スポーツ
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スポーツ 2020年08月04日 11時50分
エンゼルス・大谷、メスを入れた右ひじに異変? KO後の意味深な表情、計算を狂わせた2つの理由とは
エンゼルスの大谷翔平投手がヤバイ! アストロズ戦に先発したが(8月2日/現地時間)、2回途中、5四球2失点で途中降板となってしまった。単なるKO劇ではない。途中降板となった2イニング目だが、3連続四球に加え、球速が10キロ以上も落ちていた。交代を告げられた後、ベンチに腰を掛けるなり、頭を抱え込むようにしてうなだれ、暫くの間、眉をひそめていた。 「どこか、痛めたんじゃないか?」 衛星放送を見たファンもそう思ったのではないだろうか。 試合後のオンライン会見でのことだ。最初に大谷の負けを消す満塁アーチを放ったプホルスが、米メディアの質問に答えた。次に球団広報が現れ、こう説明した。 「(大谷は)右腕の違和感を訴えた。現在、MRI検査を受けている」 広報は右腕と言ったそうだが、トミー・ジョン手術でメスを入れた右肘を指し、「何かあったのか?」「再発か?」とさらに突っ込んだ質問が出て、広報は「検査結果はまだ出ていない」とはぐらかしたそうだ。 「試合終了を待たず、病院に直行しました」(MLB放送スタッフ) 「投手・大谷」の復帰プランは、今季よりエンゼルスにやって来たミッキー・キャラウェイ投手コーチが統括していた。同コーチもトミー・ジョン手術の経験者で、再発防止と復帰の練習メニューを持っており、また、サイ・ヤング賞2回のコーリー・クルーバーなどを育てている。 「キャラウェイコーチは、復活プランの一つとして、大谷にカーブを多投させていました。カーブを投げることで、メスを入れた肘周辺の筋肉を適度に鍛えられると聞いていますが」(米国人ライター) 大谷は日本ハム時代からカーブはあまり投げてこなかった。直球、スライダー、フォークボールがメインだったが、復帰第一戦となった前回登板(7月26日/同)で、やはりカープを多投している。大谷は1アウトも取れず、降板したが…。 「キャラウェイコーチは2年とか3年を掛けて、トミー・ジョン手術を受けた投手と向き合っていきます。公式戦に登板できるようになったことと、試合で投げ勝つことでは意味が違います。完全復活まで長い月日が掛かります」(前出・同) 登板前日のオンライン会見では、無観客試合でモチベーションが上がらないことも漏らしていたという。テンションを上げようとし、力みすぎてしまったのかもしれない。 エンゼルス内には今後のことも考え、たとえ検査結果が軽症でも「無理をさせるべきではない」との意見もあるそうだ。エンゼルスは確か、優勝候補にも挙げられていたはず。それは、大谷が「投打」で活躍することが大前提だった。登板後に見せた苦悶の表情が気になる…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月04日 11時00分
オリックス、日本ハムに大敗で再び後退!ロッテ戦は由伸からリベンジへ
前週、仙台での東北楽天6連戦では4勝1敗1分と好成績を収め、5位に浮上したオリックスだったが、北海道・札幌ドームで行われた北海道日本ハム5連戦では1勝4敗と大敗を喫し、再び最下位に転落。借金も「7」に逆戻りしてしまった。<オリックス戦績 7.28〜8.1>対北海道日本ハム 北海道・札幌ドーム▽7月28日●オリックス(アルバース)1-5(上沢)北海道日本ハム○▽7月29日●オリックス(鈴木優)2-6(マルティネス)北海道日本ハム○▽7月30日●オリックス(山崎福)3-7(杉浦)北海道日本ハム○▽7月31日○オリックス(榊原)7-2(有原)北海道日本ハム●▽8月1日●オリックス(田嶋)1-3(バーヘイゲン)北海道日本ハム○※オリックス1勝4敗。通算戦績38試合14勝21敗3け。首位ソフトバンクと7ゲーム差。カッコ内は先発。 7月31日の試合では、好リリーフを見せた高卒6年目で地元北海道出身の左腕、齋藤綱記に嬉しいプロ初勝利がついたが、1日の田嶋大樹以外は、先発投手が踏ん張れず、試合を立て直すために出てきた中継ぎ陣も期待に応えられなかった。最下位だった日本ハムとのゲーム差を突き放し、4ゲーム差まで迫っていた首位との差も縮め、借金も返済するプランで臨んだだけに、日本ハムにひっくり返された上、2.5ゲーム差をつけられたのは痛い。 野手陣はチャンスを作るものの、「あと1本」が出ない。