社会
-
社会 2016年11月11日 10時00分
雇う側も雇われる側も圧迫 アルバイト時給平均1000円超の地獄
アルバイト・パートの“時給”が高騰している。求人サービス大手のインテリジェンス(東京・千代田区)は、全国の9月の募集時平均時給が1003円と、1000円を突破したと発表。突破は'04年統計を取り始めてから初めてだという。 この発表によれば、1003円は前月992円を11円上回り、さらに前年同月比で25円もアップしている。全国地域別でも関東1062円、関西1013円、東海962円、九州889円、北陸870円。しかも、各地域とも賃金アップが継続中。九州では37カ月上昇中だという。 「平均時給1000円突破を予測させる動きは、昨年頃から都内を中心に起きていました。直近では、都内マクドナルドのある店舗で、昼2時間の最煩雑時が時給1500円で話題になりました」(ハローワーク関係者) 日本最大級のアルバイトサイト『バイトル』を運営するディップ(東京・港区)によると、新宿区ではコンビニが2年前まで平均時給980円だったのが、1年前に1040円、そして、現在('16年9月)は1058円。カフェが2年前995円だったのが今は1017円と軒並み1000円超え。 ディップ広報担当者はこう言う。 「時給は、今後も年末にかけてさらにジリジリアップ傾向が続きます。さらに来年以降、'20年の東京五輪までは、人手不足と高止まり傾向が続くと見ています」 確かに、人手不足の深刻さはインテリジェンス系列のバイト探しサイト『an』のデータでも顕著。前年同月比求人数は9月で39.6%も増加している。 インテリジェンスの広報担当者も、時給上昇背景をこう分析する 「全般的に人手不足があるのは事実です。それを受けながら9月時点で一挙に時給1000円を超えたのは、8月の旧盆明け頃から年末暮れに向けて、人手確保を図ろうという動きがかなり前倒しになったからです。もうひとつは、10月に最低賃金が3.1%アップして全国平均823円になったこと。東京では907円が932円になりました。これは募集時の時給ですから、当然、全体の時給アップにつながりました」 こうした動きに、昨年末、「時給1000円目標」と大号令をかけてきた安倍内閣は、「アベノミクスで国民生活は向上し、経済も活性化している」と、自画自賛気味。物価上昇2%を目指してきた日銀も、バイト・パートの時給高騰は万々歳だ。 「というのも、日銀はパート比率が高いサービス業の時給上昇が、物価上昇につながるとまで分析している。黒田東彦総裁も8月の講演で、『バイトの時給アップが続いていて雇用者所得は改善、消費の下支えに働いている』と指摘していたほどです」(金融アナリスト) しかし実際には、雇用する側もされる側も、官邸の鼻息ほど荒くはない。 雇用する側について、経営アナリストがこう言う。 「牛丼最大手、吉野家ホールディングスが10月に発表した今年の3〜8月期の連結決算は、4期連続で増収を確保したものの、営業利益は9億4500万円と増益から一転、前年同期比2割の減益となった。これは、人手不足で人材確保のため、時給アップや新規採用にコストがかかりすぎたため。人件費は1年前より5%もアップしているのです。1人当たりの時給が20円上がれば、バイトなど1万5000人のスタッフコストは年間9億円増加する。上場企業でもこのボディーブローですから、中小企業の時給アップは経営に大変な痛手です」 しかし、この時給アップに雇用される側も浮かぬ顔だ。ある居酒屋系企業の正社員従業員はこう嘆く。 「時給1000円超といっても、時給がアップすれば経営者側は人員削減などで乗り切ろうとする。すると個々のサービス残業も増え、フロアも厨房も仕事が倍化する。結局、時給に見合わない仕事のきつさに辞めてしまい、慢性的な人手不足が続くのです。100円、200円上がってもどうにもならない。そのうち仕事も回らなくなって、バイトだけではなく正社員も辞めるケースが多いのです」 確かにラーメン店や牛丼系などでは、ワンオペが長時間続き、従業員が「ぶっ倒れる」話は恒常的だ。 「結局、飲食業ほか運送業などに従事する人たちの残業は増え、正社員も2、3時間の睡眠で過酷労働が増加する。そんなことなら、何のための時給アップかという話です。労使双方が苦しむならまったく意味がない」(金融系シンクタンク関係者) 安倍政権は2017年の法案成立を目途に「長時間労働の是正」「同一賃金同一労働の実現」「非正規雇用の待遇改善」などを柱とした「働き方改革」の議論を本格化させる。これが働く現場環境の改善を無視した、数字ばかりものにならないことを祈るばかりだ。
