スポーツ
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スポーツ 2020年08月10日 17時30分
DeNAファンに絶大な人気!「ベイスターズファンです」と公言する南場智子オーナーの人柄
「ベイスターズ、本日久々のホーム。そして、改修完了後初めてファンの皆さん(5000人)をハマスタにお迎えします。感無量です。私も行きます」 ベイスターズの南場智子オーナーが、横浜スタジアムに観客を入れる最初のゲームの前に、こうTwitterでつぶやいた。 オーナーでありながら「ベイスターズファン」と公言している南場氏は、度々球場で応援している姿を目撃されており、自粛期間中の企画「突撃ヤスアキマイク」に異例の出演時には、「ベイカラやベイ餃子も自分で並んで買っている」、「隣に居合わせたファンと一緒に盛り上がる」、「もっと外野に近いところで応援したい」など、今までにないオーナー像を披露。TBS時代には、当時の球団社長・故加地隆雄氏もスタンドでファンと交流していたが、「みねいひろき、かじたにたかゆき、おとさかともなど、フルネームの入っている応援歌はいい」と、応援歌を覚えてまで応援するオーナーの姿を知り、より一層身近に感じられたファンも多いだろう。 オーナーの仕事は「大きな予算を決めることと人事」に絞り、「普段はできるだけ口を出さない。優秀な人材を信頼している」と明かす。プロ野球界では「金も出すが口も出す」オーナーも存在し、時折りトラブルの元になることもあるが、同じく評判のいいソフトバンクホークスの孫正義オーナーと同様のスタンスで、球団と関わっているようだ。 実際に観戦した17日の試合後、「生憎のお天気ではありましたが、無事にお客様をスタジアムにお迎えすることができ、感無量です。この日を迎えるために準備を続けてくださった全ての方々、そして新しい観戦ルールで、これまでと違う応援スタイルになったにも関わらず拍手で選手を励ましてくださった皆様に心より感謝いたします」と、関係者やファンを気遣ったコメントも発表した南場オーナー。孫正義オーナーのように、優勝した暁には、グラウンドで宙を舞う姿を見せてもらいたいものだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年08月10日 12時10分
張本勲氏よりも問題? 関口宏のゲストに対する失礼な発言
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けながらも放送されてきた『サンデーモーニング』(TBS系)の「週刊御意見番」コーナー。今年に入り、コメンテーターの張本勲氏よりも、関口宏のスポーツ選手に対する態度に批判が集まることが多くなってきた。 >>関口宏、ゲストの岡田彰布元監督への態度が失礼? 意図した返答を得られず苛立ちか、批判集まる<< そこで、今回はそんな関口の批判を集めた態度について振り返ってみたい。・埼玉西武ライオンズ・辻発彦監督に「CS負けるのなんで?」新型コロナウイルス感染拡大の影響で、シーズンの開幕が延期になっていた5月、埼玉西武ライオンズの辻監督がリモートでゲスト出演。関口が心境や現状を質問する。 関口は辻監督に対し、「西武は優勝しているのにクライマックスシリーズで負けちゃう。ソフトバンクに」と、最も「言われたくない」質問をぶつける。「こういうシステムだから仕方ないですけど…」と話す同監督に、関口は「何がいけませんか、ソフトバンクと相性悪い?」と続けた。 この様子に、ライオンズファンから「失礼だ」「もう少し相手の気持ちを考えるべきだ」と怒りの声が上がることになった。・岡田彰布氏を説教 プロ野球の開幕が6月19日に決まった5月末、阪神とオリックスで選手・監督として活躍した岡田彰布氏がリモートでゲスト出演する。 関口は開幕を間近に控えて、選手が「今、肝心なことはなんですか」と質問する。岡田氏は「コロナがまだ収束していないので体調だけにはね、まず気をつけてほしいですね」と独特の口調で話す。しかし、関口は意図したコメントではなかったのか、「気をつけながら何をしなければいけませんか?」と食い下がる。 岡田氏はここでも「体調管理」を口にするのだが、関口は不満気だったようで、「もちろんそうなんですが、そうじゃなくて、だから、それに目指して今一番選手がやるべきことはなんですか?」