スポーツ
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スポーツ 2020年08月04日 18時00分
大相撲7月場所“出稽古禁止”をプラスに変えた佐渡ケ嶽部屋勢の躍進
4カ月ぶりに始まった大相撲7月場所(東京・両国国技館)も、いよいよ終盤。観客が定員の4分の1(2500人)しかいないなど何もかも異例で、力士たちの戸惑いも大きい。 中でも、新型コロナウイルス感染を恐れて、最後まで出稽古を禁止された影響は明らかだ。45回目の優勝を目指す横綱の白鵬ですら、「いつも出稽古で仕上げているので、出稽古なしの本番は不安だ」と場所前に漏らしていたほど。 そんなマイナス材料をむしろプラスにし、前半戦で目覚ましい活躍をした集団がいる。44ある相撲部屋の中で最大の37人、幕内力士だけで大量5人も擁する佐渡ケ嶽部屋勢だ。「その幕内力士も、琴奨菊のようなベテランあり、琴ノ若や琴勝峰のような若手あり、また押し相撲あり、四つ相撲ありで、実にバラエティーに富んでいる。これだけ質も量もそろっていたら、稽古相手を求めて他所の部屋へ出稽古に行く必要はない。みんな調整はバッチリで、優勝争いはともかく、『三賞候補に食い込んでくる』と親方たちはにらんでいます」(担当記者) その佐渡ケ嶽部屋勢の中で、ひと際注目を浴びているのが幕内最年少、まだ二十歳の新入幕力士、琴勝峰だ。身長191センチ、体重165キロという恵まれた体を生かし、離れてよし、組んでよしのノビノビした相撲で、いきなり初日から5連勝。10日目を終えて7勝3敗だ。「体も柔らかく、白鵬の若いころによく似ている。大ケガさえしなければ、末は大関・横綱、間違いない」 親方たちの間では、そんな声がしきりだ。 琴勝峰にとって、元横綱・琴桜の孫で、2歳年上の琴ノ若が同じ部屋というのも強みだ。2人は相撲を始めた千葉県柏市のスポーツ少年団時代からのライバル。同じ埼玉栄高に進み、一足先にプロ入りした琴ノ若の後を追って佐渡ケ嶽部屋に入門した。「身近に競争相手がいるのは大きな励みになる。琴ノ若も期待の星で、どちらが先に大輪の花を咲かせるか」(部屋関係者) コロナ禍でも、ニュースター誕生の兆しだ。
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スポーツ 2020年08月04日 17時30分
鷹木信悟の提唱で新日本NEVER6人タッグ王座決定戦を後楽園4連戦で開催!
新日本プロレスは、NEVER無差別級6人タッグ王座第20代王者組のEVIL&鷹木信悟&BUSHI組が、7月31日付で正式に王座返上したため、同王座の新王者組を決定する「第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント」を8月6日~8月9日の東京・後楽園ホール4連戦で開催すると発表した。出場チームは次の8チームだ。・棚橋弘至&飯伏幸太&マスター・ワト組・真壁刀義&本間朋晃&田口隆祐組・オカダ・カズチカ&矢野通&SHO組・後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI組・高橋裕二郎&邪道&外道組・鈴木みのる&エル・デスペラード&DOUKI組・タイチ&ザック・セイバーJr.&金丸義信組。・鷹木信悟&SANADA&BUSHI組 1回戦は6日、7日に2試合ずつ、準決勝戦(6日、7日にそれぞれ組まれた2試合の勝者組同士が対戦)は8日、決勝戦(王座決定戦)は9日に開催される。 初日となる6日の後楽園大会では、1回戦2試合がラインナップ。メインイベントは、「第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント」1回戦、鷹木&SANADA&BUSHI 対 みのる&デスペラード&DOUKI。EVILの裏切りが原因で王座決定トーナメントに至っただけに、今回のトーナメントは鷹木の強い要求によって組まれている。前王者組の鷹木&BUSHIにとっては、SANADAを加えた新トリオで仕切り直しを図りたい。特にBUSHIは、SANADA&EVILと第9代、第11代、第13代、そしてEVIL&鷹木と第20代と計4回に渡り同王座を戴冠してきているだけに、5度目の王座戴冠に意欲を持って挑んできそうだ。対するはみのる&デスペラード&DOUKI組。みのるは7.31後楽園大会で、激戦の末に永田裕志を下して、「次行くぞ、次。もう目星はつけてある」と新たな獲物を匂わせただけに、その動向に注目が集まるところ。 