レジャー
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レジャー 2009年08月27日 15時00分
新潟記念追い切り トウショウシロッコ反応抜群
GIIIなら力は互角。昨年の3着馬トウショウシロッコが待望の重賞初Vを目指して登場する。 七夕賞では0秒1差4着とあと一歩が足りなかったが、4カ月の休み明けに加え、内が荒れた馬場コンディションで2番枠を引いたことも災いした。勝負どころでは強引に外へ持ち出し他馬と接触、審議の対象になる場面もあった。「冬場が太かったので馬体重の24キロ減は気にならなかったが、やはり久々は行きたがるところがあるからね。その分、スムーズさを欠いた」と大久保洋調教師は力負けではないことを強調。「叩いた方がいいタイプ。今度は変わってくるはず」と期待を寄せる。昨夏も巴賞(7着)から復帰。函館記念で13着と惨敗した後の大変身だった。 中6週あけ、調教量は十分すぎるほど。坂路で上がり重点に2〜3本追う大久保洋流でじっくり仕上げられてきた。1週前追い切りでは坂路で800メートル54秒8→36秒7→11秒7をマークしている。「中間、左前の骨りゅうを気にするところがあって心配したが、それも乗り越えた。しっかりやれているし、もう今週は軽めでいい」と同師は仕上がりの良さに太鼓判を押す。 ここまで重賞では17戦して勝ち星はないものの、2着2回、3着3回と力は見せてきた。「56キロは問題ない。新潟は実績があるし、GIIIならチャンスがあっていい」と指揮官は気合が入っていた。 【最終追いVTR】坂路3本目に800メートル55秒6→37秒4→12秒9をマーク。終始、馬なりのまま、内クリアエンデバーにクビ差先着した。反応、伸びとも目立ち、馬体をふっくら見せているのも好感が持てる。休み明けをひと叩きされ、体調は確実にアップしている。
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レジャー 2009年08月27日 15時00分
栗東キャップ・谷やんの地獄耳 新潟記念 サマー2000王者を狙うホッコーパドゥシャの村山調教師を直撃
善戦こそすれど、あと一歩が足りない。歯がゆい競馬が続くホッコーパドゥシャが、念願のタイトルホース入りを目指し、新潟記念に挑んでくる。管理する村山調教師にとっても、今回は中央の重賞、初勝利のチャンス。果たして人馬ともにミッションはクリアできるのか。関西本紙・谷口記者が指揮官を直撃した。 −−小倉記念はあと一歩及ばずのハナ差2着でした。 村山調教師「内の馬が外に寄ってきそうな雰囲気があって、ウチのも外に出さざるを得なかったからね。その分、ハナ差届かなかったが、内容としては良かったと思う。坂路2本乗りの結果も出ていると感じた」 −−レース後の回復具合は? 村山師「さすがにレース後はちょっと疲れが出た。いつもならすぐ480キロ台に回復する馬体も先々週が475キロで先週が478キロ。少しずつは戻っているけど、ずっと470キロ台で推移しているからね。だからこの中間は坂路1本乗りで回復に努めた。栗東も涼しくなってきたし、何とか前走時の体調に戻ってくれると思う」 −−26日の最終追い切りは? 村山師「テンの入りが少し遅かったけど、それで(坂路800メートル)54秒7ならいい時計。福島民報杯をレコード勝ちした時が54秒2だったし、満足のいく内容だった」 −−新潟は初コースになりますが? 村山師「(同じ左回りの)東京でも勝っているし、とくに気にはならないよ。ただ、イメージよりはテンにズブいのでテン乗りの石橋(脩)君にはその辺の癖はしっかりと言うつもり」 −−最後に期待のほどを。 村山師「夏に3戦するのはリスクが大きいが、連戦の疲れにも耐えてくれたからね。ここまできたらサマー2000シリーズのボーナス賞金が欲しい。私自身も中央の重賞勝ちはまだないから、このチャンスをぜひモノにしたい」
