社会
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社会 2009年11月20日 15時00分
市橋容疑者 ついに反撃開始
英国人女性の死体遺棄容疑で逮捕され、断食と黙秘を貫く市橋達也容疑者(30)がついに反撃を開始した。同容疑者の弁護団が19日に会見して明かしたもの。接見した弁護士に対し、担当検事が死刑をちらつかせたことや、栄養剤注射によって体調を崩したことを訴えたという。固く重かった口からようやく飛び出したのは捜査当局への不満だったわけで、断食と黙秘に続く市橋容疑者の“次の一手”が注目される。 げっそりやせ細った市橋容疑者の心は折れていなかった。弁護団は19日、千葉県庁で記者会見し、同容疑者が「取り調べ中、検事から『死刑もあり得る』と言われた」などと接見で話したことを明らかにした。 にわかに反撃姿勢に転じた市橋容疑者の狙いについて、事件取材するジャーナリストは「次の一手のための布石ではないか」とみる。 「断食を続けた場合、栄養剤を注射できなくなればいつぶっ倒れても不思議はない。そうなると一時的に取り調べを回避できる。さらに取り調べの違法性を公式に指摘するあたり、法廷対決に向けて準備を進めているともとれる。そういう構えを見せておいて、法律的問題点をいちいち突つけば調べもより慎重にならざるを得なくなる」(同ジャーナリスト) 弁護団によると、取り調べで千葉地検の検事は市橋容疑者に「今のままの態度だと社会に出られない」「死刑もあり得る」「このまま黙っているなら、親が死刑になるべきだ」と発言。県警の捜査員も「親族の所へマスコミが取材に行った。おまえが黙っているからだ」との趣旨の発言をしたという。 市橋容疑者は弁護団が差し入れた被疑者ノートにこうした“問題発言”を克明に記録。18日に弁護士と接見した際にノートを持参し、メモを振り返りながら「(取り調べで)こういうことを言っていいのか」と法的判断を求めた。弁護士が取り調べに問題があれば申し入れができると伝えると、同容疑者は「お願いします」と反撃姿勢を鮮明にした。 弁護団は「虚偽の言葉を使った違法で不当な取り調べだ」として19日、千葉県警と千葉地検に改善を申し入れ。市橋容疑者の逮捕容疑は、2007年3月、千葉県市川市の自宅マンションのベランダで英国籍の英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=の遺体が見つかった事件での死体遺棄容疑。法定最高刑は懲役3年で、同容疑で死刑判決が下ることはない。 市橋容疑者は断食対策の注射も拒絶。16日に栄養剤を注射で投与された後、意識がもうろうとするなど具合が悪くなったため、19日には栄養剤の投与を拒否したことも弁護士に話したという。 千葉県警は「真実追求のため、警察は法律にのっとり適正に捜査をしている」とコメントした。 さて、どうなるか?
