社会
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社会 2021年04月12日 22時00分
公用車で遊覧船旅行や温泉入浴など次々に発覚 勤務中にスノーボードの北秋田署署長が懲戒処分
今年2月、勤務時間中に女性署員とともに公用車で北秋田市のスキー場に赴き、スノーボードに興じていた北秋田署前署長(57)が懲戒処分された。 前署長は今年2月、女性署員を引き連れ公用車で北秋田署管内のスキー場を訪れ、スノーボードに興じていた。事態が発覚すると、「事故現場がどの程度の急斜面なのか、自分なりに直接見て確認するためだった」と釈明し、行動を正当化していた。 その後、県警は前署長を警務部付へと異動させる。そして、調査したところ、新たに昨年7月から今年2月にかけ、必要な手続きをせず管外に外泊、昨年8月に、管内の温泉施設で署員2人と入浴、10月の休日には、署員5人と公用車に乗り遊覧船旅行、11月に秋田市で行われた会合で、勤務時間外の署員に送迎させていたことなど、次々と不適切行動が発覚した。 県警は一連の行動により、9日付で前署長を停職3か月の懲戒処分に。そして、本人からの申し出を受け、警視から警部に降格となった。一応の処分を受けた前署長だが、今後も警務部付の警察官として勤務していく模様だ。 >>男性巡査長 信号無視、借金、勤務中に馬券購入で分限免職「両津勘吉みたいなやつだ」の声も<< 新たに発覚した不適切行動に、「信じられない。権力を濫用しているし、他の職員を手下だと思っている」「やりたい放題という感じ。温泉に行った職員も女性だったのではないか」「公私混同も甚だしい。依願退職するべきだ」と怒りの声が上がる。 また、「懲戒免職処分にするべきだ」「身内に甘すぎるのでは」「甘い汁ばかり吸っていて良い組織ですね」という嘆きや皮肉も。ただし、「犯罪をしていないので、懲戒免職処分にはできない」「冷静に考えて、自主退職を待つしかない」という指摘も見られた。 不適切行為を繰り返した前署長。彼は今後、どのように警察官としての職務を全うしていく気なのだろうか。
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社会 2021年04月12日 15時15分
橋下徹氏「国民は馬鹿じゃない」呼び掛けだけの対策を批判 “まん延防止は意味ない”強制力のある施策を求める
12日の『めざまし8』(フジテレビ系)で、総合解説の橋下徹氏が政治による強制力の必要性を強く主張した。 この日の放送では、12日から「まん延防止等重点措置」について、東京都内23区と6市が対象となったことが話題となった。スタジオでは、メーンキャスターの谷原章介がパネルを使い、まん延防止等重点措置の詳細を紹介した。「都の施策3つの柱」として、「人流の抑制」「徹底したあらゆる場面でのリスク抑え込み」「徹底した医療提供体制の整備」を紹介した。 今回のまん延防止等重点措置の適用について、コメントを求められた橋下氏は、まず「『緊急事態』や『まん延防止』という言葉にはなんの意味もない」と切り捨てた。そして、「今の政治行政は全部呼び掛けだけでなんとかしようとしている、ここがおかしいんです」と話した。この主張は今までも繰り返してきていることもあり、橋下氏はうんざりした表情だった。しかし続けて、「人流の抑制って小池さん言ってますけど、品川駅だって東京駅だってものすごい人混みですよ。百貨店行ったってものすごい人混みですよ。あれを許しておいて、人流を抑制しましょうって、国民は馬鹿じゃないんですから。じゃぁなんで公園行くのダメなのってなる」と話し、呼び掛けだけの感染対策に終始する小池百合子東京都知事に業を煮やした。 >>橋下徹氏、吉村知事を絶賛し「国民の自由を制限する法律」必要と主張し賛否 「誰も批判せず不気味」の声も<< そして、「やる必要はない」と前置きしながらも、「人流の抑制をしたいんだったら、仕事全部やめ、通勤も止める、百貨店も営業停止、飲食店以外も全部営業停止、ここまでやれば人流の抑制できますよ」と政治の力で義務化することを提案した。少し過激な提案をすることで、政治の強制力の必要性に気づいてほしいという橋下氏の気持ちだろう。最後には「政治の責任になるから、やらないんですよ。呼び掛けだけの対策なんて全然効果ないと思いますよ」と締めくくっていた。今日の橋下氏の発言からは、「呼び掛け」「自粛」に頼ってきた感染対策が大きな効果を産んでいないことや、政治がやるべきことをやっていないことへの歯痒い気持ちが、あちこちに滲み出ていた。 この「国民は馬鹿じゃない」発言に、ネットでは「呼び掛けに従わない馬鹿がいるから感染が収まらないのでは」「じゃぁどうしたらいいのか、聞いてみたい」など批判的なコメントがある一方で、「国民は自分で考えるようになったから、まん延防止も効果が薄くなった」「会社の飲食自粛は破ったら今後に響くけど、国や都のお願いは破っても怖くない」など、強制力が必要とする意見も多く見られた。 「お願い」が功を奏していた一年前と違い、今回のまん延防止等重点措置の効果は薄いかも知れない。国民が納得できる感染防止対策でなければ、理解や協力を得ることは難しいだろう。
