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怪しげなカジノビジネスの“広告塔”にされた竹内力

 俳優の竹内力が社長を務める所属事務所が、1000億円規模と言われるマカオのカジノ付きホテルの買収にかかわっていることを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。

 同誌によると、そのニュースを最初に報じたのは現地の邦字メディア。それによると、竹内の事務所、米ネバダ州の会社、地元の飲食業大手が提携し進めている買収話は金額にして数百億円から1000億円にのぼるという。

 竹内はそのメディアの取材にも応じているというが、ほとんど買収プロジェクトについて知識がなく、言われるがまま取材に応じているだけ。実際には、ネバダ州の会社が動いているというが、その会社の日本法人の取締役と相談役は、昨年起きた、すでに被害届が出されている投資詐欺騒動でマークされている人物だというのだ。

 かなり、きな臭い買収話。事実上、“広告塔”にされている竹内にとってかなりリスクがありそうだが、同誌が竹内を直撃すると、「(ネバダ州の会社の)彼らの作るカジノって楽しそうだと思ってね」と買収話にかんだ理由を明かした。しかし、「でも、そんなに甘くはないと思う。日本側から出資が集まってないし」と内情を明かした。また、出資は一切していないことも明かした。

 「かつては大ヒットシリーズとなった主演作のVシネマ『ミナミの帝王』でひと財産築いたが、そのうちVシネマ業界も衰退。しかし、竹内はうまく切り替え、映画やテレビドラマの仕事を増やしていって生き残った。変なビジネスに絡めば仕事が吹っ飛ぶことは、竹内本人が重々承知だろう。ただし、もし当たればかなりのリターンがありそう」(芸能記者)

 現地の邦字メディアに対し、竹内は「2月末にも契約を予定しており、その際にはマカオでプレス発表会を開催する」と発言しているという。竹内が実業家として成功できるかが注目される。

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