スポーツ
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スポーツ 2020年01月17日 07時00分
休場の白鳳にチラつく“引退”の二文字…角界での孤立もより鮮明に
横綱・白鵬が初場所4日目の1月15日、日本相撲協会に休場を届け出た。2日目に遠藤、3日目には妙義龍に完敗し、2日連続で金星を与えており、よもやの3連敗なら休場必至と見られた中での“案の定”の発表だった。師匠の宮城野親方によると、蜂窩織(ほうかしき)による発熱と腰の炎症が休場の理由だという。都内の病院で診察を受けた白鵬は「残念です」と話していた。「昨年九州場所で43度目の優勝を飾り、連覇を目指していましたが、何やら場所前からイヤな雰囲気はありましたね。正月明けの1月4日、宮城野部屋で朝稽古の最中に起こった“事件”のことですよ。同部屋に所属する西前頭10枚目の石浦と幕下の宝香鵬がダメ押しをきっかけに平手や拳などで殴り合うケンカが発生しました。その場に居合わせた白鵬が『そんなことをしてはせっかくの稽古が台無しになるじゃないか』と言って割って入り、何とか収めたものの、宮城野親方はコトの経緯を相撲協会に報告しました」(相撲記者) 目下、大相撲界は組織を挙げて暴力追放に取り組んでいる真っ最中なだけに、協会はこのトラブルを重大視。9日に臨時理事会を開き、石浦に1カ月の報酬減額20%とけん責、宝香鵬にけん責、さらに宮城野親方に3カ月の報酬減額20%の処分を課した。 先に手を出した石浦は、「自分の自覚が足りなかった」と反省しきりだったが、宮城野親方はおそらく不本意だったに違いない。というのも、石浦は白鵬の内弟子。形の上では宮城野親方が師匠だが、真の師匠は白鵬で、そのすべてをお手本にしているからだ。「つまり、本当に監督不行き届きで処分すべきは白鵬なんです。宮城野親方はとんだトバッチリを食ったというほかありません」(同・記者) もっとも、たとえ批判されても白鵬は「オレは関係ない」と言わんばかりに、言い逃れるに違いない。何しろ先場所後、横審から立ち合いのヒジ打ち、張り手について、「43回も優勝している実力者なのにやり過ぎだ。見苦しい」と厳しく指摘されても、「勝てないと生き残れない。禁じ手でもないし」と完全無視を決め込んでいたほど自分勝手だからだ。 白鵬は6日の稽古総見でも、横審委員の見守る前で稽古相手に指名した新小結の大栄翔を相手にヒジ打ちや張り手をやり放題。これには観戦していたNHK解説者の北の富士勝昭さん(元・横綱)も初場所前のスポーツ紙のコラムでこき下ろしていた。「63年もこの世界を見ている私も、これほどふてぶてしい横綱は見たことがない。誰かが朝青龍の方がまだかわいいと言っていたが、全くその通りである」 弟子が弟子なら、師匠も師匠。いい気になって、タガが緩んでいると言っていい。「このままでは周囲からも浮き上がり、孤立するばかりでしょうね」(同) ここのところ白鵬は出場と休場を繰り返している。昨年は二度の優勝を果たしたものの、15日間皆勤は三場所だけ。いよいよ“引退”の二文字がチラついてきたようだ。
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スポーツ 2020年01月17日 06時30分
“スターダムのアイコン”岩谷麻優「目で見て楽しんで」1.19後楽園札止め濃厚!
