社会
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社会 2019年03月05日 22時10分
中国人の需要止まらず…『象牙』の密輸2トンは氷山の一角!?
世界の「野生生物犯罪」は、今や薬物、偽造品・偽造貨幣、人身売買に次ぐ国際的な犯罪となっており、その取引規模は年間2兆円とも推定されている。 そんな折、中央アフリカにあるタンザニア連合共和国の裁判所は2月19日、アフリカゾウの象牙約2トン(706本)をアジアへ密輸していたとして中国人のヤン・フェングラン被告に禁錮15年を言い渡した。ヤン被告は同国で著名な起業家として知られ「象牙の女王」との異名を取っていた。 「女王が密輸に取り組んだ期間は2000年から14年間にわたり、その総額は270万米ドル(約2億9600万円)に達しています。最終的に懲役30年の有罪判決となる可能性があります。起業家とは表の顔で、裏では犯罪者だったのです」(国際ジャーナリスト) しかし、女王の摘発でアフリカゾウの密猟がストップするわけではない。密輸や密猟の標的になっているのは、アフリカゾウと象牙だけではないからだ。サイの角やトラの骨など絶滅のおそれのある野生生物から作られた製品に対しては、今も中国では大きな需要があり、こうした希少性がさらに高値での取引と密猟を呼ぶ原因になっている。 「中国の象牙需要は世界一といわれていますが、世界からの非難が高まる中、中国政府は昨年、象牙製品の輸入を禁止すると発表しています。とはいえ2トンもあれば当分の需要は賄えるし、価格も高騰しますからね。17年7月に香港税関は、コンテナに隠された7.2トンの密輸象牙を押収しています。象牙のすべてが密猟によるものだとすると数百頭のゾウが犠牲になったことになります。年に2万頭を超えるアフリカゾウが密猟されている中で起きたこの摘発は、過去30年で最大級の規模とみられており、象牙の違法取引を巡る国際的な組織犯罪の深刻さを物語っています」(同) 香港政府の発表によると、密輸品は積荷が冷凍魚介類と記されたコンテナの中から見つかり、時価7200万香港ドル(約10億円)と推定された。 「香港と摘発された貨物船の直近の寄港地であるマレーシアは、ともに違法取引の『2大中継地』であることがETIS(トラフィックが管理するゾウ取引情報システム)による象牙の違法取引動向の分析で分かっています。香港の場合は、違法象牙の最終市場である中国各地へのアクセスの良さと、野生生物犯罪に科される罰則の緩さから、犯罪ネットワークが密輸の中継地として目をつけ、利用していると考えられます」(同) ETISの分析によれば、現在、日本が密猟された象牙の輸出先になっている可能性は低いが、中国への密輸は止まることがない。女王が摘発されてもアフリカゾウに安らぎはやって来ない。
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社会 2019年03月05日 22時00分
世界中の笑いモノ「防衛省の門番の銃に弾が入っていなかった」事件
去る2月7日朝、東京市ヶ谷の防衛省で正門から男が侵入し、警備担当の自衛官の持つ小銃を素手で奪おうとする事件が起きた。 「門番は、防衛出動や治安出動がかかっていなければ、正当防衛以外では発砲できません。ですから小銃に実弾は入っていませんでした。某通信社はこの事件を『実弾は入っていないから奪われても人に発射される恐れはない』と配信し、だから安心というニュアンスで報道したわけですが、本末転倒も甚だしい。自衛隊の本丸である防衛省の正門警護には実弾の入っていない銃を持った門番しかいないことを、わざわざ世界中に広めたわけです。テロリストはビックリしたでしょうね」(軍事ジャーナリスト) 翻って警察官は実弾入りの拳銃を所持している。昨年4月11日、滋賀県彦根警察署河瀬駅前交番で、勤務中の警察官(犯行当時19歳の巡査)が県警から貸与された拳銃で、上司の警察官を射殺するという衝撃的な事件が起きた。 同年6月26日には、富山市で元自衛官の男(21)が交番で警察官を刺し殺し、拳銃を奪って約100㍍先の小学校の正門付近で工事の警備員を射殺するという事件が起きた。 警察が実弾を込めた拳銃を所持していても国民は疑問を持たない。無垢の市民を撃つはずがないという安心が前提にあるからだ。同様に国を守る軍人が実弾を込めた銃を持つのは「日本以外」では当然のことだ。自国民を撃つことなどありえないからだ。隣国に例外国もあるが。 ところが自衛隊は、基地によっては実弾や銃があっても厳重に管理され、簡単には取り出せないというシステムになっている。その理由は、憲法違反の自衛隊は「悪」で、過去、日本軍(自衛隊)の「武力」は侵略に使われたという歴史的事実(東京裁判の判決)があるからだ。 ところが現実としては、「警察官が拳銃を奪われた事件は、13年以降で上記2件以外に6件起きており、うち3件で奪われた銃が使われています。自己の拳銃を使っての自殺もある。発砲件数に限っては、ざっくり言って暴力団より警察官の方が多い」(犯罪ジャーナリスト) 悪の自衛官の代わりに防衛省の正門には正義の警備会社のガードマンがいる。海外派兵は悪だから運ぶのは正義のペリカン便てな具合だ。お笑い自衛隊と言えるが、笑っている場合ではない。
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社会 2019年03月05日 20時00分
飼い猫を“二重まぶた”に整形した女性、世界中から批判殺到 ペットの美容整形は珍しくない?