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社会 2021年04月12日 12時20分
橋田壽賀子さん追悼特集で「あってはならない」脚本に苦言? 安田菜津紀氏に「今、それを言うの?」疑問の声
11日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏が、4日に95歳で亡くなった脚本家・橋田壽賀子氏について持論を展開。その内容が物議を醸している。 番組では「風をよむ」のコーナーで、橋田氏の追悼特集を放送。同氏が脚本を務めた「渡る世間は鬼ばかり」(同)の映像が流れた。 関口宏は「私も若い頃はお世話になったんですよ。ホントに長いの、セリフが。何でこんなに長いのかって、お聞きしたことがある。『テレビって言うのはね、同じようなことを3回言わないと伝わらないのよ』と言われた」と回想する。そして、「言い方変えて、3回同じようなことをセリフで言わせるんですよ。それに苦労しました」と笑った。 番組の最後に、関口からコメントを求められた安田氏は「映像にもあったように、おしんって中東でも非常に知名度が高いので、そのイメージで日本の人達って我慢強いんだねって私も言われることがあるんですけれども」と語る。 続けて、「そのたびに主人公のような女性たちの我慢だったり、自己犠牲の上に家庭や社会が成り立つのは、あってはならないなという風に思ってきたんですね。特に、橋田さんが描いてきた時代と言うのは、今以上に女性たちが家っていうものに縛られる苦しみが非常に深かったと思うので。これからは耐え忍ぶっていうことを、ただ美徳にするんではなくて、多様な家族のあり方を選べる社会を築いてきたいなと思います」とコメントした。 >>“橋田ファミリー”が橋田壽賀子さんに追悼コメント 今後の心配も<< この発言に、「その通り、橋田さんの描いてきた世界は女性としては好ましくない」「いいコメントだったと思う」「正論」と称賛の声が上がる。 しかし、その一方で、「追悼特集でわざわざ世界観を全否定するようなことを言わなくてもいいのでは?」「事実上の全否定だよね」「当時の時代背景などを考慮せずに、ただ今のジェンダー論と照らし合わせて物を語るのはおかしい」「結局、橋田さんの脚本は『おかしい』と言いたかったってこと? 今、それを言うの?」と違和感を訴える声も多かった。 賛否両論あるが、橋田氏が脚本を担当した『おしん』や『渡る世間は鬼ばかり』などは人気作品であり、支持する視聴者もたくさんいた。だからこそ、その死を残念に思う声が多いのだが、安田氏は作品を「あってはならない内容」と感じ、追悼特集で訴えることが弔意になると考えたようだ。
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社会 2021年04月12日 12時10分
玉川徹氏「最後の波だと思って頑張りましょう」力強い発言を専門家も絶賛 「誰が言い切れるの」疑問の声も
12日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局局員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏の“呼びかけ”が話題を呼んでいる。 今日から東京都、京都府、沖縄県で「まん延防止措置」がスタートした。さらには、同じく全国で、高齢者を対象にしたワクチン接種が始まった。ただし、その予約は争奪戦となっている場所もあるとのことで、家族10人で一斉に電話をかけてようやくつながったり、電話とネット両方を駆使してようやくゲットするなど高倍率だという。 そんな中、世界全体におけるワクチンの供給ペースに着目したのが玉川氏。「 アメリカやイギリスは夏までに(全国民の接種が)終わる」と言及し、さらには「今はどんどんワクチンの生産能力が増強している」言及。そして、「夏以降であれば、今以上にワクチンが手に入るような状況になり得るのでは」と予測した。 その上で、「もしかしたら最後の勝負かもしれません」と我慢の生活を強いられている現状はこれで最後と訴え、「この波が最後の波だと思って頑張りましょうと言いたいです」と力を込めてメッセージした。この声明に感染症学が専門の日本医科大学特任教授・北村義浩氏は「素晴らしい。人間って『辛抱』と言われると辛いんですけど、『いつまで』と期限を区切られればできるんです」と手放しの高評価。 >>玉川徹氏、羽鳥アナに発言を制止される コロナ禍の通学について専門家に感情的な質問、賛否集まる<< 玉川氏のポジティブな意見に、ネット上では「玉ちゃんからこんなコメントが聞けるとは」「発想の転換素晴らしい。