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書評「美人課長・美樹」深草潤一著、二見書房

 食品会社に勤める島崎は、ある日満員通勤で痴漢に身をくねらせる女性を発見した。それはなんと上司である美人課長、山浦美樹だった。
 普段仕事に厳しい人妻課長が、痴漢の指に秘処を委ねているのかと思うと、山崎は異様な興奮を覚える。

 いったん駅に着いて人の流れが変わると、今度は山崎の目の前に美樹のあふれる尻肉が押し付けられた。密着された手で感じ取れる、パンティーラインとクロッチ部分の縫い目の感触。山崎の指が、憧れの美人課長の熱く湿ったパンティーに直で触れた瞬間…美樹の手が山崎の肉棒を握り返してきた!
 《「だめなのよ、わたし…夫の前ではいやらしいこと、できないの…」美樹はシャツもスカートも脱いでしまうと、パンティーとブラジャーだけを残して、ベッドに横たわった。「中にいっぱいちょうだい…あああっ、イイーッ!」…》
 実力派が書く、本当にあったかのようなリアリティーにムラムラが止まらない。(税別600円)

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