中国・江蘇省南京市に住むとある女性が、自身の飼い猫を整形させたことで批判が殺到している。 海外ニュースサイト『デイリー・ミラー』が2月27日に公開した記事によると、この女性は、一見、どこにでもいるような普通の姿をした灰色の飼い猫の顔が“不細工”だと感じ、整形手術を受けさせることを決意。同省で放送されたテレビによると、女性は市内にある動物病院に依頼し、一重だった猫の目を二重になるよう施術させたそうだ。整形費用は、およそ1万元(約16万7千円)。公開された写真を見ると、猫は目の周りの毛を剃られ、顔は全体的に痛々しく赤く腫れ上がっている。 さらに驚くことに、同記事によると病院のスタッフが同テレビ局から取材を受けていた。そのスタッフは「ペットの二重瞼の整形は決して珍しいことではない」と発言している。特に犬に多いようで、「多くの飼い主がドッグショーなどに参加させるため、整形を施すことがある」と語っている。スタッフは「とはいえ、ペットに健康上のリスクがあることは否定できない」と付け加えた。同記事では、整形が飼い主のエゴであることは否定できないとしている。 このニュースを受けて、ネット上では「全く理解できない」「最低で悲しい。彼女は猫を飼うべきではない」「この女性は残酷で狂気でしかない」といった批判が殺到。海外の動物保護団体もこのニュースを引用して、飼い主や動物病院を痛烈に非難している。事件の影響力は大きそうだ。 しかし、ペットの整形は中国以外でも行われている。2017年にはロシアの女性が、映画『マスク』に出てくる犬に憧れ、自分が飼うジャックラッセルテリアのピンと立った耳をわざと垂れ下げるように整形させ大きな批判を浴びたことがある。また、お隣・韓国では、数年前からペットの美容整形が流行していて、チャウチャウ犬をパンダのように変身させる整形が一時話題になっていた。 ブラジルでは2014年に猫と犬の美容整形手術を禁じる法案が可決された。法律で禁止しなければならないほどペットの整形が世界的に問題になるとは、なんとも残念な話だ。
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社会 2019年03月05日 06時30分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 ★第310回 安倍デフレ
財務省が主導する緊縮財政の呪縛に囚われたままの安倍政権は、予想通りに日本を再デフレ化させることに「成功」した。デフレ脱却を掲げて政権を奪還した自民党の内閣が、日本経済を再度のデフレーションにたたき落としたのである。 図の通り、2018年は、'17年に続き、GDPデフレータが対前年比マイナスになってしまった。IMFや内閣府は、便宜的に2年以上の継続的な物価下落をデフレと定義している。わが国は、教科書的な意味でも、'17年に再デフレ化したことになる。 大恐慌期、ニューディール政策を推進したルーズベルト大統領(当時)は、2期目に就任した途端に緊縮財政に舵を切り、せっかく引き下げた失業率をまたもや上昇させ、「ルーズベルト恐慌」という不名誉な呼称を残すことになった。 というわけで、筆者が今回の再デフレ化について名付けてあげることにしよう。安倍デフレ。安倍総理は日本を「再デフレ化させた主犯」として、歴史に燦然たる名を残すことになったわけだ。 皮肉はともかく、安倍デフレ下で日本国民は、過去に前例のない消費と所得(賃金)の落ち込みに苦しめられることになった。 総務省は、'18年1月に消費支出統計の調査方法を変更し、例により「実質消費が高く出る」状況になった。とはいえ、さすがに賃金統計を巡る厚生労働省の騒動で懲りたのか、「調査方法の変更の影響による変動を調整した推計値」で報道発表がなされた。'18年平均の2人以上世帯の消費支出は、実質で前年比0.4%の減少。(調査方法変更の影響を考慮しないと、'18年はプラスになってしまう)実質消費の落ち込みは5年連続だ。 信じがたいこの現実。わが国では'14年以降、毎年「1年前よりも実質消費が下がる」状況が続いていることになる。'13年と比較すると、'18年の実質消費は▲7.6%。'13年にはパンを100個買えていたのが、'18年は92・4個しか買えなくなってしまった。これが「安倍デフレの結果」だ。 