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社会 2009年11月19日 15時00分
断食続行中、市橋容疑者“ニーダウン”の狙い
千葉県市川市のマンションで英国籍の英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕され断食中の市橋達也容疑者(30)が“ニーダウン”していたことが18日、分かった。栄養剤の注射を受けたのは取り調べに向かう途中、ふらついたためだった。体力があるとされる同容疑者は果たして本当にニーダウンしたのか、それとも別の狙いがあるのか。 市橋容疑者と18日に接見した弁護士によると、栄養剤の投与を受けたのは16日。当初は万が一にも体調を崩すことのないよう“念のため”に注射したものとみられていたが、なんと取り調べに向かう途中、ふらついたための緊急措置だったことになる。 弁護士によると、市橋容疑者は16日、県警行徳署の留置場を出て取調室に向かう際にふらつき、県警の判断で栄養剤を注射したという。実際にひざをついたかどうかは不明だが、いわばボクシングでいうところの“ニーダウン”状態。ノックアウト寸前とみていい。 ところが市橋容疑者は、弁護士に「(注射を)受ける気はなかった」と話したというから強気。弁護士は、市橋容疑者が注射を望んでいないことを「警察に言ったかどうか知らない」としている。 同容疑者はやせ形のマッチョマンとされる。高校時代に陸上部のスプリンターとして鍛えた体を、大阪潜伏中に工事現場の肉体労働でさらに磨きあげた。そもそも事件発生当初、千葉県警の捜査員を振り切って逃げたほどの脚力の持ち主だ。 事件取材するジャーナリストは「捜査当局は、市橋容疑者がわざとふらついた可能性も考えたほうがいい。まだ逃げ出すチャンスをうかがっているかもしれない」と指摘。実際に弱っている可能性もあるが、同容疑者の場合はそうと言い切れない部分がある。 千葉県警行徳署に移送されてから、断食はきょう19日で9日目に突入した。留置中の被疑者が食事を「とった」「とらない」はいちいち公表されないうえ、市橋容疑者と18日に接見した弁護士は「(きょう)食事を取ったかは知らない。本人も言わない」と述べた。 しかし、10日の逮捕以降、頑なに食事を拒んできた同容疑者がついに食べたとなれば、心境に変化があったともとれるため、そうした情報は出てくるほうが自然。隠す性質のものではない。 捜査関係者は17日、体調を崩すと取り調べができなくなるため、署に医師を呼び栄養剤を投与したことを明らかにしている。 断食を続けることによる“猿芝居”は通用しない状況で、市橋容疑者が今後も食事を拒み続けるかどうか注目だ。
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社会 2009年11月18日 15時00分
自衛隊イベントに突撃取材
自衛隊駐屯地で、一般開放される各種イベントが開催されているのをご存じだろうか。自衛隊を肌で感じられる貴重な機会なので、地元の家族連れや遠方からはるばるやってくるミリタリーマニアらでにぎわう。首都圏からアクセスのよい陸上自衛隊、航空自衛隊の各イベントを取材した。 陸自の土浦駐屯地武器学校(茨城県土浦市)で第58回創立記念行事が開催されたのは先月のこと。同校は後方支援部隊などの指揮官、幕僚を養成し、各種装備品の整備員を毎年約800人育てる。破損、故障した戦車を素早く修復するなど“武器のドクター”ともいえる重要な任務で、記念行事もまたその性格を色濃く反映していた。 満州事変(1931)で実用配備された初の国産「89式中戦車」が会場を走る。動く89式を見られるのは武器学校なればこそ。会場から大きな歓声が上がった。ミリタリーマニアの男性は「これを見るために栃木から来たんです」と目を輝かせた。 実際の戦闘を想定して行われた模擬戦は大迫力だった。74式戦車と90式戦車が配置されるや、続けて歩兵部隊を投入。後方から155ミリ榴弾砲FH70、120ミリ迫撃砲が援護射撃を始めた。もちろん空砲だ。しかしFH70が砲撃すると会場がどよめく。