と語気を強める。岡田氏は「コロナが収束していないので…」「始まって誰かが感染したら元に戻ってしまうので」と納得できるコメントを行うが、関口は呆れたように「わかりました、わかりました、はい、はい」と途中で話を打ち切った。 この様子に、「岡田さんに失礼だ」「関口にとっては年齢が下だからということなんだろうけど、酷すぎないか?」と批判が上がった。・桑田真澄氏に「出たくなかった?」 元巨人の桑田真澄氏が、『サンデーモーニング』に初出演。張本氏とは異なる野球観を持っていることもあってか、「よろしくお願いいたします。張本さんもよろしくお願いいたします」と殊勝に挨拶するのに対し、関口は「とっくに出てもらってたと思ったんですが、なんか嫌だったんですか? これ出るの?」とジャブを入れる。 桑田氏は笑ってやり過ごしたが、視聴者から「なぜそんなこというのか」「失礼ではないか」と批判が上がった。
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スポーツ 2020年08月10日 11時30分
夏のセンバツ、ドラフト戦線に悪影響? “勝敗度外視”の一発勝負、各球団はスカウト増員で対応か
夏のセンバツ大会こと、「2020年甲子園高校野球交流試合」が開幕した(8月10日)。新型コロナウイルス禍により、中止となったセンバツの代替大会である。夏の甲子園大会も都道府県の高野連組織による別大会を開催した。 これによって、“公式戦ナシ”のまま卒業となりかねない高校3年生は救われたわけだが、よく聞かれるのは、「実戦が少ないため、ドラフト候補生の力量を見極めるのは難しいのではないか?」との声。しかし、実際はその正反対だという。 「ドラフト候補の力量を見極められない? プロ野球組織を甘く見てもらったら、困る。どの球団も向こう3年分の候補生リストを持っており、3年生に関しては最終確認にすぎません。でも、交流戦となると、選手の出番も違ってくるので、慎重にならなければなりません」(在阪球団スカウト) どういう意味かというと、交流試合は通常の夏の甲子園大会とは異なり、出場32校は全て1試合しか行わない。本来であれば、今春のセンバツ大会に出場していたはずの32校が招待され、“思い出作り”として1試合を戦うのだ。そうなると、出場校の監督たちは通常の公式戦とは異なる選手起用をしてくる。 私立強豪校の指導者がこんな話をしていた。 「都道府県の代替大会もそうですが、3年生優先のベンチ入りメンバーを構成し、全員を出場させるつもり。細かいサインも出すつもりはありません」 高校野球の公式戦は、トーナメントによる勝ち上がり方式だ。しかし、代替の記念大会となれば、コロナ禍で活動期間を奪われた3年生に報いてやらなければならない。また、学校が休校となったため、今年は練習期間が短かった。細かいサインプレーの練習をする時間がなかったせいもあるが、“思い出作り”として、「好きに打ってこい」「悔いのないよう、全力で投げ込んでこい」と3年生たちをグラウンドに送り出す。 フルスイング、力投によって評価を高める球児もいるだろうが、長所を見失ってしまうドラフト候補も出るのでは…。 「注目は明石商の好右腕・中森俊介投手です。2年生ですでに甲子園のマウンドを経験しており、佐々木朗希、奥川恭伸と同じ学年であっても、1位指名に踏み切る球団があったと言われている逸材です。彼の長所は低めに変化球を集め、キレのある直球をより効果的に見せる投球技術です」(前出・スカウト) 同投手に対し、12球団全てが1位指名リストに挙げている。将来のエース候補として、巨人、阪神、ソフトバンク、楽天などが熱視線を送っているとされ、「力みすぎて怪我でもされたら…」というのがホンネだろう。 「例年以上のスカウトを甲子園に送り出すつもり(スカウト開放の予定)。1試合で燃え尽きてみせると決めた球児たちの力量を確かめるというよりも、『個人プレー』を許された大会でどんなプレーをするのかを見極めるためです」(前出・同) プロ野球側は困惑しているようだが、1試合だけなら、投球過多や熱中症などの問題は解消される。全力投球とフルスイングのぶつかり合い。案外、こっちのほうが高校野球ファンからの好感を呼ぶのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月10日 06時30分