消費税増税の影響は、ここまですさまじいのである。'14年から'18年まで、5年連続で実質消費が対前年比マイナス。'14年の消費税増税後、実質消費が「下落して、下落して、下落して、下落して、下落した」ことになる。リーマンショックや東日本大震災の落ち込みは、一時的なモノだった。 ショックの翌年(もしくは翌々年)には、ある程度は回復しているが、'14年の消費税増税後は「回復」がない。これほどまでに連続して実質消費が落ち込んだのは、間違いなく日本史上初めてである。 安倍晋三内閣総理大臣は、文句なしで、「日本の憲政史上、最も、国民の消費を減らした内閣総理大臣」だ。 そして、なぜ実質消費が落ち込んだのかといえば、もちろん実質賃金が下がり続けているためである。厚労省の発表では、'18年が対前年比でわずかに上昇したが、これは本連載で繰り返し取り上げた'18年1月の「サンプル変更」の影響で、共通事業所に限った数値で見ると対前年比▲0.3%の落ち込みだった(もっとも、厚生労働省は共通事業所の実質賃金を公表しようとしないため、上記は推計値になる。下がったことは確実だ)。 実質賃金が下がれば、国民は消費をできなくなり、実質消費が減る。すると、需要縮小で生産性向上が不要になるため、実質賃金が伸びない。すると、実質消費が減る。という、悪循環に入っていることが理解できる。この状況で、本当に'19年に消費税増税を強行するのだろうか。いや、強行できるのだろうか。消費税増税とは、国民の消費に対する「罰金を増やす」意味を持つ。 日本国民の実質消費は、'14年4月の消費税増税で「暴落」し、その後は全く回復しない、文字通り「絵にかいたような」L字型低迷に陥った。この状況で'19年10月に消費税再増税を強行したら、どうなるだろうか。確実に、'19年9月の多少の駆け込み消費を経て、その後は「一段下がった」形のL字型低迷に陥ることになる。 しかも、'19年10月の消費増税は、税率が極めてまずい。消費税率は、10%へ引き上げられてしまうのだ。 税率10%ということは、我々一般の消費者が、税額を瞬間的に計算できてしまう。1万5800円の8%を暗算できる人は少ないだろうが、10%なら簡単だ。もちろん、1580円である。税額の計算が容易ということは、税の負担感を増すことになる。心理学的に、消費税は「金額が分かりやすい」ほど、消費への判断や決定への影響が大きくなることが証明されている。 '19年10月に増税を強行すると、少なくとも'14年4月と同じ規模の消費縮小が起きるだろう。消費、厳密には「民間最終消費支出」だが、国民経済における最大の需要項目なのだ。デフレ脱却を目指す安倍政権が、'14年増税で日本を「安倍デフレ化」し、挙句の果てにさらなる需要縮小にまい進する。狂気、という言葉以外には浮かんでこない。 結局のところ、安倍政権は'97年に消費税を増税し、日本経済をデフレにたたき込んだ橋本政権の後継政権だったという話である。デフレという総需要不足であるにも関わらず、消費税を増税し、国民の「消費という需要」を削減し、さらには政府自らも支出削減で需要を減らし続ける。経済が再デフレ化し、国民がひたすら貧困化していって当たり前である。 もはや、安倍政権に期待する時期はすぎた。日本国民は「反緊縮財政」を標榜する政党を支持する必要がある。ところが、現在の日本の政界では、野党までもが緊縮推進という体たらくだ。となると、正しい道は一つだけ。「反緊縮財政」の政党を、国民が自ら作り出す必要がある。我々は、そこまで追い詰められているのである。*******************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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社会 2019年03月04日 21時45分
嵐スクープ第4弾 ★嵐コンサート消滅と日ハム本拠地移転で経営不安の札幌ドーム