女子プロレス団体スターダム1.19東京・後楽園ホール大会の前売り券が「かつてないほどの」売れ行きを見せていることが分かった。木谷高明オーナーは「指定席はほとんどない状況。女子プロレスで“超満員札止め”になれば大きい」と、今大会への手応えを口にした。 今回はブシロード傘下のブシロードファイトに運営が移行してから2回目の後楽園大会だが、大盛況だった12月大会をさらに超える勢いを見せているのは、ブシロードが新日本プロレスを買収した時と同じく、「広告の効果とBS日テレによる露出が上がったことが大きい。もちろん、新日本の東京ドーム効果(4日の第0試合で提供マッチを行った)もあるでしょう」と木谷オーナーは分析。創業者であるロッシー小川エグゼクティブプロデューサーも、「ブシロード新体制は広告宣伝費を投下する。これは出来そうでなかなか出来ないこと。満員の観客こそが実は最大の演出だ。選手の熱闘にご期待ください!」と新体制の戦略を高く評価するとともに、熱闘溢れる大会になることを約束した。 当日は、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者、“スターダムのアイコン”岩谷麻優に、成人式を迎えたばかりの渡辺桃が、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王者、星輝ありさに“ビッグダディの3女”林下詩美がそれぞれ挑戦。引退間近の花月は中野たむと後楽園ラストマッチを、テラスハウスに出演中の木村花は、因縁が深まるジュリア率いる新ユニット(メンバーは当日判明)と6人タッグで対戦するなど、旗揚げ9周年記念大会に相応しい豪華なカードがラインナップ。 岩谷は「ご想像で楽しむんじゃなくて実際に見に来て、目で見て楽しんでもらえればと思います!」と生観戦を推奨している。後楽園大会を札止めにすれば4.29東京・大田区総合体育館で開催するビッグマッチにも弾みがつくだけに、ここはフルハウスにしておきたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月16日 19時30分
日本ハム栗山監督「チームを成熟させていく」2020年スローガン決定
北海道日本ハムファイターズは16日の会見で、2020年のチームスローガンが「羽撃く(はたたく)」に決定したと発表した。 今年のコンセプトには「2016年に日本シリーズを制してから丸3シーズン、栄光から遠ざかり悔しさを味わってきたのは、チームだけではない。我々と同じくらい、いやそれ以上に歯がゆい思いを抱き続けてきたファンとともに、再び大空を舞うべく翼を広げ、はためかせる時は訪れた。一人ひとりが殻を破り飛躍を遂げ、4年ぶりの頂点奪回で捲土重来を果たす」という意味が込められている。 会見に同席した栗山英樹監督は「今年9年目のシーズンを迎えて、これまで悔しい思い、辛い思い、いい思いをたくさんしてきた中で、全てを懸けて結果を出さなければいけない年だと捉えています。何が何でも勝ち切るため、その思いをしっかり言葉にしてスローガンを決めました」とコメント。「選手全員が大きく大空を羽ばたくシーズンになり、ファンのみなさんに『今年のファイターズは羽撃いたな』と思っていただけたら優勝できるはずなので、誠を尽くしてチームを成熟させていくつもりです」と抱負を述べた。 2016年を最後にリーグ優勝、日本一から離れているだけに、盟主奪還に向けて、栗山監督にとっても勝負の年になりそうだ。 栗山監督就任時からのチームスローガンは次の通り。2012年:「9+ NinePlus」2013年:「純 ―ひたむきに―」2014年:「前進せよ 〜トゥミコロクル〜」2015年:「EZOlution」2016年:「爆ぜる」2017年:「F-AMBITIOUS」2018年:「道 -FIGHTERS XV-」2019年:「驀進」2020年:「羽撃く」(どら増田)