爆音で泣き出す幼い子供もいた。やがて74式戦車、90式戦車が敵の攻撃によって故障したという想定に…。 ここからが武器学校の腕の見せどころだ。「バタバタバタ…」とプロペラの音を響かせながら軍用ヘリコプターが出現した。上空50メートル地点から隊員6人がロープで降下。故障戦車を手際よく修理する。戦車は再び砲撃を開始。歩兵部隊は匍匐(ほふく)前進で敵陣地に乗り込み、奪還に成功。一連の流れはすばやく正確。さすがにプロフェッショナルであった。 次は航空自衛隊のイベント。今月3日、埼玉県狭山市にある入間基地で第41回入間航空祭が開催された。当日は雲ひとつない快晴。まさに“航空祭日和”だ。開場前から最寄り駅の西武池袋線・稲荷山公園駅には長蛇の列ができた。家族連れや航空自衛隊ファンなど22万人が訪れた。 航空自衛隊アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」は、飛行展示部隊として全国の飛行祭などでその美技を披露している。 開始時間前には基地内のエプロン地区(燃料の補給、簡易な点検整備などのために航空機を駐機する場所)は観客でぎっしり埋め尽くされる。 最初の演目は4機が密集しながらダイヤモンド隊形での水平旋回を行う「ファン・ブレイク」。続いて会場正面の高い位置から5方向に降下散開を行う「レイン・フォール」。5機が隊形を保ったまま宙返りする「デルタループ」、一枚の板のように横転する「デルタロール」など難易度の高い技を次々に披露。 観客も忙しい。上空を見上げながら必死にブルーインパルスを追う。演目は360度、どの方向のどの角度から進入してくるか分からない。一瞬の油断もできないのだ。 最後は伝統の演目であるローリング・コンバット・ピッチ。これは斜めに隊列を組んだエシェロン隊形から編隊を解散しつつ、一列に並び後方の機体になるに従い高度が下がるトレール隊形への変換をするもの。会場からは大きな拍手がわき、華麗な航空ショーを締めくくった。 しかし、終わったからといってマニアたちに帰る様子はない。燃料補給するブルーインパルスの前に名残惜しそうに集まってきた。松島基地(宮城県東松島市)へ帰還するため飛び立つ瞬間が最後のシャッターチャンスなのだ。午後3時半すぎにブルーインパルスが離陸すると、機体が見えなくなるまで無数のフラッシュがたかれた。 これほどまで自衛隊がマニアを魅了するとは正直、驚いた。東京から来た20代の女性は「爆音を聞いただけでドキドキします」と興奮冷めやらぬ様子で話す。女性ファンがいるなんて、なんだかずるい! っていうか、うらやましい! ナマの自衛隊はさすがに迫力がある。野次馬根性丸出しで、一度近隣の駐屯地のイベントをのぞいてみては?◎自衛隊イベントで恋人募集!? 入間航空祭では、会場内掲示板に複数の男性自衛官の顔写真とプロフィールが張り出されていた。人気投票らしくそばに投票用紙がある。質問項目は「友達にしたいのは?」「足が臭そうなのは?」といった変化球のほか、「あなたのNO1は?」と直球も。ナンバーワンと連絡を取りたい人のためにメールアドレスを記入できるようになっていた。 掲示板には若い女性が群がり、大空を舞台に活躍する航空自衛官のモテモテぶりが垣間見られた。◎手荷物チェック イベントには基地の門が開く前から多くのファンが詰め掛ける。しかし、時間が来たからといって簡単には入れてくれない。手荷物チェックや金属探知機によるチェックを受ける必要があるのだ。当然ながら、門の前には長蛇の列ができる。事情通によると「米国での同時多発テロ以降行う基地が増えた」とのこと。戦車や戦闘機が多数置いてある基地である。安全に見学するためにはやむを得ない措置だろう。
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社会 2009年11月18日 15時00分
ネット上でやまない市橋コール 謎の美少女「市橋シスターズ」まで出現
