約1年ぶりのAEW参戦となる竹下は「米国で戦うのは僕の念願でもあって、昨年のAEW遠征ではハウスショーを含めて3試合させていただいたんですけど。その時も大きな舞台で戦いたいという思いがより強くなり、今回わがままを聞いてもらう形でAEW参戦となりました。前回は約1週間しか行けなかったんで、今回は長期間行かせてほしいと会社にはお願いしていました。今回このような形でチャンスを与えていただいたDDT、AEWには感謝してますし、チャンスを作っていただいたケニー・オメガ、中澤マイケルの2人にも感謝してもしきれないくらい。これは僕が試合を見せて、結果を残して、恩返しするしかないと思ってます。しっかり竹下幸之介のプロレスをAEWの大舞台で見せていきたいと思います。竹下幸之介のシーズン2の始まりです」とコメント。
AEWでの目標について、「前回はダークマッチ2試合とハウスショー1試合でした。次のステップアップとしては、AEWは本当に付け入る隙がないくらい選手層も厚いのですが、目標としては『Dynamite』『Rampage』、TVマッチに出場することですね」と語ると、遠征期間に関しては「極端な話、すぐに米国に移住するわけではないので。1年で考えたら、米国にいる期間が長い方がいいんですけど、DDTにもビッグマッチなどで参戦する機会もあると思います。米国に行って、スポットだけ日本に戻ってくるけど、また米国に戻るというイメージ。まだ決まってないことも多いので、具体的に何か月行くというのは決まってない状況です。(片道切符?)ハイ。実際帰りのフライト取ってないんで」と期間は未定とのこと。
アメリカに行く決断を下した理由については「DDT25周年で両国国技館という節目もありましたし、僕自身今年で10年になるんで、10年の使命は全うできたかなと。自分でも納得できるものができたかなと。じゃあ、次に何を夢見ることができるのかと思った時、このタイミングで米国に行くというのがベストなんじゃないかなと・・・」と明かしている。
世界に通用する選手の一人と言われ続けた竹下だが、AEWマットで“世界”の竹下になり、さらに成長した姿で凱旋帰国してくれるはずだ。
(どら増田)