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レジャー 2009年08月27日 15時00分
ハアさんの厩界舞台裏 アルコセニョーラ連覇に燃える新間厩務員
新潟記念2連覇に王手をかけたアルコセニョーラの担当厩務員・新間正さん(54歳)はこの道38年の大ベテランだ。 2連覇の可能性について新間さんは、「状態は今がピークに近い。負ける気がしないね」と自信満々に語る。さらに、「調子の良しあしは馬房の様子で分かるよ。悪い時はテンションが高くなるけど、今はドッシリ落ち着いている」と余裕しゃくしゃくだ。 最終追い切り(美浦Wコース)がまた圧巻だった。先週に6F82秒7をマークしたのに続き、6F80秒4、上がり3F36秒9→12秒8(G仕掛け)をマーク。2週続けてここまでハードにやれる牝馬はそうはいない。 「武士沢から『すごく反応がいい』と報告を受けた。前走で減っていた体も回復したし、去年と同じぐらい(430キロ)で出られると思う」と新間さんは笑顔を絶やさない。 前走の七夕賞は惜しくも3/4馬身差で2着惜敗。「着差が着差だけに、直線で勝ち馬(ミヤビランベリ)にジャマされたのは痛かった。後ろから行く馬だから不利を受けやすいことは分かっていたんだけどね」と唇をかむ。「でも、今度は広い新潟だから」と気分を一新させて乗り込む。 ところで新間さんには3人の娘さんがいる。2人は理容師と美容師。独立して自分の店を持つことが決まっている。人一倍高いモチベーションの理由はここにあった。 「決め手勝負ならどの馬にも負けない自信があるし、優勝賞金を娘たちの運転資金にしたい。新潟記念だけじゃ足りないので、エリザベス女王杯も何とかしたいんだよ」。笑顔で話すその目は真剣そのものだった。
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レジャー 2009年08月27日 15時00分
アフター5スター賞 ケイアイジンジンが重賞初V
「第16回大井アフター5スター賞」は26日、大井競馬場で行われ、8番人気の伏兵ケイアイジンジン(牡3歳、大井・久保田厩舎)が重賞初Vを達成した。 ベテラン・的場文の頭脳が光った。ここ3走、いい感じで道中を進めながら伸び切れず3着ばかり。スピードだけなら古馬相手でも上位の実力馬だが、勝負どころで気を抜く癖が出るため勝ち切れなかった。そこで今回から鞍上の提案でチークピーシーズを着用。集中力が増し、さらに2番手から馬の追い出しをぎりぎりまで我慢した。 直線は2番人気のパワフルダンディーが追い上げてきたが、何とかクビ差しのいだ。次は9月30日の東京盃が有力。1番人気のダンディシャークは9着に終わった。
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レジャー 2009年08月27日 15時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」萎える「客引き」、惹かれる「客引き」
キャバクラに行く理由の一つは、客引きにあります。客引きについての規制は、都道府県によっても違ってきています。そのため、客引きには地方差があります。大阪では、案内所や店の前で、無言で拍手だけをして、近寄ってきた客に説明するというスタイルを取っているところもあります。東京では、チラシ配布のための道路使用許可を取っていたりします。 私は、客引きと仲良くなるのも、キャバクラの楽しみのひとつだと思っています。仲良くなれば、指名なき場合は、安くなったり、好みの嬢を優先的に付けてくれる場合があるのです。