英国人女性の死体遺棄容疑で逮捕され、謎の断食と事件について黙秘を続ける市橋達也容疑者(30)に対し、ネット上では女性からのラブコールが飛んでやまない。“市橋ギャル”に続いて、謎の美少女“市橋シスターズ”まで現れた。 逮捕直後からこけたほほと顔にかかるパーマの黒髪が、今一番ホットな俳優の一人とされている水嶋ヒロ(25)に似ているとネット上で大騒動になった市橋容疑者。その後、大手コミュニティーサイト上ではまたたく間に「市橋ファンクラブ」が誕生。最も大きなコミュニティーでは、メンバーが1371人にまで膨れ上がる異常事態に突入している。 「悪いことは絶対に悪い! だけど、カッコイイものはカッコイイんだもん」「あのフード越しに見える首のライン、ちょっとエロくてかっこいい…」。なかには「市橋達也親衛隊」なるものまで誕生。「市橋達也愛してる。明日行徳署行きます。何差し入れたらいいかな?」と野球部のキャプテンにあこがれる少女のごとく、熱いエールを送っている。 報奨金が1000万円にまでのぼった社会的に関心の高い事件だけに、不謹慎極まりないといったところだが、興奮冷めやらないネット上では“市橋シスターズ”まで誕生した。 ネット上には市橋容疑者への愛をうたうそのシスターズのプリクラが流出している。同容疑者が一面に掲載されたスポーツ紙を手に「市橋達也ラブ!! 達也、体大事に」と書き込むギャル系でカワイイ女性が3人。それぞれ市橋達也の「嫁」「女」「姫」と名乗っている。 これに対しネットでは「こんな可愛い子たちが市橋カッコイイとか言ってる日本…」などと批判的な書き込みが相次ぎ、さらなる騒動を巻き起こしている。 発端は、シスターズの一人が大手コミュニティーサイトでブログを開設していたこと。プロフィールによると18歳で、好きな有名人の欄に浜崎あゆみに並んで市橋達也の名前があった。好きなテレビ番組は「達也が出てる番組」というから、ちょっと悪ふざけがすぎやしないか。 事件の真相解明が待たれる中、市橋ファンクラブに対しても容赦ない批判が向けられている。ネットという匿名性に守られ、事の重大さを考えない軽はずみな行動と、それに踊るユーザー。由々しき事態といえそうだ。
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社会 2009年11月18日 15時00分
遅すぎた朗報 「ミシュラン」三つ星店、東京が世界最多奪取
遅すぎた朗報!? 料理店格付けの世界的権威とされる「ミシュランガイド」東京版最新バージョンの概要が17日に発表され、東京が“食の都”パリを抜いて三つ星店世界最多都市の座を奪首した。もう少し発表が早ければ、2016年夏季五輪開催地選定で東京には絶好のアピールとなったかもしれないが、時すでに遅しだった。 東京版は年1回更新で3冊目。最上級「三つ星」は前回より2店多く、11店が獲得した。調査対象の主要都市のうち、最新版の三つ星店数はパリ(10店)を超えた。 新たな三つ星店は日本料理「えさき」(渋谷区)、同「幸村」(港区)、すし「鮨さいとう」(港区)の3店。フランス料理「ジョエル・ロブション」(目黒区)など前回選ばれた三つ星9店のうち、8店が残った。 調査対象地域を広げ、居酒屋、焼き鳥といったジャンルが加わったことで、二つ星が42店、一つ星は144店といずれも前回より増加。石原慎太郎都知事はかねて「焼き鳥などでもうまい店がある」などと要望していたから納得だろう。掲載した総店数も173店から197店に増えた。 同ガイドの総責任者ジャンリュック・ナレさんは「東京の食のレベルが群を抜いていることの表れ。飲食店の数は東京がパリの約4倍あり、もっと三つ星が多くても不思議ではない」と語った。 東京版は20日に発売。
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社会 2009年11月17日 15時00分
市橋容疑者「強力6人弁護団」結成