この日は第5試合も、「第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント」1回戦として、オカダ&矢野&SHO組が、裕二郎&邪道&外道組と対戦する。7.25愛知でのシングル戦では敗退したものの、引き続きオカダを付け狙う裕二郎。オカダが提案した新タイトル『KOPW2020』にも裕二郎は興味津々なだけに、海千山千の邪道&外道とともにトーナメントの勝敗を度外視してオカダにターゲットを絞ってきそうだ。一方のオカダは、矢野&SHOとトリオ結成。7.31後楽園のオカダ&SHOvs裕二郎&外道戦では、試合終盤に矢野の“金的”介入もあってSHOが外道から勝利を挙げており、珍?コンビネーションに期待したい。 2日目となる7日の後楽園大会でも、「第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント」2試合が行われる。この日は、棚橋&飯伏&ワトが、IWGPタッグの因縁を引きずるタイチ&ザック&金丸とトーナメント1回戦で対戦。このところ静かな不協和音が流れていた棚橋&飯伏の“ゴールデン☆エース”だが、7.31後楽園では試合後のバックステージで、この日も不調が目立った棚橋の呼びかけに飯伏が無言で立ち去るなど、さらに状況は悪化しているのだ。そんなすきま風が吹く両者をせせら笑うように、タイチ&ザックは飯伏に“悪のリクルート”を開始。タイチは「棚橋は捨てて、新しい方向に歩け。道は2つある。違うヤツと組むか?俺らのところに来てもいいぞ?」と飯伏を勧誘。果たして、棚橋&飯伏はこのまま空中分解してしまうのか? また、こちらも大阪・大阪城ホール大会以来の抗争が続く、ワトと金丸も激戦必至である。 「第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント」1回戦のもう1試合は、真壁&本間&田口vs後藤&石井&YOSHI-HASHI。真壁と田口は矢野とのトリオで第19代王座を戴冠しているだけに、このトーナメントを勝ち抜き、再びベルトを掴みたいところ。長期欠場からの復帰以来、タイトル戦線になかなか絡めなかった本間にとっても好機到来! G.B.Hとタグチジャパンの混合トリオが、同王座獲得に邁進しそうだ。一方、後藤&石井&YOSHI-HASHIは、今回のトーナメント唯一のヘビー級戦士のみのトリオであり、お互いの信頼感やコンビネーション的にも安定感はバツグン。優勝候補の一角と言える屈指の実力派チーム。最近ではなかなかタイトル挑戦のチャンスに恵まれない6選手なだけに、ここはタイトルを狙いたい。 この夏、新日本プロレスはトーナメントで活性化しながら、8.29東京・明治神宮野球場大会まで突っ走っていく。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月04日 15時30分
阪神・中西元コーチ、“キーマンはガンケル”に賛否 「自滅するタイプではない」と主張、「ガルシアの時は使えない」と反発も
阪神の元投手コーチで野球解説者の中西清起氏が、3日放送の『ガチ虎!』(ABCラジオ)に生出演。番組内での発言をきっかけに、ネット上の阪神ファンの間で議論が巻き起こっている。 今回の番組で中西氏は「2勝3敗1分」と苦戦した7月28日~8月2日の阪神の戦いを振り返った上で、8月4日から始まる9連戦を乗り切るためのポイントを解説。複数選手の名を挙げながら、主に投手陣についてトークを展開した。 >>阪神・近本、先輩たちの二の舞に? 高山・中谷・坪井…チームの有望株が育たないワケは<< 議論のきっかけとなったのは、試合の7~9回を投げる勝ちパターンについての発言内容。「先発は非常に潤沢に回っているとは思うが、9連戦となるとやはりリリーフ陣というところが(大事)」という中西氏は、7回はガンケル、8回は藤川球児、そして9回はスアレスという形の勝ちパターンが構成されるのではと推測。 中西氏は続けて、今シーズン「5登板・0勝1敗2ホールド・防御率3.38」という成績のガンケルが中継ぎのキーマンだと指摘。「できればここ(7回)に左を一枚挟みたいが、今は能見(篤史/防御率7.27)しかいない状況なので、ガンケルがフル回転しなければいけない」と、左の中継ぎが不足している状況を救ってくれるのではとした。 今シーズンからチームでプレーするガンケルは先発登板した6月24日・対ヤクルト戦で「4回3失点・被安打7・2四球」と打ち込まれ来日初黒星を喫するも、その後中継ぎに転向し4試合連続無失点と好投を続けている投手。