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スポーツ 2020年01月16日 18時00分
巨人 菅野智之メジャー移籍容認に東京五輪金&日本一
2020年に去就が最も注目されるのが、オフにポスティングシステムを行使してメジャー移籍を目指す巨人のエース菅野智之投手(30)の動向だ。全権を握る原辰徳監督は「日本一と五輪金メダル」を条件に容認する方針を固めたという。そこには周到な仕掛けが…。 2021年まで任期を残す原監督からすれば、甥でもあるエース菅野を巨人にあと1年引き留め、海外FA権を獲得する来季オフにメジャー移籍させたいというのが本音だろう。しかし、巨人の裏事情に詳しい放送関係者によれば、原監督は「ポスティング移籍が可能な今年こそベストな移籍のチャンスだ」と、菅野のMLB挑戦容認に舵を切ったという。スポーツ紙のデスクが事情を明かす。「背景にあるのが、菅野のポスティング移籍でメジャー球団から巨人に支払われる最大2000万ドル(約21・6億円)の移籍譲渡金。これを球団が『日本一とオリンピックの金メダル獲得』を条件に、菅野に渡すことを示唆し、獅子奮迅の活躍を期待している。そこには日本ハムからの1位指名を拒み、浪人してまで巨人に入団させた、つまり、棒に振った1年の損失補填の意味も込められている」 金満球団の巨人といえども、約20億円超ともなれば、選手総年俸の約半分。大きな投資となるが、菅野の活躍で優勝が手に入れば、算盤は合うという判断だ。 実際、2019年はFAやトレード、新外国人獲得など総額50億円の大型補強を行ったが、リーグ優勝止まりで、日本シリーズではソフトバンクに4連敗した。それを考えれば、費用対効果は大きい。「“選手を金で売るようなことはしない”を是としてきた巨人は、これまでポスティング移籍を一切認めてこなかった。あの松井秀喜や上原浩治もしかり。生え抜きの功労選手といえども海外FA権を行使してのメジャー転身しか夢を叶える方法はなかった。しかし昨秋、これを180度回転させ、’16年オフに横浜DeNAからFAとなった山口俊投手を獲得する際、巨人はポスティングを行使したメジャー挑戦を許し、門戸解放の流れができた」(同) 原監督も昨年11月、「時代の流れの中で、頑なにダメ、ウチはしないというのはおかしな話」と理解を示し、菅野についても「すごく頑張って、その上で自分の夢はメジャーでプレーすることとなれば、ないとは言えない」と、容認に含みを持たせていた。 このように前提として賛成としながらも、ポスティング移籍の譲渡金については「球団が手にするのはおかしい。選手にあげればいいのに」と疑問を投げかけた原監督。さらに、「チームに貢献し、それが評価されてポスティング移籍するわけだから、受け取るのは球団ではなく選手。そうなれば励みになり、巨人に入団しようという選手も増える」と主張した。 これに対し、球団は「ファンの声を聞き、世の趨勢を見ながら」と言葉を濁し、今シーズンの結果に結論を託している。 とはいえ、今季の巨人は、リーグ連覇に向けて課題を残した。打線は坂本勇人と丸佳浩が順調で、岡本和真が主砲に成長、若手も育ちつつある。 一方の投手陣は、昨シーズン15勝を挙げた山口俊がポスティングでメジャーリーグのブルージェイズへ移籍することが決定。FA戦線では美馬学投手(楽天→ロッテ)の獲得に失敗。ドラフトでも1位指名の奥川恭伸投手(星稜→ヤクルト)を外すなど、補強に失敗した。「そこで、首脳陣が期待するのは、昨季は故障の影響で今ひとつだった菅野がかつての輝きを取り戻し、桜井俊貴、髙橋優貴ら若手投手陣を牽引すること。これが日本一奪回の最優先課題と弾き出し、ピンポイントで菅野の強化支援に注力する。つまり、日本一でのポスティング移籍容認を示唆し、20億円超のボーナスを用意した。大盤振る舞いには違いないが、ここには周到な仕掛けが施されていて、それは日本一に加えて五輪の金メダル獲得を条件にしていることだ」(同) 五輪の野球は、公開競技だった1984年ロサンゼルス大会から始まったが、これまで日本は金メダルを獲ったことがなく、銀メダルが最高順位だ。