ロッテが8.22ソフトバンク戦で1974年日本一ユニホーム配布
千葉ロッテマリーンズは、22日に開催される福岡ソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム、17:00試合開始)で、『70周年チャンピオンシリーズ』第2弾として、1974年に日本一に輝いたロッテオリオンズのユニホームを、来場者全員に配布することが決まったと発表した(ビジター外野応援指定席を除く)。 『70周年チャンピオンシリーズ』は、球団設立70周年を記念して、日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当てるイベント。第1弾は7月10日の埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム)で、1950年に日本一となった毎日オリオンズのユニホームを来場者全員に配布し、レトロファンを喜ばせた。なお、配布はLゲートを除く全ゲートにて開場時間と同時に開始するという(開場時間未定)。 千葉ロッテマリーンズ広報室は「今なお人気も高く、ファンの間で愛されているロッテオリオンズ時代のホームユニホームを来場者の方に配布させていただきます。チームもまた70周年チャンピオンシリーズにあやかり、リーグ優勝、そして日本一に向けて邁進していきますので熱い応援宜しくお願いします。突ッパ!」と、日本一ユニホームにあやかりたい様子。 1974年は故・金田正一監督のもと、前後期制で行われ、前期は2位、後期は優勝し、前期優勝の阪急ブレーブスとのプレーオフを制して日本シリーズへ。日本シリーズでは、中日ドラゴンズを4勝2敗で破り日本一となっている。当時のロッテは県営宮城球場(現在の楽天生命パーク宮城)を準フランチャイズとして使用していたが、日本シリーズは東京・後楽園球場を本拠地として使用した。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月09日 18時00分
渋野日向子が全英オープン連覇に試練…“つやつや作戦”空振りで落胆
全英女子オープン(AIG女子オープン)の連覇に向け、“シブコ”こと渋野日向子が動き始めた。 目下、その前哨戦と位置付ける『ASIスコットランド女子オープン』(8月13日〜)への参戦準備中だが、彼女がクリアしなければならないのは、新型コロナウイルスの感染防止策だけではないようだ。「今季、シブコはスイングの軌道をマイナーチェンジして臨んでいます。そのための筋トレも行いましたが、新しいスイングが合わなかったらしく、ここまで微調整を続けてきました。全英の雰囲気に近いスコットランドオープンに出て、現地でいろいろと試してみるつもりなんでしょう」(スポーツ紙記者) スイングの調整だけではない。“秘密の作戦”も空振りに終わっているという。「7月の国内ツアー『資生堂アネッサレディス』も中止になりました。昨年、同ツアーを制したシブコは、優勝の副賞として同社の化粧品100万円分を贈られました。それをお母さんや妹にも分けて、大変喜ばれたそうなんです」(同) 今年も“つやつや作戦”と称し、副賞のゲットを狙っていたというのだが、残念ながら大会が中止となってしまったのだ。「主催者側も、日程を変えるなどギリギリまで調整していましたが、結局は断念せざるを得ませんでした。このことは、前年覇者のシブコにとって“スケジュールだけ押さえられて身動きが取れず、思うような練習ができなかった”ことを意味しています」(専門誌記者) 一方、副賞を分けてもらった妹の暉璃子(アマチュア)も、日本女子オープン出場をかけた地区予選で惜しくも敗退。「シブコの妹」ということで注目され、余計なプレッシャーがかかっていたことは想像がつく。「世界トップクラスの選手たちが、コロナ禍で今季の主要大会への出場を見送っている。全英でシブコは、前年覇者の上に“数少ないスター”なので、世界中のメディアが注目する。二度目の全英は自分との戦いになりそうです」(同・記者) 妹の二の舞いにならなければいいが…。
