社会
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社会 2016年02月01日 16時00分
マニラ車上荒らし急増で拡がる地元民と日本人の温度差
フィリピンの首都マニラで、日本人の社用車、私有車を標的にした車上荒らしが急増。地元警察や日本人組織などが警戒を呼びかける事態となっている。 「マニラの歓楽街があるパサイ地区、ビジネス街のマカティ地区では、昼夜の隔てなく駐車中の車を狙った盗難事件が頻発。日本人、あるいは日本の会社の所有車が主な標的となっています。被害品は車内に放置されたパソコン、カメラ、パスポート、さらにトランク内のゴルフクラブと多種多様」(マニラ在住記者) 例えば車がパンクした場合は、その場でタイヤ交換などせず、「にぎやかな場所やガソリンスタンド、屋内駐車場などに無理をしてでも走り続けて安全な修理場所を探すことが大事」(マニラの商社マン)だという。路上に釘などをばら撒いてパンクさせ、修理中に車内から物品を失敬されるケース、ひどい時はキーが付いたままの状態をいいことに、そのまま乗り逃げされる場合もあるからだ。 「犯行グループは、日本人が多くいる会社や商店、高級マンションを観察して尾行後、チャンスを伺う。狙われるのは当然、日本人が最も警戒心が薄いからです」(マニラ在住記者) 窃盗を働く側が悪いには決まっているが、特に東南アジアに住む場合は、外食先や空港などで、すべてのモノが“消える可能性がある”ことを念頭に対処する必要があるのだ。 「運転手付きの車の場合であっても、運転手がトイレや喫煙のために車を離れたわずかなスキを狙って犯行に及んでいます。最低限の防衛策として、施錠はもちろん、中にモノを残さない、残す場合は座席ではなく床に置き敷物などで覆い隠すことが基本。しかし、それすら怠って被害に遭い、運転手や駐車場の警備員を指弾する日本人に、フィリピン人はとても冷やかな視線を送っているのです」(前出・マニラ在住記者) 旅行者は十分に注意しなければならない。
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社会 2016年01月30日 15時30分
こたつでみかんを推奨! 冬の風物詩で健康で若々しい体に
暖冬とは言われていますが、いよいよ本格的に寒くなってきました。暖房器具は手放せません。こたつから出られなくなっているという方も多いのでは? こたつのお供といえば、みかん。足元を暖めながら、ひんやりしたみかんを食べるのが、なんだか贅沢に感じます。みかんはとても体に良い食べ物とも言われていますね。 では、詳しくはいったいどんな効能があるのでしょうか。看護師の大木アンヌさんにお聞きしました。■人間は体内でビタミンCを作れない 「みかんに含まれる代表的な栄養素といえば、ビタミンC。生きていく上で欠かせない栄養素です。実はほとんどの哺乳動物が、自らの体内でビタミンCを作り出すことができます。しかし、人間にはその機能がありません。進化の過程で失われてしまったようです。そのため、食べ物から摂取する必要があります」■美肌効果と若返りを 「風邪予防にみかんを食べると良いというのはよく言われますが、これはビタミンCに免疫力を向上させる効果があるからです。クエン酸による疲労回復効果も予防に繋がります。ただ、みかんには体を冷やす効果もあるので、食べ過ぎには注意が必要。ビタミンCには、メラニンの生成を抑制する働きがあるため、美肌効果が見込めます。また、コラーゲンの生成にも関わる栄養素なので、肌の若返りが期待できます」■骨粗鬆症を予防 「他にも、豊富に含まれているのが食物繊維です。言わずと知れた整腸作用を促す栄養素。腸が綺麗になれば、肌の吹き出物などの予防になり、美肌効果に繋がります。みかんの橙色の成分となるβクリプトキサンチンには、骨粗鬆症を予防する効果があります。歳を重ねるほどに食べて欲しい食品と言えますね」■皮ごと食べるにはお鍋で 「多くの野菜や果物がそうであるように、みかんも皮にこそ栄養が豊富に含まれています。ですから、そのまま捨ててしまうのはもったいない。かといって、みかんの皮をそのまま食べるのもどうか。そういう場合にお勧めしたいのが、お鍋に皮ごと入れる使い方です。こうすると、栄養素が流れ出して、食べなくても汁で補給することができます。農薬の心配をされるかもしれませんが、国内のものであればほぼ問題はありません。心配な方はよく洗ってください」 美味しいみかんを選ぶのには、軸の部分を見るといいのだそう。鮮やかな緑色をしていると新鮮で、切り口が細いものを選んだほうが、大味にならずに甘くて美味しいようです。参考にしてみてください。【取材協力】大木アンヌルーマニア人ハーフの看護師。家庭や恋人同士で使える簡単な医療の知識を少しでも伝えていくため、ライターとしても活動中。