玉川氏の様な人が政権にいれば、コロナ上手く乗り切れそう」「玉川さんが言うように最後の波だと思って頑張りたい」と称賛の一方、「1セット打てば終わりハッピーお花畑な脳内」と批判的な見方も。 また、昨年の緊急事態宣言下に続き、今年もゴールデンウィーク中の旅行は見込めない様子だが、これに対しても玉川氏は「もし10年前にこのウイルスが流行していたら、ゴールデンウィーク(の旅行中止は)2回では済まなかった」と個人的見解を述べ、理由として「ワクチンが今のように開発されていない」と説明。「だからゴールデンウィーク2回で済んでるという考え方もできる」という見方を示した。 だが、これにネット上では「来年のGWにはゼロコロナになってると誰が言い切れるの??」「GW2回分で済んでるって、それは来年は通常の世の中に戻ってることが前提の話だろ! 現状ではその保証はない!」と疑問の声も上がっていた。楽観的な考えの方が精神衛生上は良いかもしれないが、現実はうまくいくのだろうか?
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社会 2021年04月12日 07時00分
Koki帯踏み動画騒動への抗議文「恥ずかしい」 父・キムタクがCM出演した「日本和装」社長がバッサリ
イタリアの高級ブランド「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のビジュアル動画に批判が集まった。4月2日には西陣織工業組合と博多織工業組合が同ブランドの日本法人に抗議文を送るなど、波紋が広がっている。 動画には木村拓哉と工藤静香の次女でモデルのKoki,が出演。Koki,が着物の帯を踏みつけ、帯の上に座るなどする動画に「文化を冒とくした」との声が相次ぎ、批判はKoki,にまで飛び火していた。3月末に動画は削除された。 木村は2016年、和服の販売仲介や着付け教室を運営する『日本和装』のCMに出演しており、着物と無縁ではない。Koki,にも「アイデアに乗ってほしくなかった」「心が痛まなかったのか…」などの批判がネットで見られた。 木村が『日本和装』のCMに出演していたのはSMAPの解散騒動の真っ最中。日本和装ホールディングス株式会社・道面義雄社長に当時の話や今回の騒動、抗議文に対する意見を聞くことができた。 木村のCM起用について道面社長は、国民的認知度やスター性を重視したという。加えて「解散騒動にあるSMAPを応援したい」という気持ちもあった。当時、「木村がSMAPの解散を後押ししている」という噂があり批判の声もあったというが、起用を感謝する声も多く、教室に女性の生徒も増えたという。 その木村の愛娘が巻き込まれた今回の騒動。道面社長はヴァレンティノを擁護しつつ、今回批判が集まったこと、西陣織工業組合と博多織工業組合が抗議文を送付したことを「恥ずかしい」とバッサリ斬った。 >>Koki,出演のハイブランド動画が炎上 「文化の冒涜」「気分が悪くなった」和服の扱い方が物議<< 道面社長は動画について、「ヴァレンティノさんには感謝しかいないです。世界有数の高級ブランドのプロモーションビデオの演出に、日本の着物や帯を使っていただけた。衰退産業でもある和装の商品を使っていただいたことが素晴らしいことだと思っています」と、批判が集まったことを残念に思っているという。 道面社長は、「みなさん“文化”という側面から批判しています。産業として成り立って初めて文化となる。産業として見たときに、日本の映画のオマージュ、帯を使ったということは誇らしく思います」と、産業と文化は分けて考えるべきだと説いた。 「時代は変わってきていて、帯を使ったテーブルクロスなど様々な製品が生まれ、着物も多様な楽しみ方が増えてきています。プロモーションビデオにとって一番良く見せられる演出だと思ったのであれば、それは冒とくではありません。リスペクトがなければ使用しないと思いますし、冒とくであれば破ったり穴を空けるなどもっとひどい使い方をすると思います」と、ヴァレンティノの作品を評価。 続けて、「日本の物を世界的ブランドが使ってくれて、本来ならば応援してあげられるような産業にならなければいけないと思います。抗議文を出すなど恥ずかしいことです」と言い切った。 同社では、話題性や企画に合った著名人をCM起用しているという。今後Koki,の起用もあり得るか問うと「歳を重ねていって、Koki,さんにはぜひ親子出演をしていただきたい。彼女は演者であり何の非もないので頑張っていただきたい」と前向きなコメントを残した。 道面社長の言うように、批判してつぶしてしまうより、日本文化を広めてもらうべく有名ブランドをうまく活用する方がよかったのかもしれない。
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社会 2021年04月12日 06時00分
店の裏にある寄付ボックスに挟まった状態で死亡 シングルマザー、無理に古着を取り出そうとした?
