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「私、テレビの味方です」足立梨花は必ずブレイクする

 昨年11月、32回目を迎えるホリプロのタレントスカウトキャラバンが開催された。その模様をドキュメンタリータッチで伝えつつ、グランプリが大物芸能人と対面を果たす番組『はじめての芸能界ごあいさつSP!』なる番組がテレビ朝日で放送された(今月13日)。
 この手の番組はどうしても大物芸能人の知名度に頼り、純粋なるドキュメントタッチで描かれることは少ない。まだ芸能人になりたての、知名度ゼロの子を主役に据えたところで視聴率が見込めないからだろう。やはり『はじめての〜』もそうだった。事務所の大先輩である和田アキ子らを出演させることでスポンサー様や視聴者に対する“言い訳”にしているわけだ。
 と、文句を並べたてたいところだが、今回に限ってはそんなことはどうでもいい。なぜならグランプリの子が素晴らしいオーラを放っているから! コンテストでも審査員のユナニマス・デシジョン(満場一致)で選ばれた彼女。名前を足立梨花(15)という。すでに十分すぎるオーラを放っていることは画面を通じても伝わってきた。反面、親しみやすさを持っていることも。写真を見てもらえればお分かりいただけるはずだが、即戦力である。こんな子が三重県に眠っているのだから、この島国も狭いようで広い。

 言うちゃ悪いが、ホリプロほどの超大型事務所であっても、グランプリ獲得者を一流に育て上げるのは難しいと見える。ここ数年のグランプリはやや低迷しているからだ。2002年にグランプリの座に輝いた石原さとみ(21)以来、コレというタレントが育っていない。だが、これだけは言わせてもらいたい。足立梨花は石原さとみの後継者になる!
 基本的にアイドルとはその場を明るくする「陽性」の存在でなければならないが、足立梨花はすでにその条件をクリアしている。コンテストの時点で、見たこともない大人数の前で自然な笑顔をふりまけることが最大の才能である。考えてもみてほしい。中学3年生が三重県から出てきて、いきなり見ず知らずの大人の前で「笑ってください」と言われて、なかなか笑えるもんじゃない。
 そして、三重県の子でも気軽に参加できるよう、全国各地で地方予選を開催しているコンテストのシステムが足立梨花を呼び寄せたことを忘れてはならない。渋谷でスカウトするばかりが能じゃないのだ。その点において、私はホリプロという事務所を信用している。

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