東京大会はわずか6カ国しか出場せず、可能性は十分だが、次回の’24年パリ五輪では野球は実施種目から外れている。つまり、東京五輪が金メダルのラストチャンスなのだ。 地元で行われる五輪で、金メダルに導いた選手を栄光の巨人軍が輩出する――。そのためには、移籍譲渡金の20億円超は惜しくないという計算なのだ。「菅野の今季の年俸は、前年と同額の6億5000万円。これは12球団トップの金額とはいえ、ヤンキース・田中将大(31)の約24億3500万円(7年総額約170億5000万円)や、カブス・ダルビッシュ有(33)の23億1000万円(6年総額約138億6000万円)に比べれば4分の1程度にすぎません。菅野が日本一と五輪の金メダルを手土産にメジャー移籍すれば、年俸25億円程度の評価もあります。つまり、もはや巨人が契約延長できる限界を超えているのです」(スポーツ紙記者) 昨季は腰痛に苦しみ、11勝6敗に終わった菅野だが、オフにオーバーホールし、完全復活に賭けている。真剣交際が報じられる人気モデルの支えとともに、20億円超のニンジンは何よりの刺激剤だ。「これだけ頑張ったのだから、夢を叶えたい」――そう訴える巨人のエースは、夢の扉をこじ開けられるか。
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スポーツ 2020年01月16日 11時30分
西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
松坂大輔(39)にとって、キャンプは「試される機会」ともなりそうだ。 松坂が一軍キャンプに帯同することが決まった。辻発彦監督(61)がそれを示唆した時点で、「スロー調整の松坂が実戦重視の班に振り分けられても付いていけない」の批判が出たことは、本サイトでもお伝えしたが、その後発表された西武キャンプの日程表、メンバー編成表を見たら、一つの仮説が成り立った。渡辺久信ゼネラルマネージャー(54/以下=GM)に試されているのではないだろうか。 「一軍に振り分けられた選手で、注目はドラフト1位の宮川哲(24)、同2位・浜屋将太(20)の両投手です。2人ともストレートのキレには定評があります」(スポーツ紙記者) 両投手とも、即戦力と伝えられている。松坂に対しても、辻監督を始め、西武の関係者たちは「戦力として獲得した」と話していたが、この3人が試されるのは、2月22、23日だろう。 「両日、初の対外試合が予定されています(対千葉ロッテ)。宮川、浜屋の2人は期待が大きいので、早い時期に実戦デビューさせると聞いています。22、23日が2人のデビューマウンドになるかも」(前出・同) 一方の松坂だが、チーム関係者によれば、「右肩、右肘に異常はない」とのこと。しかし、練習メニューに関しては「ピッチングコーチと話し合ってから決める」という。その言葉通りなら、キャンプ初日から別メニューなんてことになりそうだが…。松坂は「投げたがり」の性格だ。一般論として、ピッチャーは走り込みや遠投を重ねてからブルペン投球に入るが、松坂は違う。いきなりでも、ブルペン投球をやりたいと思うタイプだ。 「西武の他のピッチャーは、松坂の西武時代を知らない年下ばかりです。極端な例え話になりますが、ドラフト2位の浜屋は松坂が甲子園で活躍したときはまだ生まれていません。『どんな練習をするんだろう?』と、西武投手陣から好奇の目にさらされるわけです」(プロ野球解説者) キャンプでの練習メニューは投手コーチと話し合ってから決めるというのも、気になる。西口文也(47)、豊田清(48)の両一軍投手コーチは「松坂に任せる」と言うだろう。しかし、松坂は子どものような一面もある。今までは、「投げたいから投げる」でやってきた。