昨今、不要な洋服を寄付したり、リサイクルに出す動きが広がっている。欧米では、スーパーなどに古着の寄付ボックスを設置しているところも少なくない。寄付ボックスは、盗難防止の観点から、一度服を入れると取り出せないような構造になっているものが多い。設置している団体がボックスの中から古着を回収し、リサイクルなどに利用する。この古着寄付ボックスから、古着を取り出そうとして命を落とした人がいる。 オーストラリア・ゴールドコーストで、古着寄付ボックスに挟まった女性が死亡した状態で発見されたと、海外ニュースサイト『News.Com.Au』『Daily Mail』などが4月7日までに報じた。 記事によると、4月5日午前7時頃「古着寄付ボックスに女性が挟まっている」と、古着を寄付しにきた女性が救急隊に通報したという。救急隊と警察が現場に駆け付けると、ショッピングセンターの裏の敷地に設置された寄付ボックスの投入口に、女性が挟まっているのを確認。女性は意識がなく、その場で死亡が確認された。 >>車の部品を盗もうとした男、車の下敷きになって死亡 急増するコンバータの盗難被害で不安の声も<< 警察の発表によると、女性は地元出身の43歳女性で、3人の子どもを持つシングルマザーと判明。女性は、金属製の古着寄付ボックス内にあった古着を取り出そうとしたとみられている。女性の死因は現在も調査中だが、警察では、古着投入口に女性が頭を突っ込んだところ、上ぶた(扉)が閉まってしまい、首が挟まって窒息したとみている。事件性はなく、事故として処理される見込みだという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「この死に方は恥ずかしい。古着を頂戴しようとしたことがバレる」「シングルマザーで3人の子持ち。無料で服を調達しようとしたのかも。察してあげて」「ポストに頭突っ込むのと同じ。普通あんなところに頭入れない。非常識」「寄付系のボックスは投入専門。ボックス内の洋服を取り出そうとすると、盗難防止で投入口の上ぶたが閉まるようにできている。危険だよ」「そんな危険なものは撤去すべきだ」「寄付用ボックスだから、簡単に取り出せないようにできている」「回収ボックスには『取り出し危険』など注意表示をした方がよい」など様々な声が上がった。 海外には、古着寄付ボックスに挟まれて亡くなった人が、他にもいる。 アメリカ・テネシー州で、古着寄付ボックスに挟まった男性が死亡した状態で発見されたと、海外ニュースサイト『abc7』『7news.com』などが2020年2月5日までに報じた。 記事によると、2020年2月2日午後4時頃、同州クラークスビル警察は、スーパーマーケットの駐車場に設置されている「古着および靴の寄付ボックス」に、人が挟まっているとの緊急通報を受けたという。警察が現場に駆け付けると、古着ボックスの投入口から、下半身が突き出た男性を発見。男性は意識がなく、その場で死亡が確認された。 亡くなった男性は地元の48歳で、ホームレスではないそうだ。警察では、本件に事件性はなく、男性が何らかの理由で、頭から投入口に突っ込み、そのまま挟まって窒息したとみて、調べを進めているという。 古着寄付ボックスは、皆が安全に使えるよう、構造を改善する余地がありそうだ。記事内の引用についてStockland Burleigh Heads: Mum dies getting stuck inside a bin(News.Com.Au)よりhttps://www.news.com.au/national/queensland/stockland-burleigh-heads-mum-dies-getting-stuck-inside-a-bin/news-story/99489e829476033881ad9f88443a5a13Mother-of-three who died after getting trapped inside a charity bin at a busy shopping centre is remembered as it's claimed her family 'still has not been told the whole story'(Daily Mail)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-9441401/Woman-died-inside-Gold-Coast-charity-bin-remembered-vibrant-creative.htmlMan dies after getting trapped in donation bin: Police(abc NEWS)よりhttps://abcnews.go.com/US/man-dies-trapped-donation-bin-police/story?id=68720276Man dies after getting trapped in clothing donation bin in Tennessee(7news.com)よりhttps://7news.com.au/news/disaster-and-emergency/man-dies-after-getting-trapped-in-clothing-donation-bin-in-tennessee-c-681323
