画面に映し出されていたのは、ちょいポチャな女子。それはIMALU(19)だった。言わずと知れた、明石家さんまの長女である。
オンエアは10月からのようだが、ワイドショーなどですでに流れているその映像をチェックすると、今回も新垣結衣(21)以降の流れを踏襲していて、楽しそうなダンスもの。なかなかどうしてIMALUはダンスもしっかりしているし、ちゃんと練習しました感は伝わってくる。ダンスがうまけりゃいいというものでもないが、踊っている姿は楽しそうだ。
しかし、だ。彼女が王道中の王道であるお菓子CMに出演することに関して、素直に喜べないというのもまた事実。なぜなら、…純アイドルじゃないから! 「アイドルは何やってんだよ、おい」という気分にさせられるのだ。
確かにIMALUに話題性があるのはわかる。だが、その話題性にアイドルが勝てないのが悔しいじゃないですか!!
先週書いたように、お菓子CMにピタッとハマるのは確実にアイドルなわけで、そんなホームにおいてアイドルが議席を失うというのはちょっとショックなのである。
まあ、それでも忽那汐里(16)が昨年に引き続き出演しているのが朗報といえば朗報なのかもしれないが、諸手を挙げて喜ぶわけにはいかないではないか?
それでは誰を出すべきなのか? そりゃもう真野恵里菜(18)とか桜庭ななみ(16)とか足立梨花(16)とか山下リオ(16)とか逸材がゴロゴロしておるわけです。お菓子CMと真野ちゃんって絶対合うと思うんだけどなぁ(もうポッキーCMには出てはいるけど)。
ということで、お菓子メーカーにもアイドルを勉強してもらいたいのと同時に、アイドル側ももうちょっと頑張りましょうやという結論に達した“IMALUキャスティング事件”であった。