良く言えば天才肌なのだが、「どういう目的、意図があって、今日は投げるのか」をきちんと説明できなければ、両投手コーチは「新人で西武に入ってきた頃と何も変わっていないな。成長していない」と思うだろう。 「新人自主トレを見ていると、宮川、浜屋はハイペースで調整しています。キャンプ中盤には、ほぼ100%になるのでは」(前出・スポーツ紙記者) 初の対外試合で、両新人投手の登板が予想される理由も、そこにある。松坂は仕上がりの早い両新人投手を見て、張り合ったりしなければいいのだが…。渡辺GMはオトナになった松坂を見たいと思っているはずだ。自分で立てた練習メニューの根拠、体調管理、練習態度。松坂は一軍に振り分けられ、「見られている」「試されている」という自覚を持てるのか否かが試される。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年01月16日 11時00分
DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
ベイスターズの倉本寿彦が、今シーズンへの意気込みを横浜市内で行われたトークショーで語った。 倉本はプロ入り2年目の2016年に、ショートのレギュラーの座を奪取すると、翌2017年シーズンではフルイニング出場を果たし、不動のレギュラーとして君臨していた。しかし、タイガースから大和をFAで獲得すると、倉本の出番は激減。2018年は85試合出場に留まり、昨シーズンに至ってはわずか24試合出場で、打率.121と不本意な結果に終わってしまった。 現状を打破すべく、多くの選手が出身学校など、縁のある施設で練習する中、倉本はこのオフ、「同じメニューをこなす」など、充実した練習を積むために「平塚に球場を借りて、社会人時代の同僚、現役プロ選手や沖縄でプレーする仲間」とトレーニングを行っている。「お互いに投げて、打ってを繰り返していると、気付いたら3時間くらい時間が経っている」こともあると明かし、今季に賭ける思いがひしひしと感じられた。 復活に向けて、「フェニックスリーグから変えた」新打撃フォームの定着を目指す。「スムーズにバットが出るように、バットのヘッドをあまり頭の後ろに入れない」ことに重点を置き、「しっかり練習して、実戦でどう対応していけるか」と、徐々に自分のものにしていきたいとの考えを示した。 ベイスターズは昨年のドラフト1位で、同じショートがポジションの森敬斗を指名したが、「周りを気にしている立場ではない。結果を残すしかない」と、自らの立ち位置は痛いほど理解している。 出身は茅ヶ崎、地元横浜高校を経てベイスターズに入団した倉本寿彦。小さい頃から観戦して応援してきたチームを、勝利に導く味は格別であろう。ストロングポイントである無類の勝負強さと、ショート、セカンドにサードと内野はどこでも守れるユーティリティ性を武器に、背番号5が再び輝いてくれることを、横浜の街も願っている。 取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年01月15日 22時30分
「アリーヴェデルチ」スターダム、ジュリアはレインメーカーになれるか?
「アリーヴェデルチ!またなっ」 これは昨年アイスリボンを退団し、スターダムに電撃入団を果たした女子プロレスラー、ジュリアの決め台詞。「アリーヴェデルチ」はイタリア語で「さよなら」という意味がある。新日本プロレスの内藤哲也が使っている「トランキーロ!あっせんなよ!」と通ずるものがあると言っていい。 4日に行われた新日本の東京ドーム大会で、第0試合(3戦あった)の第1試合だったが、ジュリアは東京ドームのリングに堂々と試合をする選手として上がっていた。スターダムが提供したカードは、岩谷麻優&星輝ありさの2大王者コンビに、スターダムでは壮絶な喧嘩マッチを繰り広げた木村花&ジュリアのカード。スターダムマットでも実現しないドリームマッチだった。