-
社会 2016年11月10日 14時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 ドゥテルテは試金石
フィリピンのドゥテルテ大統領が、10月25日に来日し、日本側は当惑しながら迎えた。同大統領がこれまで、暴言を繰り返してきたからだ。 例えば、9月30日には「ヒトラーは300万人のユダヤ人を虐殺したが、フィリピンには同じ数の麻薬中毒者がいる。彼らを虐殺できれば幸せだ」と記者団に語ったり、9月5日にラオスで開催されたASEAN首脳会議の際には、オバマ大統領を「くそったれ」と呼んで、首脳会談が中止になったりと、さんざん物議をかもしてきた。 そして、10月20日に北京の人民大会堂で行った講演のなかで、「私はプーチンに会いに行き、彼に『ここに世界に逆らう国が3カ国ある。中国、フィリピン、そしてロシアだ』と言うかもしれない」と発言し、会場を埋めた中国側出席者の拍手喝采を浴びた。さらに、「米国との決別を宣言する。米国は経済面でも軍事面でも(フィリピンを)失った」と言い放ったのだ。 これにはドゥテルテ大統領の周辺も大慌てで、火消しに躍起になった。 同行していたドミンゲス財務省は「我々は西側との関係を維持する。だが、隣国との融和も望んでいる」と軌道修正。ロペス貿易産業相も翌日になって、「大統領は経済的な見地から決別については話していない。我々が米国との貿易や投資を止めることはない」と発言して、不快感を示す米国に対し一定の配慮を見せた。 しかし私は、一連のドゥテルテ大統領の行動が、大きな試金石になると考えている。それは、“米国に逆らうと何が起きるのか”ということだ。 これまでも、ロシアと中国は、米国に逆らい続けてきた。しかし、ロシアも中国も大国で、しかも核兵器を保有している。逆に、大国でもない、核兵器も持たない普通の国は、米国か中国か、ロシアにこれまで従属してこざるを得なかったのだ。 日本はこれまで、もちろん米国全面服従の方針でやってきた。国内に多くの米軍駐留基地を置き、駐留費用の大部分を負担してきた。経済面でも、日米交渉のなかで米国の要求は何でも受け入れ、規制緩和・民営化や不良債権処理のなかで、米国資本に日本人が築き上げた貴重な財産を二束三文で売り渡した。そして、小学校での英語教育を義務化することで、日本語さえ、ないがしろにしようとしている。 日米交渉において、なぜ常に日本は全面譲歩を続けているのかを官僚に聞くと、「米国に逆らったら、日本はあっという間に中国やロシアに占領されて、存在自体を失ってしまう」と言うのだ。 私は、差別主義者が嫌いなので、ドゥテルテ大統領はまったく評価していない。しかし、いまフィリピンがやろうとしていることは、西側陣営にとどまりながら、米国の支配から逃れ、同時に中国やロシアとも友好関係を築くという戦略だ。もしこれが可能だと証明されたなら、日本は大きな政策の選択肢を手に入れることができる。 だから安倍総理は、ドゥテルテ大統領と腹を割って話し、フィリピンの米国支配からの脱却戦略を聞き出すべきだろう。それは、日本の戦後体制を根本から変える可能性を秘めているからだ。
-
社会 2016年11月10日 10時00分
なぜ? エアバッグ問題のタカタ株に「買い」の怪
タカタ製エアバッグの不具合問題で、トヨタ自動車など3社が10月26日、113車種、合わせて約136万台のリコールを国土交通省に届け出た。これでタカタのエアバッグを巡る国内のリコールは、自動車メーカー20社で1700万台を超えた。 そんなタカタの株式が、兜町界隈では「買い」との声もあるから驚く。 「タカタ再建のネックは、とにかく相次ぐリコールで発生した1兆円規模の債務処理の行方です。同社の自己資本は約1090億円(6月末)ですから身の丈の10倍もあり、債務超過=破綻は誰の目にも明らか。しかし、タカタの取引先であり債権者でもある自動車メーカーには、リコール費用の求償権を失う法的整理は現実的ではないとの意見が強い。裁判所が関与せず、債権者と債務者の合意に基づいて進める私的整理であれば、タカタが負う債務に上限を設定した上で株主には100%減資を求めることができますから、それやこれやで再建策は困難を極めています」(経済ライター) 関係筋によると、タカタを救済するスポンサー選びで候補に残っているのは、国内化学品メーカーのダイセル、中国の寧波均勝電子が、それぞれ米投資ファンドと連合を組んでいる他、米国の自動車部品メーカーなども複数あるという。 「これらの企業やグループは、選定作業を行っているタカタの外部専門家委員会に出資金額を含む再建プランを提出し、専門家委は提案内容を検討した上で10月中に最終候補となる1社を内定する計画でしたが、ずれ込んでいます」(同) 自動車メーカーはタカタからの供給がないと当面の生産にも支障をきたす。見捨てるわけにはいかないのが現実だ。問題はタカタ本体より、リコール問題での対応がよくない創業家の高田一族。いまだに居座り続けていて責任を取ろうとしないことにある。 そのあたりを見極めることができれば、「買い」ということなのだろうか。