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地移転により、『札幌ドーム』の経営が不安視される中、今度は『嵐』の活動休止が直撃した。2021年以降のコンサート開催が消えたことで、札幌ドームのさらなる経営悪化が予想され、所有する札幌市に対し怒りの声が上がっているという。 昨年11月、日本ハムは北海道北広島市の運動公園に建設する新球場『北海道ボールパーク』(仮称、2023年3月開業予定)に本拠地を移すことを発表した。「言うまでもなく札幌ドームの最大の顧客は日本ハム球団です。来る日に向けた穴埋め策の一環として、大規模な集客が見込めるコンサート誘致に力を入れていた。その矢先に嵐の活動休止発表ですからね。これで2年後の嵐のコンサートはなくなった。札幌ドームは札幌市職員の天下り先として批判のある第三セクター方式で『株式会社札幌ドーム』が運営している。殿様商売に胡坐をかいてきたツケが一気に回ってきた格好です。同時にドームを所有する札幌市の責任を追及する声もあります」(日本ハムファンのススキノ商店主) そもそも、札幌ドームは2002年サッカーW杯日韓共催での試合誘致を目指して建設された経緯がある。「'04年に日本ハムが東京ドームから移ってきたことで、北海道コンサドーレ札幌と合わせ“サッカーと野球プロ2チームの本拠地”が謳い文句だったんです。しかし、札幌ドーム側の役人根性が抜けないのか、球団の要求や改善策を無視し続けた。その結果、日本ハムは愛想を尽かし、人口約197万人の札幌市から約6万弱の北広島市への本拠地移転を決めたんです」(札幌在住フリーライター) 日本ハムが札幌ドーム側へ要求していたものは、広島の本拠地『マツダスタジアム』などで採用している指定管理者制度(公共施設の運営を民間企業やNPOに委託するシステム)だ。「日本ハムは毎年9億円のリース料を含め、年間20数億円も札幌ドームに支払っているんです。しかも、グッズ売り上げ、飲食店運営はすべて札幌ドーム。球団には全く利益が入らないことから値下げを要求したが、逆に値上げする始末。指定管理者制度を拒否したのは、自分たちだけが甘い汁を吸うためです」(札幌のテレビ関係者) 札幌ドーム側は「本拠地移転なんて、できっこない」とタカを括っていたという。しかし、日本ハムは北広島市への本拠地移転を決断。札幌市側は日本ハムに見捨てられたわけだ。「現在の札幌ドームの年間売り上げは約40億円。日本ハムが出て行く2023年以降は収益の5割以上を失う計算になる。トップクラスの観客動員数を誇る『嵐』に頼らざるを得ない割合は大きくなっていた」(イベント関係者) これまで嵐は毎年11月に札幌ドームでコンサートを開催し、昨年は3日間で延べ約16万人を動員した。この人数は年間総来場者の5%以上を占めるのだ。 春の嵐は早くも札幌ドームに吹き荒れている。
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社会 2019年03月04日 20時36分
12歳の少年が6歳の妹を性的暴行 18禁ゲームの影響、批判集まる
英ミラー紙は2月27日、イギリスの12歳の少年が18禁のゲーム「グランドセフトオート(GTA)」に影響を受けて、6歳の妹を強姦する事件があったと報じた。 GTAはアメリカのニューヨークにあるゲーム制作会社「Rockstar Games」が発売したコンピューターゲームのシリーズ。ゲームタイトルは直訳すると「自動車重窃盗」の意。与えられたストーリーに沿って犯罪行為をするゲームである。 GTA内の作品中に出てくる舞台は、ニューヨークがモデルの『リバティーシティ』、ロサンゼルス、ラスベガスなどがモデルの『ロスサントス』、マイアミがモデルの『バイスシティ』などの架空の都市。仮想現実の世界でストーリーに沿い、主人公であるプレイヤーが街中で人を殺害し、車両を盗んで走り回るなどの犯罪を繰り返す。架空または実在する部隊・人物などが登場するのが大きな特徴だ。 また、PCから家庭用ゲーム機のPSシリーズやXBOXシリーズ、携帯型ゲーム機のゲームボーイアドバンスやPSP版などから全11作品のソフトが発売されている。オフラインのストーリーモードがメインだが、最近ではオンラインのマルチモードにも力を入れている。2015年8月には全世界でシリーズ累計2億2,000万本以上の売り上げを記録した世界的な大ヒット作品だ。暴力や犯罪描写が多く、国によっては18禁のゲームとなっている。 イギリスでの少年は裁判で、GTAのセックスシーンを演じるために妹を強姦したと語っている。