中西氏は「四球で自滅するタイプではない(投手)。これはリリーフの第一条件」、「打たせて取る投手なので、そういう意味では(攻守の)リズムも良くなっていく(と思う)」と、中継ぎで大きな戦力になるのではと期待を寄せていた。 中西氏の発言を受け、ネット上には「左の岩崎(優/同2.51)が離脱中だから、7回を投げてくれれば心強い」、「先発の時より安定してるように思えるし、このままセットアッパーに組み込むのは全然悪くない」、「四球少ないゴロピッチャーは1点リードの接戦とかでも安心して任せられる」といった反応が多数寄せられている。 一方、「助っ人枠の兼ね合いがある投手に期待し過ぎるのは良くない気がする」、「ガンケルはガルシアの時は使えないだろうから、馬場(皐輔/同1.64)の方が計算立てやすくない?」といった否定的なコメントも複数見受けられるなど議論が飛び交っている。 「現在の阪神は試合でベンチ入りできる外国人枠4枠のうち、抑えのスアレス、クリーンアップのボーア・サンズで3枠が埋まっており、残り1枠で先発のガルシアとガンケルの併用に充てています。つまり、ガルシアが先発する試合ではガンケルをベンチ入りさせることができないということです。それならば枠の配分を変更すればいいのではという話になりますが、枠を埋めている3名は現状を考えるといずれも外せない選手である上、8月中旬には怪我で離脱していた野手のマルテも復帰する見込み。そうなると、どうしてもガンケルをベンチ入りメンバーや一軍登録から外さないといけない場面がくることは想像に難くないため、日本人選手を勝ちパターンに組み込み岩崎の復帰を待つ方が計算を立てやすいのではと考えるファンも少なくないようです」(野球ライター) 2日終了時点の救援防御率が「4.59」とリーグ5位に沈んでいる阪神。上位浮上のために盤石な勝ちパターンの確立が求められている状況だが、上り調子のガンケルを勝ちパターンに固定するかはファンの間でも意見が分かれているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月04日 11時50分
エンゼルス・大谷、メスを入れた右ひじに異変? KO後の意味深な表情、計算を狂わせた2つの理由とは
エンゼルスの大谷翔平投手がヤバイ! アストロズ戦に先発したが(8月2日/現地時間)、2回途中、5四球2失点で途中降板となってしまった。単なるKO劇ではない。途中降板となった2イニング目だが、3連続四球に加え、球速が10キロ以上も落ちていた。交代を告げられた後、ベンチに腰を掛けるなり、頭を抱え込むようにしてうなだれ、暫くの間、眉をひそめていた。 「どこか、痛めたんじゃないか?」 衛星放送を見たファンもそう思ったのではないだろうか。 試合後のオンライン会見でのことだ。最初に大谷の負けを消す満塁アーチを放ったプホルスが、米メディアの質問に答えた。次に球団広報が現れ、こう説明した。 「(大谷は)右腕の違和感を訴えた。現在、MRI検査を受けている」 広報は右腕と言ったそうだが、トミー・ジョン手術でメスを入れた右肘を指し、「何かあったのか?」「再発か?」とさらに突っ込んだ質問が出て、広報は「検査結果はまだ出ていない」とはぐらかしたそうだ。 「試合終了を待たず、病院に直行しました」(MLB放送スタッフ) 「投手・大谷」の復帰プランは、今季よりエンゼルスにやって来たミッキー・キャラウェイ投手コーチが統括していた。同コーチもトミー・ジョン手術の経験者で、再発防止と復帰の練習メニューを持っており、また、サイ・ヤング賞2回のコーリー・クルーバーなどを育てている。 「キャラウェイコーチは、復活プランの一つとして、大谷にカーブを多投させていました。カーブを投げることで、メスを入れた肘周辺の筋肉を適度に鍛えられると聞いていますが」(米国人ライター) 大谷は日本ハム時代からカーブはあまり投げてこなかった。直球、スライダー、フォークボールがメインだったが、復帰第一戦となった前回登板(7月26日/同)で、やはりカープを多投している。大谷は1アウトも取れず、降板したが…。 「キャラウェイコーチは2年とか3年を掛けて、トミー・ジョン手術を受けた投手と向き合っていきます。公式戦に登板できるようになったことと、試合で投げ勝つことでは意味が違います。完全復活まで長い月日が掛かります」(前出・同) 登板前日のオンライン会見では、無観客試合でモチベーションが上がらないことも漏らしていたという。テンションを上げようとし、力みすぎてしまったのかもしれない。 エンゼルス内には今後のことも考え、たとえ検査結果が軽症でも「無理をさせるべきではない」との意見もあるそうだ。エンゼルスは確か、優勝候補にも挙げられていたはず。それは、大谷が「投打」で活躍することが大前提だった。登板後に見せた苦悶の表情が気になる…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月04日 11時00分
