セクハラがあったとされるのは2012年10月。その後、女性職員は急性ストレス反応と診断され休職。今年3月になって、女性は駒野氏を強制わいせつ容疑で警視庁に刑事告訴した。番組では駒野氏が“女性の頬にキスはしたが口にしようとしたら断られた”など、疑惑の大部分を否定していることが紹介された。
これに対し東国原氏は、「これはもうアウトでしょうね。本当でなくても、部下を自分のプライベートエリアに2人きりになる、そしてまたハグ、ほっぺにキス。口にキスしようとしたんですよ。そしたら断られたと。これ、立派なセクハラですよ。そんなもん分からんか君は、って話ですよ。相手も嫌がってるわけですから」と非難した。
常識的な言動のように思えるが、Twitterユーザーからは、「東、おまえが言うな!」「東国原がセクハラをアカンですよとまるで自分には何事もなかったのように語れる精神力がヤバイ」「16歳との淫行を過去にしてんだからな?あんま語んなよ。女心を」などと批判が相次いでいる。
実は東国原氏は、たけし軍団で「そのまんま東」として活動していた1998年、未成年の従業員を働かせていた容疑で摘発されたイメージクラブ店で、当時16歳の従業員から性的サービスを受けていたことが発覚。年齢を「知らなかった」と釈明したものの、芸能活動を5カ月間自粛した過去がある。ネットユーザーたちは過去のトラブルを棚に上げているのが許せないようだ。
同番組では過去にも坂上忍が昨年9月、飲酒ひき逃げ容疑で逮捕された吉澤ひとみ氏 (現在は芸能界を引退)に対し、「吉澤容疑者って言わなきゃいけないのか」などと同情するともとれるコメントを出し、世間の批判を浴びた。坂上自身も1995年、飲酒運転の末に車を電柱にぶつける自損事故で逮捕され、半年間の芸能活動休止、謹慎を経験しており、これを棚に上げているとして批判された。
やはり自身のネガティブな部分を棚に上げ、上から目線でコメントする芸能人は「偉そう」などと反感を買いやすいようだ。