東京マラソンにゲストランナーとして出場が決定していた。2月にはフルマラソンに備え、千葉県内で合宿を敢行するなど完走に向け着々と準備を整えてきた。
だが、角界時代から両ヒザに故障を抱えていて、巨体には一般人と比べ3倍の負担がかかるとされ、12日の最終メディカルチェックで「待った」がかかった。
谷川EPによれば「長時間の運動には問題がある」と診断され、挑戦を企画したフジテレビとマネジメントするFEGが協議した結果、「安全面と今後の選手生活に支障をきたす危険がある」との理由で欠場を決めた。
曙本人は17日に結果を聞いた際に「誰もいなくても(東京マラソンと)同じコースを走りたい」と悔しさをかみしめていたという。
曙は「マラソンの挑戦は諦めません。走らせてくれるところがあるなら、どこでも参加するつもりです」。