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スポーツ 2020年08月09日 11時00分
ソフトB・サファテ、股関節痛で引退危機?「一生続くものだと思いたかった」同じ故障から復活できなかった杉内の無念
NPBでは広島、西武、ソフトバンクの3球団でプレーし、「27勝20敗・234セーブ・防御率1.55」といった数字を残しているソフトバンク・サファテ。6日、そのサファテが翌7日に母国アメリカに一時帰国することを複数メディアが報じた。 2018年4月にアメリカの病院で右股関節を手術して以降一軍登板はないが、3月のオープン戦で1年ぶりの対外試合登板を果たすなど復活に向け進んでいたサファテ。ただ、報道によると7月中旬に右股関節の痛みが再発し、日常生活にも支障が出ていることから一時帰国を決断したとのこと。帰国後は手術を受けた病院で検査を受ける予定というが、場合によっては再手術に踏み切る可能性もあるという。 >>ソフトバンク・サファテ、「もう限界」? 復帰登板“最速144キロ”が波紋、工藤監督は「投げられたことが収穫」と評価<< 名球会入りまで残り16セーブに迫っている元守護神の帰国報道を受け、ネット上には「日常生活に支障とか相当状態悪そう」、「再手術になったら最悪来年も復帰できないかも」といった心配の声が多数寄せられた。一部では「この調子だと杉内の二の舞になりそう」、「杉内のようにこのまま復活できず引退してしまうのか…」といったコメントも見受けられた。 コメントで挙がっている「杉内」は、ダイエー・ソフトバンク、巨人で活躍した杉内俊哉(現巨人二軍投手コーチ)。現役時代に「142勝77敗・防御率2.95」といった成績を残した投手だが、サファテと同じ股関節の故障で引退に追い込まれている。 杉内が股関節の故障に苦しみ始めたのは2015年シーズンからのこと。当時巨人移籍4年目で34歳の杉内は、前年まで3年連続で2ケタ勝利をクリア。計算の立つ先発として、この年も活躍に期待が寄せられていた。 しかし、ソフトバンク時代から抱えていたという右股関節痛が同年に入ってから悪化し、「6勝6敗・防御率3.95」という成績を残していた同年7月23日に一軍登録から抹消。勤続疲労が原因ともいわれるアクシデントにより、その後再昇格はできないままオフに手術を受けた。当時の報道では手術は球界では前例がほとんどないほど大規模なもので、復帰時期も不明の見通しであると伝えられている。 その見通しの通り杉内の離脱期間は長期にわたり、2016年7月に三軍戦でようやく実戦復帰。ただ、同年の一軍登板はなかったものの、翌2017年はオープン戦での登板も果たすなど着実に復活への歩みを進めていた。 ところが、手術以降の登板で股関節をかばいながら投げていたことが災いし、杉内は2017年4月に左肩痛にも見舞われてしまう。2つ目の故障を抱えてしまった杉内は同年、そして翌2018年も一軍に復帰できないまま、9月12日に同年限りでの引退を表明。会見では「プロ野球選手が一生続くものだと思いたかった」と、37歳での引退に無念さを吐露している。 杉内は引退後の翌2019年から巨人で指導者に転身したが、現在自身の体には人工股関節が埋め込まれているとのこと。また、今年初めの報道では「人工股関節を20年間入れ続ける。ダメになったらまた入れ替える」と、人工股関節の使用は長期にわたると口にしたことも伝えられている。 球界ではひじや肩に比べ股関節の故障の事例は少ないが、満足に投げられないまま引退という致命傷になるリスクは高い上、杉内のようにフォームの乱れから他の故障を抱えるケースも少なくない。実際、2011年オフに右股関節の手術を受けた巨人・久保裕也(現楽天)も、翌2012年4月に右ひじ痛を発症。翌5月にはトミー・ジョン手術を余儀なくされている。 サファテは7日、自身のFadebookに「私にとって最後の試合は既に終えた」と現役引退を示唆するような内容を投稿している。球団からはまだ何も発表されてはいないが、杉内と同じくこのまま無念の引退となってしまうのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月08日 17時30分
巨人・増田の中継ぎ登板で話題になった“投手・新庄” ノムさん肝いりの起用も、まさかの理由で立ち消えに?
