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キーンランドC(GIII、札幌芝1200メートル、30日) グランプリエンゼル 圧巻の5馬身先着

 函館スプリントSで見事、古馬を退けたグランプリエンゼルがサマースプリント王者に向け、視界良好だ。

 前走後も順調そのもので、23日には札幌ダートで5F64秒7の好時計を楽な手応えで叩き出している。柿崎助手は「あれだけの時計が出るんだから、文句なしに具合がいい。体もひと回り大きくなっているし、理想通りの仕上がりだよ」と、さらなる成長をアピールする。

 再度、51キロの斤量で臨めることも大きな強調材料だ。「ここは前走と同じ舞台。当然、力が入る」と同助手。V2は目前だ。

 【最終追いVTR】藤岡佑騎手を背にダートコースで追われ、5F68秒1→52秒7→39秒1→12秒2。終い一杯に追われると、併走馬を瞬く間に5馬身突き放す圧巻の瞬発力を見せた。デキはこの夏、最高だ。

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