沢木は番組冒頭、なぜ番組に出演してくれたのか問われた際、「単純に言うと、気まぐれなんだけど、分の悪い戦いをしている人には加勢をしたくなる」と語る。もちろん“分の悪い”というのは稲垣のことを指しており、そこから臆することなくグイグイと稲垣に質問攻めをした。
稲垣が「グループでは独特な緊張感があった」と言った場面では、「君はよく(SMAPを例える際)“緊張感”という言葉を使っているよね」と質問。稲垣は「大企業に勤めているような感じで、上も下もいたし、置かれる自分のキャラクターとか、求められるものに緊張があったのかもしれない」と語った。
「ネットでは、沢木の“質問力”に絶賛の声が挙がっていましたね。新しい地図になって以降、あまり自分の番組でSMAP時代を語ることもなかったので、喜んでいるファンが多かったのではないでしょうか」(エンタメライター)
同番組放送前日には、『ナカイの窓』が終了。中居正広には新しい番組が用意されたが、番組を8年続けてきた稲垣にTBSは次の番組を用意することはなかった。ちなみに、他局で長年レギュラー番組を務めてきた香取慎吾や草なぎ剛についても同様で、新番組はナシ。
「番組が終わることで、“寂しくて悔しくてたまらない”“何で終わるんですか?”“テレビ局の偉い人はどこを目指したテレビマン?”などと批判が殺到しています。彼らは、コマーシャル、映画、舞台、ネット番組などで大忙しですから、露出については問題ないとは思うのですが、やはり地上波で3人を観たいという人も多いということなのでしょう」(同上)
コマーシャルや作品出演が増えていることを鑑みても、新しい地図のメンバーにはまだまだ需要はある。どこかの局が先手を打てば、追随する形でレギュラーが増えそうなものだが……。