仙台では終盤に得点を出し、7月31日の試合も7回をビッグイニングにして勝利を収めているが、先発投手に勝ち星をつけるためには、もっと早い回での仕掛けが必要だろう。福田周平が復帰し、結果を残しているのは明るい材料だ。4日からは本拠地、大阪・京セラドーム大阪に戻り、千葉で6連敗を食らった千葉ロッテとリベンジの6連戦が行われる。 日本ハム戦が5連戦だったことにより、エースの山本由伸が火曜日にスライド。アルバースが登録を抹消されたため、気になるのは9日の先発投手だが、アルバースが再調整して再昇格することが濃厚。2日にファームで、離脱中だったもう一人のエース、山岡泰輔が復活登板をしており、59球を投じていることから、11日から福岡・福岡PayPayドームで行われる福岡ソフトバンクとの6連戦で復帰となれば、ローテーションが再編されるだろう。今後の経緯を見守っていきたい。 野手ではファームで、オープン戦では開幕スタメン当確だった宜保翔が実戦復帰しており、こちらも一軍での活躍が待たれるところである。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月04日 06時30分
スターダム真夏の横浜武道館2連戦のスペシャルアンバサダーに新日本から真壁刀義が就任!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは1日、今月の22日、23日と2日間に渡って開催する真夏のビッグマッチ『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020』神奈川・横浜武道館大会の記者会見を横浜武道館で行った。横浜武道館は今年、取り壊しと建て替えが決まっている横浜文化体育館に隣接しており、今回、プロレスの興行としてはスターダムがこけら落としとなる新会場だ。 22日のメインイベントは赤いベルトこと、ワールド・オブ・スターダム選手権試合で、チャンピオンの岩谷麻優に朱里が挑戦。23日のメインイベントは白いベルトこと、ワンダー・オブ・スターダム選手権試合で、チャンピオンのジュリアに中野たむが挑戦するなど、スターダムが所管しているタイトルマッチは2日間に渡って全て行われる予定。22日には、下田美馬、まなせゆうなが特別参戦する。 また、同じブシロード傘下である新日本プロレスから、神奈川県相模原市出身の真壁刀義がスペシャルアンバサダーに就任。会見に出席した真壁は「ここ神奈川はこの俺様の地元なんだよ。だからここでスゲェテンション上げて、スゲェ試合をしてもらいたいですね。分かってんなテメェらオイ!そうそう。もっと来ねえと俺乗らねぇから!分かる?そういうこと!スターダム、すごいねえ、期待してっから。ここだぜ?こけら落としだろ?最高のもの期待してっから。以上です!」と地元でビッグマッチを開催するスターダム勢にエールを送った。 さらに、真壁は「相模原が地元です」と話した渡辺桃に好意を抱いたようで、「それだけで僕は親近感わきましたね」と笑顔。会見の最後には、大会記念Tシャツを「カッコいい」と称賛した上で、「次回着てきます」と自身が着用することを約束。スターダムと新日本の交流は、今年1.4東京ドーム大会でスターダムが提供マッチを行ったことから、ミラノ・コレクションA.T.さんがコーチを務めている他、小島聡や中西学さん、獣神サンダー・ライガーさんなどが臨時コーチや、テレビ解説などを務め、矢野通やタイチもリング外で絡んでいる。今回、真壁がアンバサダーに就任したことにより、新日本とリング外でも交流が続けられるのは、スターダムにとってかなりメリットがあるだけに、今後の展開にも期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月03日 22時30分
ノア潮崎豪「右腕ひとつで倒す!」8.5丸藤正道とのGHC防衛戦へ豪腕予告
