初のオスカー受賞作となった主演作を引っさげ2年ぶりに来日したディカプリオ。ステージ上で「第88回アカデミー賞」主演男優賞受賞を祝した鏡開きにも挑戦したが、ファンの「コングラッチュレーション、レオ」のかけ声で振り下ろした小槌はどこか遠慮気味。感想を問われると「あんまり強く打つと割れて中のものが飛び出してくるんじゃないかってちょっと怖かったんです」と照れ笑い。
アカデミー賞の受賞については「わたしも監督も全員、本当に嬉しく思いました。この作品は今までと違う画期的な作品なんです。CGも使っていないし、本当に特別な作品。みなさんも画期的な体験が出来ると思います。監督が素晴らしい作品を作ってくれたおかげで、オスカーをもらうことができてわたし自身、本当に嬉しく思っています」とコメント。
日本のファンに対しても「わたしの作品を長年支援してくれてありがとうございます。日本のみなさんはわたしのキャリアにおいて特別な存在です」と感謝の気持ちを述べ、その後は客席へ降りて、ファンの握手やサインに笑顔で応じていた。
(取材・文:名鹿祥史)