少年は両親がいない間に、6歳の妹を自宅の居間や寝室で襲ったという。彼はクリスマスの日を含め、何度も妹をレイプしたと語った。 少年はGTAでの性的行為の映像を見た後に最初のレイプを始めたと語った。少年は警察の取り調べに対し当初は罪を否定したが、後に罪を認めたという。 スウィンドン青少年裁判所では、母親が少年の手を握り涙を浮かべていたが、強姦が3件、少女に性行為をするよう促した1件の詳細が明らかになった。弁護士は、「同じような問題を抱えている青少年たちと一緒に仕事や社会奉仕をする機会を与え、二度と犯罪を犯さないように矯正する」とした。少年は治療施設への入所(12ヶ月)が命じられた。 裁判官が「もう一度同じ犯罪を犯してしまった場合、あなたはどのような行動をしますか」と尋ねると、少年は「私は同じ犯罪は繰り返さないと思います。私はレイプが間違っていることと学びました」と答えたという。 全世界で大ヒットしているゲームの影響で起きた事件ということで、ネット上でも話題となっている。 「こんなんで影響される人間なら映画とかも駄目だろ」「悪いこと起きたら何でもゲームのせいにしてりゃいいから楽だよな」「GTAって恋人とセックスしたり売春婦を買ったりできるけど、そのへんの女をレイプするのはできない。あと子供は一人も出てこない。これがアメリカ的な倫理観なんだろうか」「ゲームの影響ではなくて育ちが悪かったとしか言いようがない。18禁を12歳にやらせるな」 このように、さまざまな意見が飛び交うこととなった。 少年が1年間の治療施設の生活で更生してくれることを願うばかりだ。
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社会 2019年03月04日 17時00分
テーブルが染まり、あんなものまで青色に? 話題のエナジードリンクが“青すぎる”とSNSで拡散
マツモトキヨシが発売したエナジードリンクが話題となり、ネットで盛り上がっている。 2月11日、マツモトキヨシはPB製品「EXSTRONG ENERGY DRINK」の新アイテム「EXSTRONG CAFOON ENERGY DRINK(エクストロング キャフーン エナジードリンク)」250ml・税込み150円を(一部店舗を除く)全国で数量限定発売した。 3月2日、ツイッターの一般ユーザー・ねんまつたろうさんが、ツイッターに画像とともに「今話題のエナジードリンク『キャフーン』を飲みました。色とか味とかビックリすることは多々あるんですが、一番驚いたのが『テーブルにこぼした所を拭いても色が落ちない』でした!味は湿布をミキサーにかけて濾過したような感じです!」と投稿。続いて、「テーブルについた色はウエットティッシュで拭いたらなんとか取れました。ドリンクは飲むと喉がスースーします。全部飲む勇気はありませんでした」と投稿すると、2万9950件の『いいね!』と2万1343件のリツイートと大きな反響を呼んだ(3月4日13時現在)。 ねんまつたろうさんによると、缶には「着色料(青1)」と書いてあったという。ネット上では「これを飲んだ次の日、うんこが青くなってビビッた」「飲んだら唇が(ちびまる子ちゃん)の藤木くんに」と、実際に飲んだユーザーから身体が青くなったという?声が殺到。 また、ねんまつたろうさんの投稿に対し、「湿布の味がする青インク?」「エナジードリンクなのに身体に悪そう」「昔あったFFのポーションに似てる」「湿布をミキサーにかけて濾過したようなってルートビアっぽいのか?」「着色料ヤバいな、発がん性あるんじゃないの?」「青い着色料って自然界からは採れないんだっけ」など、さまざまな疑問の声が上がった。 マツモトキヨシのプレスリリースには「甜茶エキス」「発酵黒じゃばらエキス」を配合と記載されている。甜茶は花粉症に効くと言われているためか、ネットでは「飲んだら心なしか鼻通りがスッキリした」と高評価の声も。 「キャフーン」というネーミングセンスもさることながら、とにかく青さが凄いこのエナジードリンク。マツモトキヨシPBのエナジードリンクの中でも特に“攻めた”アイテムと言えそうだ。記事内の引用についてねんまつたろうさんのツイッターより https://twitter.com/KITASAN1231ねんまつたろうさんのニコニコ漫画【青なんとかさんと赤西さん】http://seiga.nicovideo.jp/comic/29521【自衛隊上がりのかーちゃんが怖い】http://seiga.nicovideo.jp/comic/7427【一方その頃スナイパー女子高生は】http://seiga.nicovideo.jp/comic/26036
