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きょう高相初公判、東京地裁は

 覚せい剤取締法違反(使用および所持)の罪に問われた女優酒井法子被告(38)夫妻のうち、夫の自称プロサーファー・高相祐一被告(41)の初公判が21日午前、東京地裁425法廷(稗田雅洋裁判官)で開かれ、“芸能人裁判ラッシュ”がスタート。抽選なのに同地裁前には早朝からマスコミ関係者などが傍聴券を求めて列をつくった。

 同地裁によると、425法廷の傍聴席は42席。うち司法記者クラブ加盟社席をのぞく20席程度についてパソコン抽選が行われる。“抽選要員”でアルバイトを大量動員するメディアのほか、社員総出動態勢で当選確率を高めるところもある。

 列の先頭は30代の女性会社員。東京都中央区から始発電車で朝5時半に到着。「裁判に興味があり、混雑を避けようと早めに来たら一番になってしまいました。ただテレビの方はもっと早かった。大変ですね」と話した。
 各社カメラマンは臨戦態勢。地裁出入り口5カ所に脚立を並べ、高相被告の“入り”をおさえようとスタンバイした。
 高相被告は8月2日、東京渋谷区の路上で覚せい剤0・817?を所持、また千葉県勝浦市の別荘でも覚醒剤0.097グラムを所持したとされ、捜査段階から起訴事実を認めている。即日結審の見通し。
 23日午後には麻薬取締法違反で起訴された押尾学被告(31)の初公判、26日午後には覚せい剤取締法違反の酒井法子被告の初公判と芸能マスコミ注目の裁判が続く。

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