プロレスリング・ノアは2日、特別興行『NOAH the SPIRIT 2020』を東京・新木場1stRINGで開催した。 メインイベントでは、GHCヘビー級王者の潮崎豪が原田大輔&YO-HEYとトリオを結成し、丸藤正道&小峠篤司&大原はじめと対戦した。潮崎と丸藤は5日の東京・後楽園ホール大会でGHCヘビー級選手権が決定しており、これが前哨戦となる。 試合は潮崎と丸藤が先発。一進一退の攻防で、両者ともに引かぬままタッチ。元ラーテルズの原田&YO-HEYと、1日に配信限定試合で行われたリーダー決定戦で勝利を収め、フルスロットルのリーダーに就任した小峠と大原によるノアジュニアの動きもかなり良く、スピーディーでテンポが早い試合に。丸藤はジュニア勢との絡みでも、コーナーの潮崎への挑発を欠かさない。 再び潮崎と丸藤が対峙すると、激しいチョップの打ち合いになるが、ここは潮崎が優位に立つと、丸藤は蹴り技のコンビネーションへ。しかし、潮崎は体ごとなぎ倒す。お互いにダメージがあったのか2人ともタッチ。ジュニア勢の見応えのある攻防から、潮崎が出て来ると丸藤をチョップで排除。小峠がラリアットを連発するも、効いてない素振りを見せた潮崎はロープに飛んだ小峠に豪腕ラリアット。カウント3が入り、前哨戦は潮崎が勝利を収めている。 試合後、潮崎は右手でベルトを掲げながら丸藤を挑発。最後にマイクを握ると、「俺がノアだ!I am NOAH!」と叫んでリングを後にしている。バックステージでは「丸藤正道は丸藤正道。I am real NOAHと言うだけの男だと思うよ。5日のタイトルマッチは初めて向き合いますけど、相手がチョップを使おうが、膝を使おうが何を使おうが、右腕ひとつで倒します。プライドとかそういうものを全部受け止めた上で、飲み込んでやりますよ。旗揚げ20周年…最初からいたわけじゃないし、途中一緒に時間を築けなかったこともあったけど、俺がノアだ!」と自信溢れる表情を浮かべながら語っていた。◆プロレスリング・ノア◆『NOAH the SPIRIT 2020』2020年8月2日東京・新木場1stRING▼6人タッグマッチ○潮崎豪&原田大輔&YO-HEY(20分10秒 片エビ固め)丸藤正道&小峠篤司●&大原はじめ※豪腕ラリアット(どら増田)
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スポーツ 2020年08月03日 18時30分
元巨人・上原氏「投げきった!素晴らしい」 中日・梅津の熱投にファン・OBから称賛相次ぐ、高津監督も「点が取れない」と脱帽
2日に行われた中日対ヤクルトの一戦。この試合に先発した中日・梅津晃大の投球が、球界OBやプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>中日・梅津のクリーンヒットがライトゴロに! 思わぬ珍プレーで勝利をふいに、本人も“小学生以来”と嘆き?<< 同戦が今シーズン7度目の先発登板だった梅津は、初回から3回まで1人のランナーも許さない完璧な立ち上がりを見せる。その後は4、5、9回にそれぞれ得点圏にランナーを許すも、いずれも無失点でしのぎ9回まで投げ切った。 梅津は両チーム「0-0」で突入した延長10回も続投し、ヤクルトの攻撃を3人でピシャリ。裏の攻撃でチームが得点できなかったため白星は得られなかったものの、「10回127球無失点・被安打5・2四球・9奪三振」で自身初の完投をマーク。先発投手の延長10回完投は、2012年8月26日・対日本ハム戦での田中将大(当時楽天/完封勝利)以来約8年ぶりとなる珍しい記録だった。 梅津の投球を受け、複数の球界OBがSNS上でコメントしている。元巨人・上原浩治氏は、2日に自身の公式ツイッターに投稿。「10回投げきった!素晴らしいです。勝ち、が付いてほしかったなぁ…」と、白星がつかなかったことを悔やみつつ梅津を称賛した。 元ソフトバンク・斉藤和巳氏も、2日に自身の公式ツイッターに「球数もイニングからすると少なかった事もあって完投出来たんやと思う。勝ちはつかへんかったけど価値ある投球!」と投稿。球数を抑えながら最後まで投げ切った点を評価している。 梅津の熱投を受けて、ネット上にも「白星はつかなかったけど、魂のこもったいいピッチングだった」、「投手分業制が確立している今の時代に、10回無失点完投は物凄い投球だよ」、「援護に恵まれない中よく辛抱して最後まで投げてくれた」、「今回梅津を援護できなかった野手陣は、次回登板では大量得点で援護してあげて欲しい」といった反応が多数寄せられている。 試合後の報道では中日・与田剛監督が「本当に素晴らしい、これに尽きる」と絶賛し、ヤクルト・高津臣吾監督も「あれだけ球に力があって制球も良いとなかなか点が取れない」と脱帽したことが伝えられている梅津。ローテーションに変更がなければ次回登板は9日・対巨人戦になると見込まれているが、次回登板では白星をつかむことができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara斉藤和巳氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kazumi_saitoh