オリックス、日本ハムに大敗で再び後退!ロッテ戦は由伸からリベンジへ
前週、仙台での東北楽天6連戦では4勝1敗1分と好成績を収め、5位に浮上したオリックスだったが、北海道・札幌ドームで行われた北海道日本ハム5連戦では1勝4敗と大敗を喫し、再び最下位に転落。借金も「7」に逆戻りしてしまった。<オリックス戦績 7.28〜8.1>対北海道日本ハム 北海道・札幌ドーム▽7月28日●オリックス(アルバース)1-5(上沢)北海道日本ハム○▽7月29日●オリックス(鈴木優)2-6(マルティネス)北海道日本ハム○▽7月30日●オリックス(山崎福)3-7(杉浦)北海道日本ハム○▽7月31日○オリックス(榊原)7-2(有原)北海道日本ハム●▽8月1日●オリックス(田嶋)1-3(バーヘイゲン)北海道日本ハム○※オリックス1勝4敗。通算戦績38試合14勝21敗3け。首位ソフトバンクと7ゲーム差。カッコ内は先発。 7月31日の試合では、好リリーフを見せた高卒6年目で地元北海道出身の左腕、齋藤綱記に嬉しいプロ初勝利がついたが、1日の田嶋大樹以外は、先発投手が踏ん張れず、試合を立て直すために出てきた中継ぎ陣も期待に応えられなかった。最下位だった日本ハムとのゲーム差を突き放し、4ゲーム差まで迫っていた首位との差も縮め、借金も返済するプランで臨んだだけに、日本ハムにひっくり返された上、2.5ゲーム差をつけられたのは痛い。 野手陣はチャンスを作るものの、「あと1本」が出ない。仙台では終盤に得点を出し、7月31日の試合も7回をビッグイニングにして勝利を収めているが、先発投手に勝ち星をつけるためには、もっと早い回での仕掛けが必要だろう。福田周平が復帰し、結果を残しているのは明るい材料だ。4日からは本拠地、大阪・京セラドーム大阪に戻り、千葉で6連敗を食らった千葉ロッテとリベンジの6連戦が行われる。 日本ハム戦が5連戦だったことにより、エースの山本由伸が火曜日にスライド。アルバースが登録を抹消されたため、気になるのは9日の先発投手だが、アルバースが再調整して再昇格することが濃厚。2日にファームで、離脱中だったもう一人のエース、山岡泰輔が復活登板をしており、59球を投じていることから、11日から福岡・福岡PayPayドームで行われる福岡ソフトバンクとの6連戦で復帰となれば、ローテーションが再編されるだろう。今後の経緯を見守っていきたい。 野手ではファームで、オープン戦では開幕スタメン当確だった宜保翔が実戦復帰しており、こちらも一軍での活躍が待たれるところである。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月04日 06時30分
スターダム真夏の横浜武道館2連戦のスペシャルアンバサダーに新日本から真壁刀義が就任!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは1日、今月の22日、23日と2日間に渡って開催する真夏のビッグマッチ『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020』神奈川・横浜武道館大会の記者会見を横浜武道館で行った。横浜武道館は今年、取り壊しと建て替えが決まっている横浜文化体育館に隣接しており、今回、プロレスの興行としてはスターダムがこけら落としとなる新会場だ。 22日のメインイベントは赤いベルトこと、ワールド・オブ・スターダム選手権試合で、チャンピオンの岩谷麻優に朱里が挑戦。23日のメインイベントは白いベルトこと、ワンダー・オブ・スターダム選手権試合で、チャンピオンのジュリアに中野たむが挑戦するなど、スターダムが所管しているタイトルマッチは2日間に渡って全て行われる予定。22日には、下田美馬、まなせゆうなが特別参戦する。 また、同じブシロード傘下である新日本プロレスから、神奈川県相模原市出身の真壁刀義がスペシャルアンバサダーに就任。会見に出席した真壁は「ここ神奈川はこの俺様の地元なんだよ。だからここでスゲェテンション上げて、スゲェ試合をしてもらいたいですね。分かってんなテメェらオイ!そうそう。もっと来ねえと俺乗らねぇから!分かる?そういうこと!