場合によっては、他の店を紹介してくれたりもするのです。 ある客引きのAさんは、地方から上京してきたのですが、本当は、客引きをやろうと思っていたのではなく、寿司職人になりたくて出てきた、というのです。しかし、いつの間にか歌舞伎町で客を引いていた、というのです。 Aさんとの出会いは、偶然でした。Aさんのキャラクターを気に入って、案内する店に入ったことがあったのです。普通はそれだけで関係になることが多いです。しかし、Aさんは人懐っこいキャラであり、私が店長をしているバーに、客として、逆に誘ったのです。すると、Aさんは快く来てくれました。それからというもの、仲良くなり、職場を移るたびに、私はAさんの案内でキャバクラを選んだものです。 歌舞伎町などには、店の案内をしようとする「客引き」が多くいます。通りすがりの人をどのように「客」にさせていくのかのテクニックはそれなりに面白いのです。ある人は、特徴がある「声」で振り向かせたり、モノマネをしたりして、工夫していたりします。 しかし、最近は、Aさんのようなキャラクターで惹き付ける「客引き」が減ってきたように思います。 「キャバクラどうですか?」 という言葉を連呼するだけの人も増えました。また、セクシーパブを含めて、 「キャバクラ、おっぱい、ありますよ」 と、セクシーパブの象徴である「おっぱい」を付け加える場合もあります。さらに、飲食でははく、風俗店を含めて、 「キャバクラ、おっぱい、風俗、どうですか?」 と言うのですが、これでは節操がないように聞こえてしまいます。さらには、中には、嘘を言って惹き付ける人もいます。 「自衛隊パブありますよ」 ある客引きがこんなことを言いました。思わず、私は振り向いてしまいました。説明を求めると、 「オンナノコが自衛隊の制服を着ていて、ホフクゼンシンをするんですよ」 と言いました。そんなキャバクラがあるのか、と思い、つい行ってしまいました。しかし、それは、客引きの嘘。入ってみれば、普通のキャバクラよりもちょっと高めの店でした。制服はただのドレスです。そこで、嬢に、 「ここは自衛隊パブなの?」 と聞くと、「?」というような表情を見せていました。こんな客引きをしていたら、一見の客しか捕まえられませんよ。しかも、こうした客引きは、店から出てきても、知らぬ存ぜぬ、となってしまうのです。こうした客引きと出会うと、街に萎えてしまいます。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年08月27日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。8月最後の金曜は大井競馬ナイター開催です。今週に入って涼しくなってきました。ナイター観戦もちょうどいい季節かもしれませんね。 さて、金曜の最終レースは「文京区特別」。1700メートルの外回りです。大井の外回りは直線が長いのでゴール前、混戦になるケースが多くあります。 軸はハイベットタイムです。2走前の1800メートル戦で2着。以前も書きましたが、遠征馬、特に船橋の馬は要注意です。最近の成績を見ても、大きく崩れたのは、芝を走った前走の盛岡戦ぐらい。走り慣れたダートに戻るここは、キッチリ巻き返してくるはずです。 相手は同じく船橋から遠征してきたテイエムデンセツ。ほかでは、ジンリュウ、ザンスデヤンス、トップフィーリング、カーリーネイトを押さえます。 今週は、2通りの馬券で勝負です。最近、推奨しているのがワイドと3連複を併せた買い方。3連単で点数を多く買って夢を見るのもいいですが、手堅くワイドを絡めていくのも収支を上げるひとつの手だと思います。【3連複】(11)軸(12)(14)(7)(1)(2)【ワイド】(11)軸(12)(14)(7)(1)(2) ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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レジャー 2009年08月26日 15時00分
