3人の掛け合いも見所だが、総勢56名のお笑い芸人(上記3人を含む)が出演するというキャスティングも注目。公式ホームページには、出演芸人の名前がズラリと掲載されている。
笑福亭鶴瓶、青木さやか、東貴博、アンガールズ、児嶋一哉(アンジャッシュ)、大久保佳代子、鬼ヶ島、キャイ〜ン、カンニング竹山、ずん、土田晃之、ハマカーン、ふかわりょう、ビビる大木、サンドウィッチマン、TIM、ナイツ、東京03など錚々たるメンバーが名を連ねている。
しかし、出演者一覧を確認すると、吉本興業所属の芸人が誰一人出演していないことが分かる。主な事務所では、松竹芸能、浅井企画、マセキ芸能社、ワタナベエンターテインメント、人力舎、ホリプロ、サンミュージック、太田プロ、ケイダッシュなど。
「お笑いといえば“吉本”というイメージが強く、テレビ番組で吉本芸人が出演していない番組を探すのは逆に難しい。映画とはいえ、芸人56名中誰一人吉本の芸人が出ていないのは異例。“お笑い色”を出しているだけに普通ならば、吉本芸人が数名キャスティングされるのが当然」(芸能関係者)
なぜ、吉本所属の芸人が出演していないのだろうか? ただ、これにはひとつのカラクリがあるという。
「映画版に限ったことではないです。テレビ番組の際にも、吉本芸人はほとんど出演していませんから、それを踏襲したキャスティングとなったようです。内村さんや監督の意向が強いのかもしれません」(映画関係者)
芸人たちが魅せる迫真の演技に注目だ!