例えば、オードリーの春日氏は、『指原莉乃本人の目の前で“推し”であることを証し、拒否られてショックを受けた』ことを、自身のラジオで語っている。
いっぽう、AKBファンの筆頭は、森永卓郎氏ではないだろうか。
「氏には、秋葉原自体に対する愛情があるのではないか。アキバ関係の取材なら、どんな取材依頼にも即応じてくれる」(芸能誌デスク)のだそうだ。
そんな氏は、綾波レイのフィギュア収集家として知られている一方、AKBについても、『AKBメンバーのデザインしたベアブリック全種類制覇を果たすために商品を買い続けたが、結局揃えられずにコンビニでクレジットカードを限度額まで使い切ってしまった』旨、自ら雑誌記事で述べている。
そして、『自分にとってそれだけの価値があるのがAKBのベアブリックである』という内容で同文章を結んでいるのだ。ガチヲタと同じくらいのお金をつかっているとは凄い。
同様に、AKB全員に興味があるのが小林よしのり氏。
最近も、同氏自身の主催するHPで、ゆきりん推しは変わらぬ様子ながらも、テレビカメラが今を時めくAKB48のメンバー達に次々とパンしていく歌番組の光景を捉えて、「AKBって飽きる暇がないし、堪能する余裕もないんだよな。それどころか発見の連続! わしの感性がまだ衰えてなくてよかった。AKBを堪能する時代に間に合った!」と表現。自身の感性が、“AKBを堪能する時代まで枯渇していなくてよかった、と安堵しているのである。
さらに、小林氏は、HKTのロシア人ハーフ・村重杏奈に早くも注目していることも明かしており、「純和風の柏木とは対照的なメンバー。小林氏はまさに“移り気を許すアイドル”であるという、AKB48の楽しみ方を最も知っている《AKBマイスター》といえるのかもしれません」(同)という。
決して“浮気”ではなく、複数のメンバーを愛でるのが正しいAKB48の楽しみ方、というのは興味深い。
そういえば、テリー伊藤氏なども、テレビで発言する度に、推しメンバーが変わっている。「結局、誰を好きになってもいいのが、AKB48。いまだその“誰にも”興味が出ない、という大人は、少し感性が衰えて人生も終盤に近づいているのかもしれませんよ(笑)」(同)
果たして、AKBに興味がないと生きている資格がないのだろうか!?