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社会 2021年04月11日 06時00分
“日本人には優しい”は本当? ドイツ人がアジア人を一括りにせず特別視する理由とは
アメリカでは、アジア人に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が多発し、アジア系住民が暴力被害を受けるなどして社会問題と化している。アメリカと同様、ヨーロッパでもフランスでアジア人がコロナを理由に暴力を振るわれる事件が起き、事態は穏やかではないが、同じヨーロッパでもドイツではアジア人差別は少ないようだ。特に日本人に対する差別はあまりなく、SNSでは「コロナ禍以前にヨーロッパに旅行したけどドイツ人だけは優しかった」「フランスでは差別を受けたけどドイツでは皆無だった」といった声も挙がる。 日本人ではなく“アジア人”と一括りに考える国が多い中、実際、在独約10年の日本人男性に話を聞く と、「ドイツ人はアジア人を一括りにせず日本人、ベトナム人などと分けて考えている」と言う。特に日本人に対しての印象がいいと言うドイツ人は多く、アニメの影響や技術の進歩に感心する人が若者を中心にいるそうだ。とりわけアニメに関しては、ここ数年で興味を持つ若者が多く、Netflixなどの動画配信サービスを通じて日本のアニメを見るなどしてファンを増やしている。コロナ禍前はアニメに関するイベントなども行われていた。また彼によると、年配の人も過去に同盟国として戦った経験から日本人を同志と思っている人や、日本人の気質を気に入っていると感じている人も多数いるという。「ドイツ人はある程度、他人と距離を取りたがるので、陽気な国民性より、礼儀正しくシャイな部分がある日本人の気質が気に入っているのだと思う」と分析する。 >>「アジアの女には性的虐待をしたって構わない」コロナ感染再拡大で欧州に広がるアジア人差別、手を出された被害者も<< 日常でも日本人がいい意味で特別視されている場面に出くわすことはあるようだ。大家さんが新しい入居者を決める時、綺麗に使ってくれるという理由で日本人を優先して探す場合も多い。特に一度日本人に家を貸した人は次も日本人を、と考えるのだそうだ。在独7年の日本人女性は「ドイツでは、日本人に対して丁寧だったり信頼できるといういいイメージを持っている人は多いと思う。それは、過去にドイツにいた日本人がルールを守ってドイツという国を尊重し、いいイメージを築いてくれたからだろう」と話す。そして、ドイツ人もまたそういったいい部分をきちんと見ることができる人が多いと感じるそうだ。ほかにも、ドイツではベビーシッターを雇う際に、信頼できるという点で日本人に絞って探すドイツ人も少なくはないという。 一方で、他のアジア系についての印象は日本人とは異なる。在独4年の日本人女性は「自分の周りの意見を聞いて感じたことだが」と前置きした上で、コロナ禍以前は中国人はドイツに旅行に来ると集団で爆買いをし、店を占領することもあったため、「少し迷惑がられていた」と説明した。 とは言え、日本人への差別がゼロかと言われればそうではない。大なり小なりドイツで差別を受けたという日本人はいる。しかし、日本人が思っている以上に、ドイツでの日本人のイメージはいいのかもしれない。
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社会 2021年04月10日 22時30分
「マタコロスナマイキナオンナメ」3歳の少女の身体に文字を刻んだ猟奇少年事件【衝撃の未成年犯罪事件簿】
昭和11(1936)年、性交中に愛人の男性の首を絞めて殺し、局部を切り取った『阿部定事件』。局部を切り取って持ち去るという猟奇性ばかりが注目される本事件であるが、実は阿部は局部を切り取る以外にも傷口から吹き出た血でメッセ―ジを残し、また遺体に「定」を包丁で傷を入れたことから当初は「血文字の定」と報道されていた。 このように相手の身体に文字を刻み残すのは、かなり強い愛や憎しみがあるがゆえの行動だ。昭和23(1948)年、神奈川県のとある市で3歳の女の子が絞殺されバラバラにされたあげく、身体に文字を刻み込まれるという猟奇事件が発生した。 殺されたのはミシン業を営むAさんの娘のB子ちゃんだ。B子ちゃんはAさん宅の物置小屋で脚や腕、臀部、わき腹などをめった切りにされ、背中には「マタコロスナマイキナオンナメ」(また殺す生意気な女め)と犯人が小刀で刻み付けたと思われる、深い傷がついていた。 犯人はAさん、もしくはB子ちゃんに強い憎しみを持つ者の仕業と思われたが、Aさんには思い当たる節が全くなく、またB子ちゃんもまだ3歳。他人から恨みを買うような原因はなく、捜査は難航した。 >>禁断の「総理大臣暗殺計画」実行犯は18歳少年 ナイフで警官を刺した苦しい動機は【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< そんななか犯人として検挙されたのは、なんと16歳の少年であった。 この少年は幼い環境で育ったこともあり普段から盗み癖があり、この日も隣に住むAさんの自宅に盗みに入っていた。だが、その盗みの瞬間をたまたま家にいたB子ちゃんに見られてしまい「しまった!」と思い、殺すことにしたという。 「マタコロスナマイキナオンナメ」とB子ちゃんの背中に文字を刻み込んだのは、大人の犯行に見せかけるためで、特別憎しみなどがあって刻んだわけではないという。 その後、少年は殺人罪として逮捕され、厳しい罰を受けることになった。
