プロの漫才師1516名の中から、もっとも面白い漫才師を決める『THE MANZAI 2011』。かつて1980年代に漫才ブームを巻き起こした『THE MANZAI』の復活と、お笑いにとっての肝である“ネタ”をどのように盛り上げて見せていくかという、近年のお笑いブームを更に一段階掘り下げる形で「本当の面白さ」を求めていく形になっている。
大会最高顧問には漫才ブームを牽引していたビートたけしが就任。審査委員長を島田紳助さんが務めていたものの、彼の突然の引退などもあり一時は中止も囁かれたが、こうして開催にこぎつける結果となった。そして決勝戦が待たれる現在、果たしてどの芸人等が優勝するのか? として注目を集めている。
決勝に出場するのは予選と本選サーキットを勝ち抜いた15名に、惜しくも予選敗退となり当日に決勝進出を狙う10組のうちから選ばれる「ワイルドカード」1組を含めた16名。このワイルドカード進出組もいずれ劣らぬ実力者揃いで、混戦は必死とされている。
既に芸歴20年を越すベテランの博多華丸・大吉、昨年のM-1で一躍人気者になったスリムクラブ、実力派でM-1でも毎回優勝候補とされてきたナイツ等、出場者には実力者が揃っているが、中でも優勝に近いのではと目されているのがパンクブーブーと磁石の2組。彼らは決勝前の本選サーキットにて共に高得点をマーク、特にパンクブーブーはかつてのM-1王者の貫禄を見せつけた成績を出している。
また、この『THE MANZAI 2011』の優勝者については、協力の吉本興業のファンコミュニティサイト『よしもとID』でも一般アンケートから予想順位が出されている。こちらでは優勝予想は1位が囲碁将棋、2位がパンクブーブー、3位がウーマンラッシュアワーとなっていた。
全ての決着が着くのは12月17日の土曜日。夜7時から4時間にわたって生放送で繰り広げられる漫才の祭典、しかもこの決勝戦は視聴者が採点することも出来る。果たして栄光の「THE MANZAI 2011」の称号を手に入れるのは誰なのか? 今から目が離せない。
「THE MANZAI 2011」決勝進出15組
Aグループ 囲碁将棋 / チキチキジョニー / ナイツ / 磁石
Bグループ Hi-Hi / テンダラー / スリムクラブ / ハマカーン
Cグループ 学天即 / 博多華丸・大吉 / アルコ&ピース / パンクブーブー
Dグループ エルシャラカーニ / ウーマンラッシュアワー / 千鳥 / ワイルドカード勝者
「ワイルドカード決定戦」進出が決定した「THE MANZAI 2011認定漫才師」・10組 (50音順)
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