6日に甲子園で行われた巨人対阪神の一戦。試合は「11-0」で阪神が大勝したが、試合結果以上に話題となったのが巨人の野手・増田大輝の中継ぎ登板だった。 増田がマウンドに送られたのは、「0-4」と巨人4点ビハインドで迎えた8回裏。この回巨人は5番手の堀岡隼人が1死しか取れないまま7失点を喫し降板したが、巨人・原辰徳監督は6番手に投手ではなく控え野手の増田を起用。高校時代に投手の経験があったという増田は、「0.2回無失点・被安打0・1四球」と本職顔負けの投球を披露した。 控え投手の消費を防ぐための采配だったことが試合後に伝えられた増田の登板だが、ネット上には「今後の戦いを見据えたいいリスクマネジメントだ」、「お金を払って観に来ているファンに失礼では」と賛否の声が多数寄せられた。一方、一部では「阪神は昔新庄も投手したことあるよね」、「新庄も登板してなかったっけって調べたらもう20年以上も前になるのか」といったコメントも見られた。 >>新庄剛志が巨人の目論見を粉砕! 常識外れの打撃に長嶋監督もあぜん? 計算づくめで呼び込んだ敬遠球サヨナラ打<< コメントで挙げられた「新庄」は、阪神(1990-2000)、ニューヨーク・メッツ(2001,2003)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2002)、日本ハム(2004-2006)で活躍した新庄剛志。昨年11月に現役復帰を宣言したことも記憶に新しいが、阪神時代の1999年に増田と同じく野手ながらマウンドに上がったことがある。 新庄がマウンドに上がったのは、1999年3月5日に熊本・藤崎台球場(現リブワーク藤崎台球場)で行われた阪神対巨人のオープン戦。当時27歳の新庄は前年の秋季キャンプから当時の野村克也監督の意向により外野と投手の“二刀流”に取り組んでいたが、春季キャンプの紅白戦では2試合で計2イニングを投げ5失点。同戦で結果を残せなければ二刀流構想は白紙という見方もあった。 だが、同戦の4回裏に2番手としてマウンドに上がった新庄は、巨人先頭の元木大介を139キロのストレートで詰まらせセカンドフライに。さらに、続く二岡智宏も142キロのストレートでショートゴロに打ち取ると、最後は後藤孝志を121キロのスライダーでセンターフライに仕留め、三者凡退で1イニングを投げ切った。 試合後、新庄は「相手が打ち損じてくれただけ」と謙遜したが、野村監督は「マウンド慣れしてきたみたいだな」と評価。また、新庄に打ち取られた元木が「シーズン中に会いたくないピッチャー」と語ったことも伝えられた。 しかし、5回以降は本職のセンターに回り出場を続けた新庄は、9回にヒットを放った際に左大腿筋を故障。その影響もあってか、次回登板となった同月21日のダイエー戦では本塁打を浴びるなど結果を残せず、これ以降二刀流構想は白紙に。結局、オープン戦で2試合、シーズンでは登板なしという結果で新庄の挑戦は終わってしまった。 ところが、新庄は後年に左大腿筋の故障が嘘であったことを、2018年9月23日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)の中で暴露している。新庄いわく、投手起用は「面白くないな」と感じたことから、同戦後に故障したと嘘をついたとのこと。また、面白くないと感じた理由については、「簡単に抑えられるから」とも。紅白戦を含めるとそこまで抑えているというわけではないのだが、新庄としては投手は今一つしっくりこなかったようだ。 今回中継ぎとして投げた増田は新庄とは違い、「すごくいい経験をさせてもらった」と笑顔で語ったことが試合後に伝えられている。あくまで試合展開次第だが、もしかすると2度目の登板もあり得るのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月08日 11時00分
式秀部屋の9名が脱走! 過去には現役横綱が脱走し廃業も その後、横綱昇進のハードルが高くなった?
