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「現金決済をしたい人は脱税したい人」『とくダネ』、ドワンゴ夏野氏の発言に批判殺到 「偏見すぎる」の声

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画像はイメージです

 18日に放送されたワイドショー番組『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)のコメンテーター・夏野剛氏のある発言に批判の声が集まっている。

 夏野氏はドワンゴ代表取締役社長などを務める実業家。iモード生みの親としても知られ、10年4月から月曜コメンテーターを務めている。

 そんな夏野氏だが、この日の放送の中で、子育て世帯などに発行されるプレミアム付き商品券について、政府はこれまで、自治体の準備期間を考慮して今年6月2日以降に生まれる0歳児の家庭は対象外だったものの、18日になり政府がその期間を9月30日に延長することを発表したというニュースを取り上げた。

 このニュースについて、MCの小倉智昭は「やり方が姑息なの。消費税なんて平等に掛かってくる税金だから、補助するとかカードで買えば金返す(ポイント還元制度)とかおかしい」などと述べていたが、話を振られた夏野氏は「僕はね、分かりやすく、現金決済は(消費税)10%、で、カードとか電子決済は8%でいいんじゃないかと思うんですよ」とコメント。さらに、「そうするとね、現金決済をしたい人っていうのは大体脱税したいか、あるいは世の中の流れに逆らいたいか……」と話し、スタジオは騒然。小倉は苦い表情を浮かべ、「そういうこと言うのやめなさい」という声も飛び交っていた。

 これについて視聴者からは、「あまりにも的外れ。現金払いの何が悪いの?」「田舎の個人商店は電子決済できないところも多い。偏見すぎる」「脱税なんて考えたこともないわ。意味が分からない」という批判が殺到。国内でもキャッシュレス決済が進んできているとはいえ、いまだ現金払いにこだわる人も少なくないこともあり、批判の声が上がってしまったようだ。

 夏野氏は番組の中で「お年寄りのほうが電子決済向いてるんですよ。間違いがないから」とコメントしていたものの、視聴者の不信感はいまだ広がっている。

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