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ピエール瀧、出演作が公開決定 賠償金が芸能界史上最高額で自宅売却しても足りない?

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ピエール瀧

 コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の罪に問われた、テクノユニット・電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧に東京地裁は6月18日、懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。

 瀧が出演していた映画「麻雀放浪記2020」は当初の予定通り、4月5日にノーカットで公開された。しかし、映画「居眠り磐音」は俳優の奥田瑛二が代役を務め、5月17日に公開された。また、映画版で声優を務めていた、ディズニーアニメ「アナと雪の女王」の人気キャラクター・オラフの日本語版の声は、声優・武内駿輔に変更されていた。

 「バイプレイヤーとして人気だったため、逮捕により多数の番組、作品、CMを降板。発生する賠償額は芸能界史上最高額とも言われている。一部報道によると、賠償金を工面するため、都内の一等地にある自宅の売却を検討。自宅と土地を十数年前に購入した際は約1億2000万円だったというが、売却した場合は9000万円ほどだとか。賠償金の額にはまだまだ足りないだろう」(芸能記者)

 瀧の公判後、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さんが緊急搬送され、7月9日に死去。さらには、複数の所属芸人の闇営業問題など吉本興業のお家騒動がワイドショーや各スポーツ紙の話題を独占していた。

 そんな中の先月26日、瀧が出演する映画「引っ越し大名!」(8月30日公開)の製作委員会が公式サイトを更新。瀧の出演を告知し、「事件発覚後、『引っ越し大名!』製作委員会で協議を重ね、再撮影・再編集は行わず、予定通り8月30日(金)に劇場公開することと致しました」としている。

 5月には、出演作の映画「宮本から君へ」(9月27日公開)の製作委員会が、同作の改編や追加撮影を行わずに公開することを発表していた。

 今後、しばらく瀧の演技を見られる機会はなさそうなだけに、ファンたちにとってありがたい両作品になりそうだ。

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