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スポーツ 2020年08月03日 18時00分
横浜DeNA 守護神・山﨑康晃不振で今季ゲームオーバー点滅
横浜DeNAベイスターズのラミレス監督(45)が守護神・山﨑康晃(27)に救援投手を送り、その采配に批判が殺到したのは7月19日。試合後、「考える」と、不振の山﨑の配置換えも示唆したが、次の試合でも9回のマウンドに上がったのは山﨑だった。「代役を検討したとは聞いていますが、他に適任者がいなかったみたいです。他のコーチも『山﨑でいくべき』と進言していました。守護神を動かして失敗すれば、チーム崩壊に繋がりかねません。ベイスターズがギリギリのところで踏みとどまったのは、山﨑の人柄のおかげですよ。ショックで落ち込むこともなく、交代は自分へのゲキと受け止めていましたから」(球界関係者) この山﨑の交代前、ラミレス監督は他にも不可解な采配を見せていた。打席に立つピッチャーに送りバントのサインを出さず、得点好機を逃しているのだ。「先発投手を8番に置く打順など、ラミレス監督は周囲を驚かせる采配も見せます。とはいえ、奇策が必ずしも成功するとは限りません。そんなときは『頑固』という欠点ばかりが目立って…」(スポーツ紙記者) いずれは三浦大輔二軍監督(46)に禅譲というのが“既定路線”のように伝えられている。 今季、次期候補をファームに配置換えしたのは、その準備とも囁かれた。ラミレス監督は「勝つこと」で自身を繋ぎ止めているのかもしれない。「日本人監督とベネズエラ出身のラミレス監督の、勝利への考え方の違いですよね。今季、山﨑で“投了”とならない試合もありました。でも、クローザーを出す試合展開を作ったわけですから、たとえ負けても采配は間違っていません。ラミレス監督はクローザーで試合を落とした後の“後遺症”を心配していたのかも…」(前出・関係者) 試合が終了する前にクローザーを代えるのは、「自身の采配が間違っていた」と他コーチ、選手に伝えるのも同じだ。 ラミレス監督の考え方と「守護神と心中」という日本球界の美学。コーチ陣と話し合って、考え方の溝を埋めなければなるまい。 ちなみに、三浦二軍監督はイースタンリーグで最下位に沈んでいたが、ようやく勝率5割に(25日時点)。話し合う時間はたっぷりありそうだ。山﨑はまだ本調子ではない。苦しいシーズンは続きそうだ。
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スポーツ 2020年08月03日 17時30分
“喜怒哀楽を前面に出す男”DeNA・山下、6年目の苦労人がチームに活力を与える!
弾ける笑顔、大きな声。打席で喜怒哀楽を前面に押し出し、ピッチャーと対峙する山下幸輝。ベイスターズで、いやプロの世界でもここまで気持ちを露わにするプレーヤーも稀だ。 2015年はルーキーながら開幕一軍キップを掴み、同期の倉本寿彦と共に開幕スタメンを果たすかと思われるほど評価され、2年目には62試合に出場。勝負強いバッティングとマルチポジションを守れる内野手として期待されていた。しかし2017年、18年共に21試合出場に留まり、昨年は1度も一軍に上がることは無かった。 6年目の勝負の今年は、金髪に染め上げるなど心機一転。すると、ファームでは12試合で打率.375、8打点、ホームラン1本、OPSは1.073と絶好調で、7月14日には待ちに待った一軍昇格。7月19日には久しぶりのヒットを放つと、24日には立場的には打ってアピールしたい場面で、しっかりとフォアボールを選びチームに貢献。31日にはチャンスの場面に代打で登場すると、詰まりながらもレフト前に落とし、久々で貴重な打点もマーク。今シーズンはここまで全て代打で登場し、11打席3安打1四球、打率はジャスト3割の好成績で、チーム内で徐々に存在感を高めている。 まだ、球場は上限5000人の状況で、大声を上げての応援は禁止。プレーヤーの声もよく伝わってくる中、山下の打席での気合いの入った雄叫びはなおさら際立つ。打ち損ねたかに見えるファールでは悔しそうに天を仰ぎ、ボールを見極めれば納得の笑顔を見せる。たとえ凡打に倒れても、笑顔で前を向く姿はベンチで見守るチームメイトも思わず笑顔にさせている。 18年5月31日、楽天イーグルスの当時抑えの切り札の松井裕樹からサヨナラヒットを放った際のヒーローインタビューでは、プロ野球史上でも1番の涙の量と思われる号泣で、今でもベイスターズファンの語り草となっている。あの際は喜びとともに悲壮感も感じ取れたが、今年は心の底から野球を楽しんでいるような、ポジティブな感情しか伝わってこない。 喜怒哀楽を思い切り表現する山下幸輝の姿は、敵味方関係なく眩しくスタジアムを照らしている。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年08月03日 15時45分
