平成最後の日に放送される本番組は、平成の30年間の様々な出来事や人間ドラマ、政治・社会・芸能・スポーツを紹介するというコンセプト。放送に先駆け、『スポーツ』『芸能・文化』『ニュース』のジャンルで印象に残っている人物を問うアンケートが実施されている。
そのアンケートは、ジャンルの中でさらに部門が細分化されているものの、あらかじめ具体名が設定されており、回答者はその選択肢の中から人物を選ぶという状態。複数回答も可能となっているが、最終的にはそれぞれのジャンルから一番印象に残っている人物を選ぶようになっている。
しかし、これについてネットからは「名前が偏り過ぎてる」「どういう基準で選んだのか全く分からない選択肢…」「これでランキング言われてもどうなのと思ってしまう」といった声が噴出する事態になっている。
「例えば、女優部門でいうと、樹木希林、米倉涼子、新垣結衣、広瀬すず、深田恭子、綾瀬はるか、北川景子、石原さとみが並べられていますが、90年代や00年代に活躍した女優はほぼおらず、10年代に集中してしまっているなど、他ジャンルでも同じことが起こっています。作家・漫画家・脚本家部門でも、宮藤官九郎の名前はあるものの、三谷幸喜の名前はないなど、不満を募らせているネットユーザーも少なくない様子。最後には自由記入欄が設定されており、5人まで名前を書き込めるようになっていたものの、“不公平”と感じたネットユーザーが少なくなかったようです」(芸能ライター)
とはいえ、アイドル部門に「SMAP」の名前が記されていたことから、SMAPファンからは「SMAPがあるの本当にうれしい!」「このテーマでSMAPをあげてくれている事に感謝」という歓喜の声も聞かれている。
すべてのジャンルを公平に網羅するのは不可能ではあるものの、この“偏り”に違和感を抱いたネットユーザーも少なくなかったようだ。