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社会 2016年01月30日 14時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第4回
昭和9年3月27日朝、田中角栄は夢見ていた上京への一歩を踏み出した。新潟の柏崎駅から信越線回り上野行きの鈍行列車であった。夕方、高崎駅下車。折りから高崎競馬場で持ち馬を走らせていた父・角次と待ち合わせ、一晩、一緒に宿を取って久し振りに父子の時間を過ごした。翌日、上野駅着。晴れての東京、15歳の人生の冒険の始まりだったが、田中にとってこの地はとんでもないところであった。 まず、上京に際して紹介された日本橋区本石町の井上工業という土建会社の東京支店を訪ねるため上野駅からタクシーに乗ったのだが、番地を書いた紙を運転手に見せたものの、15分程で着くはずが1時間走っても目的地に着かなかった。田舎から出て来た子供と見た運転手は適当にぐるぐる走り回り、結局、ガマ口に入れておいた5円の大金をすべて払わされ、日本橋の上で放り出されたのだった。あえてタクシーに乗ったのは、母・フメの「東京は物騒なところ。初めは電車やバスに乗らず、タクシーに乗って行き先の住所を書いた紙を運転手に見せなさい」の言葉を守ったものだったのだが…。 その晩は井上工業の支店長の紹介で旅館に泊まり、翌日、本来の目的である理研コンツェルン創始者の大河内正敏子爵の住み込みの書生になり上級学校に通わせてもらえるということで下谷区の邸宅を訪ねたが、ここでも大わらわの展開であった。バスに乗ったが車掌が早口でどこを走っているのか分からず、やむなく適当なところで降りたら上野・不忍池の手前。大雪の中を歩いてようやく大河内邸にたどり着いたのだった。 ところが、折りから大河内子爵は不在、応対した女中の東京の早いテンポの言葉がさっぱり理解できず、またまた大雪の中を宿に引き返すはめに。結局、どうしていいか分からず、井上工業に頼み込んで“小僧”としての住み込みでようやく職を得たのであった。 このときの窮地を、田中はこう言っている。「世の中は案ずるより産むがやすし。捨てる神あれば拾う神もまたあるものだ」と。世の中はどうあれ、何とかなるものだ、捨てたものでは決してないと実感したということだった。 井上工業では朝は5時起きで掃除などを済ませ、昼間はリヤカーを引いたりの工事現場手伝い、職人の手配、沖仲仕まがいの建築用材の船からの荷揚げなどをこなす一方、向学心に燃える田中は夜は神田猿楽町にあった私立中央工学校の土木科に通った。これまでの中学講義録での独学修学が役立ち、工業英語には少々苦労したが、数学などは教師の代講を務めるほどの勤勉ぶりであった。 田中は「私の勉強法は徹底した暗記が中心だ。国語の辞書は暗記してはページを破って捨てた。英単語も同じだ。数学はもともと得意だった。大蔵省の数字の羅列の資料なども、パッと見ただけで頭に入った」と、後年、語っているくらいであった。 学校の授業は午後6時から9時過ぎまで。仕事が終わるのを待って自転車を飛ばすのだが、夜、無灯火で警官に捕まったこともあったのだった。また、昼間の疲れから授業でウトウトすることもあり、そのたびに切り出しナイフ、尖った鉛筆の先を手のひらに当てて眠気を防いだものだった。田中の右手親指の内側は後年でも黒ずんでいたが、鉛筆の芯が刺さった跡だったのである。 一方、井上工業の月給は5円の薄給、本や学校の教材を買えば生活の余裕はまったくなかった。あるとき、校友会費として納める1円ほどのカネがなく、神田神保町で「一番勝てば50銭」というフレコミの大道五目並べに挑戦した。二、三番勝てば校友会費が払えるとの読みだったがサクラに取り込まれて大負け。揚げ句に脅かされて有り金にプラス上京の際に姉が買ってくれた7円ほどの腕時計もむしり取られるなどの失態もあった。「勝負事でカネをもうけること自体が間違っていることを知ったのが収穫だった」との“述懐”がある。 やがて、こうした井上工業での職は1年足らずで失うことになった。 全身全霊を打ち込んでの屋根工事で、スレートを破損させたことで現場監督と大ゲンカ。これが原因でここにはいられないとの判断だった。田中は正義感が強い一方で、「ワカッタの角さん」といわれたように短気、なかなかの癇癪持ちでもあったということである。 こうした一所懸命な働き、ドタバタ続きの東京での第一歩を、田中は次のように語っている。「母が1年中愚痴ひとつ言わずに働いていたのを思えば、この程度の自分の苦労などは何のことはなかった。人に馬鹿にされても結構。“踏まれても踏まれても、ついていきます下駄の雪”の姿勢でやってきた」と。 行き先の見えない田中の職探しが始まった。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
