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本番中に泣き出しちゃったNHK山形のお天気お姉さん・岡田みはる ピンチをチャンスに変え、ブレークなるか?

 番組本番中に泣き出してしまい、たちまち全国区の有名人となったNHK山形放送局のお天気キャスター・岡田みはる(39)が、12月7日の放送から、無事復帰を果たした。

 ハプニングが起きたのは、岡田キャスターが出演する同局の「ニュースやまがた6時」(月〜金曜午後6時10分〜)でのこと。同1日火曜の放送で、岡田キャスターが「現在の鶴岡市の様子を見てみましょう」と原稿を読んだところ、新庄市の映像が映し出されてしまった。岡田キャスターは慌てて、「現在の新庄市の様子です」と言い直した。続いて、気温を伝える文字映像の場面になると、気温を読み上げながら、じょじょに涙声となってしまったのだ。画面が岡田キャスターに切り替わると、約10秒間沈黙し、涙を手でぬぐった。天気予報は続いたが、岡田キャスターの涙声はさらにひどくなり、気まずい空気がスタジオに流れた。

 同局は「当初想定していた場所と違う映像が出て、うまくコメントを伝えられずに少し動揺した」と説明。岡田キャスターは翌2日から3日間、番組を休んだが、7日の放送から復帰。「今日から再び気象情報を担当させていただきます。分かりやすく、役に立つ山形県の気象情報をしっかりとお送りしてまいります。引き続きよろしくお願いいたします」とあいさつした。

 いかなる理由があろうとも、本番中に泣いてしまっては、プロ失格といわれても仕方あるまい。民放ならともかく、お堅いNHKだけに、降板説もウワサされたが、3日休んだだけで、復帰に至った。続投をアシストしたのは、意外にも同局・籾井勝人会長の発言だったようだ。

 3日の定例会見で、籾井会長は、この件に触れ、「NHKのテレビに出演し、司会や天気予報をやるからにはしっかりやってほしいというのは大原則。そういう意味では残念」としながらも、その一方で、「人間ですから間違ったりする。間違ったことについての後処理を、某アナウンサー(有働由美子アナ)のように、つけまつげが落ちてもカバーする度量があれば、うまくいくと思う。若い人で慣れてなくて、間違ったことで、あくせくしたと思う。何があったか分からないが、私は同情的であります」とコメントしたことで、風向きが変わった。

 同局としては、責任を取らせるため、降板させたくとも、籾井会長が岡田キャスターに同情的とあっては、やめさせるわけにはいかなくなったのだ。

 11月29日付の自身のブログで、「疲れ過ぎて、ご飯が食べられない…」と吐露していただけに、体調不良説も飛び交ったが、取り立てて具合が悪いわけではない様子。

 その岡田キャスターは長野県出身で、地元の信州大学を卒業し、さらに早稲田大学に入学。同大在学中は劇団に所属し、卒業後はモデル事務所に所属。ケーブルテレビで天気コーナーを担当したことをきっかけに、天気予報に興味をもつようになり、10年11月に気象予報士試験に合格。11年3月の東日本大震災を機に、防災講座の講師活動をスタートし、現在は健康気象アドバイザーとしても活動している。「ニュースやまがた6時」は今年4月より、担当しており、まさに“遅咲き”のお天気キャスターだ。

 女子アナ・ウォッチャーのA氏は、「かつてはモデルの仕事をしていただけあって、なかなかの美貌の持ち主。アラフォーだけに、中高年の男性視聴者から人気が出そうなタイプ。地方局というのが残念ですが、なんらかの形で全国ネットのテレビに出演してほしいものです。バラエティ番組は、虎視たんたんと狙ってくるのでは? 本人の意向次第ですが、中央進出すれば、ブレークもあるかもしれません」と語る。

 世の中、何がプラスにはたらくか分からない。本番中に泣いてしまったことで、中央では全く無名だったのに、全国区のお天気お姉さんになってしまった岡田キャッスター。ピンチをチャンスに変え、今後はばたいてほしい。

(坂本太郎)

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