-
-
社会 2016年11月09日 16時00分
警視庁護れず! 東京・目黒女性「バラバラ遺棄事件」 女装で待つ殺人者の影
長い黒髪のカツラを被り、ブラジャーに詰め物をして装着。ワンピースを着てマスクをし、マンションで待ち伏せする不気味なストーカー男…。 東京都目黒区に住む会社員の中元志織さん(24)を殺害し、バラバラにして遺棄したとして、10月25日に死体遺棄容疑で警視庁に逮捕された、元交際相手の佐賀慶太郎容疑者(埼玉県川口市・無職=50)だが、事件前後にインターネットで「殺人 起訴 犯罪」など犯行を匂わせるような言葉を検索していたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。また、その自暴自棄ぶりも次第に分かり始めている。 「中元さんへの数々のストーカー行為から、警察の介入により彼女に会えなくなった佐賀容疑者は、9月16日夜、マンションのオートロックをかいくぐって中元さんの住む10階の廊下で帰宅を待ち伏せ、一緒に部屋に入り込んだのです」(捜査関係者) 中元さんはその時、強い口調で「一度逮捕されているのに、何でまた来たの!?」と言い放ったという。 「それに逆上した佐賀容疑者は、粘着テープで彼女をぐるぐる巻きにし、部屋にあった果物ナイフで左脇腹を刺し殺害。遺体を10部位に分け、主に内臓はトイレで流し、それ以外を埼玉県戸田市の荒川や千葉県野田市の利根川に捨てたといいます」(社会部記者) 中元さんは広島県から2年前に上京し、当時、キックボクシング選手を夢見て昼は練習、夜は埼玉県川口市の飲食店でアルバイトをしていた。客として現れた佐賀容疑者と出会ったのは昨年11月。佐賀容疑者は妻帯者だったが、2人は今年3月まで東京都大田区のマンションで同棲していた。 「ところが、別れることになって中元さんが5月に転居したのですが、そこから佐賀容疑者のストーカー行為が始まった。7月16日には中元さんに対する暴行容疑で逮捕され、警察に『中元さんに近づかない』という上申書を提出、27日に釈放されている。その際、罰金10万円の略式命令を受けたのですが、8月3日には中元さんに『200万円を返せ』との内容証明を送りつけ、再びストーカーに走ったのです」(夕刊紙記者) 佐賀容疑者は、一方で、今年4月、約10年前に結婚した妻に、一方的に離婚を告げていた。 「しかし、妻が家を出て9月初めに離婚が成立すると、寄りを戻したいと言い出していたという。中元さんも妻もいなくなり、孤独に耐えられなくなったのか。逮捕前の10月20日、事情聴取を受けた佐賀容疑者は、手首を切って自殺を図っている。結局、それが逮捕の決め手となったのです」(同) 警視庁は佐賀容疑者の供述に基づいて、10月26日から千葉県野田市の利根川でダイバーによる捜索などを始めた。 “執着と嫉妬と殺意”どうして同様の事件が起きるのか、社会と人間の歪みが垣間見える。
-
社会 2016年11月09日 14時00分
小池百合子都知事vs石原慎太郎ファミリー全面抗争突入!(2)
加えて、永田町関係者はこう声を潜めるのだ。 「もし石原氏がそのような状況になれば、火の粉は長男の石原伸晃経済再生担当相、三男の石原宏高内閣府副大臣にも確実に降りかかりますよ」 その理由を、続けてこう述べる。 「そもそも、伸晃氏も宏高氏も、自力で当選してきたわけではない。石原氏と故・石原裕次郎氏に加え、石原軍団のブランドに乗っかっただけの親の七光りで出世してきただけです。今や、その石原軍団も影が薄くなり、来年には25年間続いてきた小樽の石原裕次郎記念館も閉館となる。さらに最後の砦だった石原氏の威厳と存在が凋落すれば、息子2人も吹き飛ぶ可能性が高いのです」 そんな状況を踏まえ、年末から来年早期の衆院解散総選挙が取り沙汰される中、自民党関係者は内部資料をもとに、こう懸念する。 「次期衆院選で共産党も含めた野党統一候補が擁立された場合、自民党は選挙区で前回の223議席から86減の137議席になるとの試算もあるほどです。支持基盤の弱い若手自民党議員は相次ぎ倒れる可能性もあり、党幹部は非常に焦っているのですが、密かにベテランの討ち死に組で心配されている筆頭が、伸晃氏と宏高氏なのです」 伸晃氏は選挙区の東京8区で、'14年衆院選は11万6193票で当選。