千葉県市川市のマンションで2007年3月、英国籍の英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者(30)の“強力弁護団”が結成されたことが分かった。弁護団の3人は16日、千葉県庁で記者会見。今後6人まで増強するという。弁護団の勧めで“取り調べメモ”は取っているという。 市橋容疑者にかけられた嫌疑は最高刑懲役3年以下の死体遺棄罪のため、国選弁護人をあてることはできない。そこで日本弁護士連合会(日弁連)の地方連合である千葉弁護士会は「委員会派遣制度」を適用。この制度は、重大事件については被疑者からの依頼がなくても同会から弁護士を派遣でき、迅速な被疑者救済に役立つとされる。 司法記者は「千葉弁護士会は被疑者家族の依頼で『当番弁護士』を派遣する制度をとりやめたが、それはこの委員会派遣制度で補って余りあるためだ」と解説する。容疑者はあくまで容疑者。冤罪事件を生まぬよう、身柄拘束時から素早く弁護活動できるのは大きい。 弁護団は会見で、千葉地検と県警行徳署に対し、取り調べの全面可視化のため録音、録画を求めたことを明らかにした。現在のところ、代表を務める菅野泰弁護士のほか、秋元理匠弁護士、高橋裕樹弁護士の3人で構成している。法曹関係者によると、菅野弁護士は、森田健作千葉県知事を告発する市民集会で講演するなど反権力のお手本のようなベテラン弁護士。いずれも刑事弁護に精通しているとされ、今後、弁護団を6人に増やす方針というから、市橋容疑者にとっては頼りがいある“強力弁護団”が結成されたことになる。 弁護団によると、逮捕翌日の11日以降、毎日接見。市橋容疑者は初日の接見で「親に連絡してほしくない」と話し、親を頼る考えはないことを伝えたという。「よろしくお願いします」とあいさつし、法律上の質問をしたこともあったが、弁護団は「内容は控える」としている。 このあたりはさすが刑事弁護のエキスパートである。 市橋容疑者は、毎日6〜8時間の取り調べを受けており、記録するよう日弁連製のA4版「被疑者ノート」を差し入れた。これまでのところ、接見した弁護士に取り調べや待遇など捜査当局側への不満を口にしたことはないもようだが、多少の書き込みをしているという。メシは食わずともメモは取るあたり、市橋容疑者の心中がうかがい知れるというものだろう。 本人の希望でスエットの上下とTシャツ、靴下と下着を差し入れると「ありがとうございます」と礼を言われたという。 市橋容疑者の様子について弁護団は「逮捕直後ということもあり、疲れて混乱している」と説明し、食事を取ったかどうかは「本人に任せている。食べたかどうか分からないが、『大丈夫』と本人は言っている」と話した。
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社会 2009年11月17日 15時00分
電気自動車で東京・大阪間無充電走行のギネス新記録に挑戦
自動車ジャーナリストらでつくる市民団体「日本EVクラブ」は電気自動車(EV)で東京〜大阪間を途中で一度も充電することなく走り抜く旅に挑戦し、きょう17日未明に東京・日本橋を出発した。 東京・日本橋から大阪・日本橋まで、総走行距離およそ560キロメートル。完走すればギネス世界記録に認定される。 ダイハツ・ミラバンを1000万円弱かけてEVに改造。一般のノートパソコンで6本程度しか使用されない高価なリチウムイオン電池を8320本も使用。外見はかわいいミニバンながら、電池だけで360キログラムもあるモンスターマシンで世界新に挑む。 ハンドルを握る舘内端代表=写真=は「元々搭載してないため途中エアコンも使えませんし、バッテリーより私の年を勘案するとどうかな」と笑いながらも「電気自動車は航続距離が短いという誤解を払しょくしたい」と意気込み、旅立った。
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社会 2009年11月16日 15時00分
市橋容疑者がハマった“ちょんの間”風俗の実態