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社会 2021年04月10日 19時00分
自宅から突如姿を消した7歳の少女、同居していた男の不可解すぎる行動の理由とは【未解決事件ファイル】
1991年7月25日、福島県船引町(現・田村市)に住む当時7歳の少女Aさんが、突如自宅から姿を消す事件が発生した。行方不明になった当日、Aさんの自宅には同じ小学校の友達2人が泊まりに来ており、ベッドに並んで一緒に寝ていたという。 Aさんがいなくなったことに気づいたのは、25日午前5時半過ぎ。前日から泊まりに来ていた友達姉妹2人が、一緒に寝ていたはずのAさんがいなくなったことに気づき、Aさんの両親に知らせた。 Aさんの父親は建築会社を経営しており、自宅は事務所を兼ねた大きな2階建ての建物。Aさんの両親と祖父母、そして長男と次男、父親の姪とその交際相手である従業員Bの計9人が同じ屋根の下で暮らしていた。 騒ぎを聞きつけた家族はすぐに辺り一帯を捜索。しかし、Aさんの姿はどこにも見つからず、警察に通報することになった。 一体、Aさんはどこに消えたのか。Aさんが最後に確認されたのは、24日の午後10時30分。母親がAさんと友達の様子を窺いに部屋を訪れ、寝ている3人を確認したという。その後、1人で夜に家を出たのだろうか?家族によると、Aさんは非常に怖がりで、夜中に1人でトイレに行くことができなかったそうだ。さらに、どこかに出かける際には必ずメモを残していたといい、勝手にそれも夜中に出かけることは考えにくいという。 警察は事件から1か月の間に、述べ4000人近くを動員してAさんの行方を追った。捜索範囲は半径6キロにも及び、徹底した聞き込み捜査も行われた。現場となった自宅では警察犬を導入してAさんの痕跡を探したものの、一階にある玄関先で警察犬の反応は途絶えたという。自宅からは当時住んでいた人物以外の指紋は発見されず、外部から侵入した形跡も見つからなかった。 捜索が行き詰まる中、自宅に住んでいた人物の1人が捜査線上に浮かび上がる。姪の交際相手Bだ。実は彼、Aさんが失踪した24日から25日にかけて不審な行動が目撃されていた。母親がAさん達を確認した後、Bが何も告げずに外出した。この時点ではコンビニに出かけたのだろうと母親は考え、気にも留めなかった。しばらくすると、玄関の閉まる音と階段を上がる音がしたため、母親はBが帰宅したのだろうと思った。しかし、25日の午前2時、祖父母がカラオケスナックから帰宅したところ、Bが家にいないことに気づく。祖父母は父親にBがいないことを伝えたが、父親は「明日聞く」といってそのまま寝た。そして、夜が明けた。Bが帰宅したのは午前6時30分だった。 >>真冬の北海道で忽然と姿を消した男子中学生、新宿2丁目での目撃証言や不可解なメールの真相とは【未解決事件ファイル】<< 警察は被疑者としてBから事情聴取を行った。Bによると、24日午後10時30分頃、友人に電話するために公衆電話に向かったという。その後、自分の車を使って郡山市まで行こうとしたが、バッテリーが上がっていたため断念。その後、周辺をうろつき時間をつぶしていたそうだ。列車で行こうと考え、最寄の船引駅に向かったものの、その時点で最終列車が出発済であり、午後11時過ぎに駅前のタクシー広場でタクシーを拾い、郡山駅に向かったという。警察が調べたところ、実際にBを乗せたというタクシー運転手が見つかった。その後、郡山駅に着いたBだが、友人に電話しても待ち合わせ場所に来てくれなかったため、近くのデパートにあるベンチで仮眠を取った。そして始発列車で帰ってきたという。 なぜ夜中に郡山市に向かったのか。Bによれば、24日に親友から突然電話で「精神に異常をきたした」と伝えられたという。そして、「親友とは別の友人」から親友の状態を聞くために、郡山で待ち合わせしたというのだ。結局、その友人は寝過ごしたため、待ち合わせ場所に来なかったという。後に、Bと待ち合わせをしたとされる友人が警察に事情聴取を受けたが、「そんな約束はしていない」と述べている。Bのいた船引駅からタクシーで向かった郡山駅までは約22㎞、当時のタクシー料金で7000円近くかかったそうだ。郡山駅近くのデパート前でBに声をかけたという客引きが見つかったことから、移動した事実は間違いない。しかし、待ち合わせが嘘だとしたら、何のために金をかけて移動したのだろうか。 結局、Bが事件に関与した事実は確認されなかったため、2週間の勾留の後に釈放。Aさん宅に戻り、給料を受け取った後に退職し実家へ帰っていったそうだ。 その後、事件に進展は見られないまま、2021年4月現在もAさんの行方は分かっていない。事件から2か月後、Aさんの母親は当日宿泊していた姉妹から「夜12時に何者かがAさんを優しい声で呼んでいた」という証言を得る。事件後の警察による事情聴取ではショックのせいか、警察を怖がったのか何も答えられなかったという。母親は警察にこの証言を伝えたが相手にされなかった。 自宅から忽然と姿を消したAさんは、一体どこに消えたのか。