炎上の巨人・桜井に「何をやっていたのか」 堀内元監督が“準備不足”を指摘、宮本コーチは二軍降格を明言か
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、2日に自身の公式ブログに投稿。プロ5年目で26歳の巨人・桜井俊貴について言及した。 桜井は同日に行われた対広島戦で先発するも、「2.1回5失点・被安打7・1四球」と炎上し降板。その後チームは「2-9」で敗れ、桜井には今シーズン2敗目が記録された。 初回、広島・鈴木誠也に浴びた2ランを皮切りに、3イニング連続で失点を喫した桜井。堀内氏は鈴木からの被弾について、「アウトコース狙ってんのにシュート気味にど真ん中入ってきた。あれはやられるよ」と失投を指摘した。 堀内氏は続けて、「今日の桜井 スピードはない。コントロールはない。球の力はない。ストライクは入らない。酷い、酷すぎます」と、鈴木からの被弾を含め桜井の投球をバッサリ切り捨てた。 桜井は前回登板した7月26日・対ヤクルト戦では、「7.2回4失点・被安打6・4四死球」と粘りの投球で勝利投手となっていた。堀内氏は「一週間何をやっていたのか疑いたくなるレベルの酷さ」、「軽々しく『絶対』という言葉は使いたくないけど、これは絶対に調整の失敗 そうとしか考えられん」と、中6日の期間内に準備を怠ったことが原因だと推測していた。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 今回の投稿を受け、ネット上には「確かに鈴木への球は失投だったと思う、捕手が構えたコースから大きく外れて真ん中にいったし」、「四球は1個だけだったけど、ずっとコントロールがバラバラだった」、「初回から3イニング連続失点は話にならない、攻撃する野手陣の士気にも関わりかねない」、「ここのところずっと立ち上がりに失点してるし、一度先発ローテから外した方がいいのでは?」といった反応が多数寄せられている。 「今シーズンの桜井は開幕から6試合に先発登板していますが、同戦を含め4試合連続で初回に失点。シーズン成績が『2勝2敗・防御率4.81』とピリッとしない原因が、立ち上がりの不安定さにあることは明白です。当然、本人もこの課題を認識して改善に取り組んでいるとは思いますが、同戦の結果を見るに取り組みの方向性が間違っているようにも思えます。昨シーズンの桜井は先発・中継ぎとして8勝を挙げるなど結果を残していますが、この頃の投球を取り戻させるために、首脳陣は一度ローテを外し腰を据えて復調に努めさせるべきと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では巨人・原辰徳監督が「立ち上がりをもう一つ工夫しないと」と注文をつけ、宮本和知一軍投手チーフコーチが二軍降格を明言したことも伝えられている桜井。ローテのみならず一軍からも外れる形となったが、二軍で復調のきっかけをつかむことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年08月03日 11時45分
阪神・近本、先輩たちの二の舞に? 高山・中谷・坪井…チームの有望株が育たないワケは
チームが好調な今だからこそ、やっておかなければならないことがある。7月の1か月間、矢野阪神は14勝8敗2分と絶好調だった。8月は黒星スタートとなったが、DeNA3連戦の最終戦(8月2日)、防御率1点台の平良拳太郎に土を付けてみせた。トラの勢いはホンモノと見て間違いないだろう。 「好調なチームを牽引しているのは、復調したボーアとサンズの2人。大山悠輔を4番に固定できたのも大きい」(在阪記者) 同日からスタメンに糸井嘉男も帰って来た。矢野燿大監督が期待する左腕・高橋遥人も一軍に交流し、チームの雰囲気も明るくなったが、不安要素もないわけではない。「1番バッター」、プロ2年目の近本光司外野手の起用法だ。 今季の近本は「2番」の打順でスタートした。