死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者(30)の断食はきょう16日、6日目に突入。その一方で大阪潜伏中にハマったとされる風俗がにわかに注目を集めている。俗に“ちょんの間”と呼ばれる大阪・飛田新地。逃亡中の市橋容疑者の身も心もトロトロにしたサービスとはいったいどのようなものなのか。 大阪府住之江区のフェリー乗り場で身柄を確保された市橋容疑者。前勤務先だった府内茨木市の建設会社寮からは10月11日を最後に姿を消し、その後の正確な足取りはつかめていない。ただ今月上旬に福岡市内で目撃されたとの情報があり、それが本人ならば整形後の写真で指名手配中にもかかわらず、大阪→福岡→大阪へと舞い戻ったことになる。危険を冒してまで大阪にこだわらなければならない理由は見つかっていない。 しかし市橋容疑者は大阪潜伏中、同僚に「飛田新地になじみの風俗店がある」などと打ち明けている。飛田新地とは大阪府西成区にあるいわゆる“ちょんの間”。店舗数は100軒程度で、この一帯はグーグルのストリートビューでも表示されないような不思議なエリアだ。 事情通によると、「新地のなかでも『青春通り』は冗談抜きでかわいいコばかりです」という。 「店の扉は開いたままになっており、女の子が顔見せしながら座っています。気に入ったコがいたら、そこでやり手ババアと交渉します。相場は20分1万6000円程度。交渉が成立すれば2階の部屋に通され、女の子がお茶とおしぼりを持ってきてくれます。シャワーなどはありません」(同事情通) プレイ時間20分はデリヘルなどに比べてかなり短い。市橋容疑者は極力人目を避け自室にこもることが多かったとされ、20分でけりがつくこのシステムはかえって好都合だったのかもしれない。 「いくら飛田新地でも帽子にサングラス、マスクなどをしたままプレイすることはできなかったでしょう。素っ裸で変装できるのはせいぜいヒゲぐらい。風俗遊びをしたくてヒゲを伸ばしていたのかもしれませんね」と風俗ライター。そこまで身も心もトロけさせるとは、飛田新地恐るべし! というほかない。 市橋容疑者が約1年暮らした大阪の会社寮では、自室で漫画を読みふける“プチ引きこもり”状態だったにもかかわらず、部屋から使いかけのコンドームが出てきた。“下半身プロファイリング”すると、同僚と一緒に風呂に入らないなど警戒心が強かった半面、人前で全裸になるリスクを冒しても風俗遊びだけは止められなかった事実が浮かび上がってくる。◎断食6日目 千葉県警行徳署に留置中の市橋達也容疑者の断食はきょう16日、6日目に突入する。食事を口にしないのはまだしも、事件についても固く口を閉ざしているというから困りもの。不可解な断食の理由は依然はっきりしていない。 10日に大阪で逮捕されて以降、市橋容疑者が摂取した栄養素はお茶と水だけ。11日未明に捜査本部のある千葉県警行徳署に移送され、同日朝食からいっさい食事をとっていない。当初は逮捕されたショックによる食欲不振とも考えられたが、6日目ともなるとその可能性は薄まってくる。 13日に医師の健康診断を受けた際には、脱水症状もなく健康状態は問題なしとされた。食事に口をつけないのは、捜査当局などに対する何らかの抗議姿勢か、それとも身勝手な贖罪(しょくざい)意識のアピールか。ここまで続くと不気味だ。
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社会 2009年11月14日 15時00分
オバマ米大統領初来日 小浜市民らの秘密作戦が決行!!
オバマ米大統領は13日午後3時50分ごろ、大統領専用機で羽田空港に到着し、初来日した。飛行機から現れると左手を軽く上げ会釈し、軽快なステップで踊るようにタラップを駆け降りた。 来日を誰よりも心待ちにしていたのが、福井県小浜市の市民団体「オバマを勝手に応援する会」(代表=藤原清次氏)。来日に合わせて“勝手に”上京。オバマ大統領の宿泊先と同じホテルに部屋をとった。 小浜市は塗り箸が名産で全国約7割のシェアを誇ることから、過去には夫婦箸をオバマ夫妻に贈り、返礼の手紙が届くなど大統領とは文通関係。来日前、ぜひ小浜の地を踏んでもらいたいと要望したがかなわず、諦めきれずにスペシャルプレゼント作戦を画策。直接手渡したいバッグの中身を報道陣に公開した。 プレゼントの中身はステッカーに日本手ぬぐいに、Tシャツ、そして大統領の2人の娘の名前が彫られた塗り箸など計8種類。大統領のイラストが書かれたエコバッグに入れて「あのノッチが本人に会えたのだから、今度こそは直接手渡したい」と意気込んでいる。 