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社会 2016年01月29日 10時00分
“世襲否定”も撤回し始めたユニクロ・柳井会長の大苦戦と迷走
『ユニクロ』が大苦戦している。運営会社ファーストリテイリングが新年早々に発表した2016年第1四半期(昨年9〜11月)決算は、純利益が前年同期比30%減の480億円まで落ち込み、当期としては5年ぶりの減益だった。加えて昨年12月の既存店売上高、客数ともに前年比2ケタ減で、たまりかねた同社は、昨年10月に発表した今年8月期の業績見通しを早くも下方修正した。 「失速の理由として指摘されているのは暖冬と2年連続の値上げの影響ですが、これはある程度織り込み済みです。しかし、今期の見通しを発表からわずか3カ月で下方修正したのは明らかに異常事態。柳井商法が賞味期限切れを迎えたことを意味します」(担当記者) 柳井正会長兼社長(66)は事実上の創業者オーナーだが、現実には「折り込みチラシの微妙な表現にまで介入するほど特異なキャラクターの持ち主」(関係者)。要は「超」の字が付くワンマンで、将来の社長候補を次々とパージしてきたことから「候補キラー」の異名も取る。関係者が続ける。 「その意味では『俺が−』の頑固者。だから依然としてベーシック路線に固執している。ここへ来て客離れが止まらないのは、何も値上げや暖冬の影響ばかりではありません」 とはいえ、周囲の諫言にそう簡単に耳を貸す御仁ではない。実際、65歳でのリタイアを宣言したものの、依然として社長兼会長としてにらみを利かせている。それでも業績の急ブレーキが止まらず、またゾロ下方修正を迫られるようだと晩節を汚しかねない。 そこで密かに囁かれているのが、2人いる御曹司へのバトンタッチだ。かねて柳井社長は「世襲をしない」と公言してきたが、リタイア宣言と同様に世襲否定を反故にしたところで、もう世間は驚かない。 「御曹司が社長になれば父親の経営スタイルを刷新する。ファッション性を重視した展開ならば、業績回復も十分あり得ます」(証券アナリスト) “会長カラー”に染まりきったユニクロには、それぐらいの荒療治が不可欠かも。
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社会 2016年01月28日 16時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第159回 繁栄への道
昨年12月31日の大みそか、ドイツのケルン市で信じられない「事件」が発生した。ケルン中央駅前で、酔っぱらった男たち約1000人(!)が騒ぎを繰り広げ、一部のグループが通り掛かった女性を囲み、金品やスマホなどを強奪し、さらには性的暴行を加えたのである。ケルンの警察当局は1月10日、新年行事中に発生した暴行事件数が516件に達し、その容疑者の大半が難民申請者と不法移民であったと公表した。 ドイツには2015年に100万人超の難民・移民が流入したが、その多くが若い男性であった。仕事もなく、しかも言葉が通じない異国で、かつ「仲間」がおり、一応、生活の心配はない。筆者は、ドイツのネイティブな国民と移民・難民たちとの間で「衝突」が起きるのは避けられないと繰り返してきたが、この大みそかの「事件」(インターネットに投稿された映像を見る限り「暴動」だが)は、さすがに衝撃的だった。 ちなみに、ドイツは人口の20%超が移民もしくは「移民系」となっており、政府自ら「ドイツは移民国家である」と認める状況に至っている。とはいえ、別にドイツは当初から移民国家化を目指し、外国人を受け入れたわけではない。 第2次世界大戦後に極端な“人手不足”に陥った西ドイツ(当時)は、「労働力を補うため、やむを得ず少数の外国人を受け入れる。しかも一定の期限付きで、ローテーションを原則とし、永住も認めない。外国人労働者単身のみの入国しか許さず、妻子同伴は禁止。期限が来た場合には必ず帰国させる」と、どこかで聞いたようなスタイルで外国人労働者を「慎重に」受け入れ始めたわけだが、結局は、「外国人がいなければ、ドイツ経済が成り立たない」結果になり、なし崩し的に「移民大国」への道を歩み、現在に至る。 そして、100万を超える難民・移民が2015年に流入し、ドイツはもはや、国民国家を今後も維持できるのか、疑問符を付けざるを得ない事態になっているのだ。 話しは変わるが、筆者は日本を亡国(国民が主権を失う、という意味)に導く「3大嘘」は、以下三つであると確信している。 