これを民共連携ケースで'14年の野党得票数を計算すると、民進候補は11万1136票と、ほぼ横並び。自民党関係者は「野党に知名度候補者を立てられれば伸晃危うしだ」と眉を顰める。 一方の宏高氏は、選挙区の東京3区で前回'14年衆院選では11万5623票を獲得し当選。だが、ここには宏高氏の永遠のライバルで知名度も高い、民進党の松原仁元国家公安委員長がいる。前回もわずか約4000票差で敗れ、比例で復活当選。ここに共産党が選挙協力すると、単純計算で松原氏が14万票を獲得することになり、宏高氏は約3万票もの大差をつけられる。 「それもこれも、単に野党統一候補になった場合の単純計算。そこへ父親の石原氏への批判が加われば、票数はさらに激減する。比例当選もおぼつかなくなります」(自民党関係者) 前出の小池氏周辺関係者はこう言う。 「小池氏は都知事選出馬時、当時、自民党都連会長だった伸晃氏にかなりの嫌がらせを受けた。以前も親の七光りで威張り散らす姿に呆れていた節がある。そのため、これを機に、石原親子を徹底して潰す覚悟を決めています」 石原ファミリー炎上の日は近い。
-
-
社会 2016年11月09日 10時00分
北朝鮮弾道ミサイル発射連続失敗に米国サイバー攻撃の痕跡
北朝鮮が10月15日、20日と続けて同国北西部亀城周辺で発射実験を行った中距離弾道ミサイル「ムスダン」は、いずれも失敗に終わった。このうち15日の発射失敗の発表は不可解なことばかり。これまで北のミサイル発射に関しては、発射後数時間以内に韓国軍が発表するのが通例だったが、このときは米軍が韓国より2時間先に行っている。その米軍の発表も発射から16時間後だった。 日本に至っては、稲田朋美防衛相が公表したのは3日遅れの18日午前のこと。遅れた理由を「米国とは平素から緊密に連携しており、収集した種々の情報を総合的に勘案した結果だ」と述べただけだ。こうした日米韓の奇妙とも言えるアナウンス行動によって、米軍が何らかの手段でミサイルを破壊したのでは? との憶測を呼んだのである。 「しかも22日には北朝鮮の韓成烈外務次官と米国のガルーチ元国務次官補らがマレーシアで接触しています。ただ、27日付ワシントン・ポスト紙が、いずれの試射もムスダンではなく準ICBM=KN-08だった可能性があるとする米専門家の見解を伝えている。もしそうであれば、いよいよ初の大陸間弾道弾発射実験を行い、失敗したことになります」(軍事アナリスト) 疑問を整理すると三つのことが浮かぶ。 (1)ムスダンは8回中1度しか成功しなかったことから致命的な欠陥があることを示しているが、6月22日の1回だけの成功で完成したのか。 (2)失敗しながらもなぜ短期間のうちに試射を繰り返すのか。 (3)韓米という発表の順序が、米韓になり、しかも遅れたのはなぜか。 北朝鮮は核弾頭とICBM用のエンジン開発に成功したと9月に発表した。そのことを受け、10月10日の労働党創建記念日に核やミサイル実験を実施するのをけん制するため、米韓海軍は10月10日から15日まで合同軍事演習を展開した。 「演習にはSM3(海上配備型迎撃ミサイル)を装備したイージス艦も加わっており、北の弾道ミサイルを撃ち落とそうと思えばやれた可能性が高い。加えて北はかねて『米韓を核攻撃する』と恫喝していたのですから、試射であろうとなかろうと北朝鮮が撃つ前に米軍が撃ち落としても、世界各国は何も異議は唱えなかったでしょう」(軍事ジャーナリスト) 米国の外交・安保関係者は、北朝鮮の5回目の核実験(9月9日)以降、再三にわたり先制攻撃に言及している。9月16日にはマレン元統合参謀本部議長、同23日にはホワイトハウスのアーネスト報道官、10月11日にはシャーマン前国務次官、さらに同12日にはラッセル国務次官補が「金正恩が核攻撃を企て得る能力を持ったら即座に死ぬことになる」とまで述べている。 「シャーマン前国務次官は『北の核問題解決に全オプション動員を』と檄を飛ばしました。同氏はヒラリー・クリントン候補が大統領に就任した際は、外交関係の要職に就くとみられています」(外交問題に詳しい大学教授) こうした“状況証拠”から、半日以上たってからの発表に対し、「サイバー攻撃や電子戦での破壊を発表するかどうか、米上層部が協議していたからではないか」あるいは「中国人民軍が関与しているのではないか」などといった揣摩臆測が乱れ飛んだのだ。 さらに興味を引くのは、15、20日両日のミサイル発射が、従来の東海岸元山ではなく中国国境に近い亀城周辺だったという事実だ。 