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社会 2019年03月04日 14時50分
街灯に「手クニシャンそろってます」 女子ハンドボール選手権PR旗に“女性蔑視”と批判殺到で謝罪
11月に熊本県内で開幕する2019女子ハンドボール世界選手権をPRする街灯に設置された旗の一部に、「女性蔑視だ」と批判が相次いでいる。 発端はとあるツイッターユーザーが「これすごくない?女子ハンドボールを応援するのに県が出してる広告が『手クニシャンそろってます』『ハードプレイなお好きなあなたに』っすよ。絶対、男子の競技なら使わんだろ?さすが九州だわ」と投稿したことに始まる。このツイートは2万件を超えるいいねと1万5千を超えるリツイートが付き、炎上騒ぎとなった。 3月2日、熊本国際スポーツ大会推進事務局は指摘を受けた2種類を撤去し、ホームページ上に謝罪文を掲載したと熊本日日新聞が報じている。 同事務局によると、キャッチコピーのプリントされた旗は35種類あり、昨年12月末から熊本市役所周辺など市中心部の目立つ場所に掲示していたという。 カラフルな生地に大きな文字でキャッチコピーが入っており、旗は街灯から垂らされていた。このうち「ハードプレイがお好きなあなたに」「手クニシャンそろってます」の2種類を並べた写真がネット上で拡散され、「ひどい」「最低」などと多数の批判が相次いだ。また、県のホームページにも同日までに苦情が多く寄せられたという。 同事務局は公式サイトで「この度、2019女子ハンドボール世界選手権大会の街灯バナーの一部に、配慮に欠ける表現があるとのご指摘がありました。3月2日(土)に、ご指摘がありました2種類の街灯バナーを撤去し、差替えを行いました。大変ご不快な思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした」と謝罪。続けて、「今回いただいたご意見を真摯に受け止め、今後の活動に活かして参ります。今後ともよろしくお願い申し上げます」と綴っている。 現在も炎上状態は続いており、ネット上では「昭和のおっさんが必死に考えた結果」「炎上したもん勝ちなんでしょ、今の広告は」「ハードプレイって普段の会話で聞くことがないが」「このコピー考えた奴と、許可した奴誰よ?」と様々な批判が寄せられている。 中には「ハードプレイとはテクニシャンとは不適切な言葉なんですかね」「このキャッチコピーで変な想像するほうが女性蔑視ではないの?」「実際はゆるい感じのが色々あるなかで特に際どいヤツだけ意図的にトリミング・ピックアップされて叩かれてる 」といった意見も寄せられており、なんでも炎上させる風潮に同情の声も寄せられている。意図したところと違う形で注目を集めた女子ハンドボール世界選手権だが、今後の活躍に期待が集まるところである。
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社会 2019年03月04日 06時00分
田中角栄「名勝負物語」 第五番 小沢一郎(6)
ロッキード裁判が進む中、昭和60(1985)年2月、田中角栄が再起不能の病に倒れるまで、田中が金脈・女性問題で退陣して以後の政権は、三木武夫、福田赳夫、大平正芳、鈴木善幸、そして中曽根康弘と代わっていった。 その中曽根政権の誕生は、鈴木政権が退陣後の昭和57年12月だったが、年が明けると待っていたのは田中のロッキード裁判一審における懲役4年の実刑判決であり、「政治倫理」の大合唱としての野党による田中への議員辞職勧告決議案提出への動きであった。 田中のいら立ちが傍目にも分かるようになったのは、このあたりであった。当時の田中派担当記者の証言がある。「田中の酒量が、一気に増した。飲み方も、オールド・パーをグラス7分目くらいまでなみなみと注ぎ、ほんの申し訳程度の水を加えてのストレートに近いウイスキーを、2口くらいであおるように飲んでいた。