『きんぎょ』は、昨年9月から11月までの3か月間を費やし、主に都内で撮影を行った。入浴シーン、水着ショット、土管の中に入っている松井の姿など盛りだくさんで、初版8万部に加え、すでに2万部の重版が決定。
握手会開始前に報道陣の取材に応じた松井は、写真集の表紙に合わせた真っ赤なドレス姿で登場。『きんぎょ』という書名について、金魚鉢に松井が入った表紙を見た秋元康氏が「“きんぎょ”しかない」と命名したエピソードを語り、「名前がタイトルになると思っていたのですが、『ファースト写真集“松井玲奈”です』というのが恥ずかしかったのでよかったです」と笑顔。「今までファンやメンバーにも見せたことがない、素の表情も写っています」と魅力を紹介。荒川に行ったり、新大久保を散策したりするなど、「東京の中をたくさん回れてうれしかった」と撮影を振り返った。
お気に入りの写真はモノクロで胸から上を写したショット。また、土管の中でのセーラー服姿もあるという。それまで土管に入った経験がなく、実は入りたいと考えていたため、「うれしかったです」とにっこり。ちなみに、土管に入りたかった理由は、土管が「ドラえもん」に頻繁に登場し、のび太が土管の近くにいるイメージがあり、土管の近くにいるとどんな気持ちになるかを知りたかったためという。
また、会見では、ガンダムのプラモデルを一日中組み立てるなどオフの日の過ごし方まで話題にあがった。土管など「いろいろ入り尽くしたので」、今後は、「マンホールの中から出てみたい」と語り、「みなさんにぜひよろこんでいただける1冊になっていればいいなと思います。これからも応援よろしくお願いします」と笑顔を見せた。(竹内みちまろ)