「北が発射場所を変えたのは、米国が軍事衛星から強力な電磁波を照射したのをキャッチし、急ぎ発射位置を亀城周辺に移動させたが回避できずに破壊されたとも考えられます。米国はこうした軍事衛星からの電波攻撃を公表しません。もちろん韓国政府にも知らせない。なぜなら、今まさに米国の最新鋭地上配備型迎撃システム『THAAD(高高度防衛ミサイル)』を在韓米軍に配置しようとしているときだからです」(前出・ジャーナリスト) 米国、次いで韓国という発表の順番にも関連するが、この移動について別の軍事専門家は「移動式の発射台から撃ったので、偵察衛星を持たない韓国は発射場所を特定できなかっただけかもしれません。しかも、今回の発射場所は韓国からかなり離れていますからなおさらです」と言う。 ただ、米国の先制攻撃論が出回るのもムリはない。今から22年前、金日成主席が没する直前の1994年3月19日のこと−−。南北対話の席上、北朝鮮の代表が「ソウルを火の海にする」と発言した。'93年から'94年は米国と北朝鮮が「先制攻撃するぞ」と威嚇し合い、米軍による“北爆”の寸前までいったことがあった。 「当時、北は核弾頭どころか中・長距離の弾道ミサイルも開発を始めたばかりで、米国は腰を据えて北と交渉する時間的な余裕がありました。ところが今、北は1、2年後にはミサイルに搭載可能な小型の核弾頭や米国を射程内に収めるICBM、第二撃を可能にする潜水艦発射弾道ミサイルを実戦配備するレベルまで来てしまった。当時のクリントン政権が問題を先送りしたために、事態が悪化したと言えるでしょう。この反省が米国にはあるのです」(前出・大学教授) 米国の北朝鮮分析サイト『38ノース』は10月17日、北は来年にもムスダンの運用を開始するとの分析を発表した。しかも、金正恩朝鮮労働党委員長にとって「核武装を実現した」ことだけが国民に誇れる実績だ。 核・ミサイル開発を放棄することは、即政治生命の終わりを意味する。ムスダンであろうがKN-08であろうが、失敗しようが破壊されようが、この男は“発射”し続けるに違いない。
-
社会 2016年11月08日 18時00分
“流木女”高樹沙耶にひっつく“大麻どっぷり男”の正体とは…
「アンチエイジングにいい…」って、顔に焼き付いた日焼け、シワ、しみは年齢そのもの、正にナチュラリストだった。10月25日、沖縄県石垣島の自宅で、大麻55グラムを所持していた疑いで厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された、元女優の高樹沙耶(53、本名・益戸育江)容疑者。 高樹容疑者は17歳で大手芸能プロに所属し、モデルとして活躍。1983年に女優デビューし、'98年にはシンガーソングライターの中西圭三と結婚するも2年で離婚。その後、水中写真家と婚約するが破棄して、千葉県南房総市で“エコ生活”をスタートさせた。 「地元の有力者やボランティアに支えられ、エコハウスやカフェを運営したが、一方で自然農法家など若い男との噂が絶えなかった。男も住まいもコロコロ変えるため“流木のような女”と言われていた」(元友人) 女優としては人気ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)で、水谷豊演じる杉下右京の元妻で小料理屋の女将“宮部たまき”役で人気が再ブレイクしていた。 「転機が訪れたのは、2011年の東日本大震災による福島原発事故。“放射線が怖い”と周囲に断わりなく石垣島に移住してしまった。当時は『相棒10』がスタートしたばかりだったが、突然の移住で1話で降板となり、所属事務所も辞めた。“円満退社”と言われてはいますが、事実上の解雇です」(テレビ関係者) 石垣島に移住した当初、高樹容疑者は「“『相棒』のたまきさん”が来てくれた」と歓迎されたという。しかし自身のブログで、大麻草検証委員会の幹事に就任したことを報告すると、島民から「石垣島を大麻の島にする気か!」と批判を浴びて居づらくなった。 南房総のボランティア関係者はこう語る。 「その時すでに同棲していた同会代表の森山(繁成容疑者=58、高樹とともに同容疑で逮捕)と南房総市に戻ってきたんですが、歓迎されるわけがない。それでも地元の有力者は2人に会ったのですが、森山は威圧しながら“兄弟分になろう”などとチンピラまがいの発言をした。有力者たちは大麻草を植えられたらたまらないと“二度と千葉の土地に足を踏み入れるな!”と、追い返したんです」 森山繁成容疑者は1958年沖縄県生まれで一級土木施工管理技士の資格を持ち、市民・政治団体「全国勝手連連合会」に所属。