「国の借金で破綻する」 「日本は公共投資をやり過ぎた」 「日本は人口が減って衰退する」 無論、他にもいろいろと嘘はあるのだが、とにもかくにもこの三つは悪影響が大き過ぎる。 特に日本国で暮らす日本国民に「閉塞感」「絶望感」を与えるのは、人口問題(に関する嘘)ではないだろうか。日本の「人口問題」(問題があるとして)は、 「日本は人口が減って衰退する」 といった情緒的かつ意味不明な話ではなく、生産年齢人口対総人口比率の低下なのだ。 日本の生産年齢人口比率はバブル期には70%程度だったのが、直近の'15年7月のデータで60.78%。少子高齢化が継続している以上、60%を割り込んでくるのは確実だ。 「だから大変だ」ではなく、今後の日本は人類が経験したことがない“超人手不足”の時代に突入すると理解するべきなのだ。 そして、人手不足を解消するための「解決策」を間違えなければ、わが国は再び繁栄への道を歩み始める。さらに、少子化の主因である若い世代の実質賃金低下も食い止められ、所得増と雇用安定化が定着すれば少子化が解消し、そのうち人口も戻り始めることになるだろう。 人手不足解消のための正しい「解決策」は、もちろん「外国人労働者を」ではなく、生産性の向上だ。同じく“超人手不足”だった高度成長期と同様に、生産性向上で人手不足(=供給能力不足)の解消を図れば、わが国は普通に高い成長率を取り戻せる。 生産性の向上のためには、設備投資、人材投資、公共投資、技術開発投資という四投資を「リスク」を受け入れた上で拡大する必要がある。生産性向上で供給能力不足が解消すれば、GDP三面等価の原則により「=生産者の所得拡大」となり、国民が豊かになる。豊かになった国民は、消費や住宅投資を増やすため、需要(=名目GDP)が拡大し、またもや供給能力不足、人手不足の環境に陥る。 生産性向上で供給能力の不足を解消すると、結果的に人手不足になる。さあ、どうするべきなのか。もちろん、さらなる生産性の向上あるのみだ。 断言するが、経済成長は、特に日本のような人口大国では「供給能力不足=人手不足」環境下における生産性の向上以外では起きない。そして、わが国は人口構造上、国内のすべての産業、企業、そして地域が“超人手不足”になることが確定しているのだ。 何と、幸運な国なのか! すでに介護や土木・建築、運送など、一部の業界で“超人手不足”が深刻化しており、供給能力不足を埋めるための生産性向上に向けた「現場の努力」が始まっている。それにもかかわらず、安倍政権は人手不足を「生産性の向上」ではなく、外国人労働者受け入れで補おうとしている。最悪だ。まさに、かつてのドイツが歩んだ道そのものである。 政府が明らかに間違っている場合、国民はどうすればいいのか。とりあえず、国民や政治家が先の三つに代表される「亡国の嘘」が間違っていると認識しなければならない。逆に言えば、それだけでいいのだ。 正直、現在のドイツが抱える移民問題について「正しい解決策」を出せと言われても、「無理」としか言いようがない。繁栄への道が存在しない他国と比べ、わが国は信じられないほど幸運であることを、ぜひとも知ってほしいのだ。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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社会 2016年01月28日 10時00分
新国立競技場デザイン問題 ザハ氏との法廷闘争突入でまたも危うし東京五輪
霞ヶ関・法務省周辺で今、「東京五輪が中止の危機にさらされる可能性もある」と囁かれだしている。というのも、2500億円の高額コストで一度ミソがついた新国立競技場問題が、今度は泥沼の法廷闘争突入で“工事ストップ”の危機だという。 法務省関係者がこう懸念する。 「新国立競技場の旧デザインは、イギリスの設計家、ザハ・ハディド氏のもの。その建築事務所が、新しく決まった隈研吾氏と大成建設グループの新国立競技場設計についてザハ氏のデザインに酷似と主張。事務所は法律の専門家らと現在協議をしており、日本側の満足のいく対応がなされない場合、法的措置を取る方針というのです」 これに対し隈氏らは「いいがかり。まったく別物」と反論。ザハ氏サイドらのデザインには可動式開閉屋根があり、それを支えるキール方式の大きな支柱があったが、それがなくなり建物はできるだけ簡素に、さらに工期に間に合うことを重視したデザインと主張している。 だが、一部建築専門家らに言わせると、隈氏と建築を担当する大成建設は、もともとザハ氏の旧設計でも座席部門の建築を担うことになっていた。その座席部分や競技場の一部支柱部分に、ザハ氏の設計と酷似する部分が見受けられるという。 