スターダム、すごいねえ、期待してっから。ここだぜ?こけら落としだろ?最高のもの期待してっから。以上です!」と地元でビッグマッチを開催するスターダム勢にエールを送った。 さらに、真壁は「相模原が地元です」と話した渡辺桃に好意を抱いたようで、「それだけで僕は親近感わきましたね」と笑顔。会見の最後には、大会記念Tシャツを「カッコいい」と称賛した上で、「次回着てきます」と自身が着用することを約束。スターダムと新日本の交流は、今年1.4東京ドーム大会でスターダムが提供マッチを行ったことから、ミラノ・コレクションA.T.さんがコーチを務めている他、小島聡や中西学さん、獣神サンダー・ライガーさんなどが臨時コーチや、テレビ解説などを務め、矢野通やタイチもリング外で絡んでいる。今回、真壁がアンバサダーに就任したことにより、新日本とリング外でも交流が続けられるのは、スターダムにとってかなりメリットがあるだけに、今後の展開にも期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月03日 22時30分
ノア潮崎豪「右腕ひとつで倒す!」8.5丸藤正道とのGHC防衛戦へ豪腕予告
プロレスリング・ノアは2日、特別興行『NOAH the SPIRIT 2020』を東京・新木場1stRINGで開催した。 メインイベントでは、GHCヘビー級王者の潮崎豪が原田大輔&YO-HEYとトリオを結成し、丸藤正道&小峠篤司&大原はじめと対戦した。潮崎と丸藤は5日の東京・後楽園ホール大会でGHCヘビー級選手権が決定しており、これが前哨戦となる。 試合は潮崎と丸藤が先発。一進一退の攻防で、両者ともに引かぬままタッチ。元ラーテルズの原田&YO-HEYと、1日に配信限定試合で行われたリーダー決定戦で勝利を収め、フルスロットルのリーダーに就任した小峠と大原によるノアジュニアの動きもかなり良く、スピーディーでテンポが早い試合に。丸藤はジュニア勢との絡みでも、コーナーの潮崎への挑発を欠かさない。 再び潮崎と丸藤が対峙すると、激しいチョップの打ち合いになるが、ここは潮崎が優位に立つと、丸藤は蹴り技のコンビネーションへ。しかし、潮崎は体ごとなぎ倒す。お互いにダメージがあったのか2人ともタッチ。ジュニア勢の見応えのある攻防から、潮崎が出て来ると丸藤をチョップで排除。小峠がラリアットを連発するも、効いてない素振りを見せた潮崎はロープに飛んだ小峠に豪腕ラリアット。カウント3が入り、前哨戦は潮崎が勝利を収めている。 試合後、潮崎は右手でベルトを掲げながら丸藤を挑発。最後にマイクを握ると、「俺がノアだ!I am NOAH!」と叫んでリングを後にしている。バックステージでは「丸藤正道は丸藤正道。I am real NOAHと言うだけの男だと思うよ。5日のタイトルマッチは初めて向き合いますけど、相手がチョップを使おうが、膝を使おうが何を使おうが、右腕ひとつで倒します。プライドとかそういうものを全部受け止めた上で、飲み込んでやりますよ。旗揚げ20周年…最初からいたわけじゃないし、途中一緒に時間を築けなかったこともあったけど、俺がノアだ!」と自信溢れる表情を浮かべながら語っていた。◆プロレスリング・ノア◆『NOAH the SPIRIT 2020』2020年8月2日東京・新木場1stRING▼6人タッグマッチ○潮崎豪&原田大輔&YO-HEY(20分10秒 片エビ固め)丸藤正道&小峠篤司●&大原はじめ※豪腕ラリアット(どら増田)
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スポーツ 2020年08月03日 18時30分
元巨人・上原氏「投げきった!素晴らしい」 中日・梅津の熱投にファン・OBから称賛相次ぐ、高津監督も「点が取れない」と脱帽
2日に行われた中日対ヤクルトの一戦。この試合に先発した中日・梅津晃大の投球が、球界OBやプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>中日・梅津のクリーンヒットがライトゴロに! 思わぬ珍プレーで勝利をふいに、本人も“小学生以来”と嘆き?<< 同戦が今シーズン7度目の先発登板だった梅津は、初回から3回まで1人のランナーも許さない完璧な立ち上がりを見せる。その後は4、5、9回にそれぞれ得点圏にランナーを許すも、いずれも無失点でしのぎ9回まで投げ切った。 梅津は両チーム「0-0」で突入した延長10回も続投し、ヤクルトの攻撃を3人でピシャリ。