東京都大田区で土木会社の取締役を務めており、現在の仕事は義理の息子が行っている。自称、大麻草研究家として大麻草解体新書という本を出版するという“大麻どっぷり男”の姿が浮かび上がる。その男(森山)と大麻に高樹容疑者は心酔していった。 再び石垣島に戻った2人は、昨年2月にリゾート施設『虹の豆 浮世離れ』をオープン。揚げ句の逮捕だった。 「リゾート施設といっても2畳ほどの部屋でトイレも風呂も共同。“一部屋200万円で買わないか?”などと触れ回り、アンチエイジングにと大麻も勧めてくる。たとえ不起訴になったとしても、島民は受け入れませんよ」(前出・元友人) それにしても高樹容疑者は大量の大麻をどこから入手していたのか、今後明らかにされる。
-
社会 2016年11月08日 14時00分
小池百合子都知事vs石原慎太郎ファミリー全面抗争突入!(1)
豊洲新市場の盛り土問題で、小池百合子東京都知事による“裁き”が、石原慎太郎元都知事のみならず石原ファミリーを崖っぷちに追い詰めそうだ。 「小池氏の石原氏に対する怒りは、ここへ来て頂点に達している。本来であれば公にすることに違和感のある石原氏への質問と回答をすべて晒したことでも、その怒りのほどが分かります。小池氏は、作家としても、政治家としてもレジェンドだった石原氏の晩節を汚したくないという思いで対応してきましたが、裏切られたわけです。新聞のコラムで訴える姿にも、堪忍袋の緒が切れたようです」(小池氏周辺関係者) 小池氏を激怒させた質問状と、その回答の一部はこうだ。 Q 土壌汚染対策費において、都が858億円、東京ガス78億円負担の経緯について。 A「今思えばアンフェア。ただ、判断を求められることがなく分かりません」 Q 盛り土がなくなった経緯は。 A「全く記憶がない。判断能力がないから担当職員と業者が実質決定していく」 Q 知事の道義的責任。 A「専門的な内容の事項について道義的責任をご質問いただくことに、いささか複雑な思いを感じている」 これらの実質ゼロ回答に加え、小池氏がブチ切れたのが、10月17日付産経新聞のコラムだった。 そこで石原氏は《築地市場移転先の豊洲の地にさまざまな不祥事が発覚しそのとばっちりが前々々任者の私にまで及んできて、ただの推測を元にした私自身の名誉にかかわりかねぬような中傷記事が氾濫し、心痛で健康まで損なわれた》などと完全な被害者面。さらに《小池新知事もことの経過に強い関心を持ちその究明にのりだしてはいるが関係者の記憶はまばらで、事は芥川の小説ではないがまさに「藪の中」の印象》と、まるで他人事のように綴っている。 前出の関係者が言う。 「質問状の回答と新聞コラムで小池氏は、石原氏を徹底追及する腹を括った。東京、福岡の衆院補選でも小池旋風で応援候補が2連勝し、乗りに乗っているだけに、百条委員会設置に内心は反対の都議会自民党も逆らえない。そんな中、石原氏の招致は必至です」 百条委員会の設置については、元特捜検事がこう語る。 「委員会でも石原氏は知らぬ存ぜぬを通し、都民ばかりか全国民を呆れ返らせることは目に見えている。偽証で法的罰則を科せられる可能性も高い。そうすれば当然、石原氏が築いてきた政治家としてのキャリア、さらに芥川賞作家としての名誉と地位は、奈落の底に落ちる」
-
社会 2016年11月07日 14時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第42回
1期目の幹事長として田中角栄の前に立ちはだかったのは、佐藤栄作首相が沖縄の返還とともに戦後未処理問題として最重要視したもう一つの日本と韓国の国交正常化を審議する臨時国会、すなわち「日韓国会」をどう乗り切るかであった。 日韓基本条約の調印そのものは、この年(昭和40年)6月22日に日韓両政府の間で行われていた。しかし、これに対し韓国国民の中からはこの条約調印を「屈辱外交」として反発の声が少なくなく、日本国内でも社会党、共産党を中心に「これでは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の存在を否定し、朝鮮半島統一への阻害となる」との反対の空気が強かった。7月、こうした中で日韓条約等関連案件を承認するための臨時国会、「日韓国会」が開かれた。 この臨時国会では、審議紛糾の中、自民党は単独審議も辞さずの上で採決、条約批准への準備を整えたが、与野党間折衝の余地もあるとしていったんこの臨時国会を閉めることとした。しかし折衝は難航、政府・自民党は10月に改めて臨時国会を開き、ここでの決着にハラをくくったのであった。 田中幹事長のここでの国会運営ぶりはどうだったか。