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社会 2021年04月10日 07時00分
キングダム作者とこじるりカップル「交際継続」にブーイング? 根強い嫌悪感の正体は
3月31日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に出演したタレントの小島瑠璃子が、かねてから報じられていた漫画『キングダム』(集英社)の作者である原泰久氏との交際が順調であることを明かした。 小島が今年になってダイエットを始めたと言うと、タレントの島崎和歌子から「幸せ太りなの?いいなー」とツッコまれ、続けて司会の明石家さんまから「なんなの、いつまでもキングダムなのあなた」とイジられた。すると小島は照れた様子で「あのー、えっと、幸せに……」と答え、「『ホンマでっか!?』だけです、こんなおしゃべりなの」などと話し、スタジオを和ませた。 しかし、そんな小島と原氏のカップルに対するネットの反応は冷ややかだ。 それというのも、原氏は、前妻との間に3人の子どもがいたことや、小島と交際する以前、前妻とまだ婚姻関係だった時期に、元アイドルの女性と不倫交際していたことが話題になっている。こうした報道について、ネットでは「原先生の好感度だだ下がり」「売れたら奥さんと子どもを捨てて、若い子にいく」「3人のお子様たちが気の毒」など、印象が悪くなったという意見が多く見られる。 また、小島の方は、業界関係者から「人の心をつかむのがうまい」「コメント力がある」などの高評価を受ける一方で、視聴者からは「あざとい」「腹黒そう」「計算高い」といった悪い印象を持っている人がもともと少なくなかった。その上での同番組でのリアクションとあって、ネットでは「のろけの発言は軽率では?」「悲しむ人がいるなら発言や立ち居振る舞いには注意しないと」「思慮深さが感じられないので、意見を求められる番組では見たくない」といった否定的な意見が多い。 小島を初めから良く思っていなかった人にとっては、その印象がより確信に変わった、より批判的な意見を発信したくなった、というところだろう。一方で、売れっ子漫画家として作品が高く評価されていた原氏のイメージダウンは著しく、中には「作品を見なくなった」という人もいるほど。なぜ、こうも大きな印象の落差を生み出してしまったのだろうか。 >>こじるり、BTSメンバーの写真に「尊い…」でなぜかバッシング ”誤解”を釈明もファンからは心配の声<< まず、原氏のように特定の高い能力を持つ人物は、他の能力や人格レベルも高いはずだと期待されてしまう傾向がある。これは「ハロー効果」と呼ばれる認知バイアスの一種で、「ハローエラー」とも呼ばれる。原氏の作品「キングダム」は第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞し、テレビアニメ化も果たしており、熱心なファンが多いことで知られている。また、それに加え、かつては作品の巻末に家族の話題を載せるなど、読者に「家族思いな人」という好印象も与えていた。 ところが、小島との交際報道をきっかけに、いつの間にか離婚して3人の子どもを手放していたことや、複雑な女性関係が露呈することによって、その印象に大きな落差が生じてしまった。このように、好ましい印象を抱いていた人物が悪い印象を与えるようなことをした時、受け手が必要以上に嫌悪感を引き起こしてしまう傾向のことを「ロス効果」という。もともと悪い第一印象を持っていた人が悪い印象を与えた場合と比較すると、嫌悪感の振れ幅に大きな差があることが分かっている。ロス効果は、「期待していた印象を裏切られた」という認識が受け手の不安を煽るために生じると考えられている。 逆に、例えば、見た目が怖い男性がお年寄りに親切にしているところを見るなど、もともと悪印象だった人が好印象に変わる場合は、受け手の好感度を大きく上げる。これは「ゲイン効果」と呼ばれ、誤解が解けたうれしさや安心感を得ることなどが原因であると考えられている。ゲイン効果とロス効果は、まとめて「ゲインロス効果」と呼ばれることが多い。 何はともあれ、一時的に好感度が落ちてしまったとみられる原氏だが、だからといってこれまでに描き上げた素晴らしい作品が色あせてしまうわけでもなく、小島にしても、原氏と結ばれてはいけないという理由はない。 ただ、こと人気商売というカテゴリーにおいては、より周囲に対する配慮的な態度が求められるようだ。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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平成から令和へ「風俗革命」氾濫する素人娼婦最前線レポート③
