「第一人者といえば、筒見京平さんではないか。特に、マッチの『スニーカーぶる〜す』『ギンギラギンにさりげなく』に代表されるように、80年代アイドルの作曲家として時代に君臨した。弟さんは、コブクロの生みの親であるプロデューサーです」(30代アイドル誌ライター)
ひょっとしたら、知名度は文句なしのNo.1か。露出がほとんどなく、80年代当時には、『忙しいため、数か月間、家から一歩も外に出られない』という都市伝説があった。
ほかには誰?
「都倉俊一さん。ピンクレディーを始めとして、阿久悠さんとのゴールデンコンビは、まさに日本のアイドル史の金字塔。バタくさい楽曲は彼の作品であることが多かったですね」(同)
最近では、代表曲のひとつである『モンスター』が、香取&山Pのゴールデンコンビによってカバーされた。出来栄えもなかなかであり、改めて楽曲の美しさも味わえる。
いっぽう、忘れてはいけないのが…。
「馬飼野(まかいの)康二さんは、鉄板の名前でしょう。ジャンルを問わずバラエティーに富んだヒット曲の数々を生んだ。ジャニーズ作品を多く手がけ続けており、現役感がもっとも強いのでは?」(芸能ライター)
石川ひとみの『くるみ割り人形』、河合奈保子の『スマイル・フォー・ミー』など、キャッチーな名曲は数知れず、か。
さて、時代がさらに下ると…。
「つんく♂さん。モー娘。を始めとした、短調の名曲の数々が色あせることはなさそう。それから、井上ヨシマサさんを忘れるわけにはいかないでしょう。ファンの間では、『AKBの節目節目の曲は彼が手がけてきた』(秋元氏Google+コメントより)など、数々のAKB関連作曲家の中でも一目置かれている存在では?」(同ライター)
もちろん、紹介できたのは、ほんの一部の作曲家である。