持ち前の野党へのパイプを駆使、妥協点を探ったが不調、一転ここまでと見定め、強引な手法に転じたのであった。衆院の日韓条約等特別委員会では自民党単独で採決、日韓基本条約を承認、合わせて関係3議案の可決に踏み切った。さらに、衆院本会議でも抵抗する野党を尻目に、本来、行われる特別委の委員長報告も省略、自民党単独で可決成立へ持っていったのだった。 参院審議もまた同様で、田中幹事長のハッパのもと、本会議では他の野党は欠席ながらようやく民社党を口説いて出席させ、辛うじて自民党単独採決を避けて12月11日、可決成立へ持っていった。この混乱極まった国会は衆院の正・副議長が引責辞任という形で、まずはの収拾を見ることになったのだった。 この一連の強引な国会運営をした田中の胸中は、どういうものだったのか。秘書だった早坂茂三(後に政治評論家)には、次のように打ち明けたとされる。早坂の著書にある。 「田中は私に、『衆院における社会党の常識を超えた審議妨害は、もはや議会政治と言えるものではなかった。日韓の国交正常化は国民の多くが支持し、日本としても解決しなければならない宿命的な課題である。私は政権政党としての責任を果たしただけだ』と語った」(『政治家田中角栄』中央公論社) そうした一方で、田中の中には、この「日韓国会」に佐藤政権の命運が懸かっている、またこの成否が天下取りに密かに思いを致す田中自身の正念場でもあるとの二つの認識も、強く働いていたと思われる。 その後、佐藤首相はこの「日韓国会」を乗り切ってみせた田中のラツ腕ぶりを買い、翌昭和41年8月の改選人事で田中の幹事長留任を決めた。 しかし、田中幹事長の2期目は、わずか4カ月の短命で終わることになった。閣僚および自民党議員らによる世に言われた「黒い霧事件」の勃発、よもやのスキャンダル続出によるものであった。 田中が幹事長に留任する直前、それまで何かとキナ臭さが言われ「刑務所の塀の上を歩く男」とのカゲ口もあった田中彰治という自民党衆院議員が、国際興業社主・小佐野賢治から1億円を恐喝、詐欺容疑などで逮捕され辞職した。 前後して運輸相・荒船清十郎が「一つくれぇいいじゃないか」の“迷文句”で国鉄ダイヤ改正で高崎線の急行列車を自分の選挙区内の埼玉県・深谷駅に停車させるよう原案を改めさせたことも発覚。また農相・松野頼三(民進党松野頼久代議士の父)が新婚の娘夫妻らと一緒に外国を「官費旅行」していたなど、何とも緩み切った“事件”が続発したということだった。 さらに共和製糖グループの政治家絡みの不正融資事件なども明るみに出、国民の信頼が大きく失墜したのであった。 こうした一連の不祥事続出の中で、11月には臨時国会が召集された。これは「黒い霧国会」と呼ばれた。野党は冒頭から審議拒否、「衆院を解散、総選挙で国民に信を問え」の大合唱であった。しかし、この時、総選挙となれば自民党惨敗は明白、佐藤首相が野党の矛先をかわすには大幅な改造人事しか道は残っていなかった。 佐藤首相は12月1日、ついに党役員を更迭、川島正次郎副総裁とともに苦渋の決断で田中幹事長のクビも斬った。次いで、3日には内閣を改造、辛くもトカゲの尻尾切りで政権の危機を乗り切ったのだった。幹事長更迭が決まった直後、田中は「今回の一連の不祥事に、直接、何も関係ないのに責任を取らされるのは納得ができない」と憤る取り巻きにこう言った。 「いいんだ。佐藤政権の泥はオレが全部かぶるんだ」 この言葉の裏には、時に佐藤派の「台所」、すなわち派閥維持のため諸々の資金集めを一人で背負っていた田中の深謀遠慮がうかがえたのである。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
-
-
社会 2016年11月05日 16時00分
生に鍋にフライに! 牡蠣の栄養と食中毒の危険性
食べものが美味しい季節ですが、なかでも人を惹きつけるのが、牡蠣です。目がないという方は多いでしょう。生で食べてもいいし、鍋に入れてもフライにしてもと、バリエーションも豊富です。 しかも栄養満点ですから、食べない手はありません。ただ、心配なのが食中毒。経験された方は、そのつらさがお分かりかと思います。 今回は、医師の小田切ヨシカズ先生に、牡蠣の栄養や食中毒の危険性などについてお聞きしました。■亜鉛の含有量はダントツ 「牡蠣は栄養が豊富で、“海のミルク”とも言われます。特に亜鉛の含有量が多く、食品のなかでも群を抜いています。亜鉛は人体に欠かせない栄養素で、たんぱく質の合成や免疫機能の向上が図れ、肌荒れ予防や精力向上などの効果があります。1日に必要とされる亜鉛の量は、男性で10〜12mgとされていますが、なんと牡蠣1個でこの量をまかなえてしまうんです」■そのほかの栄養もたっぷり 「牡蠣にはその他にも多くの栄養を含んでいます。