2019年04月22日 22時00分
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“上級国民だから逮捕されない”の声も 2人を犠牲にした池袋暴走事件の犯人と警察の対応に国民の怒りが爆発
2019年04月22日 12時20分
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田中角栄「名勝負物語」 第六番 竹下登(4)
2019年04月22日 06時00分
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社会
“怒っている人”はこうやって鎮める! 企業のクレーム対応、プライベートでも応用可能?
2019年04月22日 06時00分
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社会
吉本興業×NTTグループで「教育」をもっと“おもしろく”! 共同で“国産プラットフォーム事業”を開始
2019年04月22日 01時55分
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社会
「カアイソウ…」不気味な怪文書が謎を呼ぶ“三重小2女児失踪事件”【未解決事件ファイル】
2019年04月21日 23時30分
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社会
性行為を拒む彼氏…隠していた衝撃の事実が発覚【オトコとオンナの“別れ”の修羅場】
2019年04月21日 22時30分
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社会
平成から令和へ「風俗革命」氾濫する素人娼婦最前線レポート②
2019年04月21日 22時00分
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社会
アートメイクのせいでとんでもない顔に! 42歳女性が恋人にも振られ、格安美容施術の恐ろしさが話題に
2019年04月21日 06時00分
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社会
平成から令和へ「風俗革命」氾濫する素人娼婦最前線レポート①
2019年04月20日 22時00分
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社会
【放送事故伝説】人気大河ドラマを襲った「電波ジャック」!東京が大パニックに
2019年04月20日 21時30分
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社会
「LGBTは生産性が低い」発言の杉田水脈議員の応援演説に高円寺が騒然
2019年04月20日 06時00分
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社会
離婚申請の理由は「夫が臭い」? スッピンに衝撃、LINEの既読スルーなど仰天の離婚理由も
2019年04月20日 06時00分
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社会
拳銃所持で逮捕の映画監督、もう再起が難しい? ヒット書籍の映画版脚本も手掛ける
2019年04月19日 22時00分
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社会
ガタガタ韓国の外交チョンボ…笑っちゃ悪いが大笑い!
2019年04月19日 22時00分
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社会
“自分も16歳と…”と批判 東国原氏、元駐イラン大使のセクハラ疑惑に「立派なセクハラ。そんなこともわからんのか」
2019年04月19日 18時50分
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社会
「うちの子とあの子を違うクラスに」親の口出しはどこまでOK? 『ノンストップ』の特集が物議に
2019年04月19日 13時20分
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社会
舅が娘婿の殺害依頼をした理由は「孫と会えない」 恐ろしい“嫁姑問題”の殺人事件が他にも
2019年04月19日 06時00分
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社会
桜田五輪相の変 傘寿・二階幹事長が“ヒラ議員”陥落危機
2019年04月19日 06時00分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分