裏の攻撃でチームが得点できなかったため白星は得られなかったものの、「10回127球無失点・被安打5・2四球・9奪三振」で自身初の完投をマーク。先発投手の延長10回完投は、2012年8月26日・対日本ハム戦での田中将大(当時楽天/完封勝利)以来約8年ぶりとなる珍しい記録だった。 梅津の投球を受け、複数の球界OBがSNS上でコメントしている。元巨人・上原浩治氏は、2日に自身の公式ツイッターに投稿。「10回投げきった!素晴らしいです。勝ち、が付いてほしかったなぁ…」と、白星がつかなかったことを悔やみつつ梅津を称賛した。 元ソフトバンク・斉藤和巳氏も、2日に自身の公式ツイッターに「球数もイニングからすると少なかった事もあって完投出来たんやと思う。勝ちはつかへんかったけど価値ある投球!」と投稿。球数を抑えながら最後まで投げ切った点を評価している。 梅津の熱投を受けて、ネット上にも「白星はつかなかったけど、魂のこもったいいピッチングだった」、「投手分業制が確立している今の時代に、10回無失点完投は物凄い投球だよ」、「援護に恵まれない中よく辛抱して最後まで投げてくれた」、「今回梅津を援護できなかった野手陣は、次回登板では大量得点で援護してあげて欲しい」といった反応が多数寄せられている。 試合後の報道では中日・与田剛監督が「本当に素晴らしい、これに尽きる」と絶賛し、ヤクルト・高津臣吾監督も「あれだけ球に力があって制球も良いとなかなか点が取れない」と脱帽したことが伝えられている梅津。ローテーションに変更がなければ次回登板は9日・対巨人戦になると見込まれているが、次回登板では白星をつかむことができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara斉藤和巳氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kazumi_saitoh
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スポーツ 2020年08月03日 18時00分
横浜DeNA 守護神・山﨑康晃不振で今季ゲームオーバー点滅
横浜DeNAベイスターズのラミレス監督(45)が守護神・山﨑康晃(27)に救援投手を送り、その采配に批判が殺到したのは7月19日。試合後、「考える」と、不振の山﨑の配置換えも示唆したが、次の試合でも9回のマウンドに上がったのは山﨑だった。「代役を検討したとは聞いていますが、他に適任者がいなかったみたいです。他のコーチも『山﨑でいくべき』と進言していました。守護神を動かして失敗すれば、チーム崩壊に繋がりかねません。ベイスターズがギリギリのところで踏みとどまったのは、山﨑の人柄のおかげですよ。ショックで落ち込むこともなく、交代は自分へのゲキと受け止めていましたから」(球界関係者) この山﨑の交代前、ラミレス監督は他にも不可解な采配を見せていた。打席に立つピッチャーに送りバントのサインを出さず、得点好機を逃しているのだ。「先発投手を8番に置く打順など、ラミレス監督は周囲を驚かせる采配も見せます。とはいえ、奇策が必ずしも成功するとは限りません。そんなときは『頑固』という欠点ばかりが目立って…」(スポーツ紙記者) いずれは三浦大輔二軍監督(46)に禅譲というのが“既定路線”のように伝えられている。 今季、次期候補をファームに配置換えしたのは、その準備とも囁かれた。ラミレス監督は「勝つこと」で自身を繋ぎ止めているのかもしれない。「日本人監督とベネズエラ出身のラミレス監督の、勝利への考え方の違いですよね。今季、山﨑で“投了”とならない試合もありました。でも、クローザーを出す試合展開を作ったわけですから、たとえ負けても采配は間違っていません。ラミレス監督はクローザーで試合を落とした後の“後遺症”を心配していたのかも…」(前出・関係者) 試合が終了する前にクローザーを代えるのは、「自身の采配が間違っていた」と他コーチ、選手に伝えるのも同じだ。 ラミレス監督の考え方と「守護神と心中」という日本球界の美学。コーチ陣と話し合って、考え方の溝を埋めなければなるまい。 ちなみに、三浦二軍監督はイースタンリーグで最下位に沈んでいたが、ようやく勝率5割に(25日時点)。話し合う時間はたっぷりありそうだ。山﨑はまだ本調子ではない。苦しいシーズンは続きそうだ。
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スポーツ 2020年08月03日 17時30分
“喜怒哀楽を前面に出す男”DeNA・山下、6年目の苦労人がチームに活力を与える!
