海外ニュースサイト『NDTV』は4月12日、インド・ラデーシュ州に住む23歳の妻が、25歳の夫の不潔さを理由に離婚を申請したと報じた。同記事によると、2人は約1年前に結婚したが、結婚後に夫がシャワーを浴びるのを嫌い、1週間以上シャワーを浴びないことが発覚。妻は不快に思い、何度も注意をしたが、夫は香水をつけてごまかすだけで、改善することはなかったそうだ。そんな夫に嫌気がさした妻は、夫がシャワーを浴びないことを理由に離婚を申請。裁判所で妻は、「夫はひげも数週間剃らない。不潔で臭い」と主張し、裁判官は6カ月間の別居の後、離婚を認めることを決定したという。なお、夫の言い分は明かされていない。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「よっぽど臭くて精神的にも辛かったんだろう」「私の夫も臭いから離婚を申請しようかしら」「不潔が離婚の原因になるとは、驚き」「面白いけど、自分がその立場だったら笑いごとではない」という声が挙がっていた。
世界には、結婚後に相手の意外な面が発覚し、離婚に至ったケースが他にもある。
2016年10月には、アラブ首長国連邦・ドバイで当時26歳の妻のスッピンに衝撃を受け、当時34歳の夫が離婚を申請した。結婚して6カ月が経った頃、2人で訪れたビーチで、夫は初めて妻のスッピンを見たという。妻は普段は常にメイクをしていたため、夫は違いに驚くと同時に「騙された」と感じその後、離婚を申請。夫は「スッピンを知ってしまった以上、愛せない」と主張し、離婚が成立したそうだ。妻は精神的なダメージを受け、数日間、精神科に通院したという。
2017年7月には、台湾で50代の妻がLINEを無視するという理由で40代の夫に離婚を迫ったことが話題となった。夫は普段から外出することが多く、妻がLINEを送っても既読すらつかない状況が半年ほど続いたそうだ。そんな夫の態度に嫌気がさした妻は、LINEの既読スルーを理由に離婚を申請。裁判官は「LINEのやり取りができないということは、夫婦間のコミュニケーションが不十分であるという証拠。結婚は修復不可能である」として、同月に離婚を認めたという。なお、夫の主張は明かされていない。
シャワーを浴びないことやLINEの既読スルーをしている当人たちは、そこまで相手に迷惑をかけておらず、傷つけてもいないと思っているのだろう。しかし、本人は大したことではないと思っていることが、相手にとっては重要で、離婚に発展することもあるのかもしれない。