新潟記念(GIII、新潟芝2000メートル、30日) ホッコーパドゥシャ 重賞初Vへ加速
サマー2000シリーズもいよいよ大詰めを迎える。今週は最終戦となる「第45回新潟記念」(GIII、新潟芝2000メートル、30日)が行われる。昨年は16番人気のアルコセニョーラが勝利と波乱含みのハンデ戦だが、今年は確固たる主役が健在だ。充実著しいホッコーパドゥシャが軽量馬を封じる堂々たる走りを見せそうだ。きょう26日には栗東トレセンで最終追い切りを行い、上々の気配をアピール。老いてますます盛んな古豪が惜敗続きにピリオドを打つ。 悲願の重賞制覇に向けて、もう立ち止まってはいられない。今年で7歳馬となったホッコーパドゥシャ。残り少ない現役生活を考えれば、ここがラストチャンスになるかもしれない。それだけに陣営の意気込みも相当だ。 何よりこの2戦は悔しいレースが続いた。2走前の七夕賞(3着)では荒れ馬場のスローで前をさばくのに苦労した。そして前走の小倉記念(2着)では直線で前をふさがれるロスがあった。それでも、ともに勝ち馬から0秒1差以内の競馬。スムーズなら勝っていてもおかしくない内容だった。 「前走は勝ち馬に脚元をすくわれて惜しい競馬だった。そろそろ何とかしたい」と村山調教師も気合が入る。 小倉記念後は480キロの馬体が470キロ台まで減った。さすがに激走の疲れが残ったものの、このレースに合わせるかのように体調も日増しに持ち直してきた。 「最近になってずいぶんと体が戻った。今はほぼ回復しているし、今週のひと追いで具合も前走時並みに戻るはず」 次こそ重賞での惜敗にピリオドを打つ。その舞台も整った。新潟は初めてになるが、近走で後方からの競馬が多い同馬にとっては直線で取り返しのつくコースだ。当然、陣営も期待十分だ。 「東京で勝っているように左回りの長い直線は苦にしない。何よりここを勝てば文句なしに王者ですから。何とか頑張ってほしい」。悲願の重賞タイトル、そしてサマー2000のシリーズ王者に7歳馬が王手だ。 【最終追いVTR】もともと攻め駆けしないタイプ。今朝も坂路で目いっぱいに追われ、800メートル54秒7を計時するのがやっとだった。とはいえ、馬体の張りは引き続き良好でデキ落ちの感はない。
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レジャー 2009年08月26日 15時00分
キーンランドC(GIII、札幌芝1200メートル、30日) グランプリエンゼル 圧巻の5馬身先着
函館スプリントSで見事、古馬を退けたグランプリエンゼルがサマースプリント王者に向け、視界良好だ。 前走後も順調そのもので、23日には札幌ダートで5F64秒7の好時計を楽な手応えで叩き出している。柿崎助手は「あれだけの時計が出るんだから、文句なしに具合がいい。体もひと回り大きくなっているし、理想通りの仕上がりだよ」と、さらなる成長をアピールする。 再度、51キロの斤量で臨めることも大きな強調材料だ。「ここは前走と同じ舞台。当然、力が入る」と同助手。V2は目前だ。 【最終追いVTR】藤岡佑騎手を背にダートコースで追われ、5F68秒1→52秒7→39秒1→12秒2。終い一杯に追われると、併走馬を瞬く間に5馬身突き放す圧巻の瞬発力を見せた。デキはこの夏、最高だ。
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レジャー 2009年08月26日 15時00分
「ヲタク記者は見た!」同人誌ってそんなに儲かるの?