「しかし一方で『競技場という建築物上、まったく違うものとはいかない部分もあり、別物』とする専門家もおり、意見は真っ二つ。それだけに法務省関係者らが懸念するのは、仮に法廷闘争となった場合、決着がつくまで新国立競技場の工事がストップしたりする可能性もあります」(社会部記者) さらに、そうでなくても、完成間近に万が一、敗北すれば、取り壊しや使用できない場合も否定できない。 「ザハ氏らは見直し案でも新国立の建設にかかわることを強く主張していたが、最終的には日本側が蹴った。賞金やデザイン協力費も10億円単位で支払っているが、ザハ氏はまったく納得していないのです」(法務省関係者) いずれにしても、法務省関係者らの危惧が現実となれば、東京五輪は完全にアウト。リオ五輪は大丈夫か、'18年韓国冬季五輪はできるのかなど、もはや他国の五輪を揶揄している暇はない。
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社会 2016年01月27日 16時00分
電力小売り完全自由化を嘲笑う東電“圧勝”3つの理由
電力小売りの完全自由化が迫ってきた。それをにらんで東京電力など既存の電力会社が相次いで新料金プランを発表した。東電の場合、モデルケースで従来の料金よりも5%程度安く、他社もほぼ同水準だ。 これを参考に東京ガスや大阪ガスなどの新規参入組が格安な料金を前面に打ち出すようだと、先行組が対抗値下げに踏み切る可能性も十分にある。ユーザーには朗報だが、電力は安定供給が命綱とあって、早くも「牛丼価格戦争の再現」とばかり体力の消耗戦が危惧されている。 国内の電力市場は約20兆円だが、その6割を占める大規模工場等はすでに自由化されており、家庭向けと小規模事業者向けなど約8兆円市場が4月から完全自由化される。それを狙って500社を超える新規参入組が、顧客の争奪戦を繰り広げるのだ。 携帯電話各社ではKDDI(au)が小売りへの直接参入を表明し、NTTドコモも参入の構え。携帯電話とセットで契約すると電気、携帯の料金を割り引く。東電と提携するソフトバンクも、これまたセット割を売りにするなど、新規参入組の大半は異業種からの転身組である。 「ガス料金やケーブルTVと絡めたセット割やポイント還元など、各社はさまざまなプランを打ち出していますが、限られたパイの奪い合いがヒートアップすれば、体力で見劣る新電力の大半は淘汰される。料金の値下げ競争に走ればなおさらで、既存の電力会社を除けば2、3年後に生き残っている会社が5、6社もあれば御の字でしょう」(証券アナリスト) そんな中、最大の激戦地と目されているのが、全国の電力需要の実に3分の1を占める首都圏だ。むろん、長年にわたって地域独占にアグラをかいてきた東電の牙城である。同社に真っ向勝負を挑む新電力にあって「最大の強敵」と衆目一致するのは東京ガスだ。 とにかく東京ガスの首都決戦シフトは尋常ではない。昨年5月には九州電力、出光興産と共同で石炭火力発電所の建設に向けた特別目的会社を設立し、千葉県袖ケ浦市に原発1基に相当する100万kwの火力発電所を2基建設する。このほか中部電力やJFEスチールと共同で千葉市に、これまた100万kwの石炭火力発電所を建設する。 それだけではない。東ガスは昭和シェル石油と同出資で横浜市に天然ガス火力発電所を運営しているが、電力小売り自由化に備えて能力を1.5倍に増強する。また石油元売り最大手、JXホールディングス傘下のJX日鉱日石エネルギーと共同運営する川崎天然ガス発電(川崎市)の発電能力を、東京五輪が開催される2020年には現在の倍に相当する195万kwに増強するなど、とにかく突出しているのだ。 「東ガスがここまで電力ビジネスにのめり込むのは、電力自由化を絶好の商機と捉えたからに他なりません。しかも来年にはガスの自由化も控えており、ここが一世一代の勝負どころと踏んだ。だからこそ、大枚を投じて“首都決戦”に備えてきたのです。にわか参入組とは意気込みからして違います」(経済記者) 死屍累々の返り討ち組ラッシュが予想される中、東ガスだけは東電の牙城に肉薄するとの見立てである。そんな事態を察知したのか、株式市場では「JXホールディングスが水面下で統合に向け東ガスに激烈なラブコールを送っている」との情報さえ飛んでいる。 原発事故でミソを付けた揚げ句、4月の小売り自由化を機に持ち株会社に移行して発電、送配電、小売りに分社するとはいえ、かねて強力な政治力を発揮してきた東電が地盤沈下に直結する草刈り場に甘んじるわけがない。東電ウオッチャーは明快だ。 「東電は去年の4月、中部電力と火力発電でタッグを組み、折半出資で『JERA(ジェラ)』を設立した。液化天然ガスの調達量は世界最大級で、コスト削減効果が期待されています。