1992年4月に創設され、2013年1月から現在の式秀親方(元幕内・北桜)が力士たちを指導している大相撲・式秀部屋(茨城・龍ケ崎市)。その式秀部屋に所属する力士19名中9名が、集団で部屋を脱走していたことを5日、複数メディアが報じた。 報道によると、式秀部屋では今年に入ってから式秀親方が体調を崩したため、代わりにおかみが力士たちの面倒を見ていたとのこと。しかし、おかみは「大部屋のコンセント使用は許可制」、「個人宛ての荷物は写真を撮りグループラインに投稿」、「個人ロッカーの抜き打ちチェック」といったルールを力士たちに義務付け、反発する者には「クビにするぞ」などと脅していたという。 こうした指導に不満を募らせた力士のうち9名が、4日夕方に部屋を脱走し千葉県内のカラオケボックスに逃走。そこで日本相撲協会に連絡したことから今回の一件が発覚したという。 >>貴乃花氏に「ロクなこと言わない」有吉が強力ツッコミ 「どうしたら幸せに…」自虐ネタも<< 7月19日~8月2日まで開催されていた7月場所が終わった直後の騒動に、ネット上には「約半分の力士が脱走というのは異常事態じゃないか?」、「報道内容が本当なら、ちょっと行き過ぎた指導って感じがする」といった反応が多数寄せられている。一部では「力士の脱走っていうと双羽黒の騒動を思い出すな」、「双羽黒の時みたいな大事に発展しなければいいが…」といったコメントも散見された。 コメントで挙がっている「双羽黒」は、第60代横綱・双羽黒(本名・北尾光司)。2019年2月10日に慢性腎不全のため55歳で亡くなった元力士だが、現役中に所属する部屋を脱走する騒動を起こしている。 騒動が起こったのは、今から33年前の1987年末のこと。当時24歳の横綱・双羽黒は、直前の11月場所で「13勝2敗」と好調。横綱・千代の富士(前九重親方)が「15勝0敗」だったため優勝とはならなかったが、翌1988年は複数回の優勝を果たすのではとの見方も強かった。 ところが、双羽黒は同年12月27日に立浪親方(元関脇・安念山)に生活態度を注意されたことを理由に、所属していた立浪部屋を脱走。当時の報道では部屋で出されたちゃんこの味付けを巡り親方との言い争いに発展したとされているが、本人はちゃんこも満足に作れない若い衆を指導するよう親方に求めたところ、逆に若い衆への謝罪を求められたことが発端と後年に主張している。 双羽黒は脱走後に都内のマンションの一室に潜伏したが、周囲が部屋に戻るように説得しても応じず。一方、双羽黒の行動に激怒した立浪親方は、協会へ双羽黒の廃業届を提出。この事態を受けた協会は同月31日に緊急理事会を開き、双羽黒の廃業届を受理することを決定。双羽黒も同日に記者会見を開き、「横綱としては失格だったかもしれないが、自分を貫いた」と廃業を受け入れている。 ここまでが双羽黒が起こした騒動の経緯だが、協会はこの騒動をきっかけに“双羽黒を優勝なしで横綱に昇進させた判断が結果的には甘過ぎた”と反省し、以降は「大関の地位で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績」という昇進基準を厳格にするようになったといわれている。実際、これ以降は「2場所連続優勝に準ずる成績」を挙げた大関が、「2場所連続優勝」を満たしていないとして昇進を見送られるケースが続出。2014年3月場所後に大関・鶴竜(前場所優勝同点・当場所優勝)が昇進するまで、厳格な適用は続いたとされている。 一方、双羽黒は力士引退後にプロレスラーや格闘家として活動したが、いずれも成功せずに1998年に引退。その後、2003年に代替わりした立浪部屋のアドバイザーを一時務めていたがこれも長続きせず、2013年に腎臓を患って以降は亡くなるまで闘病生活を送っている。 今回の騒動を受け協会は式秀親方とおかみを注意し、脱走した力士9名は全員部屋に戻ったことが報じられている。ただ、脱走した9名以外にも不満を募らせている力士がいるとも伝えられているため、事態の収拾にはもう少し時間がかかりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月07日 19時30分