弾ける笑顔、大きな声。打席で喜怒哀楽を前面に押し出し、ピッチャーと対峙する山下幸輝。ベイスターズで、いやプロの世界でもここまで気持ちを露わにするプレーヤーも稀だ。 2015年はルーキーながら開幕一軍キップを掴み、同期の倉本寿彦と共に開幕スタメンを果たすかと思われるほど評価され、2年目には62試合に出場。勝負強いバッティングとマルチポジションを守れる内野手として期待されていた。しかし2017年、18年共に21試合出場に留まり、昨年は1度も一軍に上がることは無かった。 6年目の勝負の今年は、金髪に染め上げるなど心機一転。すると、ファームでは12試合で打率.375、8打点、ホームラン1本、OPSは1.073と絶好調で、7月14日には待ちに待った一軍昇格。7月19日には久しぶりのヒットを放つと、24日には立場的には打ってアピールしたい場面で、しっかりとフォアボールを選びチームに貢献。31日にはチャンスの場面に代打で登場すると、詰まりながらもレフト前に落とし、久々で貴重な打点もマーク。今シーズンはここまで全て代打で登場し、11打席3安打1四球、打率はジャスト3割の好成績で、チーム内で徐々に存在感を高めている。 まだ、球場は上限5000人の状況で、大声を上げての応援は禁止。プレーヤーの声もよく伝わってくる中、山下の打席での気合いの入った雄叫びはなおさら際立つ。打ち損ねたかに見えるファールでは悔しそうに天を仰ぎ、ボールを見極めれば納得の笑顔を見せる。たとえ凡打に倒れても、笑顔で前を向く姿はベンチで見守るチームメイトも思わず笑顔にさせている。 18年5月31日、楽天イーグルスの当時抑えの切り札の松井裕樹からサヨナラヒットを放った際のヒーローインタビューでは、プロ野球史上でも1番の涙の量と思われる号泣で、今でもベイスターズファンの語り草となっている。あの際は喜びとともに悲壮感も感じ取れたが、今年は心の底から野球を楽しんでいるような、ポジティブな感情しか伝わってこない。 喜怒哀楽を思い切り表現する山下幸輝の姿は、敵味方関係なく眩しくスタジアムを照らしている。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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2017年08月27日 17時00分
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浅尾美和が『熱闘甲子園』とビーチで狙う再ブレイク
2017年08月13日 16時00分
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スポーツ
謹慎中の山口俊に米スカウトが急接近?
2017年08月12日 17時45分
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スポーツ
熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times ローテに復帰した前田健太に関する5つのQ&A
2017年08月12日 16時00分
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スポーツ
「変化球をイメージした」オリックス吉田正尚、西武菊池を攻略で2カード連続勝ち越し!
2017年08月11日 16時00分
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スポーツ
夏の甲子園「舞台裏」③ 高校野球が郷土対抗ではなくなる日
2017年08月10日 12時45分
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スポーツ
「勝負にならない」オリックス“鬼の”福良監督 11四死球の投手陣に呆れ顔
2017年08月10日 00時10分
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スポーツ
広島追撃に集中できない 金本監督を悩ますFA残留交渉
2017年08月09日 17時00分
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スポーツ
中日 閑古鳥&チーム低迷で急浮上した闘将・星野仙一カムバック
2017年08月09日 16時00分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分