海のミルクと言われるだけあって、カルシウムが多い。カルシウムは骨を丈夫にするだけではなく、ストレス緩和にも役立ち、精神を安定させてくれます。鉄も豊富で造血作用が見込めるため、貧血気味の方にはお勧めです。肝機能を整えるタウリンも含まれているので、お酒を飲む機会の多いこの時期に相応しい食材と言えるでしょう」■食中毒の危険性 「牡蠣にあたる原因として考えられるのが、ノロウイルスです。ノロウイルスは低温ほど生存しやすいため、この時期に多くなります。摂取すると、24〜48時間の潜伏期間を経て発症します。症状は、発熱、腹痛、嘔吐、下痢など。脱水症状にも気をつける必要があります。便や吐瀉物からの二次感染も多いので、気は抜けません」■生食用と加熱用の違い 「牡蠣は新鮮だからといって生で食べていいわけではありません。生食用と加熱用の違いは、獲れた場所によるからです。生食用として指定された海域以外で獲れたものは、すべて加熱用になります。ノロウイルスは熱に弱い性質がありますが、加熱用を食べる際はしっかり火を通さなくてはなりません。85〜90度の熱で1分以上加熱するようにしましょう」 牡蠣は危険性の高い食材ですが、調理法を守れば問題ありません。しっかりと火を通してお召し上がりください。美味しさと同時にスリルを味わいたいと、加熱用を生で食べるような真似はやめましょう。【取材協力】小田切ヨシカズ湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。
-
社会
都知事選 菅直人、浅野氏応援の過激な内容
2007年04月03日 15時00分
-
社会
都知事選 ラストサンデーで石原氏を袋叩き
2007年04月02日 15時00分
-
社会
都知事選特集 占い師対決
2007年04月02日 15時00分
-
社会
谷隼人が都知事選候補者を応援
2007年04月02日 15時00分
-
社会
都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
2007年03月31日 15時00分
-
社会
都知事選 ドクター中松、夜の渋谷交差点で新発明「回転舞台」披露
2007年03月30日 15時00分
-
社会
都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
2007年03月29日 15時00分
-
社会
石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
-
社会
都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
-
社会
都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
-
社会
都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
-
社会
都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
-
社会
都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
-
社会
桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
-
社会
都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
-
社会
ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
-
社会
丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
-
社会
石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
-
社会
上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分
特集
-
あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
-
TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
-
-
元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分