同企画は12日までカメラガールズのメンバー約40人が、香川県の魅力を“カメラ女子”の目線で捕らえ、ツアー中や帰京後に、SNSなどを通じてインターネット上に投稿するというもので、ウェブを通じた口コミが広がることを期待しているとのこと。カメラガールズは、カメラ好きな女性約800人が登録している国内最大のカメラサークルで、年間のホームページアクセス数は、カメラサークルの中でもトップクラスを誇る。在籍者の年齢層は20代から30代がメインとなっている。
9日には、高松市内で出発式があり、天雲俊夫香川県副知事らが激励。同会場で、カメラガールズ代表の北澤海月氏は、「香川の瀬戸内の景色、町の人々、文化、食などを私たちの写真の力で全国に発信していくのが、この企画。必ず成功させたいと思っています」と意気込みを語った。
メンバーは県内市町数名ごとに、17の班に分かれて、各エリアの観光スポットやオススメ料理、イベントなどを見学・体験した。現地では、各市町の職員や、観光協会スタッフがガイドを担当。なかには、初日から熱烈な歓迎をし、職員総出で宴会を開いた地区もあったとか。
各所の見学を終えての、メンバーの様子を北澤氏は、「みんな楽しかったといっていました。特に、骨付鳥やオーリブ・ハマチなど、うどん以外にもおいしいものがあると、食べ物やスイーツに関する感想が多かったです」とコメント。今後撮影した写真は各メンバーのSNSや公式ホームページに順次公開していくとのこと。他にも、YouTubeでの動画公開や、歓迎してくれた地元の人々への感謝をこめて、フォトブックの制作も予定しているそうだ。また、来年3月に同県で開催予定の「瀬戸内国際芸術祭」にも可能であれば関わりたいとのことだった。(斎藤雅道)