こういうカードをさらっと提供してしまうのが、ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーの素晴らしいところだ。 「もっとアウェーな感じだと思ってたんですけど」 岩谷は新日本のリングに上がることを恐れていたようだが、このカードが決定した際に起こった「アレルギー反応」はほんの一部であったことが、入場と同時に判明する。試合が始まる16時には既にスタンドがギッシリと埋まっており、4選手がコールされると大歓声が飛んだ。最初は堅さも見られた選手たちの動きも普段通りになっていき、女子選手が繰り出す美しい技の数々にどよめきが起こっていた。最後は誤爆から、花を岩谷がムーンサルトプレスで華やかに3カウント。新日本マットでのスターダム提供試合の初陣は成功に終わった。グループ会社なのだから、ビッグマッチに女子の試合がひとつ入るのは悪くない。 このドーム大会に出場したかった選手は他にもたくさんいたはずだが、一番の新入りであるジュリアが参戦したのは、ジェラシーを生むには最高の形となったのではないだろうか。 試合後、花と揉めたジュリアだったが、花が会見上から去ると「自分は、絶対にかなわないだろうなと、大きな大きな“東京ドームで試合をする”という夢を口にしていました。絶対にかなわないだろうと思って。それがこうやって実現できたこと、ジュリアを選んでもらえたってことは、当たり前じゃねーし、それは分かってます。だからこそ、女子プロレス、引っ張っていくので、未来の女子プロレスはジュリアにお任せください。アリーヴェデルチ!またな!」と、移籍してから初めて“素”を見せる一幕があった。 ブシロードが新日本を買収したとき、新体制の象徴として棚橋弘至の対角線に立ち、一緒に引っ張ってきたのがオカダ・カズチカなら、同じくブシロードが買収したスターダム新体制の象徴になり得るのがジュリアである。それだけの雰囲気を持っているだけに、女子版のレインメーカーになれるのか?ジュリアの活躍に期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月15日 21時44分
石川遼が渋野日向子に「SOS」!? 男子ゴルフツアー“人気低迷”待ったなし
日本ゴルフトーナメント振興協会が、2019年シーズンの国内ツアーギャラリー数を発表した。男子ツアー数は18年から1増2減の24試合。ギャラリー総数は32万7801人と、前年から9335人も減っていた。ツアー数が減った影響もあるが、男子ツアーは人気低迷に歯止めを掛けられなかったことになる。 これに責任を感じているのが、男子ツアーの選手会長だった石川遼だ。「子ども向けのゴルフ教室を開いたり、大会でも他選手よりも早く現地入りし、地元関係者、主催者と打ち合わせをしたり。若いファン層も増え、会場はそれなりに盛り上がっていたのですが…」(専門誌記者) そのせいだろうか、選手会長を12月で任期満了となった石川だが、周囲は再選を推すものの、本人は態度を保留したまま。石川自身、米国ツアー復帰の野心もあるようだ。「まだ私案ですが、12月15日に行われた、『団体対抗戦』を、ファン向けに増やしてもいいのではないかとの打開策も聞かれました」(関係者) 団体対抗戦とは、男子、女子、シニア各ツアーから上位3名と推薦選手3名を集めた総勢18名がポイントを争う国内最強決定戦だ。普段、一緒にプレーする機会が少ない男女や、若者とシニアが歓談するなど、和やかな雰囲気を醸し出しており、ギャラリーも肩の力を抜いて観戦できる。人気の女子と一緒にラウンドすることで、渋野日向子ファンに「男子ツアーも見て!」と、アピールする機会にもなるだろう。 先日の団体対抗戦を取材した記者がこう言う。「女子プロと一緒に回り、シニアの選手たちはデレデレ。一部の男子プロも同様でした。問題は、女子プロ側を説得できるかどうか」 ここは、石川が渋野に頭を下げるしかない。とはいえ、選手会長の留任が決まったら、合コンの幹事役まで兼任させられそう?
