今年で12回目を迎える「はいさいFESTA2015」。川崎市にとって縁の深い沖縄県の食や文化、芸能などを紹介する毎年恒例のイベントで、昨年は約18万人の来場者が入場。今年はそれをさらに上回る20万人の来場者を見込んでいるという。
毎年行例ができるという大人気の沖縄そばの屋台も今年は宜野湾そば、八重山そば、宮古そば、もずくそば、照喜名そば、おきつるそば、軟骨ソーキそば(うるくそば)、石垣島そば、スタンダードの沖縄そばなど、沖縄県内の名物そば9種類がずらり。そのほかにもゴーヤとポークがサンドされたヌーヤルバーガー、毎年人気のマンゴーかき氷、沖縄のオリオン生ビールの屋台なども注目だ。また、沖縄物産展や伝統芸能エイサー、各種芸能体験教室、沖縄出身のアーティスト達による野外フリーライブも行われるなど見所はたくさん。
ミス沖縄の阿波根さんは沖縄の魅力を「人が温かいところ。一人旅で行っても、すぐに仲良くなれる、溶け込みやすいところ」と紹介。普段から「そばが大好き。いろんなところに食べに行くんですよ」と沖縄そば好きであることも明かし、そのひとつ、うるくそばを前にこの日はご機嫌で、「うるくそばはだしはあっさりで、面が平麺になっていて、食べやすいお味になっています。スタンダードの沖縄そばに近い味で、かつおだしがきいていておいしいです。沖縄の人なら誰でも知っています」とにっこり。
「沖縄そばはほかにも八重山そば、宮古そばとか、地域によってだしの味、麺の太さが全然違っていて、そういうところに注目しながら屋台を回ると楽しいと思います」と本フェスタや沖縄そばの魅力を笑顔でPRしていた。
(取材・文:名鹿祥史)