広島中継ぎ陣に「もう何やっても無理」諦めの声 リーグ最低の防御率、「ゲームが壊れてしまう」金村氏・高木氏らも苦言
元阪神で野球解説者の金村義明氏と元横浜で野球解説者の高木豊氏が、共に6日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。広島の中継ぎ陣について言及した。 広島は2日の対巨人戦から前日の対ヤクルト戦まで3連勝をマークしていたが、6日の試合は「5-9」で敗れ連勝がストップ。同戦は7回表に「5-5」の同点に追いついたものの、7回裏に5番手・薮田和樹が3失点、8回裏に6番手のDJ.ジョンソンが1失点を喫するなど中継ぎ陣が崩れたことが敗因となっている。 番組内で同戦について解説した金村、高木の両氏だが、高木氏は「中継ぎ陣(の立て直し)が急務ですよ」と、今の広島の中継ぎ陣は崩壊していると指摘。続けて、「やっぱりね金村さん、ちょっと手薄ですよね」と金村氏にも意見を求めた。 高木氏の言葉を受けて金村氏も「(中継ぎ陣が)打たれてるVTRを見ても、ど真ん中高めぐらいの(ボールばかり)。もうどんどん打ってくださいというようなボールに見えてしょうがない」とコメント。出てくる中継ぎ投手が軒並み甘いコースにボールを投げていると指摘した。 今シーズンの広島はここまで勝ちパターンを固定できていないが、金村氏は「しょっちゅう中継ぎ、抑えがコロコロ変わってる感じがする。僕はフランスアがいいと思うんですけどね」と、助っ人中継ぎのフランスアを軸に勝ちパターンを考えてみてはと提案。高木氏も「ちゃんと組み立てないとゲームが壊れてしまう」と、早急に勝ちパターンを確立しないと今後も同じような展開が起きかねないと危惧していた。 >>広島・長野、佐々岡監督の“冷遇”で奮起?「ベテランと呼ばれないように」殊勲の一発は復活の兆しか<< 今回の放送を受け、ネット上には「先発が5点取られたのがそもそもダメだけど、同点直後に簡単に逆転された中継ぎはもっとダメ」、「今シーズンはもう10試合くらい中継ぎのせいで負けてるし、いいかげんに勝ちパターンを確立してほしい」、「とりあえず今日炎上した薮田は二軍に落として、代わりに二軍で好投してる田中(法彦)あたりを昇格させるべきだ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「中継ぎ陣は入れ替わり立ち代わりみんな打たれてるからもう何やっても無理だよ」、「金村が挙げたフランスアも言うほど成績良くないから勝ちパターンに入れても効果はないと思う」、「救世主になりそうな選手も見当たらないし、いっそのこと西武みたいに打ち勝つ方向にシフトした方がいいのでは」といった諦めの声も複数見受けられた。 「今シーズンの広島は6日終了時点の救援防御率が『5.03』とセ・リーグ最下位な上、個人別で見ても中継ぎ登板した投手14名のうち、防御率3点以下は菊池保則(2.93)、DJ.ジョンソン(2.53)の2名のみとほとんどが打ち込まれている状況。金村氏が期待したフランスアも『3.45』と、抑えにするには不安が残る数字です。それならば二軍から誰か昇格させればいいという話になりますが、二軍で一定の成績を残している一軍未登板の中継ぎは岡田明丈(2.25)や田中(2.00)ぐらいのもの。彼らが一軍でも好投すれば話は早いですが、もし打ち込まれるようなことになればいよいよ打つ手がなくなりそうです」(野球ライター) 中継ぎ陣が不安定な一方でチーム打率はリーグ1位(.281)、得点数は同2位(180得点)と打線は機能している広島。中継ぎが強固になれば現在5位の順位も上がっていくことが予想されるが、佐々岡真司監督をはじめとした首脳陣はうまくテコ入れをすることができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月07日 18時00分
女子カーリング“新旧対決”勃発! 本橋麻里が藤澤五月に宣戦布告