当時、両社は『来年春をメドに火力発電所の統合を判断する』と口を濁しましたが、手負いの虎と化した東電には火力統合を機に経営統合にまでこぎ着きたいとの野心がある。もし中電が首を縦に振れば、東ガスによる“東電包囲網”はガタガタになる。知恵者ぞろいの東電のこと、あらゆる策を駆使して取り込むでしょう」 その策士ぶりが怖いのか、東北電力は東電の牙城に切り込むそぶりを見せていない。そこに「東北電力の政治的配慮」があると解説する向きも少なくない。これで中部電力が東電に“配慮”し、関西電力が相乗りするようだと超巨大な電力会社が誕生することになる。 自由化の手前、政府は簡単には止めることができない。体力と従来の政治力に加え、もはや失うものがなくなった東京電力の逆襲が始まる。
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社会 2016年01月27日 10時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 原油価格下落は嵐の予兆
原油価格の下落が止まらない。1バレル=40ドルが下限と言われた原油価格が、1月12日には米国産標準油種のWTIが29.93ドルと、12年11カ月ぶりの安値となった。3月末までには、25ドルを割り込むとの観測も出始めた。この影響で、激戦区のガソリンスタンドでは、1リットル=100円を割り込む店まで登場している。 原油安は、物価の安定を通じて庶民の暮らしを支えるが、私は手放しでは喜べないと思っている。原油安が安定的に続くとは到底思えないからだ。 これほどの原油安が起きた原因は、OPEC(石油輸出国機構)のなかで減産の合意ができないからだ。ただ、なぜ合意できないのかについては諸説ある。最も直接的な見方は、サウジアラビアとイランが国交断絶に至るほどの対立をしていて、減産の話し合いができないというものだ。それはそうなのだが、もう一段階の深読みがある。サウジの背後に米国がいるというのだ。米国が、対立する産油国のロシアの経済に打撃を与えるために、サウジに減産しないように働きかけているというのだ。 どちらの説が正しいのかは分からないが、サウジとイランの対立の背後には米露の対立があるのだから、どちらでも同じことだ。米国は自国のシェールオイルがコスト割れの価格でも輸出を継続しているのだから、ロシアを封じ込めようとする意図は明らかだろう。 ただ、そうなると対立は根深く、簡単には解消しない。市場がそう見ているからこそ、原油価格が下がり続けているのだ。 ただ、米露の代理戦争は、一歩間違えば本当の戦争につながる。もしそうなれば、日本経済は深刻なダメージが避けられない。サウジアラビアは、日本の最大の原油の輸入先で、イランは第6位の輸入先だ。しかも、サウジとイランの間にはペルシャ湾があり、その出口がホルムズ海峡だ。ここを通って輸入先第2位のUAE、第3位のカタール、第5位のクウェートの原油が日本に運ばれてくる。ホルムズ海峡が封鎖されたら、日本の石油の8割が調達できなくなってしまうのだ。 それは、石油価格が上昇するという種類のショックではなく、そもそも物理的に石油が手に入らなくなるというショックを意味する。イメージとしては、東日本大震災の直後に東日本の太平洋側で起きたようなパニックの再来だ。しかも、一度戦争になれば、それが長期化するリスクは高い。 だから、いまこそ政府は、石油備蓄を思い切って強化するとともに、サウジとイランの対立が戦争に発展しないように、外交努力を集中すべきだろう。 米国は、サウジとの長年の友好関係に加えて、イランとも核合意を結んだばかりだから、どちらか片方の肩を持つことができない。だから、両国の仲介役となることを明確に否定している。米国は動けないのだ。 ここで日本が出て行って、両国の緊張緩和を実現できたら、日本は世界から大きな評価を得られるだろう。積極的平和主義というのは、米国と一緒になって軍事的な圧力をかけることではなく、戦争を未然に防ぐことを中心にすべきだ。 原油安による国民生活の改善は、薄氷の上の安定にすぎない。日本経済が氷の海に転落する前に、いまこそ行動すべきだろう。
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社会 2016年01月26日 10時00分
「CoCo壱番屋」廃棄ビーフカツ不正転売 食品業界の知られざる「常識」
