『愛と青春の旅だち』『ディアボロス/悪魔の扉』や『RAY/レイ』を監督したテイラー・ハックフォードがメガホンをとる同作品は、ドナルド・E・ウェストレイクの人気小説シリーズを原作。必要となら殺しもいとわないが、必要としている人からは盗まないというのがモットーの泥棒パーカーを物語だ。
最近、妻へレン・ミレンとジョー・ぺシを起用した『ラブ・ランチ』を撮影したばかりのハックフォード監督、この新作ではプロデュースも手がける予定で『ブラック・スワン』の脚本を担当したジョン・J・マクローリンが本作の脚本を執筆している。
この人気小説シリーズを映画化することについてハックフォード監督は、「僕は1つのジャンルには留まりたくない。こういう原作で最も好きなところは、こういうジャンルの作品を取り上げて、素晴らしい映画にすることが出来るってことだよ」と話す。
現在海外で公開中のアニメ映画『ノミオとジュリエット』で、タイボールトの声を担当しているジェイソンは現在、出演作が目白押しで『ザ・キラー・エリート』『セーフ』の他、シルヴェスター・スタローンとの共演作『エクスペンダブルズ2』も控えている。
また、2012年に撮影が予定されている『ポツダム・プラッツ』や『プリティ、ベイビー、マシーン』にも出演するとみられている。