「噂の発端は、中学生の松井珠理奈を皆『〜さん』付けで呼んでいるからでしょう。しかも、折々『SKEは体育系』と珠理奈をはじめとしたメンバー達が自ら言っていますから、余計にさまざまな憶測を呼ぶことになりました」(芸能ライター)
それは、どういった意味で“体育系”なのか。
「髪を振り乱し、化粧がはがれようが全力で踊るのがSKE48のスタイル。このことをSKEのメンバー達は誇りにしており、折々メンバー達自身が“体育会系”とみずからを呼んでいるんです」(同)
そういわれてみると、一見可憐なタイプのW松井がプロレスに乱入してガチに戦ってみたりしているのも…ようやく合点がいく。加えて、「SKEは全員が運営母体であるAKSに所属しており、AKBのように事務所間の綱引きといった“大人の事情”がない分、立ち位置ゼロ(センター)は闘って獲得するもの、という体制も徹底している」(同)というのだから、ハングリー精神に満ちても当然か。
とはいうものの、気になるのはやはり『珠理奈さん』という呼び名の件。若干、違和感があるが…。
「チームKIIの子は、“チームSさん”、“チームE”と呼び分けるんですよ。ダンスのレベルが違うんだから、SKEだったら当然。珠理奈は、皆のダンスの先生役でもあるので、敬われるのは自然。しかも、その敬語の件は、メンバー達がテレビでネタとしてます」(SKEファン)
なるほど。但し、そんな情熱系の彼女達ゆえ、他の発言も意外と竹を割ったように率直のようで、「テレビ番組で、松井珠理奈が同期の桑原みずきに『メンバーじゃなかったら絶対友達になってない』と言ったこともある。(笑)ボタンを押す企画だから、黙っていれば誰が押したかわからなかったのに。もちろん、ダンスを引っ張るこの2人が、SKEを進化させるためにぶつかり合ったこともある、という意味でしたが、AKB以上に周囲は彼女達の発言には肝を冷やしてるでしょう」(アイドル誌記者)
体育系“っぽい”魅力も、SKE人気を支えている要因かもしれない。これからも、メンバー達の仲のいい中にも、本気度の高いパフォーマンスで視聴者を楽しませていただきたいものである。