25日に日本テレビの「ナカイの窓」では「一発ギャグの達人SP」が放送され、一発ギャグを持つお笑い芸人が登場。レイザーラモンRGは「スティーブ・ジョブズ」、流れ星のちゅうえいは「東南西北 白發中 ラーメンマン」、FUJIWARAの原西孝幸は「鼻くそ」「ロイロイ」、COWCOWの多田健二は「エグザイル先生」などのギャグを披露し、司会を務めているSMAPの中居正広を大爆笑させた。また、次世代ギャガーとして平野ノラなども出演し笑いを誘った。
19日にはフジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」で一発ギャグ日本一を決める大会「一発ギャグブルドン」が放送され、流れ星のちゅうえい、新宿カウボーイのかねきよ勝則、くまだまさし、ハブ、オジンオズボーンの篠宮暁が出演。ちゅうえいは「ウーパールーパー」「聖徳太子バンド」などのギャグを連発し、見事チャンピオンに輝いた。ネット上では「最高」「もう一回見たい」「面白すぎたw」など話題騒然となった。
以前、リアルライブ編集部でNHKのコントバラエティ「LIFE!」の放送作家で、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良の実の従兄弟である、内村宏幸氏にインタビューした際に、内村氏はトーク番組やひな壇芸人について「今はもう、どこもやってて。わりと芸人さんから聞くのは、もう話すネタがないというか、色んな番組で同じ話をしてて、やっぱそりゃそうだなって思うんですよ」とトーク系を得意とする芸人たちの悩みを明かし、「もう今、ピークは過ぎたというか、いつまで続くのかはわからないですけども、ネタがなくなってくれば自然とそういう番組もなくなってくるだろうし、そうなるとまた違う流れが生まれるかもしれませんね」と“ひな壇芸人トーク番組”の終焉を予測していた。
最近では、長年続いたひな壇芸人が出演するバラエティ系のトーク番組に、ネット上では「飽きた」「ひな壇芸人つまらない」「不要」などの声が多数挙がっており、“ひな壇芸人不要論”の傾向が強まっている。一発ギャグで笑いを創る芸人たちが、よりクローズアップされれば、近い将来“一発ギャグ芸人”がメインの番組が増えるはず。バラエティ番組の転換期はまもなく訪れるだろう。