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オリックス・西村監督、辞任ではなく“解任”だった? 成績不振だけじゃない、進退を迫られた本当の理由とは

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 関西は大丈夫か…。矢野阪神が25年ぶりとなる巨人戦3試合連続の完封負けを喫した8月20日、オリックスは西村徳文監督の“辞任”を発表した。

 同日の埼玉西武戦も落とし、16勝33敗4分の「借金17」。混戦のパ・リーグの中において、「1弱」とも揶揄されていた。

 中嶋聡二軍監督の代行指揮も含めた球団発表の後、福良淳一GMは意味シンなコメントも発している。ぶら下がってきた記者団が「(西村監督の)解任が…」と言うと、それを遮るように「いえ、辞任を要請しました」と言い放った。“事実上の解任”と見るべきだろう。

 >>オリックス21日先発の山崎福也「リラックスして投げる」中嶋監督代行に初勝利を届けられるか?<<

 「西村監督はロッテでも指揮官を務めましたが、今年は首を傾げたくなる采配も目立ちました。本来ならば、勝っている時に用いる守備固めの選手交代を、負け試合の中盤で何度も行い、重盗の作戦にこだわりすぎ、失敗を重ねていました」(プロ野球解説者)

 主力投手の故障離脱など、西村監督に同情する意見も聞かれた。若手の抜てきや打撃不振の大城をガマンして使い続けた育成も、後に評価されるかもしれない。佐野、山足、小田、廣澤など「走れる選手」を多用する采配もプラス材料かもしれないが、あえて報告しておきたいことがある。

 西村監督は「機動力野球」を早くから掲げていたが、今春キャンプでのこと。野手陣の主な練習メニューは、フリー打撃、走り込みはもちろん、実戦を想定した走塁練習は行われていなかったのだ。
 「守備固め、代走は試合終盤で用いる采配ですが、試合中盤で選手を交代させてしまうので、同点、逆転の好機で強打の選手がいなくなってしまいます。代打と守備要員が同じだなんて…」(前出・同)

 中嶋二軍監督が代行指揮を執るが、目下、ウエスタンリーグで高打率を残している杉本裕太郎、松井佑介の昇格も予想されていた。杉本は長打力も高い。機動力を持った選手は多いが、杉本たちのようなタイプの控え選手はほとんどいない。中嶋代行に期待されるのは、雰囲気の一新とベンチ入りメンバーの再考だ。

 「代行指揮ですが、高山郁夫ヘッド兼投手総合コーチを予想する向きもありました。田口壮野手総合コーチもいますが」(在阪記者)

 今季もこのままだと、24年もリーグ優勝から遠ざかることに。

 昨季も最下位だったが、オフの契約更改ではほとんどの選手が昇給となり、メジャー通算282本塁打のアダム・ジョーンズも獲得し、資金力の豊富さをまざまざと見せつけていた。その最下位チームとは思えない大盤振る舞いに、お隣の阪神の関係者は「羨ましい」ともこぼしていた。補強、育成ともに順調に進んでおり、好選手も多い。指揮官の交代だけではなく、根底からのチーム改革も考える必要がありそうだ。(スポーツライター・飯山満)

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