「業者の中には『CoCo壱番屋』の商品と聞いて、信用度が高いと思って仕入れてしまったところもあるようです。この問題の根は非常に深いと思いますよ」 とは、食品業界に詳しいジャーナリストの窪田順生氏だ。 カレーチェーン『CoCo壱番屋』を展開する壱番屋(本社=愛知県一宮市)の廃棄カツが産廃業者から横流しされた事件は、図らずも食品業界の闇を浮かび上がらせた。 壱番屋が不正転売の事実を発表したのは1月13日。それによれば、昨年9月に製造されたビーフカツに最大8ミリの合成樹脂片が混入していたため、約4万枚の廃棄を、愛知県稲沢市の産廃業者『ダイコー』に委託したという。 「しかし1月11日、『CoCo壱番屋』のパート従業員が、スーパー『Aマートアブヤス神守店』(愛知県津島市)で壱番屋チェーン以外に供給されるはずのないビーフカツが“CoCo壱番屋のビーフカツ”と銘打ち5枚1袋398円で売られているのを発見。同スーパーの春田店(同県名古屋市)でも昨年12月から、少なくとも計約5400枚が売られていたことが判明したのです」(全国紙社会部記者) これについて当初、『ダイコー』は7000枚を堆肥処分し、3万3000枚を麺類製造業『みのりフーズ』(岐阜県羽島市)に転売したことを認めていたが、事はそれだけに留まらなかった。 「壱番屋が昨年8月と10月に『ダイコー』に廃棄を委託したビーフカツが約6万3000枚に及んだのです。そのうち、愛知県内の弁当工場11カ所で使われたのが約1万3000枚、愛知・岐阜・三重のスーパーなど20店舗以上で冷凍食品や惣菜として販売されたのが約1万4000枚で、計約2万7000枚は消費者に渡ったとみられている。しかも、在庫を差し引いた約3万枚については行方が分かっていないのです(1月17日現在)」(同) 愛知県警では『ダイコー』やその関係先が廃棄物と知りながら食品と偽って転売していたとみて、廃棄物処理法違反の疑いで捜索し流通経路の調べを進めている。しかし壱番屋が『ダイコー』に廃棄を委託していたのは、ビーフカツのほかチキンカツやロースカツ、ナポリタンソース、ラーメンスープなど多種に渡る。さらに昨年、一昨年となると、異物混入などで『ダイコー』が廃棄を委託されたカツは約59万枚にも上るため、全容解明には時間がかかりそうだ。 そんな中、今回の事件で注目すべきは転売先の『みのりフーズ』の存在。同社からは、壱番屋の商品以外の冷凍食品も大量に見つかっているからだ。 「『みのりフーズ』は、いずれも『ダイコー』から入手したと説明している。大半が賞味期限切れで、岐阜県は、これらも横流しされた廃棄品の可能性があると見ています。見つかったのは、ビンチョウマグロのスライス49箱や、焼き鳥のモモ136箱、骨付きフライドチキン20箱などです」(地元記者) つまり、『ダイコー』に廃棄を依頼していた壱番屋以外の食品関連会社の商品が、同じ転売ルートをたどって消費者に出回った可能性が高いわけだ。 窪田氏が言う。 「廃棄処分されるはずだった食品を産廃業者がスーパーや弁当屋、精肉店に卸すのはよくある光景で、今回の事件は氷山の一角です。産廃業者は費用だけ取って横流ししているように見えるが、それに加えて裏がある場合もある。たとえば、廃棄委託元が産廃業者からキックバックを受けている疑い。業界では当たり前のことなんです」 『みのりフーズ』の場合、実質経営者が報道陣に対し「2年ほど前から数回『ダイコー』から壱番屋のカツを仕入れた」と説明、いずれも廃棄物とは知らされなかったと言い、『ダイコー』側から転売の際、「CoCo壱番屋」と書かれた箱から別の箱に詰め替えるよう指示されていたと語っている。 さらに、疑うことはなかったのか? の質問に、 「無料なら、そりゃそういうものだと思うんですけど、きちっとダイコーさんには、ココイチさんに金払わないといけないので、至急金くれと。で、ちょっと遅れると、もうきつい催促があるんですよ。当然、ココイチさんから出てるというふうにしか思っておりませんから」 何やら責任転嫁したい胸の内が透けて見えるようだが、 「今回の事件は、たまたま複数の仲介業者がいて廃棄ビーフカツがスーパーにたどり着いたというより、卸すルートが完全に出来上がり、常態化していたということだと思います。いずれにせよ、関係先はすべて調べるべきでしょう」(前出・窪田氏) 一方、食品業界関係者は次のように語る。 「仲介業者のようなところは、お互いにどこから仕入れたのかは教えない。結局、何も事情が把握できないまま不正転売に加担している場合も多いのです」 “食品ロンダリング”の絵を描いたのは誰なのか。 今回の事件を機に、その闇を解き明かして欲しいものだ。
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社会 2016年01月24日 15時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第3回
