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本郷三丁目駅前の縁日キャラクター人形すくい

 本郷三丁目駅は、全国各地の新聞社で働く従業員でつくる日本新聞労働組合連合(新聞労連)本部の最寄駅である。小紙の記者らももちろん加盟している。加盟各社によって新聞のカラーは異なるが、いわゆる労働運動にとどまらず、従業員の立場から新聞業界研究や読者の求める新聞像など幅広いテーマで議論や研さんを進めている。まあ、東京大学の最寄駅でもあるんだけど…。

 さて9月27日夜、この本郷三丁目駅で降りると本郷薬師で小さな縁日が開かれていた。駅前交差点のそば。ビルの谷間に参道入り口があるが、近くまで行けば大きな鳥居が目に飛び込んでくる。
 秋の夜の縁日ほどノスタルジックな興奮を誘うものはない。夏祭りや初詣に比べれば出店は少ないんだろうが、ベビーカステラの甘い匂いが祭り気分を高める。たこ焼きもいいなあ…なんて思いつつ周囲を見渡すと、「人気キャラクターすくい」なるものを発見した。1回500円。流れるプールを小さくしたような小型流水槽をさまざまなキャラクター人形が“泳がされて”いる。「とれなくても3個あげます」と記されていた。人形は体長4〜5センチ。このテの商品には、ポケモンや戦隊ヒーローなどが精巧にカラーリングされたものまであるようだ。スーパーボールすくいが登場したときもあ然としたが、人形ならば、飼ってエサやりが大変だとか、臭いだとか、それに死ぬこともない。しかし、縁日でとった金魚が死んでしまったとき、子供ながらに命の重みを実感するはずだ。動物愛護の精神に反するかもしれないが、すくうのはやはり金魚がいい。

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