女子カーリングを代表する新旧アスリートの直接対決が実現しそうだ。 2018年の平昌冬季五輪で、見事に銅メダルを獲得したロコ・ソラーレが、7月19日に新シーズンへ向けた意気込みを語った。しかし、その会見場にはチームの創設者である本橋麻里の姿はなかった。本橋はロコ・ソラーレの下部組織ともいうべき育成チームの一員として、今シーズンを戦うという。「新型コロナの影響で、昨季は国内外の大会がほとんど中止。本来なら北京冬季五輪(2022年)の代表チームも絞られていたはずで、選手の実戦感覚が心配です」(スポーツ協会担当記者) 本橋は日本の女子カーリング界をけん引してきたが、前回の平昌五輪では後輩に道を譲り、キャプテン兼リザーブとして臨んでいた。以降、ロコ・ソラーレが拠点とする北海道北見市で、地域おこしや地方創世など“スーツを着ての活動”に比重を置き、今年1月には第2子を出産している。 育成チームの創設もカーリング界の発展のため。このまま裏方業に徹すると思われたが、当の本橋は「10年前と同じ目標に戻って頑張ります」とキッパリ。この時期の復帰をかなり前から予定していたようだ。「育成チームは実績がないため、地方予選から戦わなければなりませんが、やはり“世界の本橋”ですよ。いくら第一線から遠のいたといっても、無名選手では彼女に太刀打ちできないでしょう」(同・記者) 来年2月の日本選手権では、新旧対決が実現する可能性もある。というのも、本橋のポジションはスキップ。ロコ・ソラーレの同ポジションは藤澤五月なのだ。若い藤澤は“もぐもぐタイム”で人気を博したが、本橋には経験と大人の色気がある。「ソラーレが北京五輪の出場権を得たら、どうなるのか…。本橋は単なるリザーブではなく、藤澤とレギュラー争いをすることになるかもしれません」(カーリング関係者)“カーリングの顔”と女の意地を懸けた、熱い戦いになりそうだ。
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広島、ソフトバンクぶっちぎり優勝で無意味なCSの戦い
2017年09月30日 12時00分
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スポーツ
ハリルホジッチ監督「一時帰国…」に協会ビビリ 年俸3億円も飲まざるを得ない?
2017年09月28日 12時00分
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スポーツ
阪神退団 掛布二軍監督に「巨人打撃コーチ」就任が急浮上
2017年09月27日 12時00分
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スポーツ
森野引退で再燃する中日の落合回帰
2017年09月25日 12時39分
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スポーツ
福良監督 CS進出消滅も「チャンスあるんだから」とT-岡田に本塁打王獲得を促す!
2017年09月25日 12時00分
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スポーツ
プロレス解体新書 ROUND64 〈アンドレvs前田の真実〉 語り継がれる究極の“不穏試合”
2017年09月24日 16時00分
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スポーツ
清宮がプロ入り表明で阪神が分裂? 金本監督が熱望するもう一人のスラッガー
2017年09月23日 17時30分
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スポーツ
中田久美監督を救え! ママさん荒木絵里香が自らをムチ打つド根性浪花節
2017年09月23日 16時00分
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スポーツ
イチロー引退か 大谷翔平「メジャー移籍」で浮上したマーリンズ
2017年09月22日 16時00分
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スポーツ
早実・清宮幸太郎が禁じ手を使う「江川卓」ドラフト戦略
2017年09月22日 12時30分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分