周りが注意すると、『飲まずにいられるか。余計なことを言うなッ』と一蹴するのが常だった。小沢一郎との思惑のズレが初めて出始めたのも、この頃だった」 田中派議員の中にも、この頃には田中事務所を訪ねることを避ける者が目立つようになった。一方、小沢はと言えば、それでも田中の無聊をなぐさめるように田中のもとをよく訪ねていた。「田中の将棋の相手を、よくしていた。田中の指し手は早く、1局15分くらいで終わるのが常だった。くやしがり屋の田中は、負けると許してくれず、よく小沢に『あと一番だ』と言っていた。小沢はシブイ顔をしながらも、何番も付き合っていた」(前出・元田中派担当記者) しかし、田中と小沢のズレは一方で顕在化した。原因は、鈴木首相が突然の退陣表明をした直後、田中が「ポスト鈴木」を中曽根に定めたことにあった。田中はロッキード裁判の推移をにらみながら、最大派閥にもかかわらず自派からの総理・総裁候補を封じ込めてきた。この期に田中派から総理・総裁候補を立てれば、間違いなく政治を私(わたくし)するのかとの世論の批判の大合唱は避けられないからであった。ために、田中は結果的に「権力の二重構造」などと言われながらも、他派の政権を是認したのである。要するに、自身とその派閥の命脈を保つための選択をしてきた。 ところが、田中派のイキのいい橋本龍太郎、小渕恵三ら中堅、小沢、渡部恒三、羽田孜ら若手議員を中心に、長らく“他派のミコシ”を担いでいることに疑念を感じる者が多かった。「このままの状態が続けば、派閥の求心力はますます弱まってくる。オヤジ(田中角栄)の裁判も、この先、二審、三審と何年かかって決着となるのかも見えてこない。そこまで、ムラ(派閥)が持つかどうか。それなら、いよいよこの期にこそ、わがムラから総理・総裁候補を出すべきである」 といった考えがジワリと台頭し、それが鈴木のあと、田中が中曽根を推したことで顕在化したということであった。 こうした中で、小沢をはじめとする田中派の中堅、若手は、幹部にして「合わせ鏡」とまで言われるほど田中と考え方の近い二階堂進の擁立案を固め、田中との談判となった。二階堂なら、田中もノーとは言わないだろうとの読みであった。★小沢「選挙プロ」の出発点 ところが、最終的に田中は拒否した。なぜかについて、当時の田中派某幹部はこう言っていた。「時に、ロッキード裁判一審判決が目の前ということが大きかったと言われている。オヤジさんは二階堂でもいいが、判決が厳しく出た場合、政治的に生き残るためには自らの影響下にある政権にして、とくに自民党内での批判を抑えられるだけの“腕力”が不可欠と考えた。その意味で、二階堂には物足りなさがあった。田中は中曽根を総理とし、内閣に後藤田正晴官房長官、秦野章法相を送り込んで裁判への“目配り”とし、二階堂を幹事長とした」 結果、中曽根政権が誕生、メディアからは田中の影響力がモロに出た政権として「直角内閣」「田中曽根内閣」、あるいは「ロッキード隠し内閣」と揶揄されてのすべり出しだったのだ。 一方、小沢ら田中派中堅、若手の「二階堂擁立案」を蹴った田中だったが、なおも小沢を育てようとの思いは強かった。このことは、当時の人事が明らかにしている。 田中は鈴木政権では、小沢を党の政調副会長のポストに就けている。このポストは、行政機構と政策立案の仕組み、過程を学ぶことができるのである。そして中曽根政権では、田中は小沢を二階堂幹事長を補佐するポストでもある総務局長に就けた。 時に、小沢40歳。自民党結党以来、最も若い総務局長であった。当時、この総務局長のポストは、幹事長共々、選挙の実務を仕切る中で選挙のノウハウを学ぶことができるポストである。このポストに就いたことは、のちに「田中角栄に次ぐ」と言われることになる、小沢の「選挙プロ」としての出発点ともなった。 ロッキード裁判を抱えた苦境の中での、田中の「秘蔵っ子」小沢に対する思いが知れたのである。(文中敬称略/この項つづく)***********************************************小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2019年03月04日 06時00分
影響は居酒屋からパチンコ店まで広範囲 2020年4月の受動喫煙防止条例でどう変わる?
