勝ってやるよ」と吠えると、外道も「お前も二人付けろ、バカヤロー、オイ!裕二郎には、天下の“ワールドクラス・タッグチーム”邪道&外道がついてるんだ!」と続き、最後は裕二郎が「これマジ!」で締めた。 KOPWは対戦相手同士がルールを出し合って、ファン投票でルールを決定することになっているが、予選は通常ルールと思われていただけに、今後の展開に注目したい。 なお、準決勝でオカダ組は、鷹木信悟&SANADA&BUSHIと対戦する。◆新日本プロレス◆『SUMMER STRUGGLE 2020』2020年8月6日 観衆 698人(札止め)東京・後楽園ホール▼第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント1回戦(60分1本勝負)オカダ・カズチカ&矢野通&○SHO(12分03秒 チキンウィングアームロック)高橋裕二郎&邪道●&外道※オカダ組が準決勝進出文・どら増田
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