矢野監督が1番に糸井を置く攻撃的な打順を組んだからだが、その後、俊足の近本は「1番」に戻った。2日のゲーム終了時点で、36試合中26試合に近本が1番に入っている。しかし、今季の近本の打率は2割4分6厘と低迷。盗塁12はリーグトップだが、出塁率が3割1分1厘なので、「1番バッター=出塁とチャンスメーク」の役割を果たし切れていない。糸井、陽川らが代わって1番に入る理由はこの辺にありそうだ。 そんな近本の起用法について、賛否両論が出ていた。 「打撃不振には目を瞑って、使い続けなければリードオフマンとして育たないと指摘する阪神OBも少なくありません。矢野監督は他選手にもチャンスを与えるため、打順を固定しない方針ですが」(プロ野球解説者) 近本は四球をここまで「10」しか選んでいない。矢野監督のエコ贔屓を許さない起用法に称賛の声も出ているが、近年の阪神にはイヤなジンクスも見られる。 昨季、近本は「盗塁王」のタイトル以外にも、セ・リーグの新人安打記録を更新してみせた。1958年の長嶋茂雄氏以来の記録更新というのもスゴイが、2016年、当時新人だった高山俊は、新人選手の球団安打記録を更新したものの、2年目以降は伸び悩んでいる。さらに遡れば、新人球団安打記録の前記録保持者だった坪井智哉(1998年)も、2年目以降はパッとしなかった。 「陽川、中谷、伊藤隼、江越らも頭角を現し、次のシーズンに期待されました。でも、結果を残せませんでした」(前出・プロ野球解説者) 壁にぶち当たった選手たちの前例を見ると、近本は1番バッターとして、今後もレギュラーであり続けるかどうかの分岐点に差しかかっているのかもしれない。 矢野監督が近本を1番から外した直近の試合は8月1日。東京ヤクルトに2連敗し、DeNAとの3連戦初戦を引き分けた翌日である。チームの勝利を最優先した打順変更だったのだろう。 「矢野監督は近本を1番から外しても、2番で試合に使ってきます。打順が変更すればその役割も変わってきます」(前出・在阪記者) 近本は打順が変わることについて、特に何も言っていないそうだ。スタメンから外さないのも、矢野監督の愛情だろう。近本がスタメンから外れた試合は6試合しかない。この状況を中途半端とするのが非難する側の思想の一つにもなっているが、「近本の走塁能力は捨てがたい」という声も多い。この辺も矢野監督を迷わす理由になっているようだ。 リードオフマンを育てる――。近本を1番で完全に固定するとしたら、チームが好調な今しかない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月03日 11時05分
KENTA参戦!新日本がアメリカ版ニュージャパンカップを開催!
新日本プロレスは、8日朝11時(日本時間、以下同)より動画配信サービス新日本プロレスワールドでスタートする“アメリカ初”の配信限定番組『NJPW STRONG』の詳細と、この中で行われる『LEC Presents NEW JAPAN CUP 2020 in THE USA』1回戦の全カードを発表した。 『NEW JAPAN CUP 2020 in the USA』(NJC USA)は、8選手によるトーナメント戦で、優勝者にはIWGP USヘビー級チャンピオン、ジョン・モクスリーヘの挑戦権が与えられる。1回戦は8日、準決勝戦は15日、決勝戦は22日にそれぞれ公開される。 出場メンバーは、新日本マット本隊で活躍するデビッド・フィンレー、カール・フレドリックス、ジェフ・コブ、バレットクラブからはKENTA、タマ・トンガ、タンガ・ロア、チェーズ・オーエンズが参戦。さらに、ROHで活躍するブロディ・キングもエントリーした。なお、ジュース・ロビンソンは右足負傷のため大会欠場となるとのこと。 注目は、来日が出来ずにいたフィンレーやバレットクラブ勢だが、帰国が出来ない状況にあるKENTAにとっては、いきなり訪れたビッグチャンスなだけに、モノにしたいところだろう。1回戦ではフレドリックス対KENTA、コブ対タンガ、フィンレー対オーエンズ、キング対タマが対戦する。メンバーの半数がバレットクラブであることから、同門対決は避けられない模様。 日本ではEVIL&ディック東郷を補強したバレットクラブだが、アメリカではどんな動きが待っているのか、優勝争いとは別に注目される。まずは、KENTAと柴田勝頼の弟子であるフレドリックスのシングルマッチに期待したい。(どら増田)
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分