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スポーツ 2020年01月15日 20時00分
スキー高梨沙羅の“整形情報”が漏洩!? 美容外科医のツイッター憶測呼ぶ
スキージャンプ女子の高梨沙羅に、かなりクロっぽい話が伝わっている。高梨には、以前から整形疑惑が付いて回っているが、この話が本当だとしたら、高梨ももう認めるのが賢明ではないか。 1月12日、福岡県の美容外科医が自身のインスタグラムに次のような言葉を書き込んだ。《患者さんからいただきましたお土産は大好物、仙台銘菓の #萩の月 ありがとうございます とある競技のワールドカップで見事3位に輝いた、有言実行の鏡のような方でした 世界3位って、、、すごすぎます。ダウンタイムは楽ではありませんが、良い結果になったと思いますので、乗り切ってくださいね!》 文中に出てくる“ダウンタイム”とは痛みや腫れが落ち着いてくる時間だ。明らかに「萩の月」(仙台銘菓)をもらった喜び、ワールドカップ3位に入った選手を思いやるメッセージだというのは分かる。「こうまで興味ある情報を出されると、読み手としては誰だろうという感じになりますね。『萩の月』をお土産に持って来たことを考えると、患者さんは仙台の人間、もしくは東北、北海道の人間だと考えられます。『萩の月』はちょっと値段が張るお菓子で、感謝の意であげる場合が多い。札幌や東京駅などでも売っています。福岡の医者に持っていくのは好都合でしょう」(朝刊紙記者) 仮に高梨だとすれば、彼女は北海道出身。東北地方でも練習している。そこで医師が書いた“ワールドカップ3位”という文言だ。「高梨は、今季のW杯ジャンプの第2戦リレハンメルで3位に入っています。前のような圧倒的な強さはありませんが、W杯のような長い期間でやる場合は安定して銅メダル以上を取ることができる。医師の書き込みからすると、どうしても高梨を想像してしまいます」(同・記者) 美容整形疑惑や数字的なもの、お菓子など、キーワードを組み合わせると高梨の名が浮かぶことは確か。断定はできないが、果たして…。
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スポーツ 2020年01月15日 19時30分
横綱・白鵬の休場に心無い批判も 稀勢の里とは正反対の逆風、“ヒール横綱”に仕立て上げられているワケは
2場所連続44度目の優勝を目指していた横綱・白鵬。15日、その白鵬が同日の初場所4日目から休場することを日本相撲協会が発表し、各メディアが広く報じている。 今場所の白鵬は12日の初日こそ西小結・大栄翔を下したものの、13日の2日目に平幕・遠藤、14日の3日目には平幕・妙義龍に敗れ3日目までに1勝2敗。2018年初場所以来2年ぶり2回目となる、2日連続の金星配給を喫するなど苦しい相撲が続いていた。 報道によると、白鵬は場所前から抱えていた右足かかとの傷から菌が入ったことで蜂窩織炎(ほうかしきえん)を発症し、14日夜から発熱に見舞われていたとのこと。加えて、2日目の遠藤戦で敗れた際に土俵で腰を強打したこともあり通算14回目、初めて年2場所の休場を強いられた2017年以降では、10回目となる休場(全休を含む)を決断するに至ったという。 立ち合いの際に張り手、かちあげを多用することを理由に、ここ数年は“横綱の品格がない”と反感を買っている白鵬。このこともあってか、今回の休場に対しネット上のファンから「汚い相撲ばかりやってるから罰が当たったんだ」、「負けが込んだら理由つけて休む、本当に情けない横綱」、「満身創痍みたいだし、もうこのあたりが潮時じゃないですか?」と、心ない言葉も集まっている。 一方、「白鵬を批判してる連中は、稀勢の里がどれだけ休んだか忘れたのか?」、「稀勢の里があんだけ休場したんだから大目に見ろよ」、「白鵬は休場明け強いから、調子戻らなかった稀勢の里よりはよっぽどマシ」と、2019年初場所中に現役を引退した元横綱・稀勢の里(現荒磯親方)を引き合いに出した苦言も複数見受けられた。 「稀勢の里は2017年夏場所から2018年名古屋場所にかけて、歴代の横綱ではワーストとなる8場所連続休場を喫していますが、2003年初場所を最後に現役を引退した元横綱・貴乃花以来の日本人横綱だったということもあり、批判よりは『無理して出場するな』、『完全に治るまで休め』といった擁護が多数を占めていました。ただ、休場から復帰した2018年秋場所こそ2ケタ10勝をマークしましたが、その後の同年九州場所では再び休場。結局、最後まで状態が戻ることはなく、2019年初場所中に現役を退いています」(相撲ライター) 当時の稀勢の里と今回の白鵬の風当たりの違いに、違和感を抱いているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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