田中角栄は二田尋常高等小学校(現・柏崎市立二田小学校)で、開闢以来の秀才であった。尋常科6年、高等科2年を通じてほとんどが「甲」、今でいうオール5の成績であった。同校では、田中を越える成績を残した者は1人もいない。こうしたあまりの優秀ぶりに、教師から尋常科5年を終えると資格のある中学(旧制)へ行けと言われたが、田中は困窮する家計にこれ以上の迷惑は掛けられないと高等科に進み、これを卒業と同時に実社会へ飛び出したのだった。高等科卒業時には「総代」として答辞を読んでいる。 その上で、なお向学心に燃える勉強家、努力家、一方で感性豊かな少年でもあった。筆者は尋常科4、5年時に田中のクラス担任だった金井満男教諭を取材したことがある。金井教諭は田中の往時を、次のように懐かしがったものだ。 「田中は家計が許せば中学から高校(旧制)へ進み、東大法学部から大蔵省(現・財務省)に入って当然の子だった。そのくらい頭脳は飛び抜けていた。学校も高等科卒業までの8年間、1日たりとも休んだことがなかったほどの頑張り屋でもあった。その上で、悪ふざけということを絶対にせず、人の情に通じた子でもあった。ある日、私が『実家にキノコを送りたいので、すまんが裏山で皆で取ってきてくれんか』とクラスの生徒に頼んだことがある。級長だった田中は、『先生は親孝行だ。よし皆で頑張ってたくさん取ろう』と率先、生徒を促してくれた。結局、カゴに3杯分も取ってきてくれたので、私は『こんなにいらんから皆で分けるように』と言ったんだが、田中にこう叱られましたよ。『先生、何言ってるッ。近所、隣に分けてやれば皆が喜ぶじゃあないですか』と。他の生徒とは、何かが違っていた」 田中の向学心は並々ならぬもので、在学中に明治大正文学全集を読破、姉たちが読む「婦女界」「キング」といった雑誌まで読みふけった。また、漢詩にも興味を持ち、これを書き写すことで書も相当な腕前になっていった。後年、政治家になった田中は「不動心」などと色紙によく書いたが、その筆致は書家の折り紙付きだったのだ。ちなみに、高等科卒業後、すぐ就いた新潟での救農土木工事での作業中、土木派遣所の工事監督の仕事のさなかでも、中学の講義録を取り寄せて読みふけっていたのだった。 一方で、尋常科時代には講談雑誌もよく読んでいた。これにはワケがある。田中は2歳のときジフテリアにかかり、高熱で生死の境をさまよったことがあった。これが原因で、発音が不自由な吃音症にかかった。目下や犬などに声を掛けるときはスムーズにいくのだが、目上を前にするとたちどころに声が詰まった。しかし、歌うようにリズムに乗せると、不思議とうまく話せるのである。その克服のため講談雑誌を読み、リズム感を体得すべくこれをことごとく暗唱したということだった。 やがて浪曲の名作『天保水滸伝』『杉野兵曹長の妻』『壺坂霊験記』も立て板に水、歌舞伎『弁慶安宅の関』の弁慶のセリフもすでに尋常科学芸会でスラスラ、見事に吸収していったのである。 前出の金井教諭はこうも言った。 「当時、二田村あたりには“チョンガリ節”と呼ばれた浪曲の興行がよくかかった。田中が何度となく『先生、チョンガリの見物に連れてってくれ』というので、やむなく連れていってやった。その後が大変だった。翌日の昼休みの教室で、昨日聴いたばかりのチョンガリを級友に聞かせるんだ。これが、何ともうまい。普段のように詰まることなく、声のシブさから物語り方まで本職顔負けです。この記憶力の底知れなさには、私も思わず舌を巻いたのを憶えている」 その「底知れぬ記憶力」は、その後も遺憾なく発揮されている。大蔵大臣時には課長以上の顔はもとより、経歴あるいはその結婚記念日まですべてが頭に入り、廊下で出くわしたりすると、「○○君、今度結婚記念日だろう。奥さんと目白(自宅)へ遊びに来い」などとやる。声を掛けられた課長は「大臣はこんな課長のオレに、そんなことまで気に掛けていてくれるのか」で参ってしまい、結果、“田中人脈”に組み入れられていったのだった。 また、地元新潟支援者のジイサン、バアサンの氏名を一度耳にすれば、たとえ3年後にひょいと出くわしても、何とフルネームで声を掛けることができた。「あの田中先生が私の名前を覚えていてくれた」でやはりジイサン、バアサンは大感激。選挙の際は自分の仕事を放り出しても田中への1票に駆けずり回ることになる。田中が常に選挙で圧倒的な票を出し続けた要因の一つだったのだ。 かくて二田尋常高等小学校を卒業した田中は、新潟で1年ほど建設作業員、工事監督をやったあと、念願の上京を果たした。しかし、田中にとって東京は戸惑いの連続、とんでもないところであった。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
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