自費製作で出版する漫画「同人誌」をめぐっては“相当儲かるらしい”などと噂がにぎやか。そんなに儲かるのならば一丁、同人誌専門の漫画家にでも転向するか…と密かな野心を抱きつつ取材した。 先ごろ開催された「コミックマーケット76」の会場で、同人誌即売コーナーはひときわ熱気ムンムンだった。出店グループの多くが2、3人で販売を担当。長机に作品を積み上げ、「どうぞお手にとってご覧くださ〜い」などと声をかける。 「同人誌=キャラをパクったエロ漫画」程度の認識だったため、まずは素直にパラパラと作品をめくる。すると、エロいシーンのない漫画が相当数あることを知った。しかもほとんどの販売員が懇切丁寧で、写真撮影を含む取材にも快く応じてくれるではないか。一部エロ加減のキツいところから「取材拒否」を食らったが、パクリは発見できず、18禁漫画でもヤバい空気は皆無だった。 「800部持ってきて、製本代などを差し引いた収支はトントンぐらい。“島中(シマナカ)”はどこもそれほど儲かっていないはず。列ができる壁際だけが数十万、いや数百万円儲かる世界なんですよ」と某販売員。 会場の中央に集められた“島中”は確かに儲かっている感じがしない。コメントも「売り上げよりも、作品を読んでもらうのが目的ですから。読者との交流が楽しみなんです」(某作家)とアマチュア色全開だった。 一方、壁際の出展者を直撃したときには既に複数の作品が売り切れ。製造原価は不明だが、この日だけで約150万円を売り上げたという。 ちなみに18禁漫画の販売にあたっては、未成年とおぼしき客には年齢確認をして断っている。作品中のきわどい描写は黒線入り。前出の作家は「そうしないと出品できませんし、それ以前に印刷所が刷ってくれませんから」と説明する。 取材したのは「東方」の本を集めた2日目。複数の出店者によると「東方」を冠したパソコンのシューティングゲームのキャラを漫画化した作品がいま大人気という。 人気の理由は「著作権者が寛大なうえ、キャラ設定がガチガチでなくストーリーなどの自由度が高いからでしょう」(某出展者)とのこと。同人誌の世界も知らず、漫画家転向など考えても無駄であることだけはよーく分かった。
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レジャー 2009年08月25日 15時00分
新潟記念 連覇ならサマー2000王者が確定 アルコセニョーラ背水の陣
今週の新潟メーンは、サマー2000シリーズの最終戦「第45回新潟記念」(GIII、芝2000メートル、30日)。ローカルのハンデ戦らしく一長一短のあるメンバーがそろったなか、連覇を目指すアルコセニョーラが上々の仕上がりを見せている。シリーズ初戦の七夕賞は惜しくも2着に終わったが、攻守ところをかえ、陣営はリベンジを誓う。最も持ち味の生きる新潟の外回りで今年も直線一気に弾けるか。 平坦馬場+ハンデ戦…アルコセニョーラはこの2つのファクターが絡むと、水を得た魚のように大仕事をやってのける。 2007年福島記念(1着)に加え、昨年の新潟記念(1着)。いずれも人気はなかったが、そんなものはお構いなし。とても届かないような位置取りから、ともに豪快な直線一気を決めている。 前走の七夕賞は3/4馬身差2着と、惜しいチャンスを逸しているが、ゴール前で寄られる不利があったのも事実。「勝てたとはいわないけど、(不利がなかったら)もっと際どいレースになっていたと思う」と武士沢騎手は振り返った。 直線勝負型だけに、小回りの福島では、こうした不利を受けやすいことも否めない。その点、舞台が広い新潟にかわり、競馬はしやすくなった。実際、当地は新潟記念を含め、<1210>と複勝率は10割を誇る。 七夕賞の悔しさは、新潟記念2連覇で晴らすしかない。目標レースだけに、仕上げも用意周到だ。それを証明するように、1週前の追い切り(20日)では南Wコースで6F82秒3→66秒3→51秒7→38秒0→12秒2(一杯)と豪快なデモンストレーションを敢行している。 手綱を取った武士沢騎手は、「外めを回ってこれだけハードな追い切りができるのは体調のいい証拠。気合も入っているし、来週はもう微調整程度で十分」と満足そうに笑みを浮かべた。 一方、畠山助手も、「夏女らしく状態は充実一途。心配な点は何ひとつないですね」と太鼓判を押した。今がまさに円熟期だ。 昨年の新潟記念は、自慢の豪脚で、後に天皇賞・春を制すマイネルキッツを2馬身突き放す圧勝劇。勝ちタイムも1分57秒5と破格で、ローカル女王の貫録をいかんなく見せつけている。 ジョッキーも連覇へ向け、やる気満々。「ある程度速い流れが理想だけど、新潟ならスローになることはないでしょう」と早くも1週後に迫ったレースをシミュレーションしている。 勝てばV2はもちろんのこと、サマー2000シリーズチャンピオンも手中に収めることができる。5歳夏、千載一遇のチャンスに一戦入魂だ。
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