メンバーらは訪日期間中、大統領が現れそうな場所に“勝手に”出現してラブコールを送り、機会があれば直接プレゼントを手渡す作戦だった。 しかし、警視庁は職員の3分の1以上に当たる約1万6000人の警察官を警備に投入。米国大使館や大統領の宿泊先のホテル前では24時間体制の検問を続け、ホテル内にも約30メートルごとにSPが立つ厳戒態勢。都内は街中に警官の姿があふれるピリピリムード一色となった。 これには藤原代表も「いやあ、どこも警官ばっかりでしてね。ホテル内も撮影禁止だそうだし、通りそうな道で横断幕もって手を振るくらいですね」と圧倒されぎみ。 大統領は同日夜、鳩山由紀夫首相と日米首脳会談を行い矢継ぎ早に任務をこなした。残念ながらこの日はプレゼントを手渡せなかったメンバーらに、吉報が届いた。きょう14日午前に都内で行われる大統領の講演会に、小浜市の松崎晃治市長と福井県の西川一誠知事が招待されたのだ。両氏とも出席予定で、夢の“オバマ”首脳会談が実現する。
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社会 2009年11月14日 15時00分
市橋容疑者“断食”は宗教儀式か
千葉県市川市の英国人女性死体遺棄事件で逮捕され県警行徳署に留置中の市橋達也容疑者(30)は13日も食事を取らず、これで丸3日メシ抜きとなった。同署捜査本部は体調を崩す恐れもあるとして、断食が続いた場合は医師の診察を受けさせる方針。そんな中、断食理由として考えられるひとつに「宗教的儀式」を指摘する声が上がった。 市橋容疑者が食事を取らない理由としては、逮捕の精神的ショックによる食欲減退説と、捜査当局への抗議を示すハンガーストライキ説が取りざたされている。いずれも約2年7カ月と長きにわたる逃亡生活が終わったことへの反動とする見方だが、あらたに宗教的儀式の真似ごとと指摘する声を拾った。全国紙社会部記者の話。 「市橋容疑者が大阪潜伏前に住み込みで働いていた神戸市内の建設会社寮の自室の壁には、十字架と『神は主である』との落書きがあったという。そもそも千葉大園芸学部在学中から留学生交流サークルに所属するなど欧米文化への憧れが強く、クリスチャンだったとみられる。荒野で40日間断食したとされるイエス・キリストを気取っている可能性もある」 取り調べに口をつぐみながら、聖職者と自分を重ね合わせ“断食”の真似ごとをしているのだとすれば罰当たりなことこのうえない。ただ、市橋容疑者宅マンションのベランダで遺体で発見された英国人英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=とは駅前留学NOVAで知り合ったほか、東京ディズニーランドで似顔絵イラストをエサに西洋人女性をナンパするなどキリスト教国の女性に関心があったことはすでに確認されている。 県警行徳署には13日も朝から20人以上の報道陣が集結。断食の真相は市橋容疑者のみぞ知るといったところで、県警捜査1課長は食事についての質問に「答える立場じゃない」と口を閉ざした。ただ11日から13日朝まで食事を取っていないのは確実。捜査関係者はこの日の市橋容疑者について「いつもと変化なし」と話しており、いまだ断食を続けていることが分かった。こうした状態が続くことに備えて「医師の診療などは検討している」(捜査関係者)という。 12日に千葉地検に移送される際、頬がげっそりこけた顔が印象的だった。誰が見ても健康状態が完全とは決して思えない。このまま断食が続けば市橋容疑者自身の体がもたなくなるだけに、事件の全容解明のためにも何らかの対策が必要になってきた。 この日の市橋容疑者は午前8時に拘留尋問のため千葉地裁に向かい、午後6時に行徳署に戻ったため、この日の取り調べは行われなかったという。食事を口にしていないだけでなく、事件に関する供述もいまだいっさい口にしていない。
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2007年03月07日 15時00分
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