2018年6月27日、東京都の「受動喫煙防止条例」が成立した。従業員を雇っている都内の飲食店は、原則屋内禁煙(喫煙専用室は設置可)となっている。これは同年7月18日に国会で成立した「改正健康増進法」より厳しい内容だ。 「改正健康増進法」において、飲食店は原則的に屋内を禁煙とすると義務付けていたが、喫煙専用室を別途設置して喫煙客を呼ぶことは可能となっていた。また、客席が100平方メートル以下の面積である場合は例外とされており、喫煙可であることを表記すれば禁煙にする必要はないとされていた。しかし「受動喫煙防止条例」では店の広さに関係なく、従業員を雇っている飲食店は禁煙にしなければならないとしている。ちなみに、飲食店内の禁煙化、罰則(5万円以下の過料)の適用などの全面施行は2020年4月からとなる。 都条例では、子供が利用する幼稚園や保育所、学校は敷地内の喫煙所設置を認めずに完全禁煙に。行政機関や病院も屋内は完全禁煙だが、屋外喫煙所は認める。飲食店内は、面積に関係なく従業員を雇っていれば原則屋内禁煙と規定。喫煙専用室の設置は認めるが、その中で飲食はできない。都条例では都内の飲食店の約84%が規制対象になるとみられる。都は喫煙専用室の設置費の9割を補助(上限300万円)する考えだ。この条例によって喫茶店や居酒屋でタバコを吸う光景は2020年4月以降、都内では見られなくなる(従業員がいない店舗を除く)。 「全面禁煙(または喫煙室の設置)」か、「従業員の解雇」か。条例成立によって突きつけられた、この選択に関しては大手よりも中小の方が深刻だ。条例成立前の6月1日、東京都生活衛生同業組合連合会など飲食関連団体の会員200名が都庁のある新宿区に集結。行きすぎた条例であると、抗議するデモが行われた。参加者たちは「お客様と事業者に『喫煙』『分煙』『禁煙』の選択の自由を」「中小事業者に打撃、死活問題」などと書かれた旗や横断幕を掲げた。 メディアではあまり取り上げられていないが、パチンコホール(以下、ホール)も、この条例の波に揉まれている。現在都内のホールの99%は、屋内喫煙OKという状況。店内完全禁煙、喫煙専用室ありといった店はごくわずかだ。つまり、ホールは喫煙者にとって気軽にタバコが吸える貴重な喫煙所となっているのだ。その状況の中、この条例の施行。「従業員の解雇」という選択ができない分、最も深刻なのは飲食店よりもホールかもしれない。 条例施行後は遊技スペースでタバコが吸えなくなるため、ホールは新たに喫煙専用室を設けるか、既存の休憩スペースなどを喫煙場所に変更するといった対応が求められる。駐車場のない都内のホールは、営業スペースを削るなどして作らなければならない。 現在全国的にパチンコ離れが加速化している。この条例によって、喫煙者が遠のき、さらにホールの懐に追い討ちをかけるハズだ。だが反面、非喫煙者の新規顧客増とタバコが嫌でホールを去ってしまった冬眠客の回帰が期待できる。条例の完全施行は2020年4月。それまでに新たなファン獲得に向けたサービスをどれだけアピールできるかが、今後ホールにとっての生き残りのポイントとなってくるだろう。
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